ベティス乾貴士、出場機会が限られる現状に苛立ちも…「打ち勝つことができる」

2018.11.19 01:17 Mon
ベティスMF乾貴士がスペイン『ABC』とのインタビューに応じ、自身の現状について語っている。

今夏にエイバルからベティスに移籍した乾。今季序盤こそ先発でプレーする機会が多かった日本代表MFだが、徐々に出場機会が限られるようになり、厳しい時期を過ごしている。

乾は『ABC』とのインタビューで、そうした状況に対する苛立ちをのぞかせている。

「ベティスで満足していますが、今は試合でグループに貢献しているわけではなく、そのことには苛立ちを感じます。自分自身に満足していません」

「単純に、僕は悪い時期を過ごしています。もちろん良い時期もありましたが、これ以上考えを巡らせてもしょうがないですね。僕の目標はプレーすること、感覚を取り戻すことにあります。そうできれば、すべてが変わるでしょう」

乾はまた、プレーポジションが変化したことについても言及している。

「僕の基本的なプレー方法は、サイドから中に入ることですが、監督は中央でプレーすることを求めています。現状は満足していませんし、苦労を強いられていますね。ロ・チェルソ、ホアキン、カナレスの方が良いプレーを見せていて、彼らがレギュラーであることは理解しています。僕はレギュラーになるために働き続けています」

「もちろん、僕は成長を、進歩を果たしたいです。ここに来ると決めたとき、こうなる可能性があったことも分かっていました。ベティスは素晴らしいチームですから。ですが、プレーしなければ成長はできません。そうせずとも学ぶことはできますが、やっぱりプレーをしないと」

その一方で、ベティスで最も驚きを感じた選手としては、現在37歳のMFホアキン・サンチェスを挙げた。

「全員に驚きましたが、その年齢と、自分のポジションでプレーしていることもあって、やはりホアキンですかね。驚きましたし、彼から学んでいきたいです」

「ホアキンの秘密は陽気なこと? それだけではありません。陽気なだけでは意味ないです(笑)。彼の戦術的なレベルはすごいです。以前のようなプレーを見せたり、二つのやり方でプレーすることができます」

乾は、ここから状況を逆転させて、ベティスで定位置を獲得する意欲も示している。

「今とまったく同じ状況に陥ったことはないです。エイバルでの2年目もプレーできないことはありましたが、それは克服することができました。同じ状況ではありませんが、あの出来事は、自分には打ち勝つことができるんだと教えてくれますね」


提供:goal.com

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ベジェリンの今季はアーセナル?ベティス? 他クラブからの関心は低下か

アーセナルのスペイン代表DFエクトル・ベジェリン(27)は、依然として新シーズンの去就が不透明のようだ。 16歳からアーセナルの下部組織で育ち、長らくファーストチームの一員としてプレーしてきたベジェリン。しかし、近年は退団希望が頻繁に伝えられており、昨シーズンはレアル・ベティスへとレンタル移籍していた。 ベティスへの移籍には買い取りオプションが付帯していなかったため、ひとまずはロンドンへと帰還したベジェリン。だが、本人はベティス残留を望み、ベティス側も完全移籍を模索中と見られる中、現時点ではアーセナル残留が最も現実的なシナリオのようだ。 スペイン『アス』によると、アーセナルは2022-23シーズンへ向けたプレシーズン最初の親善試合でイプスウィッチ・タウンと対戦。ベジェリンはキャプテンマークを腕に巻いて前半45分間をプレーし、チームも5-1で勝利していた。 『アス』は、この事実をミケル・アルテタ監督によるメッセージであると指摘しており、ベジェリンの今夏売却を必ずしも前向きに捉えていない可能性が浮上しているという。 ベティスはベジェリン再獲得のための資金作りが困難と以前から報じられ、特に300万ユーロ(約4億2400万円)以上とみられる年俸は支払えない状況。それでも、定位置の被るスペイン人DFマルティン・モントーヤ(31)、DFユスフ・サバリ(29)を放出してでも、なんとかして連れ戻したい思惑があり、諦めることなく希望を持ち続けているようだ。 アトレティコ・マドリーやビジャレアル、ローマなどといった他クラブからの関心は徐々に薄れてきていることが伝えられており、ベジェリンの新シーズンの舞台がアーセナルとベティスのどちらかとなる可能性は非常に高いと考えられている。 2022.07.04 16:19 Mon

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