ローマ、ロドウェル獲得見送りへ マンチーニのボランチ起用に好感触
2019.10.30 10:00 Wed
元イングランド代表MFジャック・ロドウェル(28)のローマ入りは実現しなかったようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
エバートンでプロキャリアをスタートさせたロドウェルは2012年夏、マンチェスター・シティ入り。イングランドの将来を担う逸材として注目を集めたが、定位置を確保できず、2014年夏にサンダーランドに活躍の場を求め、2018年夏に単年契約でブラックバーンに。現在はフリーとなっている。
そのロドウェルには最近、中盤に負傷者が続出しているローマへの加入の噂が浮上。メディカルチェックを受け、契約が間近に迫っていると見られていた。
しかし、今回伝えられるところによると、ローマはサインしないことで決定した模様。ボランチの穴埋めとして注目していたものの、27日に行われたセリエA第9節のミラン戦でボランチに起用した本職センターバックのイタリア代表DFジャンルカ・マンチーニのプレーに好感触を得たという。
なお、ローマはかつてユベントスに在籍していた経験もあり、エンポリやヴェローナでプレーしていたリヒテンシュタイン代表MFマルセル・ビュヘル(29)の獲得も検討していたが、そちらも見送ることを決めたようだ。
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