元蘭代表MFが言及「ジョアン・フェリックスは間違ったクラブ、監督のもとでプレーしている」

2020.02.04 13:50 Tue
Getty Images
元オランダ代表MFのラファエル・ファン・デル・ファールト氏が、アトレティコ・マドリーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスについて言及した。スペイン『アス』が伝えている。

昨夏にクラブ史上最高額となる推定1億2600万ユーロ(約151億5000万円)でベンフィカからアトレティコに完全移籍を果たしたジョアン・フェリックス。しかし、ここまでケガにも悩まされながら、公式戦24試合4ゴール2アシストと期待に応えることができていない。

そんな状況について、ファン・デル・ファールト氏はジョアン・フェリックスが『間違ったクラブ、間違った監督のもとでプレーしている』と指摘している。
「フェリックスは素晴らしい選手だが、彼は間違ったクラブにいる」

「アトレティコが彼とサインした時、私はシメオネがこれまでとは違うスタイルに挑戦するのかと思っていた。しかし、そうではなかった」
「勝つことは重要だが、彼のような才能の溢れたフォワードを抱えているときには、多少は彼に合うようなスタイルに変化させる必要がある」

「アトレティコはとてもコンパクトにプレーする。よく守り、カウンターで攻撃することに重点を置いている。フェリックスは間違ったクラブで、間違った監督のもとでプレーしていると感じるよ」

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ラ・リーガ最速ハット記録樹立のセルロート「ボールが全て僕の足元に落ちてくるように思えた」

アトレティコ・マドリーのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートが10日に行われ、自身が4ゴールを決めたラ・リーガ第35節レアル・ソシエダ戦を振り返った。 FWフリアン・アルバレスの出場停止を受けて先発で起用されたセルロートは古巣ソシエダ相手に爆発。 7分にMFパブロ・バリオスの右クロスに合わせて先制点を挙げると、3分後にはボックス手前左から正確なシュートをゴールに流し込み追加点をマーク。 止まらないセルロートは1分後、右クロスのルーズボールをボレーで蹴り込み、キックオフから11分でのラ・リーガ最速ハットトリックを達成した。 1929年のカルレス・ベスティット氏と1941年のエドムンド・スアレス氏が保持していた15分の記録を塗り替えたセルロートは歴史的なハットトリックを次のように振り返った。 「良い気分だよ。ボールが全て僕の足元に落ちてくるように思えた。今日はそんな日だった。ボックス内で準備ができていて、全てがゴールに入った。チームメートからの良いパスもあった。本当に凄い」 昨季はビジャレアルでレアル・マドリー相手に17分間で4ゴールを挙げており、自身2度目の1試合4ゴールをマークした。過去に2度、1試合で4ゴールを決めた選手はFWクリスティアーノ・ロナウド、FWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレスの3選手だけだった。 「彼らの仲間入りを果たしたのは嬉しいことだ。もちろん、僕は今後もラ・リーガに残ってまたこういう試合をしたいと思っているよ」 今季のラ・リーガでのゴール数を17に伸ばしたセルロートはチームメートとの連係が深まっていることがゴールに繋がっていると明かした。 「チームメートが僕のランニングを常に把握してくれている。ボックス内に僕が居ることを見なくてもわかってくれている。ただクロスを上げれば、そこに僕が居るんだ」 <span class="paragraph-title">【動画】ラ・リーガ最速ハットトリックをチェック!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="DxTwSYIbVBU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.11 13:00 Sun
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アトレティコのU-21スペイン代表DFモレノがベシクタシュへレンタル

ベシクタシュは2日、アトレティコ・マドリーのU-21スペイン代表DFフランシスコ・モレノ(21)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 モレノはアトレティコの下部組織で育ち、2019年7月にファーストチームに昇格。2019-20シーズンは柴崎岳が所属するセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のデポルティボ・ラ・コルーニャでプレーにレンタル移籍していた。 2019-20シーズンはセグンダ・ディビシオンで30試合に出場し1アシストを記録。コパ・デル・レイでも1試合に出場していた。 アトレティコでも2018-19シーズンに公式戦で14試合出場している。 2020.09.03 09:55 Thu
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「彼は完全に正しかった」頂点に上り詰めたロドリ、シティ移籍時にブスケッツから受けた言葉明かす…シメオネ&ペップの両指揮官から得た学びも

スペイン代表MFロドリがマンチェスター・シティ移籍の裏側や、指導を受けたディエゴ・シメオネ監督、ジョゼップ・グアルディオラ監督について語った。 今や世界最高のアンカーとして知れ渡るロドリ。昨シーズンはシティで前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成すると、今夏はユーロ2024を制し、大会最優秀選手にも選ばれた。 先日発表された2023-24シーズンのバロンドール候補30名にも入った28歳は、『The Players’ Tribune』に自らの半生を寄稿。そのなかでビジャレアルからアトレティコ・マドリーへ移籍した18-19シーズンを振り返り、シメオネ監督からの教えを明かしている。 「古巣のアトレティコに1シーズン戻った時、競争心の本当の意味を学んだ。ビジャレアルにいた時は足元のボール扱いが得意だったけど、少し軟弱だった。シメオネの下、悪者になることがどういうことかを学んだ。ピッチ上で少し嫌な奴になること。本気でタックルすること。90分間相手チームを苦しめること。これもまた重要な要素だった」 また、アトレティコからシティへ移籍した2019年夏も回想。バルセロナ時代にグアルディオラ監督から指導を受けた元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ(インテル・マイアミ)にアドバイスをもらっていたという。 「翌年の夏にシティへ移籍するチャンスがあって、僕にとっては夢のようなことだった。移籍合意前にブスケッツと話し、彼はこう言った。『ペップ? 彼は君をもっと良い選手にしてくれるだろう。だけど君を追い込むことを決してやめないはずだ。君に決して終わりはない、とね』」 「セルヒオはペップの下で(僕と)同じ役割を担い、多くの偉業を成し遂げたから、彼の言葉は大いに信頼している。そして、彼は完全に正しかった」 さらに、実際に時間を共にして感じたグアルディオラ監督の強みにも言及。自身の進化も止めないことが成功の秘訣だと理解したようだ。 「僕が思うペップのユニークなところは、常に一歩先を行くところだ。彼は周囲のゲームが進化するより前に、常に進化している。彼は昨シーズンと全く同じプレーのままでいることに決して満足しない。なぜなら、ライバルは常に昨シーズンを分析しているからだ」 「立ち止まっていては、プレミアリーグのタイトルを4年連続で獲得することはできない。自分自身を一新させるか、死ぬかのどちらかだ」 2024.09.07 20:05 Sat

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