G大阪主砲のファン・ウィジョ、ボルドー移籍か…仏紙報じる

2019.07.11 18:40 Thu
©︎J.LEAGUE
ガンバ大阪に所属する韓国代表FWファン・ウィジョ(26)にヨーロッパ挑戦のときが迫っているのかもしれない。
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今やG大阪の主砲として絶対的地位を確立するファン・ウィジョは、2017年夏に城南FCから加入。公式戦34試合21得点をマークした2018シーズンの明治安田生命J1リーグで得点ランキング3位の16得点を挙げてチームを残留に導き、個人としても初のベストイレブンに輝いた。また、近年の韓国代表にも定着を遂げており、通算27試合8ゴールをマーク。2018シーズン途中にG大阪を一時離脱してオーバーエイジ枠で出場したアジア競技大会で得点王となるハイパフォーマンスを見せつけ、大会優勝に貢献するとともに、個人としても兵役免除を勝ち取った。
G大阪在籍3年目の今シーズンこそJ1リーグ4得点(18試合出場)にとどまっているが、本人の欧州挑戦希望が長らく指摘され続けており、まことしやかに海外クラブの関心報道も加熱。そうしたなか、11日付のフランス『レキップ』が韓国人ストライカーのボルドー行きを報じた。

その記事によれば、新たなストライカーを探しているリーグ・アンのボルドーがG大阪の韓流ストライカーに白羽の矢。すでにG大阪とクラブ間合意に達しており、選手本人と4年契約を結ぶ見込みだというのだ。
G大阪は現在、J1リーグ14位だが、6月を無敗で切り抜けるなど戦い方の方向性が定まりつつあり、上昇ムード。日本代表FW宇佐美貴史の今夏復帰も決まり、ここからギアを上げたいタイミングだけに、ファン・ウィジョの移籍が決まれば痛い。

なお、ファン・ウィジョは今冬も移籍の可能性が指摘されたが、G大阪との契約を延長する形で残留。その際、契約解除条項が設定されたものとみられる。

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ラージョが破産のボルドーからMFペドロ・ディアスを獲得…3年契約を締結

ラージョ・バジェカーノは5日、ボルドーからスペイン人MFペドロ・ディアス(26)が完全移籍で加入することを発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年間となる。 ペドロ・ディアスは、スポルティング・ヒホンの下部組織出身で、2019年7月にファーストチームに昇格した。 セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)でプレーしていたなんか、143試合で14ゴール16アシストを記録。ボランチとしてチームの中心としてプレーしていた中、2023年8月にアルベルト・リエラ監督率いるボルドーに完全移籍する。 2023-24シーズンはリーグ・ドゥ(フランス2部)で38試合に出場し7ゴール5アシスト。チームの中心としてプレーした中で、チームは2部に残留。しかし、深刻な財政難を受けてチームはシャンピオナ・ドゥ・フランス・ナシオナル(フランス3部)を言い渡されると、クラブ売却に失敗して破産申請。財政難を解消できないこともあり、シャンピオナ・ナシオナル2(フランス4部)に降格が決定していた。 これを受けてプロチームではなくなったボルドーは選手やスタッフのほとんどが退団。ペドロ・ディアスもそのうちの1人であり、ラージョにはフリーで加入することとなった。 2024.08.06 13:05 Tue
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ジダンらも所属した名門ボルドー、3部降格の末に財政難により破産申請…プロの資格を失う「トレーニング施設は閉鎖される」

フランスの名門クラブであるボルドーは25日、破産申請を行ったことを発表した。 かつてはジネディーヌ・ジダンやビセンテ・リザラズなどフランス代表で活躍した多くの選手たちも所属したクラブであるボルドー。しかし、深刻な財政難に陥っていたチームは、9日にプロクラブ管理委員会(DNCG)によってシャンピオナ・ドゥ・フランス・ナシオナル(フランス3部)への降格が言い渡されていた。 当初、クラブはこの決定に異議申し立てを行い、ジェラール・ロペス会長はすぐさま控訴。リバプールのオーナーであるフェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)にクラブを売却し、資金調達を目指した。 FSGも買収に乗り気ではあったものの、交渉の末に破談に終わり、ボルドーは23日に3部への降格を受け入れるという声明を発表していた。 セミプロリーグでもあるフランス3部への降格を受けたボルドーだったが、クラブも売却できず、資金調達が不可能に。その結果、25日に破産申請を行ったことを発表した。 「ジロンダン・ボルドーをシャンピオナ・ドゥ・フランス・ナシオナルへと降格させるというDNCGの決定を受け、クラブは必要な再建を開始するために、火曜日(23日)にボルドー商業裁判所に破産を申請した」 「その結果、同商業裁判所は、集団訴訟の開始を宣言し、クラブは自動的にプロとしての地位を失うこととなった」 「その結果、シャンピオナ・ドゥ・フランス・ナシオナルの開幕までの非常に厳しい期限を考慮し、クラブはプロ資格の維持の要求を断念せざるを得なくなった。そうでなければ、クラブの将来の実績に見合わない予算でDNCGに再申請しなければならず、厳しい追加制裁を受ける可能性があった」 「現在進行中の再編の必然的な帰結を見越した難しい決断となった、その結果、トレーニングセンターは閉鎖されることになるが、クラブはユースチームでの育成を継続する」 「クラブの目標は、来シーズンからシャンピオナ・ドゥ・フランス・ナシオナルでプレーすることであり、財政を整え、野心を新たにし、できるだけ早く最高のレベルに復帰することだ」 1881年に創設されたボルドーはフランスで2番目に歴史のあるクラブ。リーグ・アンでは6回優勝しており、2008-09シーズンが最後の優勝に。2021-22シーズンは最下位でリーグ・アンを終えると、リーグ・ドゥに降格していた。2023-24シーズンはアルベルト・リエラ監督が率いた中で、13位に終わっていた。 名門として知られるボルドー。他国では、今夏日本代表GK鈴木彩艶が加入したパルマも破産申請をしたが、今シーズンからセリエAに復帰。クラブ創設143年目に迎えた悲しい結末となってしまった。 2024.07.26 11:15 Fri
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ナポリ、ユナイテッド関心の“NEXTロッベン”獲得か? 今週中に1000万ユーロの移籍実現へ

▽ナポリがボルドーに所属するアルジェリア代表MFアダム・ウナス(20)の獲得を決定的なモノとしたようだ。フランス『レキップ』が報じている。 ▽『レキップ』が伝えるところによれば、以前からマンチェスター・ユナイテッドやローマ、ゼニトなどの関心を集めてきたウナスは、今週中にナポリと5年契約のサインを結ぶ見込みだという。また、ナポリは同選手の移籍金として1000万ユーロ(約12億5000万円)を支払うようだ。 ▽2015年にボルドーでトップデビューを飾ったウナスは、卓越した左足の精度とテクニックを併せ持った若手アタッカー。右サイドからのカットインを得意とする左利きのウイングは、フランス国内で“NEXTロッベン”と評されている。今季はリーグ戦26試合に出場し、3ゴール2アシストを記録していた。 ▽また、フランスとアルジェリアの二重国籍を持つウナスは、過去にU-20フランス代表でプレーをしていたものの、先日にアルジェリアのフル代表でプレーすることを選択した。 2017.06.27 00:15 Tue

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