ドルトムントの若きディフェンスリーダーはユナイテッド移籍を夢見る

2018.10.13 20:53 Sat
Getty Images
ドルトムントに所属するスイス代表DFマヌエル・アカンジ(23)はマンチェスター・ユナイテッドでのプレーを夢見ているようだ。同選手がスイス『NZZ』で語った。
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▽今年1月にスイス屈指の名門バーゼルからドルトムントに加入したアカンジは、すぐさまセンターバックのレギュラーに定着。186cmの恵まれたサイズに加え、スピード自慢のアタッカーに走り負けないスピード、高水準の両足のキック精度と20代前半ながら完成度の高いセンターバックだ。▽今季はルシアン・ファブレ監督の下でディフェンスリーダーに指名されると、ここまで公式戦10試合に出場。移籍後初ゴールを記録したニュルンベルク戦では試合途中にピッチを退いたドイツ代表MFマルコ・ロイスに代わってアームバンドを巻くなど、新指揮官からの信頼も厚い。
▽しかし、ドルトムントの若きディフェンスリーダーは将来に関して、いつかユナイテッドでプレーしたいと自身の野望を語っている。

「僕には大きな夢がある。フットボール界でできるだけ高みに到達していきたいんだ。子供の頃からマンチェスター・ユナイテッドはお気に入りのクラブで、いつかあそこでプレーしたいんだ」
「だけど、今のところその夢はすぐにどうこうとしたいものではないんだ。ドルトムントで満足しているし、ここで最高のプレーヤーになろうとしているところだからね」

▽また、今季ここまでのリーグ戦7試合で1試合平均72本のパスを成功させ、94.5パーセントのパス成功率を誇るアカンジは、かつてドルトムントに在籍し現在バイエルンで活躍するドイツ代表DFマッツ・フンメルスと比較する声も挙がってきている。

▽そのアカンジはセンターバックとして攻撃面への関与の必要性を語る一方、あくまで自身の役割はチームのゴールを守ることだと主張している。

「監督からの指導を通じて、センターバックも攻撃に関与していくことが必要だと感じているよ。ファブレの下では多くの自由を与えられていて、後ろからゲームを組み立てるという部分で信念を持っているんだ」

「だけど、僕はそれ以上に守備面での責任を負っている。いま、23歳だけど2人のセンターバックの中では僕が年長者だ。昨シーズンは一番若かったけど、今はより責任感を持って以前よりコーチングも意識しているんだ」

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