今年の年間ベストイレブンは川崎Fから歴代最多タイの7選手!《2018 Jリーグアウォーズ》

2018.12.18 19:55 Tue
©超ワールドサッカー
▽「2018 Jリーグアウォーズ」が18日に行われ、ベストイレブンが発表された。

▽優勝した川崎フロンターレからは最多の7選手が選出。これは1994年の東京ヴェルディと、2002年のジュビロ磐田に並ぶ歴代最多タイの数字。GKチョン・ソンリョンやMF家長昭博、MF大島僚太、DF谷口彰悟は初選出となった。DFエウシーニョとDF車屋紳太郎は2年連続2度目の選出に。MF中村憲剛は3年連続8度目となり、最多受賞ランキング3位となった。
▽3位の鹿島アントラーズからはDF西大伍が2年連続での選出に。その他、24ゴールを挙げ得点王に輝いた名古屋グランパスのFWジョーや、ガンバ大阪の9連勝に貢献したFWファン・ウィジョ、北海道コンサドーレ札幌のMFチャナティップが初選出となった。

◆ベストイレブン
カッコ内は受賞数
GK
チョン・ソンリョン(川崎フロンターレ/初)

DF
西大伍(鹿島アントラーズ/2)
エウシーニョ(川崎フロンターレ/2)
車屋紳太郎(川崎フロンターレ/2)
谷口彰悟(川崎フロンターレ/初)
MF
チャナティップ(北海道コンサドーレ札幌/初)
家長昭博(川崎フロンターレ/初)
大島僚太(川崎フロンターレ/初)
中村憲剛(川崎フロンターレ/8)

FW
ジョー(名古屋グランパス/初)
ファン・ウィジョ(ガンバ大阪/初)
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