“ブランニュー”リヨンが誕生? 元仏代表監督がシウヴィーニョ後任か

2019.10.09 15:30 Wed
Getty Images
リヨンが元フランス代表代表監督のローラン・ブラン氏(53)の新指揮官招へいに向けて動いているようだ。フランス『レキップ』が伝えている。

リヨンは今シーズンから元ブラジル代表DFのシウヴィーニョ監督(45)を新指揮官に招へい。だが、トップチーム初采配となった同監督は、モナコとアンジェ相手に開幕連勝を飾ったものの、以降は3分け4敗と低迷。チームはリーグ・アンで14位に沈んでいる。

そして、クラブは7日、成績不振を理由にシウヴィーニョ監督を解任。現在はアシスタントコーチを務めていたジェラール・バティクル氏に暫定指揮官の役割を託しているが、代表ウィーク期間中に後任監督の招へいを目指している。
そして、『レキップ』が伝えるところによれば、現在後任候補の最右翼となっているのが、元フランス代表監督のブラン氏だという。

現役時代にバルセロナやマルセイユ、インテル、マンチェスター・ユナイテッドで活躍したブラン氏はボルドー、フランス代表の指揮官を経て2013年にパリ・サンジェルマン(PSG)の指揮官に就任。2年連続国内3冠に導いたものの、チャンピオンズリーグ(CL)での成績不振が影響し、2016年に辞任。以降はフリーの状態が続いている。
そのブラン氏の招へいを目指すリヨンは8日に同氏と話し合いの場を設けたようだ。

なお、ブラン氏以外では監督業復帰を目指すアーセン・ヴェンゲル氏や、昨季までマルセイユを率いていたルディ・ガルシア氏、現在サントスを率いているホルヘ・サンパオリ監督などの名前が挙がっている。

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