ローマが新型コロナ治療最前線で戦う病院の支援目的に寄付金集めに着手! すでにナインゴランが寄付

2020.03.14 13:30 Sat
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ローマがイタリア国内の新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大を受けて、地元のラザロ・スパランツァーニ病院への支援を目的とした寄付金集めに着手した。
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現在、イタリア国内では北部のロンバルディア州を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が続いている。イタリア当局の発表によると、今月13日時点で感染者数は1万7000人以上、死者は1200人以上と、発生源とされる中国に次ぐ甚大な被害に見舞われている。
この緊急事態を受けて、ローマとローマの運営する財団である『Roma Cares』は、同国の感染症対応の最前線で戦うラザロ・スパランツァーニ病院の窮地を救うため寄付金を募ることを発表した。

今回の寄付金は感染した患者の治療を改善するための臨床診断機器の購入費、同病院で働く医師と看護師の仕事を円滑に進めるために不可欠な物資の購入に充てられるという。
なお、今回の寄付金集めに先立ってジェームズ・パロッタ会長は5万ユーロ(約600万円)を寄付。その際、「スポーツの世界では多くのヒーローが愛されています。しかし、本当のヒーローは多くの命を救うために昼夜を問わずに懸命に働いている医師や看護師の方々です。そして、現在彼らは我々のサポートを必要としています」と、寄付の意図を説明していた。

また、今回の寄付金集めに際して早くも名乗りを挙げたのが、ローマのレジェンドであり、現在はカリアリでプレーする元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴラン

愛する古巣からの呼びかけに快く応じた男気溢れる元ジャッロロッソは、ローマ公式SNSを通じて、「小規模、大規模に関わらず、僕たちはスパランツァーニ病院を支援します。たとえ、わずかな金額でもこの戦いにおいて懸命に戦ってくれている人たちを助けることができます」と、多くの人たちの新たな支援を呼び掛けている。

なお、ローマの公式サイトによると、目標額を50万ユーロ(約6000万円)に設定している中、14日早朝時点で15万ユーロ(約1800万円)の寄付金が集まっているという。

◆ナインゴランも古巣に協力!


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