トゥールーズ指揮官のフェアプレーをスペインメディア絶賛! 昌子はホロ苦いプレーで美談に花を添える
2019.09.06 22:25 Fri
トゥールーズを率いるアラン・カサノバ監督の紳士的な振る舞いがスペインメディアの絶賛を呼んでいる。フランス『レキップ』がスペインメディアの同監督に対する反応を伝えた。
現在、インターナショナルマッチウィークによる中断によって、リーグ再開に向けて調整を進めるトゥールーズ。5日に行われたフレンドリーマッチではバイヨンヌにあるディディエ・デシャン・スタジアムで、スペインのアスレティック・ビルバオと対戦した。
今回、日本代表招集外となったDF昌子源も先発出場した同試合は1-1のスコアで試合終盤へと突入する。その中で77分には判定を巡って審判団に執拗な抗議を行ったビルバオDFイニゴ・マルティネスに退場処分が科される。
1-1の拮抗した状況の中で数的優位を手にしたトゥールーズだったが、カサノバ監督はこの直後に自チームのMFカンタン・ボイガールに声をかけてピッチを出るように指示した。
フレンドリーマッチということもあり、数的均衡での戦いを望んだカサノバ監督は、相手の退場を受けて自チームの選手を1人減らすことで、10人対10人の状況を演出した。
あくまで真剣勝負を望んだカサノバ監督に対して、勝負師として応えたビルバオが最終的に2-1の勝利を収めた。
それでも、カサノバ監督のフェアプレーに感激したスペインの『アス』や『ムンド・デポルティボ』、『エル・ムンド』など主要メディアは、同監督を「本物の紳士」と称える記事を相次いで掲載していた。
現在、インターナショナルマッチウィークによる中断によって、リーグ再開に向けて調整を進めるトゥールーズ。5日に行われたフレンドリーマッチではバイヨンヌにあるディディエ・デシャン・スタジアムで、スペインのアスレティック・ビルバオと対戦した。
1-1の拮抗した状況の中で数的優位を手にしたトゥールーズだったが、カサノバ監督はこの直後に自チームのMFカンタン・ボイガールに声をかけてピッチを出るように指示した。
フレンドリーマッチということもあり、数的均衡での戦いを望んだカサノバ監督は、相手の退場を受けて自チームの選手を1人減らすことで、10人対10人の状況を演出した。
その後、1-1のまま仲良く試合終了と思われたが、89分には昌子がボックス内でハンドを犯してしまいPK献上。ここでビルバオのキッカーのFWイバイ・ゴメスは、カサノバ監督の粋な計らいに応えてわざとPKを失敗…、とはならずに冷静に決めて土壇場での勝ち越しに成功。
あくまで真剣勝負を望んだカサノバ監督に対して、勝負師として応えたビルバオが最終的に2-1の勝利を収めた。
それでも、カサノバ監督のフェアプレーに感激したスペインの『アス』や『ムンド・デポルティボ』、『エル・ムンド』など主要メディアは、同監督を「本物の紳士」と称える記事を相次いで掲載していた。
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