【J1ピックアッププレビュー】ポルディ欠場の関西決戦! 青黒に主砲ウィジョが帰還《神戸vsG大阪》
2018.09.15 08:30 Sat
▽ACL出場権獲得を狙うヴィッセル神戸(7位/勝ち点36)と、降格危機からの生還を渇望するガンバ大阪(17位/同24)。熱戦必至の関西勢対決が15日にノエビアスタジアム神戸で行われる。
◆ポルディ欠場、イニエスタ流動的〜ヴィッセル神戸〜
▽神戸は前節、敵地で北海道コンサドーレ札幌と対戦。ACL出場権争いのライバルに手痛い敗北(1-3)を喫して2連敗となり、順位を5位から7位に下げた。
▽しかしながら、ACL出場圏内の3位に位置するFC東京との勝ち点はまだ6ポイント差。やろうとしていることは連敗の戦いからも見えており、下を向く必要はない。
▽ただ、悠長なことを言っていられる状況でもない。今節はFWポドルスキとDF渡部博文が出場停止。MFイニエスタも別メニュー調整が続いており、出場できるか否か流動的だ。
▽そのため、今節は神戸を指揮して2年目を迎える吉田孝行監督の手腕が試されることになりそうだ。厳しい台所事情の中で指揮官の一手はいかに。
▽対するG大阪は前節、上位の川崎フロンターレ戦を相手に新布陣[3-4-2-1]を用い、2-0の会心の勝利。4試合ぶりの白星を飾り、残る9試合に機運を高めた。
▽とはいえ、代表ウィーク期間に行われたルヴァンカップ準々決勝で横浜F・マリノスに連敗。しかも、2戦合計スコア1-7の大量失点と、守備面に不安を露呈した。
▽そうした中で、再開後のリーグ初戦は、同じく関西を拠点とする神戸が相手。かつて関西の雄として名を馳せたG大阪の誇りある戦いに期待したいところだ。
▽そして、今節からアジア競技大会でU-23韓国代表の優勝に貢献した主砲のFWファン・ウィジョ、GK東口順昭とDF三浦弦太の日本代表組も復帰。個々の収穫をチームの力に還元したい。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ヴィッセル神戸[4-1-2-3]
DF:藤谷壮、大崎玲央、アフメド・ヤセル、ティーラトン
MF:三田啓貴、藤田直之、田中順也
FW:郷家友太、長沢駿、古橋亨梧
監督:吉田孝行
▽上述のとおり、ポドルスキと渡部が出場できず、イニエスタの出場も不透明。また、U-19日本代表のメキシコ遠征に参加したMF郷家友太も状態が気がかりだ。ただ、FW古橋亨梧が負傷から復帰。さらに、今夏にG大阪から期限付き加入のFW長沢駿も異例ながら契約の中で出場が認められており、起用可能だ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ガンバ大阪[3-4-1-2]
DF:三浦弦太、ファビオ、菅沼駿哉
MF:オ・ジェソク、今野泰幸、遠藤保仁、藤春廣輝、倉田秋
FW:ファン・ウィジョ、渡邉千真
監督:宮本恒靖
▽G大阪の注目ポイントは布陣。川崎Fを完封した[3-4-2-1]を継続するかどうか。ルヴァンカップで破城したことを考えれば、[4-4-2]に立ち返る可能性もある。あとは、韓国代表への参加が続いたファン・ウィジョのコンディション。出場となれば、今夏神戸から加入のFW渡邉千真との連携面に注目だ。
【注目選手】
◆FW長沢駿(ヴィッセル神戸)
◆FW渡邉千真(ガンバ大阪)
◆同級生指揮官対決
▽直近の戦いを見ても課題がはっきりしている両雄の一戦となる。神戸で言えば、直近のリーグ戦3試合でわずか1得点の得点力。掲げるポゼッションサッカーをどうゴールに結びつけていくかが鍵となる。対するG大阪は前述のとおり、先のルヴァンカップで露呈した守備面。この短期間でどこまで修正できるか。
▽また、テクニカルエリアに立つ神戸の吉田監督と、G大阪の宮本恒靖監督の両指揮官にも注目だ。いずれも1977年生まれで、現役時代の2009〜10年まで神戸の同僚として共闘した仲。指揮官としては、初対戦となる。関西勢対決で3ポイントをもたらす指揮官はどちらか──。明治安田生命J1第26節屈指の注目カードは19時にキックオフを迎える。
◆ポルディ欠場、イニエスタ流動的〜ヴィッセル神戸〜
▽神戸は前節、敵地で北海道コンサドーレ札幌と対戦。ACL出場権争いのライバルに手痛い敗北(1-3)を喫して2連敗となり、順位を5位から7位に下げた。
▽ただ、悠長なことを言っていられる状況でもない。今節はFWポドルスキとDF渡部博文が出場停止。MFイニエスタも別メニュー調整が続いており、出場できるか否か流動的だ。
▽そのため、今節は神戸を指揮して2年目を迎える吉田孝行監督の手腕が試されることになりそうだ。厳しい台所事情の中で指揮官の一手はいかに。
◆ウィジョ、待望の帰還〜ガンバ大阪〜
▽対するG大阪は前節、上位の川崎フロンターレ戦を相手に新布陣[3-4-2-1]を用い、2-0の会心の勝利。4試合ぶりの白星を飾り、残る9試合に機運を高めた。
▽とはいえ、代表ウィーク期間に行われたルヴァンカップ準々決勝で横浜F・マリノスに連敗。しかも、2戦合計スコア1-7の大量失点と、守備面に不安を露呈した。
▽そうした中で、再開後のリーグ初戦は、同じく関西を拠点とする神戸が相手。かつて関西の雄として名を馳せたG大阪の誇りある戦いに期待したいところだ。
▽そして、今節からアジア競技大会でU-23韓国代表の優勝に貢献した主砲のFWファン・ウィジョ、GK東口順昭とDF三浦弦太の日本代表組も復帰。個々の収穫をチームの力に還元したい。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ヴィッセル神戸[4-1-2-3]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:キム・スンギュDF:藤谷壮、大崎玲央、アフメド・ヤセル、ティーラトン
MF:三田啓貴、藤田直之、田中順也
FW:郷家友太、長沢駿、古橋亨梧
監督:吉田孝行
▽上述のとおり、ポドルスキと渡部が出場できず、イニエスタの出場も不透明。また、U-19日本代表のメキシコ遠征に参加したMF郷家友太も状態が気がかりだ。ただ、FW古橋亨梧が負傷から復帰。さらに、今夏にG大阪から期限付き加入のFW長沢駿も異例ながら契約の中で出場が認められており、起用可能だ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ガンバ大阪[3-4-1-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:東口順昭DF:三浦弦太、ファビオ、菅沼駿哉
MF:オ・ジェソク、今野泰幸、遠藤保仁、藤春廣輝、倉田秋
FW:ファン・ウィジョ、渡邉千真
監督:宮本恒靖
▽G大阪の注目ポイントは布陣。川崎Fを完封した[3-4-2-1]を継続するかどうか。ルヴァンカップで破城したことを考えれば、[4-4-2]に立ち返る可能性もある。あとは、韓国代表への参加が続いたファン・ウィジョのコンディション。出場となれば、今夏神戸から加入のFW渡邉千真との連携面に注目だ。
【注目選手】
◆FW長沢駿(ヴィッセル神戸)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
▽神戸の注目選手は長沢だ。192cmの長身が魅力のストライカーは今夏、活躍先を3年過ごしたG大阪から神戸に。チームこそ敗れたものの、前節の札幌戦で移籍後初得点をマークした。今節はわずか1カ月あまりで実現する古巣戦。札幌戦で負った右足首痛も癒え、万全の状態で古巣のゴールに向かう。◆FW渡邉千真(ガンバ大阪)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
▽G大阪のキープレーヤーは、その長沢を入れ替わる形で青黒の仲間入りを果たした渡邉だ。J1通算80発以上の実績を誇る稀代の点取り屋はG大阪に加入して以降、3試合で2ゴール。さっそく類い稀な決定力を示しており、流れの中でも起点となる動きでチームの攻撃を新たに形づくる。早くも迎える古巣戦、燃えないわけがない。◆同級生指揮官対決
▽直近の戦いを見ても課題がはっきりしている両雄の一戦となる。神戸で言えば、直近のリーグ戦3試合でわずか1得点の得点力。掲げるポゼッションサッカーをどうゴールに結びつけていくかが鍵となる。対するG大阪は前述のとおり、先のルヴァンカップで露呈した守備面。この短期間でどこまで修正できるか。
▽また、テクニカルエリアに立つ神戸の吉田監督と、G大阪の宮本恒靖監督の両指揮官にも注目だ。いずれも1977年生まれで、現役時代の2009〜10年まで神戸の同僚として共闘した仲。指揮官としては、初対戦となる。関西勢対決で3ポイントをもたらす指揮官はどちらか──。明治安田生命J1第26節屈指の注目カードは19時にキックオフを迎える。
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