「状況の重大さを認識していない」選手に感染疑いが出たエバートン監督が首相の発言に苦言…チーム状況も告白

2020.03.14 21:25 Sat
Getty Images
エバートンカルロ・アンチェロッティ監督が、新型コロナウイルス(COVID-19)が与える現在の状況について語った。世界中で感染が拡大している新型コロナウイルス。ヨーロッパでもその拡大は日々広がっており、主要リーグは軒並み延期が発表された。

アンチェロッティ監督の母国であるイタリアは特に感染が酷く、感染者、死者ともにヨーロッパで最も多い。

そんな中、エバートンには新型コロナウイルスの感染が疑われる選手がいることが発覚。13日にクラブが明かし、7日間の自己隔離措置を取っていると声明を発表していたが、アンチェロッティ監督は現在の状況をイタリア『ガゼッタ・デッッロ・スポルト』に語った。
「我々は全く自己隔離されてはいない。しかし、熱のある選手が出た後、いくつかの予防策が取られた。今では熱が下がっており、それが最も重要なことだ」

「プレミアリーグは最終的に延期となった。シナリオに直面した時の、正しい決定だった。続けることはできなかった。健康は全員にとって最も重要なものだ。チーム、ファン、メディア、サッカーに関わる全てのだ」
「理論的には3月22日に仕事に戻るべきだが、状況が全体的に悪化した場合、どうすればそれを考えることができるだろうか。コロナウイルスがまだ急速に拡散している場合、サッカーは再開できない」

現状は4月3日までの延期となっているが、この先の感染拡大によってはさらに延期される可能性もある。プレミアリーグでは、シーズンのあり方が議論されているが、アンチェロッティ監督は興味がないとコメント。サッカーよりも大事なことがあると主張した。

「正直に言うと、私は興味がない」

「今、サッカーは数に入っていない。目の前で繰り広げられている悲劇に直面し、それについて話すことにはイライラもある。これはパンデミックであり、今まで誰も経験したことのない状況だ」

「イタリアの死者数はひどい。ある日は、250人も無くなっている。優先順位はこの戦いに集中することであり、その他のことは関係ない」

母国での感染が急速に広まっていたアンチェロッティ監督にとっては、イングランドが置かれている状況は、まだまだ入り口に過ぎないとしており、真剣に考えるべきだと語った。

「イタリアは、表面的であることをやめる時であると認識することを余儀なくされた。彼らはこの戦いの間、命令を尊重し、家にとどまり、自分自身と他人を尊重しなければならない」

「ボリス・ジョンソン首相のスピーチをテレビで見たが、ここの誰かが状況の重大さを認識していないようだ。人生は普通に続きますが、ある程度までだ」

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