エクアドルがアメリカ撃破で初のベスト4進出!《U-20W杯》

2019.06.09 02:28 Sun
Getty Images
U-20ワールドカップ(W杯)2019準々決勝、U-20アメリカ代表vsU-20エクアドル代表が8日に行われ、1-2でエクアドルが勝利した。

決勝トーナメント1回戦でU-20フランス代表に3-2と競り勝ったアメリカと、U-20ウルグアイ代表との南米勢対決を制したエクアドルの一戦。

立ち上がり、エクアドルが圧力をかける入りとなった中、18分にウェアが、20分にメンデスがそれぞれミドルシュートを浴びせたアメリカが盛り返す展開となった。
互角の攻防が続いていた中30分、エクアドルがスーパーゴールで先制する。左サイドからカットインしたフエンテスがボックス手前左から右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右に突き刺さった。

先制されたアメリカはメンデスの直接FKでエクアドルを脅かすと、36分に追いつく。左CKのルーズボールをボックス中央のウェアが左足ボレーで蹴り込んだ。
ハーフタイムにかけてはオープンな攻防が続いた中、エクアドルが43分に勝ち越した。ボックス手前中央からのプラタの強烈なミドルシュートはバーに直撃するも、ルーズボールを拾ったボックス左のカンパーニャの折り返しをエスピノーサが詰めた。

迎えた後半、エクアドルが試合をコントロールしていた中、アメリカは58分に決定機。ボックス左で味方のラストパスを受けたソトがシュート。だが、枠を捉えきれなかった。

助かったエクアドルは68分に3点目のチャンス。しかし、アルバラードのヘディングシュートはGKオチョアのビッグセーブに阻まれた。さらに直後のCKからポロソがバー直撃のヘディングシュートを浴びせた。

その後は自陣に引いたエクアドルがアメリカの攻撃をシャットアウト。83分には相手のミスを突いてカンパーニャがGKを強襲するシュートを浴びせて牽制した中、2-1で逃げ切り。初のベスト4進出を果たしたエクアドルは準決勝ではU-20韓国代表vsU-20セネガル代表の勝者と対戦する。

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