首位に立つインテル、停滞していたチームの復活を英紙が回想

2019.12.05 23:05 Thu
Getty Images
今季から指揮を執るアントニオ・コンテ監督の下、変貌を遂げたインテルをイギリス『デイリー・メール』が取り上げている。

有言実行。コンテ監督にはまさにこの言葉が似合う。就任時に「クラブをいるべき場所に戻したい」と語ったイタリア人指揮官は、その言葉通り、ネッラズーリをセリエAの優勝候補に押し上げた。

『デイリー・メール』によると、コンテ体制の初陣からちょうど100日。わずか3カ月余りでインテルを取り巻く雰囲気をガラリと変えた。ここ8年無冠の“古豪”は、現在セリエAで12勝1分け1敗で首位に立つ。8連覇中のユベントスを差し置いてだ。
英紙はその要因が元マンチェスター・ユナイテッドのFWロメル・ルカクにあると推測している。コンテ監督のラブコールもあって、イタリアに新天地を求めたベルギー代表FWは、同監督がチェルシーを指揮していた頃にも獲得を求めたことで知られている。マンチェスターでは実力を発揮出来ずにいたが、停滞し続けていたチームに素早く浸透した新システム [3-5-2]において、1.5列目でのポストプレーも望むコンテ監督の要求に完璧に応えている。

それは数字にも表れ、ここまで10ゴールでセリエA得点ランク2位。また、ルカクと2トップを組むアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスは昨シーズン、公式戦35試合9ゴール2アシストであったが、今シーズンすでに19試合で13ゴール3アシストを記録。そして、彼らを支えるイタリア代表ニコロ・バレッラとステファノ・センシの逸材MF2人はレンタル組でありながら、絶対に欠かせない選手となっている。
元々強力なスカッドに加え、現場の要望に応える上層部、そして百戦錬磨の指揮官。この3要素が重なった時、『デイリー・メール』はそこは“天国”だと最上級の表現で称賛している。

コンテ監督は選手たちに「野望、飢え、決意、そして情熱」を求め、セリエAを5連覇していた時代にに引き戻そうと奮起。ここまでの100日間を繰り返すことができれば、再び栄冠に辿り着くことができるだろう。

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今季3度目のデルビー・ディ・ミラノは劇的ドロー決着! 3度ポストに嫌われるも不屈インテルがデ・フライ弾で3連敗阻止【セリエA】

セリエA第23節、ミランvsインテルが2日にサン・シーロで行われ、1-1のドローに終わった。 先月初旬のスーペル・コッパ決勝で激闘を演じた両雄による、今シーズン3度目のデルビー・ディ・ミラノ。 今季2度の直接対決ではいずれも勝利も、リーグ戦では16ポイント差を付けられて7位に低迷するミラン。直近のセリエAではパルマに劇的な3-2の逆転勝利を飾るも、チャンピオンズリーグ(CL)では格下ディナモ・ザグレブ相手にムサの退場も響いて1-2の敗戦。ラウンド16ストレートインのチャンスを逃した。その敗戦からのバウンスバックを図った今回の大一番では先発3人を変更。ガッビアに代わって新天地デビューのウォーカー、サスペンションのフォファナ、ガラタサライ移籍が決定のモラタに代わってベナセル、エイブラハムが起用された。 対する2位のインテルは前節、レッチェ相手に4-0の圧勝。リーグ連勝を達成すると、直近のCLでもモナコに3-0の快勝。4位でのラウンド16ストレートインを決めた。その勢いに乗って宿敵相手にリベンジを狙ったこの一戦では先発1人を変更。アスラニに代わって負傷明けのチャルハノールが復帰した。 今季3度目のデルビーは互いに相手の手の内を理解していることもあって堅い展開に。 ともに相手の強力なカウンターを警戒してか、チャレンジのパスや仕掛けは少なくブロックの手前でのボールの循環や背後をシンプルに使ったプレーが多くセットプレー以外でゴールを匂わせる場面を作り出せず。 現状のフォームや完成度で勝るインテルがやや優勢に進めるものの、決定機はおろかフィニッシュの数が増えていかず。それでも、30分を過ぎてエースのラウタロ・マルティネスが存在感を示し始めると、オフサイドで取り消されたものの、ボックス付近で続けてシュートを放っていき相手ゴールを脅かす。 一方、一連のピンチを凌いだミランは、今季2戦2勝の相性の良さか、前半終了間際に先制点を奪う。45分、ハーフウェイライン付近でのボール奪取からカウンターを発動。スムーズに左へ展開されると、テオ・エルナンデスのスルーパスに抜け出したレオンがボックス左に持ち込んでグラウンダーシュート。これはGKゾマーにはじかれたが、こぼれ球に詰めたラインデルスが豪快に右足で蹴り込んだ。 内容はインテルもミランの1点リードで試合は後半に突入。コンセイソン監督はベナセルを下げてアレックス・ヒメネスをハーフタイム明けに投入。[5-4-1]に並びを変えて守備のテコ入れを図った。 ミランのシステム変更もあって後半は守るホームチーム、攻めるアウェイチームという構図がより明確に。 相手が守り慣れる前に攻め切りたいインテルは立ち上がりから攻勢を仕掛けるも、最後のところで粘る相手を仕留め切れない。63分には3枚替えを敢行し、ジエリンスキ、カルロス・アウグスト、ビセックとフレッシュな選手を投入。この交代直後の67分にはバレッラの右CKをビセックが叩きつけるヘディングで合わせるが、これは惜しくも右ポストを叩く。 さらに、76分にはムヒタリアン、ディマルコを下げてフラッテージとローマからの新戦力であるザレフスキ同時投入し、交代カードを使い切ったインテル。82分にはバレッラの右CKをテュラムが頭で合わせるが、これも右ポストを叩いた。 その後、ミランはレオンに変えてガッビアを投入するなどウノゼロでの逃げ切り態勢を整える。91分のダンフリースのヘディングシュートは右ポスト、直後にこぼれ球に詰めたダンフリースの決定的なシュートはGKメニャンのビッグセーブで凌ぎ、ツキも味方に付けての逃げ切り濃厚かに思われた。 だが、デルビー3連敗は許されないインテルが最後の最後に底力を示した。93分、波状攻撃からボックス右角でビセックが左足インスウィングでファーに入れたクロスをフリーのザレフスキが冷静に胸を使って折り返すと、これに反応したデ・フライが左足シュートで合わせて土壇場での劇的同点ゴールとした。 そして、今季3度目のデルビーは白熱のドローに終わり、結果的には痛み分けも土壇場で敗戦を回避したインテルがよりポジティブな要素を見いだしている。 ミラン 1-1 インテル 【ミラン】 タイアニ・ラインデルス(前45) 【インテル】 ステファン・デ・フライ(後53) 2025.02.03 04:15 Mon

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