【超WS選定週間ベストイレブン/J1第32節】ヤットが大記録試合でパスマスターとして異彩!
2018.11.12 13:00 Mon
▽明治安田生命J1リーグ第32節の9試合が6〜11日にかけて開催された。超WS編集部が今節の各試合で印象に残った選手の中からベストイレブンを紹介する。
◆寸評(所属/今シーズンの選出回数)
GKシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台/2回目)
▽粘り強く対応する守備陣の中で、最後の防波堤として終盤にファインセーブ。その他の対応も◯。
DF立田悠悟(清水エスパルス/2回目)
▽ジョーを抑え込む守備だけでなく、攻撃面でも活躍。2アシストという結果を残して、U-21日本代表に合流へ。
DFマテイ・ヨニッチ(セレッソ大阪/3回目)
▽エアバトルの主導権争いで強さを発揮するなど気迫溢れる守備。勝てば優勝という川崎Fのムードに水を差した。
DFファン・ソッコ(清水エスパルス/4回目)
▽出足の鋭い前でボールを奪う守備や75分のシュートブロックで完封勝利に貢献。存在感を際立たせた。
▽55分の杉本弾を秀逸な縦パスで演出。この試合も守備だけでなく、売りの攻撃で異彩を放った。
MF小笠原満男(鹿島アントラーズ/2回目)
▽若手主体のメンバーをさすがの統率力でリード。CKから2点目をお膳立てするなどプレーでもチームを盛り上げた。
MF遠藤保仁(ガンバ大阪/初選出)
▽FP史上初となるJ1通算600試合の大記録試合で両軍トップのパス数を記録。相手の勢いを削ぎ、急所を突くパスセンスはさすが。
MFイッペイ・シノヅカ(横浜F・マリノス/初選出)
▽指揮官のジョーカー起用に回答。決勝点の起点になるなど再三チャンスを作り、攻撃陣の起爆剤に。
FW武藤雄樹(浦和レッズ/3回目)
▽チームのAC出場権獲得に望みを繋ぐ2発。ボールに対する反応、ゴールへのイメージ、フィニッシュの精度、文句なし。
FW石原直樹(ベガルタ仙台/初選出)
▽ハモン・ロペスの落としから古巣の逆転優勝を絶つボレー弾。チームトップスコアラーとして役割を完遂した。
FWファン・ウィジョ(ガンバ大阪/6回目)
▽エムボマやアラウージョ、宇佐美らに並ぶクラブ記録の6戦連発をマーク。チームを残留に導くヒーローに。
◆寸評(所属/今シーズンの選出回数)
GKシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台/2回目)
▽粘り強く対応する守備陣の中で、最後の防波堤として終盤にファインセーブ。その他の対応も◯。
DF立田悠悟(清水エスパルス/2回目)
▽ジョーを抑え込む守備だけでなく、攻撃面でも活躍。2アシストという結果を残して、U-21日本代表に合流へ。
▽エアバトルの主導権争いで強さを発揮するなど気迫溢れる守備。勝てば優勝という川崎Fのムードに水を差した。
DFファン・ソッコ(清水エスパルス/4回目)
▽出足の鋭い前でボールを奪う守備や75分のシュートブロックで完封勝利に貢献。存在感を際立たせた。
DF丸橋祐介(セレッソ大阪/3回目)
▽55分の杉本弾を秀逸な縦パスで演出。この試合も守備だけでなく、売りの攻撃で異彩を放った。
MF小笠原満男(鹿島アントラーズ/2回目)
▽若手主体のメンバーをさすがの統率力でリード。CKから2点目をお膳立てするなどプレーでもチームを盛り上げた。
MF遠藤保仁(ガンバ大阪/初選出)
▽FP史上初となるJ1通算600試合の大記録試合で両軍トップのパス数を記録。相手の勢いを削ぎ、急所を突くパスセンスはさすが。
MFイッペイ・シノヅカ(横浜F・マリノス/初選出)
▽指揮官のジョーカー起用に回答。決勝点の起点になるなど再三チャンスを作り、攻撃陣の起爆剤に。
FW武藤雄樹(浦和レッズ/3回目)
▽チームのAC出場権獲得に望みを繋ぐ2発。ボールに対する反応、ゴールへのイメージ、フィニッシュの精度、文句なし。
FW石原直樹(ベガルタ仙台/初選出)
▽ハモン・ロペスの落としから古巣の逆転優勝を絶つボレー弾。チームトップスコアラーとして役割を完遂した。
FWファン・ウィジョ(ガンバ大阪/6回目)
▽エムボマやアラウージョ、宇佐美らに並ぶクラブ記録の6戦連発をマーク。チームを残留に導くヒーローに。
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Images<hr></div>12.権田修一/サガン鳥栖→ポルティモネンセ 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span>(出場6試合/先発6) 大会7試合のうち6試合出場。4試合を無失点に抑えたが、自身初となるA代表の正守護神として出場した大会で細かなミスが目立つなど、不安定なパフォーマンスに。活躍の場を移すポルティモネンセで更なる成長が求められる。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>23.シュミット・ダニエル/ベガルタ仙台 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">なし</span>(出場1試合/先発1) グループステージ3戦目のウズベキスタン代表戦に出場。前半にディフェンスラインのミスを突かれた攻撃で失点を許したが、終盤のミドルシュートは好セーブで勝利を呼び寄せた。代表歴の浅いシュミットにとっては、初の公式大会を経験できたことはプラスだろう。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">DF</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>2.三浦弦太/ガンバ大阪 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">なし</span>(出場1試合/先発1) シュミット・ダニエルと同様に、ウズベキスタン戦のみに出場。試合では、相手のスピードに振り切られてしまうシーンもあったが、持ち前の身体能力を生かした対人守備の強さは見せていた。今後に向けては、経験を積むことが大切。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>3.室屋成/FC東京 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.5</span>(出場2試合/先発1) 3戦目のウズベキスタン戦に加え、準決勝のイラン代表戦に後半から途中出場を果たした。DF酒井宏樹(マルセイユ)というライバルがいる中で、出場した試合では持ち味を出せていた。攻撃の精度と連携面、そして経験値が今後の課題だろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>4.佐々木翔/サンフレッチェ広島 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">なし</span>(出場1試合/先発1) ウズベキスタン戦では中央に絞る守備と、高さを生かした守備でまずまずのパフォーマンス。攻撃参加という点でも、及第点だった。DF長友佑都(ガラタサライ)がライバルとなるだけに、更なる成長がポジション奪取には必要となる。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>5.長友佑都/ガラタサライ 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">6.0</span>(出場6試合/先発6) 左サイドで6試合にフル出場した長友。これまで積み上げてきた経験値を生かし、日本代表には欠かせない左サイドバックであることを示した。ピッチ上でのバランスを取る動きや、中央に絞ってのディフェンスも好パフォーマンスを見せ、攻撃参加も労を惜しまなかった。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>16.冨安健洋/シント=トロイデン 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">6.5</span>(出場7試合/先発6) 初戦のトルクメニスタン代表戦こそボランチで起用され、不安定なパフォーマスを見せてしまったが、2戦目のオマーン代表戦から起用されたセンターバックでは出色のパフォーマンス。途中出場も含め、全7試合でピッチに立ち、20歳ながら落ち着いたプレーと、抜群の強さを誇る空中戦で各国のエースを無力化した。ラウンド16のサウジアラビア代表戦では嬉しい代表初ゴールも記録。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>19.酒井宏樹/マルセイユ 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">6.0</span>(出場6試合/先発6) 右サイドバックのレギュラーとして6試合でプレーした酒井。守備面では冷静な対応と、カバーリングを見せ、高さを生かした空中戦でも競り負けなかった。一方で、攻撃参加も果敢に行い、タイミングの良い上がりを見せた。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>20.槙野智章/浦和レッズ 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span>(出場2試合/先発2) 初戦のトルクメニスタン戦と3戦目のウズベキスタン戦に出場。いずれの試合も高いパフォーマンスだったとは言えず、対応のまずさが目立ってしまった。現代表に招集されていない昌子源(トゥールーズ)や成長著しい冨安などライバルも多く、浦和レッズでのパフォーマンスが今後を左右するだろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>22.吉田麻也/サウサンプトン 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.5</span>(出場6試合/先発6) パフォーマンスとしては悪くなかったが、決勝戦での対応の悪さが目立ち、VARによるハンドを大会中に2度取られた悪印象が強い。GK権田との連携の悪さやミスも見られたが、冨安という若い新たな相棒とともにディフェンスラインを統率。6点以上を取るためには、“キャプテン”としての活躍が必要だったか。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MF</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw13.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>6.遠藤航/シント=トロイデン 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">6.5</span>(出場5試合/先発4) 大会当初は体調不良もあり初戦を欠場。2戦目にボランチとして出場すると、持ち前の守備力の高さと、攻守両面でのトランジションの早さが出ていた。カバーリング能力も高く、日本代表の中盤の守備の要として活躍。惜しむらくはケガで決勝を欠場したことか。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw14.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>7.柴崎岳/ヘタフェ 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.5</span>(出場6試合/先発6) クラブでの出場機会がなかったことが影響し、ゲーム感とコンディション面に不安を抱えて臨んだ今大会。初戦、2戦目と低調なパフォーマンスに終わったが、試合をこなすごとにコンディションを上げるスタイルは変わらず、決勝トーナメントでは攻撃のキーマンとして活躍した。セットプレーからのアシスト、機を見た鋭い縦パスなど、日本のチャンス演出は柴崎がスイッチを切り替えていた。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw15.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>8.原口元気/ハノーファー 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">6.0</span>(出場7試合/先発6) 冨安とともに全7試合に出場した原口。今大会にはMF中島翔哉(ポルティモネンセ)の控えになることが予想されていたが、ケガで不参加となったために左サイドの1番手に。中島とは異なる持ち味で、自身の存在価値を示した。持ち前の走力とガッツで広範囲にわたる守備で貢献。ゴールも2つと数字でも結果を残した。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw16.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>9.南野拓実/ザルツブルク 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.5</span>(出場6試合/先発6) 大会を通じて1得点という事を考えると寂しさの残る結果と言わざるを得ない。しかし、準決勝のイラン戦では3ゴールに絡み、そのほかの試合でもゴールに絡むシーンは見られた。大迫以外の選手と組んだ際のパフォーマンスを上げることが今後の課題だろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw17.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>10.乾貴士/ベティス→アラベス 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span>(出場3試合/先発1) ケガで辞退した中島に代わって追加招集された乾だったが、先発が1試合と寂しい結果に終わった。攻撃にアクセントをつける役割が期待されたが、途中投入された場面でも流れを変えることに苦労。ゲームビジョンとボールコントロールは高いものを持っているだけに、移籍先のアラベスでコンディションを上げ、今後の活躍に期待したい。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw18.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>14.伊東純也/柏レイソル 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.5</span>(出場5試合/先発1) 途中出場がメインとなった今大会。途中出場した試合では、持ち味であるスピードでの突破を見せ、相手守備陣の脅威となるシーンが多く見られた。欲を言えば、縦へのドリブル突破を目指すだけでなく、カットインからのシュートという柏レイソルで見せるプレーが見たかったところ。大会終了後にベルギー・ヘンクへの移籍が決定し、更なる成長に期待が懸かる。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw19.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>17.青山敏弘/サンフレッチェ広島 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">なし</span>(出場1試合/先発1) ケガで途中離脱をしてしまった青山。大会前からコンディション面には不安を抱えていた中で、出場したウズベキスタン戦では悪くないパフォーマンスを見せていた。パス出しの部分では違いを出せており、森保監督のサッカーを熟知しているものの、年齢を考えてもより高いパフォーマンスが求められるだろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw20.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>18.塩谷司/アル・アイン 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.5</span>(出場5試合/先発3) ケガで辞退したMF守田英正(川崎フロンターレ)の代役として招集。自身がプレーするUAEでの開催ということもあり、多くの面での貢献が期待された。初出場となったウズベキスタン戦では、豪快なミドルシュートを決めて勝利に貢献。その後は、守備固めとして終盤の投入を3試合連続で経験。決勝では、ケガの遠藤の代わりにボランチで出場。ボランチという新境地を開拓し、代表への活路を見出す可能性は高い。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw21.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>21.堂安律/フローニンヘン 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span>(出場6試合/先発6) チーム最多タイの6試合で先発出場を果たした堂安。初戦のトルクメニスタン戦で決めたゴールは鮮やかであり、ベトナム戦でPKを獲得した仕掛けも良さが出ていたが、試合の大半では期待以上のプレーは出なかった。特に、サウジアラビア、イラン、カタールと強豪国との対戦では、左足を警戒されて切られた結果、持ち味である積極的な仕掛けやシュートが減少。課題を突きつけられる格好となった。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FW</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw22.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>11.北川航也/清水エスパルス 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span>(出場4試合/先発2) A代表としての経験も浅い中、初の公式大会は苦い思い出となっただろう。周囲との連携に苦しんだ序盤戦では、黒子としての役割を果たし、前線からの守備などで見えざる貢献。しかし、ウズベキスタン戦などで見られた決定機逸は、今後の大きな課題だろう。決めるべきところで決められないと、代表への声も掛からなくなる。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw23.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>13.武藤嘉紀/ニューカッスル 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span>(出場4試合/先発3) ニューカッスルでの出場機会も限られている中で、期待されて召集を受けた武藤。ウズベキスタン戦では、3年3カ月ぶりの代表ゴールも記録したが、全体的に噛み合わなかった印象だ。裏への抜け出しが生きる場面もあったが、チームとしての狙いにアジャストする必要もあるだろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw24.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>15.大迫勇也/ブレーメン 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">6.5</span>(出場4試合/先発3) 日本代表の攻撃の軸であることが証明された今大会。ケガによる離脱で、その存在の大きさを痛感させられた。出場した試合では、攻撃がスムーズに回ることが多く、乗じて守備も安定感を増していた。自身も4ゴールを記録し、エースである事を証明。代役探しが加速する中、自身もパフォーマンスを保ってもらいたい。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">監督</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203_33_tw25.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>森保一 採点:<span style="color:#e22335;font-weight:700;font-size:1.1em;">5.0</span> 優勝という目標を果たせなかったという点で評価は下げざるを得ないが、大会を通じてチームを前進させたこと、そして決勝まで全勝で勝ち上がってきたことは評価すべきだろう。ここからの課題はチームの成熟度を上げるとともに、相手に合わせて、試合状況に合わせて切るためのカードを用意すること。3月と6月の親善試合、そしてコパ・アメリカに向け、Jリーガーを含め、戦力の発掘とチームの成熟の両軸で歩み続けることが求められる。 2019.02.03 19:00 Sun2
「日本の息子よ楽しんで」ポドルスキがステップアップした横田大祐にエール!笑顔で惜別の2ショット
ポーランドのグールニク・ザブジェに所属する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが、ヘントに移籍したMF横田大祐にエールを送っている。 ベルギーのヘントへの移籍が決まった横田は、川崎フロンターレの育成出身。18歳でドイツに渡り、フランクフルトや、カール・ツァイス・イェナの下部組織でプレーしたほか、ラトビアも舞台に。2023年2月からポーランド1部のグールニク・ザブジェに加入していた。 グールニク・ザブジェでは、大宮アルディージャからのレンタル移籍で加入していた奥抜侃志(現・ニュルンベルク)と、かつてヴィッセル神戸でもプレーしたポドルスキともチームメイトだった。 その中、ポドルスキは自身のX(旧ツイッター)を更新。移籍が決まった横田との2ショットを添え「グッドラック、僕の日本の息子よ楽しんで」とエールを送っている。 エールを貰った横田は、「あなたに会えて、あなたと一緒にプレーできたことは最高に幸せでした。あなたはこの私の物語の始まりです。これからもよろしくお願いします」とポドルスキへの感謝の思いを綴っている。 横田は、今季の国内リーグで18試合7ゴールをマーク。ヘントには日本代表DF渡辺剛と今冬にシント=トロイデンから加入した日本代表GKシュミット・ダニエルが在籍している。 <span class="paragraph-title">【写真】ポドルスキが横田大祐と笑顔の2ショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Good luck & enjoy my japanese son <a href="https://twitter.com/hashtag/allthebest?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#allthebest</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/soccer?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#soccer</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/team?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#team</a> <a href="https://twitter.com/dai_yk41?ref_src=twsrc%5Etfw">@dai_yk41</a> <a href="https://t.co/6nnZJRIstf">pic.twitter.com/6nnZJRIstf</a></p>— Lukas-Podolski.com (@Podolski10) <a href="https://twitter.com/Podolski10/status/1747357543733633045?ref_src=twsrc%5Etfw">January 16, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.17 16:30 Wed3
「良いクロスだなー」3連発!シュミット・ダニエルも3ゴール演出の伊東純也に驚嘆
シント=トロイデンに所属する日本代表GKシュミット・ダニエルが、ヘンクの日本代表MF伊東純也の活躍に目を奪われている。 伊東は16日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第24節のメヘレン戦に右ウイングで先発出場すると、後半に躍動した。 まずは66分に、右サイドからの正確なクロスでムジャイド・サディックのゴールをお膳立てすると、80分にはボックス内での切り返しからのクロスでチャンスを作り、テオ・ボンゴンダのゴールを演出。さらに86分にも、右サイドから相手GKとDFの間を通すクロスでポール・オヌアチュのゴールをアシストした。 伊東は3ゴールに絡み2アシストと躍動。チームも4-1で勝利を飾ったが、この試合をテレビで観ていたシュミット・ダニエルは自身のインスタグラムのストーリーズを更新。「良いクロスだなー」、「良いクロスだなー②」、「良いクロスだなー③」とクロスの動画を添えて、3度も投稿。伊東の活躍に驚きを隠せなかった。 伊東はこれでリーグ戦27試合の出場で5ゴール12アシスト。ベルギーでの3シーズン目も変わらぬ活躍を続けている。 <span class="paragraph-title">【動画】シュミット・ダニエルも絶賛した伊東純也の良クロス3連発!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-ozZPgjTQAc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.02.17 12:18 Thu4
4試合で掴んだ手応えと浮き彫りになった課題、擦り合わせたいフィニッシュの形/日本代表コラム
「毎試合選手を変える中で戦うことは選手たちにとっては難しいこと、選手たちにプレーしてもらったので、選手たちの責任でこういう結果になったわけではないと思います」 試合後にこう語ったのは日本代表の森保一監督だ。14日に行われたキリンカップサッカー2022決勝のチュニジア代表戦で優勝を目指したが、結果は0-3の惨敗に終わった。 20年前の同じ6月14日、日韓ワールドカップ(W杯)のグループステージで対戦した日本とチュニジア。当時は同じ大阪でも長居スタジアムでの椎亜だったが、0-2で日本が勝利しベスト16に進んだ。 20年の時を経ての再戦。偶然の一致とはいえ、20年ぶりの同一カードということで注目も集めた中、日本は良さを見せることなく終わった。 6月の4連戦はこれで2勝2敗で終わったわけだが、カタールW杯に向けたアジア最終予選で苦戦を強いられた日本にとっては、全くもってテストができないまま出場権をなんと確保した状況。この4試合で多くのことを試したかったというよりも、試さなければいけない状況だった。 そのことは指揮官も選手たちも重々承知。各取材でも多くの選手たちも口にしていた。 その意味では、この4試合は有意義に過ごせたと言えるだろう。まずは予選の苦境を救う形となった[4-1-4-1]のシステムにおいて、ほぼ固定のメンバーだった中で、様々な組み合わせを試すことができた。 また、離脱者、不参加者の関係もあったものの、右サイドバックで長友佑都(FC東京)を起用。さらに、左サイドバックでは初招集の伊藤洋輝(シュツットガルト/ドイツ)を3試合で起用することができた。 GKに関しても権田修一(清水エスパルス)がほぼ1人で守ってきた予選だったが、シュミット・ダニエル(シント=トロイデン/ベルギー)を2試合、川島永嗣(ストラスブール/フランス)を1試合で起用することができた。 多くのトライを行い、多くのパターンを試し、戦い方のバリエーションを増やすことや、選手の組み合わせによるパフォーマンスの変化などを見て取ることはできた。 ただ、最後のチュニジア戦では、そのツケを払うことも知らされたが、特に残念だったのは攻撃陣だったと言えるだろう。 <span class=“paragraph-title”>◆頂けないミスだが起こり得ること</span> まずチュニジア戦で目がいくのは失点シーンだろう。1点目は伊藤が被った中で相手にボールを奪われると、スルーパスを通される。吉田麻也(サンプドリア/イタリア)がなんとか戻って対応、板倉滉(シャルケ/ドイツ)もカバーに入ったが、滑った吉田が相手と接触。PKが与えられ決められてしまった。 2点目は相手のGKから。フィードが流れ、吉田と板倉はGKシュミット・ダニエルに任せたボールだったが、シュミット・ダニエルが反応できずに前に出てこなかったために相手に奪われ、そこからゴールを許した。 この2失点に関してだが、1点目は吉田のミスといえばミスだが、起こらないとはいえないこと。相手のレベルが上がれば、あのようなシーンは起こる。対応のまずさは指摘できるが、起こり得るミスだ。 2点目に関しては、完全に意思疎通が上手くいかなかったということ。「明らかに防げる失点」とシュミット・ダニエルは振り返り、森保監督は「私自身が反省しなければいけない」と、GKをこれまで試せてこなかったことが生んだことだとした。 いずれにしても、この2失点は起こり得るものでもあり、簡単に防げたものでもある。それが出てしまったことはもちろん評価できないが、あえていうのであれば本番の前に出て良かったということだ。同じ場面があれば吉田は滑らないだろうし、シュミット・ダニエルは自分がキャッチに行くはずだ。 <span class=“paragraph-title”>◆敗れた2試合の問題は攻撃陣</span> もう1つ上げるとすればビルドアップのミス。今回の4試合のうち、最初の3試合で喫した3失点はいずれもビルドアップのミスからだった。ここに関しても、基本的な戦い方として、ビルドアップを放棄しては目標のW杯ベスト8は叶わないだろう。 長い時間守備をするということは本来はリスクが増えるというもの。どんな形でも点が入る可能性はあり、いくら全員で引いたからといって失点がないわけではない。 その点では、後方から繋いでいくということにトライすることは重要。ただ、それがスムーズにいけたかと言えば、そうでないシーンも多かった。それは選手の組み合わせを試したことも影響がある。織り込み済みの状況で起こるミスは想定内。褒められることではないが、大きな問題ではない。 ただ、敗れた2試合の攻撃陣に関しては大きな問題と言って良いだろう。 ブラジル戦、チュニジア戦と無得点で日本は敗れたわけだが、この2試合は枠内シュートが「0」。攻撃陣が結果を残せなかった。 ブラジル戦は守備でよく耐えていた一方で、ブラジルの守備の前に歯が立たなかった印象だ。一方で、チュニジア戦は前半に伊東純也(ヘンク/ベルギー)が何度となく右サイドを仕掛け、鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)、南野拓実(リバプール/イングランド)が決定機を迎えたが、鎌田は空振り、南野はオフサイドとゴールとはならなかった。 数が多かったわけではないが決定機もあった日本。後半も徐々に攻撃陣が停滞した中、左ウイングに入った三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー)が再三ドリブル突破。しかし、中央への折り返しはブロックされたり合わなかったりと決定機までは作れていなかった。 この試合も日本のミドルシュートは数える程。攻撃面では、苦しい戦いの時にゴールをこじ開けるという形が作れないという課題が明白となった。 <span class=“paragraph-title”>◆フィニッシュのイメージを共有できるか</span> ポイントとなるのはチャンスメイクの形ではなく、フィニッシュの形ではないだろうか。例えば、伊東や三笘のサイドの突破は、相手も警戒するほどの脅威があり、そこからチャンスを作るというのは日本の1つの形だ。 しかし、それはチャンスを作るところまで。ゴールを奪うということには繋がっていない。 一方で、ガーナ戦の1点目の久保建英(マジョルカ/スペイン)、堂安律(PSV/オランダ)、山根視来(川崎フロンターレ)の3人が絡んだゴールの形に始まり、三笘のクロスからのゴール、三笘の仕掛けからの久保のゴール、そして伊東のクロスから前田大然(セルティック/スコットランド)のゴールと、どれもゴールにつながる形が見えた崩しだった。 今回呼ばれたメンバーは、各々がクラブで得点を重ねている状況。その中でも得意なゴールパターンはある中で、今回の活動ではそこがどれだけt出せたかだ。 突破やクロス、コンビネーションとそれぞれが良いものであっても、最後にゴールを決めるという部分と繋がらなければ意味をなさない。トレーニング時間が取れない中で、そこを突き詰めるのは至難の業。個々人がクラブで磨き続け、周りがそれを共有して理解してプレーすることができるかどうか。9月の2試合では、その点をしっかりと見せてもらいたい。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2022.06.15 13:00 Wed5
