元イングランド代表DFがケインにシティ移籍を助言? 「アグエロの退団を待たなければならないが…」
2019.10.07 16:30 Mon
元イングランド代表DFのグレン・ジョンソン氏がトッテナムの同国代表FWハリー・ケイン(26)にマンチェスター・シティ行きを薦めている。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えた。
昨シーズン、チャンピオンズリーグ(CL)で準優勝したトッテナム。だが、今シーズンのプレミアリーグでは8試合消化時点で3勝2分け3敗の勝ち点11で9位に低迷。5日に行われた第8節のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦では格下相手に0-3の大敗を喫した。
さらに、EFLカップ3回戦ではリーグ2(イングランド4部相当)のコルチェスターを相手に敗北。CLグループステージ第2節のバイエルン戦でも2-7の屈辱的な大差で敗れており、現状ではとてもタイトルを争えるチーム状況ではない。
この状況を受けて、リバプールやチェルシーなどのクラブで活躍したグレン・ジョンソン氏はスリーライオンズの後輩ケインに対して、タイトル獲得を望むのならばトッテナムを離れる必要があると主張。同氏は『BetDaq』で以下のように語っている。
「もし私がハリー(・ケイン)の立場ならば、自分が他のクラブに行きより良い選手と共にプレーした方が、よりタイトル獲得に近づけると考えるだろうね」
「個人的にフットボールに(クラブに対する)忠誠心は不必要だと思う。そして、彼はまず自分のことを優先するべきだと思う」
さらに、移籍先の候補としては一時噂に挙がったレアル・マドリーなど国外のクラブではなく、シティの名前を挙げている。
「彼はスペインのスタイルに向いていないと思う。(FWセルヒオ・)アグエロの退団を待たなければならないかもしれないが、(マンチェスター・)シティが良いのではないかと思う」
「ただ、これはあくまで私見であり、実際に起きるかは別の話だよ」
「私がハリーだったら、何をすべきか理解している。自身のキャリアのために勝利に近いクラブに移るだろう」
そのケインは今シーズン、ここまで公式戦10試合に出場し7得点1アシストを記録するなど、相変わらずの安定感を見せている。タフな交渉人ダニエル・レヴィ会長が国内のライバルに生え抜きのエースを売り渡す可能性は低いが、今後もクラブの低空飛行が続けば、愛するクラブを離れる決断を下す可能性は十分にありそうだ。
昨シーズン、チャンピオンズリーグ(CL)で準優勝したトッテナム。だが、今シーズンのプレミアリーグでは8試合消化時点で3勝2分け3敗の勝ち点11で9位に低迷。5日に行われた第8節のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦では格下相手に0-3の大敗を喫した。
さらに、EFLカップ3回戦ではリーグ2(イングランド4部相当)のコルチェスターを相手に敗北。CLグループステージ第2節のバイエルン戦でも2-7の屈辱的な大差で敗れており、現状ではとてもタイトルを争えるチーム状況ではない。
「もし私がハリー(・ケイン)の立場ならば、自分が他のクラブに行きより良い選手と共にプレーした方が、よりタイトル獲得に近づけると考えるだろうね」
「恐らく、彼がスパーズに今後数年間残った場合、彼自身の目標は枯渇することになるはずだ。そして、彼はクラブを離れる気がする」
「個人的にフットボールに(クラブに対する)忠誠心は不必要だと思う。そして、彼はまず自分のことを優先するべきだと思う」
さらに、移籍先の候補としては一時噂に挙がったレアル・マドリーなど国外のクラブではなく、シティの名前を挙げている。
「彼はスペインのスタイルに向いていないと思う。(FWセルヒオ・)アグエロの退団を待たなければならないかもしれないが、(マンチェスター・)シティが良いのではないかと思う」
「ただ、これはあくまで私見であり、実際に起きるかは別の話だよ」
「私がハリーだったら、何をすべきか理解している。自身のキャリアのために勝利に近いクラブに移るだろう」
そのケインは今シーズン、ここまで公式戦10試合に出場し7得点1アシストを記録するなど、相変わらずの安定感を見せている。タフな交渉人ダニエル・レヴィ会長が国内のライバルに生え抜きのエースを売り渡す可能性は低いが、今後もクラブの低空飛行が続けば、愛するクラブを離れる決断を下す可能性は十分にありそうだ。
グレン・ジョンソンの関連記事
トッテナムの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
グレン・ジョンソンの人気記事ランキング
1
チェルシーやリバプールでもプレーした元イングランド代表右SB、グレン・ジョンソンが引退
かつてチェルシーやリバプールなどでプレーし、イングランド代表としても活躍したDFグレン・ジョンソン(34)が現役引退を発表した。自身のツイッター(@glen_johnson)で明かした。 ウェストハムの下部組織で育ったグレン・ジョンソンは、2002年にトップチームへ昇格。ミルウォールへのレンタル移籍を経験すると、2003年にチェルシーへと移籍。しかし、チェルシーではパフォーマンスが安定せず、当時のジョゼ・モウリーニョ監督が連れてきた、DFパウロ・フェレイラにポジションを奪われ、多くの出場機会を得られないでいると、2006年にレンタル移籍していたポーツマスへと2007年に完全移籍を果たす。 ポーツマスでは、かつて期待されていた活躍を見せ、主力としてプレー。すると、2009年にリバプールへと完全移籍。アルバロ・アルベロアがレアル・マドリーへと移籍したために、右サイドのレギュラーポジションを確保。2015年にストーク・シティへと加入した。 ストークでもポジションを確保するが、2017-18シーズンにプレミアリーグから降格したことでチームを退団。その後、フリーの状態が続いていたが、現役引退を発表した。 プレミアリーグでは通算357試合に出場し15ゴール29アシストを記録。リバプールでは公式戦通算200試合に出場し9ゴール19アシスト、ポーツマスでは100試合に出場し4ゴール12アシスト、チェルシーでは70試合に出場し4ゴール4アシスト、ストークでは64試合に出場し3アシストだった。 また、イングランド代表としても54試合に出場し1ゴールを記録。2010年の南アフリカ・ワールドカップ、2012年のポーランドとウクライナ共催のユーロ、2014年のブラジル・ワールドカップに出場した経験がある。 2019.01.22 01:07 Tueトッテナムの人気記事ランキング
1
「トッテナム」は禁止、「スパーズ」で…クラブが改めて通達、放送局からも「トッテナム」表記が消える
現在はアンジェ・ポステコグルー監督が指揮し、韓国代表FWソン・フンミンらが所属。かつては戸田和幸氏も在籍したことがあるトッテナム・ホットスパーだが、クラブは「トッテナム」と呼ばれることを望んでいない。 チーム名は「トッテナム・ホットスパー」。愛称は「スパーズ」として知られているが、「トッテナム」と称されることも多い。 「トッテナム」と言えば、「トッテナム・ホットスパー」と誰もが考える状況。イギリス『スカイ・スポーツ』もプレミアリーグの順位表などを伝える時には「Tottenham(トッテナム)」とこれまで表記してきた。しかし、ここにきて「Spurs(スパーズ)」の表記に変更されていた。 『The Athletic』によると、2月10日、クラブからプレミアリーグの放送局に通達があったとのこと。「トッテナム・ホットスパーの名称変更」というメールが届いたという。 「トッテナム・ホットスパーはクラブ名に関して説明を行った。クラブは主にトッテナム・ホットスパーとして知られるよう要請し、短縮形としてスパーズが好まれている。クラブはトッテナムと呼ばれないよう要請する」 この通達は世界中のプレミアリーグの放送局に対して送られたとのこと。プレミアリーグの公式サイトでも、「Tottenham(トッテナム)」の表記はなく、「Tottenham Hotspur(トッテナム・ホットスパー)」か「Spurs(スパーズ)」のみになったという。 そもそも、クラブは2011年以来、「トッテナム」と呼ばれることは好ましくないというスタンス。「トッテナム」とは地域の名前であり、クラブ名ではないということが理由だ。 2024年11月にリマスターされたブランドアイデンティティを発表。「ユナイテッド、シティ、ローバーズが溢れるこの世界で、ホットスパーはただ1つ、トッテナム・ホットスパーだけです。チームやブランドについて言及する際は、『トッテナム・ホットスパー』、『トッテナム・ホットスパー・フットボール・クラブ』、または『THFC』を使用してください。決して我々のクラブを『トッテナム』、『トッテナム・ホットスパーFC』、または『TH』と呼ばないでください」とのことだ。 「スパーズ」でも確かに多くの人にとっては印象付けられる一方で、世界的に見ればNBAの「サンアントニオ・スパーズ」もあり、混同される可能性もゼロではない。むしろ「トッテナム」の方が唯一無二。いずれにしても、クラブの方針としては「トッテナム」とは呼ばれなくないようなので、ファン・サポーターの方は改めて認識すると良いかもしれない。 2025.02.22 23:55 Sat2
バイエルンとトッテナムが2年連続プレマッチで対戦! 今年はアリアンツ・アレーナで
バイエルンとトッテナムは16日、プレシーズンマッチでバイエルンと対戦することを発表した。 バイエルンは昨シーズン逃したブンデスリーガの優勝を今シーズンは達成。対するトッテナムは、今シーズンのプレミアリーグで大苦戦。残り2節で17位と低迷している一方で、ヨーロッパリーグ(EL)では決勝に進出し、マンチェスター・ユナイテッドと王者を争うこととなる。 両チームは、8月7日にアリアンツ・アレーナで対戦することが決定した。 2024-25シーズンに向けてもプレシーズンで対戦している両者は、韓国で1度目の対戦。2度目はトッテナム・ホットスパースタジアムで3-2とバイエルンが勝利を収めていた。 2025.05.16 19:30 Fri3
10年前、当時21歳のベイルがCLで覚醒…!インテル相手に記録した衝撃のハットトリック【CL名場面プレイバック】
20日、遂に新シーズンの幕が上がったチャンピオンズリーグ(CL)。今まで数多くの名場面が生まれてきたが、その中でも選りすぐりの名場面を振り返る。今回は、トッテナム時代のウェールズ代表FWガレス・ベイルが今から10年前に見せた驚愕のハットトリックだ。 育成の名門サウサンプトンで育ったベイルは2007年夏にトッテナムに加入。当初は左サイドバックとしてプレーしていたが、2010-11シーズンに一列前で起用されるようになると、その攻撃力が爆発した。 <div id="cws_ad">◆10年前、伝説となったベイルのサン・シーロでの夜<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJiUGM1dHM4WSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ベイルがその才能を覚醒させるきっかけの1つとなった試合が、2010年10月20日にサン・シーロで行われたCLグループリーグのインテル戦だった。 試合は開始2分でインテルが先制すると、その後8分にはトッテナムのGKエウレリョ・ゴメスが一発退場。10人になったトッテナムは前半だけで4失点と数的不利を背負うという絶望的な状況に置かれた。 しかし後半、ベイルが覚醒する。52分に自陣でボールを持ったベイルがドリブルを開始。相手を寄せ付けない高速ドリブルでぐんぐん加速し、あっという間にボックス左に侵入すると、そのまま左足を振りぬいてシュートを放つ。ゴール右下の完璧なコースに鋭いシュートを突き刺して1点を返した。 その後は膠着状態が続いたものの90分、左サイドのスペースで味方からのボールを得たベイルが、またも高速ドリブルでボックス左に侵入。1点目とほぼ同じ位置からシュートを放つと、再びゴール右下のコースにシュートを突き刺して2点目を奪った。 直後の92分、中央突破に成功したMFアーロン・レノンがペナルティアーク内までボールを運ぶと、ボックス内のベイルにパスを送る。このパスを受けたベイルが再びゴール右下にシュートを突き刺し、1点差に迫る3点目を記録した。 トッテナムの反撃もここまでとなり、試合は4-3でインテルが制したが、当時世界最高のサイドバックの一人であった元ブラジル代表DFマイコンの守るインテルの右サイドを完全に圧倒してのハットトリックは世界に衝撃を与えた。 その後、天職とも言えるポジションを手にしたベイルは、トッテナムの攻撃を牽引し、ワールドクラスのアタッカーへと成長を遂げる。2013年夏にレアル・マドリーへ巨額の移籍金で加入し、数々のタイトルを勝ち取ったベイルは、今シーズンからブレイクを果たしたトッテナムに復帰した。ベイル擁するトッテナムは今季、CL出場を逃しているものの、チームを再びCLの舞台に導く活躍に期待だ。 2020.10.21 20:15 Wed4
トッテナム、クロアチアの逸材DFヴシュコビッチを獲得! 2025年に加入
トッテナムは25日、ハイデュク・スプリトからU-17クロアチア代表DFルカ・ヴシュコビッチ(16)の獲得を発表した。加入はヴシュコビッチが18歳になる2025年2月24日以降となる。 195cmの大型DFであるヴシュコビッチは、今年2月にトップチームデビューを果たすと、3月1日に行われたクロアチアカップ準々決勝のNKオシエク戦で初ゴールをマークし、クラブ最年少ゴール記録を更新した逸材。 16歳ながら、既にU-19チームの主力として活躍しており、昨季はUEFAユースリーグで8試合に出場。決勝まで駒を進めたチームの躍進を支えた。また、クロアチア代表でも2022年10月に飛び級でU-17代表デビューを飾ると、これまで5試合に出場し1ゴールを記録している。 なお、イギリス『アスレティック』によれば、移籍金は約1200万ポンド(約22億円)で契約期間は2030年までとなるようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】スパーズが超逸材CBを確保</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">We are delighted to announce that we have reached agreement for Luka Vuskovic to join the Club in 2025 from Hajduk Split </p>— Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) <a href="https://twitter.com/SpursOfficial/status/1706270039026909289?ref_src=twsrc%5Etfw">September 25, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2023.09.26 01:05 Tue5