2年前の脳卒中から完全復活! カメルーンの闘将リゴベール・ソング氏が東京五輪目指すU-23チームの監督に

2018.10.19 14:00 Fri
Getty Images
▽かつてリバプールやガラタサライで活躍した元カメルーン代表DFのリゴベール・ソング氏(42)が、U-23カメルーン代表の新指揮官に就任した。カメルーンサッカー連盟(FECAFOOT)が18日に発表した。

▽2016年10月に脳動脈瘤の疑いで母国のヤウンデの病院に緊急搬送されたソング氏は一時生命の危機に瀕したものの、その後無事意識を取り戻し大きな後遺症もなくリハビリを行っていた。そして、今年に入ってからは指揮官不在のフル代表を暫定指揮官として率い、今回新たな職務として2020年の東京オリンピック出場を目指すU-23カメルーン代表の指揮官に就任することになった。

▽現役時代にアフリカ屈指のセンターバックと評されたソング氏は、カメルーン代表として歴代最多の137キャップを誇り、4度のワールドカップ出場を果たしていた。また、クラブレベルではリバプールやガラタサライ、ウェストハムで活躍。なお、アーセナルやバルセロナに在籍したMFアレクサンドル・ソングは、甥にあたる。
▽また、ソング氏は2002年日韓・ワールドカップのキャンプ地となった大分県の旧中津江村(現日田市)での周辺住民との交流や、2010年南アフリカ・ワールドカップのグループステージで日本代表と対戦するなど、日本でも知られた存在だ。

▽不屈のライオンをピッチ内外で体現するソング氏はアフリカ予選を勝ち抜き、2020年に再び日本の地に足を踏み入れることになるのか。

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カメルーンサッカー連盟(FECAFOOT)がカタール・ワールドカップ(W杯)用のユニフォームが発表している。 アフリカ予選最終ラウンドでアルジェリア代表相手に劇的な逆転勝利を収め、2大会ぶり8度目のW杯出場を決めたカメルーン。カタールW杯ではグループGに入り、24日にスイス代表、28日にセルビア代表、12月2日にブラジル代表と対戦する。 FECAFOOTは、2019年にフランスの「le coq sportif(ルコックスポルティフ)」とサプライヤー契約を締結。しかし、今年7月に契約終了を発表すると、8月にはモータースポーツ関連のギアで有名な「One All Sports」とのサプライヤー契約を新たに締結していた。 しかし、ルコックは契約の有効性を主張して提訴。パリの司法裁判所ではルコック側の訴えを支持する判決を下していた。 だが、FECAFOOTは直ちに上訴。「One All Sports」のユニフォームを着用することを主張し、新ユニフォームについても発表した。 ユニフォームのデザインについては、1stから3rdまで全て同じ。1stは緑がベースで、2ndは白、3rdは赤がベースになっている。 3種類とも胸元中央に「One All Sports」のロゴがあしらわれ、袖口にはカメルーン国旗の3色が施されている。 この発表を受けてルコックが声明を発表。FECAFOOTの対応には怒りを滲ませ、法的手続きは今後も続くとしながら、W杯の邪魔をすることはせず、一旦は休戦とすることを発表した。 「強制力のある判決にもかかわらず、FECAFOOTはルコックスポルティフとの契約を尊重しようとはしていません。我々は、常に主張してきたように、これまで以上に不屈のライオン(カメルーン代表)を支援することを約束します」 「FECAFOOTの態度を鑑み、拘束力のある手順を踏まずに裁判所の決定を執行することは非常に難しいでしょう。我々 はまだ FECAFOOTとの対話を試みるつもりです」 「いずれにせよ、W杯の前と開催中に、カメルーンの選手とスタッフを不快な状況に置くことはありません。彼らはカメルーンの人たちをワクワクさせるために、最善をつくさなければいけません。ただ、法的手続きはその後も継続されます」 法的措置は継続するものの、寛大な姿勢を示したルコック。大会後にどういう動きを見せるのか注目だ。 <span class="paragraph-title">【写真】紆余曲折の末に発表されたカメルーン代表の新ユニフォーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CkkyiUXOb4p/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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カメルーン代表から追放処分のオナナ、原因は指揮官との衝突か

突如懲戒処分となったカメルーン代表GKアンドレ・オナナに関して、試合前に監督との衝突があったと報じられている。 28日にセルビア戦が控えていたカメルーンは、キックオフからおよそ1時間前に、懲戒処分のためオナナをチームから除外することを発表した。協会はその理由は詳細については明らかにしなかったが、徐々に様々なメディアから真相がわかってきた。 イタリア『メディアセット』によれば、その理由はリゴベール・ソング監督との衝突。元々、オナナのプレースタイルやピッチ上での振る舞いに関して両者の関係は悪かったとされており、その中でオナナが試合前のミーティングで指揮官の決定に異を唱えたことが引き金となり、今回の処分に至ったようだ。 カメルーンサッカー協会からは処分期間も明かされなかったが、『メディアセット』を含む複数メディアは、すでにチームからの追放命令が出ており、カタールW杯においてこれ以上の出番はないと伝えている。 2022.11.28 19:35 Mon
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代表引退宣言のオナナがカメルーン代表に復帰!「カメルーンという共通の利益のために調和して働く時」

マンチェスター・ユナイテッドに所属するGKアンドレ・オナナ(27)がカメルーン代表に復帰することを明かした。 オナナは昨年11月28日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)グループG第2節のセルビア代表戦を前にリゴベール・ソング監督と戦術を巡って対立。初戦のスイス代表戦ではフル出場していたものの、グループステージ第2節セルビア代表戦でメンバー外となり代表を離脱。その後、オナナはカメルーン代表について「もうその話は終わった」と述べ、事実上の代表引退を発表していた。 しかし、カメルーンサッカー連盟(CMR)は8月29日、アフリカネーションズカップ最終予選に臨むカメルーン代表メンバーの一員としてオナナを招へいしたことを発表。だが、ソング監督と和解については明かされておらず、オナナがこれに応じるか注目されていた。 そんな中、オナナは4日に自身のX(@AndreyOnana)を更新。カメルーン国旗やハートマークの絵文字と共に以下の文章を投稿した。 「ここ数カ月、僕は不正と操作に満ちた試練に直面してきた。しかし、祖国カメルーンへの揺るぎない愛と情熱は揺るぎません。祖国を代表したいという思いは若い頃から揺らぐことはなく、この思いは今も僕のアイデンティティの切り離せない一部となっている。何ものにも、誰にも、この信念を揺るがすことはできない。僕は揺るぎない確信を持って国の呼びかけに応え、自分の夢を実現するためだけでなく、輝くことを決意した代表チームにふさわしいカメルーン国民の期待と支持に応えるために戻ってきたのだと自覚している」 「不正な工作、嘘、権力の乱用に直面しても、僕は自分の理想に忠実であり続けることを選び、僕たちの誠実な献身に値する国の代表であることを誇りに思う。今こそ団結し、カメルーンという共通の利益のために調和して働く時なんだ」 カメルーンは9月12日にアフリカネーションズカップ・グループC最終戦で本戦出場を懸け、勝ち点4で並ぶブルンジ代表と対戦する。 2023.09.04 23:00 Mon

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