プーマが新シーズンに向けた新たな『FUTURE』と『PUMA ONE』を発表!

2018.07.23 21:25 Mon
▽プーマは23日、新シーズンに向けた新しい『FUTURE』と『PUMA ONE』を発表した。

▽新しい『FUTURE』と『PUMA ONE』には、ショッキングオレンジをベースカラーに採用。アマチュアレベルのプレーヤーが世界の舞台にまで駆け上がるストーリーにインスパイアされたこのスパイクは、カラーとデザイン、そしてテクノロジーを刷新。ピッチ上でのプレーを新たな高みへと導くものとなっている。
▽『FUTURE』はフィット感をカスタマイズすることが可能な機能「NETFITテクノロジー」を備えた最初のサッカースパイクとして発表。『FUTURE 2.1』は、このコンセプトを洗練し細部にわたり改良。NETFITテクノロジーの各シューレースホールはより最適な間隔に改良され、より多くのカスタマイズを可能にするためアッパーのより広いスペースにNETFITが採用されています。キッキングエリアにおいては、NETFITがTPUスキンで覆われプロテクトされ、このエリアに採用されているバキュームプロセスがスパイクのボールタッチとグリップ力をサポートする。
▽また、アウトソールには牽引性と安定性をもたらすように丸型スタッドとブレード型スタッドを組み合わせて最適に配置された、超軽量で反応性の高いPebax製のRAPIDAGILITYアウトソールを採用しています。クイックターンで瞬時に相手ディフェンダーを置き去りにするプレーを実現する。
▽『PUMA ONE』は、シュートからスピード、タッチまで、ゲーム中のあらゆる側面をサポートするために設計されており、『PUMA ONE 1』は、完璧なプログレッシブアップデートでこのアプローチに革命を起こします。

▽完璧なFEELのため、柔らかくて薄いカンガルーレザーをスパイクのキッキングエリアにのみ採用、全体的な軽量化も実現。パーフェクトタッチは全てのプレーヤーたちが求める重要なポイントです。カンガルーレザーの内側に3Dドットを施すことでこのリクエストに対応し、全体的なフィーリングとボールに対するグリップ力をさらに向上しました。

▽新しいFUSEFITテクノロジーとevoKNITソックを組み合わせることにより、FITは新たな高みへ導かれました。その結果、全体的な快適性やアジリティを向上させるため、フィット感の調節が可能となるオプションが加わりました。軽量のRAPIDSPRINTアウトソールをアップデートし、FASTをさらに押し上げ、スパイク全体の軽量化に成功し、トップスピードを実現します。新しいスタッド構成はエクスターナルヒールカウンターと一体になり、安定性を提供し、クイックなターンと爆発的な加速を実現するように設計され、全てのプレーヤーにアジリティと反応性の向上をサポートする。
▽新しい『FUTURE』はアントワーヌ・グリーズマンマルコ・ロイス川島永嗣東口順昭が着用予定。『PUMA ONE』はセルヒオ・アグエロロメル・ルカクオリヴィエ・ジルー長谷部誠小林悠などが着用予定となっている。

▽『FUTURE』はプーマ取扱いショップにて7月26日(木)より予約受付を開始予定。また、『PUMA ONE』は同日から販売開始予定となっている。
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【ラ・リーガ第36節プレビュー】今季最後のミッドウィーク開催! トップ4争い&降格残り1枠決着も

先週末に行われた第35節ではアルメリアに続くグラナダのセグンダ降格が確定。また、トップ4争いではアトレティコ・マドリーが勝ち点3を積み重ねた一方、アスレティック・ビルバオが勝ち点1に留まってこちらも大勢が決しつつある状況だ。 今シーズン最後のミッドウィーク開催となる第36節は、2位争いとトップ4争い、残り1枠を巡る残留争いに注目したい。 前節、レアル・ソシエダとの上位対決を2-0で制し、2位再浮上に成功したバルセロナ(勝ち点76)は、最下位アルメリア相手の連勝で2位死守を狙う。ソシエダ戦ではFWラミン・ヤマルの前半終盤のゴールで先制したものの、以降はGKレミロの好守に苦しめられた。それでも、後半終盤にFWハフィーニャが決めたPKでダメ押しに成功し、難敵相手に勝ち切った。公式戦5試合ぶりのクリーンシートも達成した最下位相手のアウェイゲームでは隙を見せることなく勝ち切りたい。 前々節の直接対決を制して2位浮上となったジローナだが、アラベスと対戦した前節は2度のリードを守り切れず、後半アディショナルタイムにMFグリディにドブレーテを決められて痛恨の2-2ドロー。わずか1節で3位に転落した。前節、セビージャとの接戦をFWセルロートのドブレーテで3-2と競り勝った9位のビジャレアルとのホームゲームでは4試合連続複数得点中の得点力ある相手の攻撃を封じつつ、接戦をモノにしたい。 前節セルタとのホームゲームを、後半終盤にMFデ・パウルが決めたゴラッソを守り切って2試合連続ウノセロ勝利を収めた4位のアトレティコ(勝ち点70)。これで5位のアスレティック(勝ち点62)とのポイント差を「8」に広げ、今節の勝利で来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が決まる。そのコルチョネロスは、10位のヘタフェとのマドリード自治州ダービーに挑む。3-3の壮絶な打ち合いを演じた前回対戦ではホーム連勝記録を「20」でストップされており、アウェイでのリターンマッチではその借りを返したいところ。直近数試合でやや湿りがちなグリーズマン、モラタ、デパイといったストライカー陣の活躍を期待したい。 アルメリア、グラナダの降格が決定した中、残り1枠を巡る残留争いでは残留圏内と5ポイント差の18位カディス(勝ち点29)に今節での降格の可能性。その崖っぷちのカディスは、12位のセビージャとのタフなアウェイゲームに臨む。前節のヘタフェ戦ではMFアルカラスが決めたPKを最後まで守り切るウノセロ勝利で5試合ぶりの白星を手にしたが、今節敗れて上位のセルタ(勝ち点34)、ラージョとマジョルカ(勝ち点35)、ラス・パルマス(勝ち点37)が勝ち点を伸ばした場合に降格が決定する。リーグワーストの24ゴールと得点力に大きな課題を抱える中、ヘタフェ戦同様に粘り強い戦いが求められる。 ドルトムントとのCL決勝に向けて、今節もコンディション調整が最優先事項となるレアル・マドリーは、残留が確定している11位のアラベスと対戦。前節はセグンダ降格が決定したグラナダ相手に、DFフラン・ガルシアの初ゴールにMFギュレル、MFブラヒム・ディアスのドブレーテの活躍によって4-0の圧勝。その後、シベーレス広場でのラ・リーガ優勝セレモニーも実施し、良いムードでベルナベウでの一戦に臨む。ドルトムント戦に向けて守備陣を中心にイタリア人指揮官にとって悩ましい状況が続く中、リーグ9連勝を目指しての戦いとなる。 MF久保建英を擁するソシエダは、バルセロナ戦の敗戦で7位に転落した中で6ポイント差で8位のバレンシアとのホームゲームに臨む。前述のバルセロナ戦ではビハインドを背負ったこともあり、ボール保持率で相手を上回って攻撃でもチャンスは作ったものの、アタッキングサードの精度不足が敗戦の一因となっており、連戦で先発復帰も期待される久保やFWオヤルサバルらの活躍に期待だ。 《ラ・リーガ第36節》 ▽5/14(火) 《26:30》 オサスナ vs マジョルカ 《28:30》 レアル・マドリー vs アラベス 《29:00》 ジローナ vs ビジャレアル ▽5/15(水) 《26:30》 セビージャ vs カディス ラージョ vs グラナダ 《29:00》 セルタ vs アスレティック・ビルバオ ヘタフェ vs アトレティコ・マドリー ▽5/16(木) 《26:30》 ラス・パルマス vs ベティス 《28:30》 アルメリア vs バルセロナ 《29:00》 レアル・ソシエダ vs バレンシア 2024.05.14 19:00 Tue

【プレミアリーグ第37節プレビュー】優勝左右するユナイテッドvsアーセナル! シティ&リバプールは曲者と対峙

先週末に行われた第36節はアーセナル、マンチェスター・シティの2強が揃って快勝。さらに、リバプールもトッテナムとのビッグマッチを制し、残り2節での逆転優勝にわずかな望みを繋いだ。 ヨーロッパ主要リーグの優勝チームが続々決定するも、依然として混迷極まる覇権争いが続くプレミアリーグは延期分を除き残り2節となった。そういった中、今節はマンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルのビッグマッチを含め3強がいずれもタフな相手と対戦。タイトルレースを左右する一節となりそうだ。 首位のアーセナルは前節、曲者ボーンマス相手に幸運な2つの判定もありながらも勝ち点3に相応しいパフォーマンスをみせ、3-0の快勝を収めた。これでリーグ4連勝を達成し、最終盤に急失速した昨季の教訓を見事に生かしてリーグテーブルの最上位をキープ。悲願のリーグ制覇は1試合未消化で1ポイント差のシティ次第ではあるものの、チームとして残り2試合を勝ち切って天命を待ちたい。 その悲願達成へ最後の障害となるのが、難所オールド・トラッフォードで行われる赤い悪魔との今季最後のアウェイゲームだ。シティ戦を除き今季ビッグ6相手のホームゲームで負けていない難敵との一戦において、勝ち点3を持ち帰るためにはチームとしての勝負強さが試されることになる。 一方、優勝争いを左右する立場となる8位のユナイテッド。宿敵シティとのFAカップ決勝を残しており、その優勝でヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得は可能だが、リーグ戦で何とかより上位でフィニッシュしたい。とりわけ、前節はクリスタル・パレス相手に敵地で0-4の惨敗を喫しており、怒れるホームサポーターの前でリバウンドメンタリティを示したい。なお、テン・ハグ監督の今季限りでの解任が既定路線として報じられるなど苦境が続くチームだが、DFマルティネスとFWラッシュフォードの主力2選手のチームトレーニング復帰という朗報も届いている。 宿敵のアシストを期待しつつ、今節の首位浮上を目指すシティは、13位のフルアム相手に今季最長の7連勝を目指す。前節、前回対戦で敗れたウォルバーハンプトン相手にFWハーランドの圧巻4ゴールによって5-1とリベンジを果たしたグアルディオラのチーム。今回の対戦相手はそのノルウェー代表FWが前回対戦でハットトリックを達成したお得意様だけに、勝ち点3と共に大量得点を奪って得失点差にもこだわった戦いを見せたい。 今節はマンデーナイト開催となる3位のリバプールは、前述の2強の結果次第で優勝の可能性が潰えた状況での戦いとなるが、クロップ体制で最後のアウェイゲームとなる4位のアストン・ビラとの上位対決で連勝を狙う。前節のトッテナム戦はMF遠藤航ら主力を下げた後半半ば以降の連続失点で冷や汗をかいたが、FWサラー、FWガクポ、MFエリオットの3選手がいずれも1ゴール1アシストを記録するなど攻撃陣の久々の爆発で4-2の快勝。リーグ3戦ぶりの白星を手にした。そのスパーズ戦から中7日と休養十分で臨むビラ・パークでの試合では相手を圧倒するパフォーマンスを期待したい。 対するアストン・ビラは、カンファレンスリーグ(ECL)準決勝敗退に、今季初の公式戦3連敗という苦境の中で難敵をホームで迎え撃つ。前節、不調のブライトンに0-1で敗れて7戦ぶりの白星を献上したエメリのチームは、2-4からの逆転を目指したオリンピアコスとの2ndレグでも0-2で敗戦した。チーム久々のタイトル獲得の可能性が潰えた中、残り2試合ではトップ4死守に全力を注ぐ構えだ。1試合未消化の5位トッテナムとのポイント差は「7」だが、シティとの延期分を引き分けで終えた場合、7ポイントを積む可能性は十分あり、且つ自分たちの最終節は絶好調のクリスタル・パレスとのアウェイゲームという点を考えると、何とか今回のリバプール戦で勝ち点を拾いたい。 リバプールのアシストを期待しつつ、わずかに残された逆転トップ4へ望みを繋ぎたいトッテナムは、19位のバーンリーとホームで対戦する。今季初の4連敗と最終盤に入って絶不調のポステコグルーのチームだが、前節の後半終盤はFWリシャルリソンを中心に久々に躍動感のあるパフォーマンスを見せており、その流れを今回の一戦に生かしたい。引き分け以下で1年での降格が決定する相手に対して、大量得点を挙げることができれば、翌々日に試合を行うアストン・ビラにより大きな重圧もかけられる。 逆転でのヨーロッパ出場権獲得を目指す7位のチェルシーは、勝利で自力残留を決められる17位のノッティンガム・フォレストとのタフなアウェイゲームに臨む。前節、絶不調のウェストハムとのダービーをFWジャクソンの2ゴールの活躍などで完勝したブルーズ。これでダービー連勝を飾ったチームは、FWエンクンクやDFグストといった一部主力も戦列に復帰。良いチーム状態で3連勝を目指すアウェイゲームに臨めるはずだ。 同じく熾烈なEL出場権争いに身を置く6位のニューカッスルは、週中にマンチェスター・ユナイテッドとのシックスポインターを控える中、11位のブライトン相手に3連勝を目指す。直近2試合では降格圏のシェフィールド・ユナイテッド、バーンリーにいずれも4ゴール以上を挙げて大勝しており、その攻撃力を生かして押し切りたい。 その他ではDF橋岡大樹を擁する18位のルートン・タウンと、モイーズ体制でのホームラストゲームを戦う9位のウェストハムが対峙する一戦にも注目だ。 ◆プレミアリーグ第37節 ▽5/11(土) 《20:30》 フルアム vs マンチェスター・シティ 《23:00》 ボーンマス vs ブレントフォード エバートン vs シェフィールド・ユナイテッド ニューカッスル vs ブライトン トッテナム vs バーンリー ウェストハム vs ルートン・タウン ウォルバーハンプトン vs クリスタル・パレス 《25:30》 ノッティンガム・フォレスト vs チェルシー ▽5/12(日) 《24:30》 マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル ▽5/13(月) 《28:00》 アストン・ビラ vs リバプール 2024.05.11 12:00 Sat

【ラ・リーガ第35節プレビュー】久保建英がバルサに挑む! 優勝マドリーは降格迫るグラナダ戦

先週末に行われた第34節ではレアル・マドリーの2シーズンぶり36度目の優勝が決定。これにより、残り4試合では上位争い、ヨーロッパ出場権争い、残留争いにより多くの注目が集まる。 今節の最注目カードはマンデーナイトに行われる3位のバルセロナと6位のレアル・ソシエダの上位対決だ。 バルセロナは前節、2位攻防戦となったジローナとのカタルーニャ自治州ダービーに2-4で敗戦。DFクリステンセン、FWレヴァンドフスキのゴールによって2度リードを手にしたが、ミス絡みの2失点目で2-2のイーブンに戻されると、そこから2ゴールを叩き込まれ、前回対戦と同じスコアでの厳しいシーズンダブルを喫し、3位に交代した。 これにより、クラブ財政において重要な来季のスーペル・コパ・デ・エスパーニャ出場権獲得はライバルの取りこぼしが必須の厳しい状況となった。その敗戦からのバウンスバックを図るチャビのチームは、直近の公式戦4試合連続で複数失点が続く守備の改善を図りつつ、ラ・レアルのソリッドな守備攻略へ好調のレヴァンドフスキの活躍に期待したい。 一方、ソシエダは前節、ラス・パルマス相手にオウンゴール、FWベッカーのゴールによって2-0の快勝。MFスビメンディ、DFスベルディアの負傷離脱に加えてMF久保建英のコンディションは懸念材料だが、何とかチーム一丸となった戦いで格上相手に連勝を狙いたい。古巣相手に躍動が期待される久保に関してコンディションの改善が確認されており、スタメンか途中投入かは不明だが、プレーできる状況にあるようだ。 前節、カディス戦での3-0の快勝とバルセロナの敗戦によって4節を残してのプリメーラ制覇を決めたマドリーは、王者として初めて臨む一戦で19位のグラナダとのアウェイゲームに臨む。2シーズンぶりの優勝に加え、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ではバイエルン相手に劇的な逆転勝利を収め、ウェンブリーへの切符を手にした。初戦を2-2のドローで終えた中、後半半ばに先制点を奪われる厳しい展開となったが、途中投入のFWホセルが土壇場の88分と91分に奪った連続ゴールによって2-1の逆転。最高の1週間を過ごすことになった。 今後は6月1日に控えるドルトムントとのCL決勝に向けたコンディション調整が最優先事項となるため、今回の一戦では大幅なターンオーバーが見込まれるが、守護神クルトワやDFミリトンなど虎視眈々とCL決勝への出場を目指す実力者たちが指揮官へのアピールに向けてしっかりとしたパフォーマンスを見せるはずだ。なお、対戦相手のグラナダは残り4試合で17位のマジョルカと11ポイント差となっており、この試合で引き分け以下に終わった場合、3節を残してのセグンダ降格が決定する。 前述のバルセロナとのダービーで会心の勝利を収め、悲願の来季CL出場が確定した2位のジローナは、ここからボーナスとなるスーペル・コパ出場権確保を目指す。そして、今節は3連勝で11位に順位を上げてきたアラベス相手に4連勝を狙う。この試合ではバルセロナ戦でリーグ戦20ゴールの大台に乗せ、ピチーチ争いでトップに立つ主砲ドフビクの活躍にも期待だ。 リーグ連勝で4位死守へ順調に勝ち点3を重ねるアトレティコ・マドリーは、残留へ勝ち点を積みたい15位のセルタとのホームゲームに臨む。前節はマジョルカ相手にFWリケルメの見事なミドルシュートで上げたゴールを最後まで守り切ってウノセロ勝利。追加点に課題を残したが、公式戦14試合ぶりのクリーンシートはポジティブな要素だ。セルタ戦では引き続き無失点にこだわりつつ、得意のホームゲームで攻撃陣も躍動といきたい。 そのアトレティコを6ポイント差で追走する5位のアスレティック・ビルバオは13位のオサスナ相手に連勝を狙う。前節はDFジェライ、DFパレデスとセンターバック2人が退場するアクシデントに見舞われたが、守護神ウナイ・シモンが驚異的なパラドンを連発し、FWイニャキ・ウィリアムズが挙げた2ゴールを守り抜いた。両主力センターバックをサスペンションで欠くこの一戦ではウィリアムズ兄弟が牽引する攻撃陣の働きが重要となる。 その他ではヨーロッパ出場を争う7位のベティスや8位のバレンシア、残留へ崖っぷちの18位カディスの試合や、ビジャレアルvsセビージャの名門対決にも注目したい。 《ラ・リーガ第35節》 ▽5/10(金) 《28:00》 アラベス vs ジローナ ▽5/11(土) 《21:00》 マジョルカ vs ラス・パルマス 《23:15》 ビジャレアル vs セビージャ 《25:30》 グラナダ vs レアル・マドリー 《28:00》 アスレティック・ビルバオ vs オサスナ ▽5/12(日) 《21:00》 カディス vs ヘタフェ 《23:15》 アトレティコ・マドリー vs セルタ 《25:30》 バレンシア vs ラージョ 《28:00》 ベティス vs アルメリア ▽5/13(月) 《28:00》 バルセロナ vs レアル・ソシエダ 2024.05.10 19:00 Fri

【EL準決勝プレビュー】欧州無敗記録更新で逃げ切りか、奇跡の逆転突破か…ダブリン行き懸けた運命の第2戦

ヨーロッパリーグ(EL)準決勝の2ndレグが9日に開催される。ファイナル進出を懸けた第2戦の展望を紹介していく。 ◆準決勝2ndレグ ▽5/9(木) 《28:00》 レバークーゼン vs(AGG:2-0) ローマ アタランタ vs(AGG:1-1) マルセイユ ◆欧州記録更新でリベンジか、奇跡の逆転か <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240508_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ★予想スタメン ◆レバークーゼン◆ 【3-4-2-1】 GK:コヴァル DF:タプソバ、ター、インカピエ MF:スタニシッチ、アンドリッヒ、ジャカ、グリマルド FW:フリンポン、ヴィルツ、アドリ ◆ローマ◆ 【4-3-3】 GK:スヴィラール DF:チェリク、マンチーニ、スモーリング、スピナッツォーラ MF:クリスタンテ、パレデス、ペッレグリーニ FW:ディバラ、ルカク、エル・シャーラウィ 2シーズン連続の対峙となった因縁の対戦カードは、ブンデスリーガ初優勝の勢いに乗るレバークーゼンが難所オリンピコで2-0と先勝した。 前半からほぼ五分五分の攻防が繰り広げられたが、半ば過ぎの28分にDFカルスドルプのミスを突いたDFグリマルドのお膳立てからMFヴィルツが先制点を奪取。ここから完全に主導権を握ったアウェイチームは幾つかの決定機で仕留め切れずにいたが、後半半ば過ぎの73分にMFアンドリッヒが見事なミドルシュートを突き刺し、待望の追加点を奪取。以降はローマが攻勢を強めたものの、後半アディショナルタイムの絶好機でFWエイブラハムが決め切れず、開幕からの無敗記録を「47」に更新したレバークーゼンが先勝に成功した。 昨季、敗戦を喫した敵地で先勝に成功したシャビ・アロンソ率いるチームは、先週末に行われたブンデスリーガのフランクフルト戦では先発7人を入れ替えたアウェイゲームを5-1で快勝。MFジャカの先制点を皮切りに、FWシックやFWボニフェイスと控え選手が得点を重ねて完勝し、公式戦48戦無敗としたチームは、ベンフィカが1963年12月~1965年2月にかけて樹立した欧州公式戦無敗記録に並んだ。そして、万全の状態で臨むバイ・アレーナでの一戦では、1987-88シーズン以来の決勝進出に加え、欧州新記録を樹立を狙う。 一方、相手に主導権を握りながらチャンスも作っていたものの、ミスや決定機逸によって2シーズン連続のファイナル進出へ暗雲たれ込めるローマ。先週末のリーグ戦では上位のユベントスとのビッグマッチを1-1のドローで終えた。熾烈なセリエAでのチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いにおいて、1試合未消化のアタランタに同勝ち点で並ばれて6位に後退したが、先発6人を入れ替えて主力を早めのタイミングでベンチに下げたなか、手応えを得るドローでもあった。 今季未だ無敗の難敵相手の逆転突破は至難の業と言わざるを得ないが、2017-18シーズンのCL準々決勝で初戦を1-4で落とした中、バルセロナ相手に“オリンピコの奇跡”と称される3-0の勝利を収めた不屈のジャッロロッシは“バイ・アレーナの奇跡”を狙う。当時、カピターノとして“オリンピコの奇跡”を起こしたデ・ロッシ監督は、その再現に向けて必ずやチームを鼓舞するはずだ。 ◆2戦連続の激闘制するのは <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240508_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ★予想スタメン ◆アタランタ◆ 【3-5-2】 GK:ムッソ DF:スカルヴィーニ、ディムスティ、コラシナツ MF:ザッパコスタ、デ・ローン、コープマイネルス、エデルソン、ルッジェーリ FW:デ・ケテラエル、スカマッカ ◆マルセイユ◆ 【3-5-2】 GK:パウ・ロぺス DF:ムベンバ、ジゴ、バレルディ MF:クラウス、アリ、コンドグビア、ヴェレトゥ、メルラン FW:サール、オーバメヤン 初顔合わせとなった実力者同士の一戦は、イーブンの状態で第2戦を迎えることになった。 スタッド・ヴェロドロームで行われた1stレグは、アウェイのアタランタが絶好調のFWスカマッカのゴールで先制に成功。だが、マルセイユも伏兵DFムベンバの圧巻のミドルシュートで20分に追いついた。以降は熱狂的なホームサポーターの大声援を後押しに、ホームチームが攻勢を仕掛けたが、FWオーバメヤンが前半終盤のGKとの一対一のチャンスを決め切れず。後半もマルセイユペースながら、アタランタも要所で際どいシーンを作り出す睨み合いの展開が続いた中、1-1のドロー決着となった。 敵地での初戦を最低限のドローで終えたアタランタは、先週末のセリエAですでに降格が決定したサレルニターナに2-1の逆転勝利。ローマを得失点差で上回り、CL出場圏内の5位に浮上した。先発6人を入れ替えて臨んだアウェイゲームでは立ち上がりに先制点を奪われたが、後半立ち上がりのスカマッカの同点ゴールに、MFコープマイネルスの見事な左足ミドルシュートで得点を重ねてきっちり勝ち切った。今週末にローマとのシックスポインター、ユベントスとのコッパ・イタリア決勝と重要な連戦を控えるが、まずはこのマルセイユ戦をしっかりと勝ち切ってシーズン最終盤の重要な連戦へ弾みを付けたい。 内容面を鑑みれば先勝を逃した印象が強いマルセイユだが、下馬評では苦戦必至と見られた一戦を五分以上の内容で終えられた点では、間違いないく自信と勇気を得られたはずだ。また、リーグ側の配慮によって先週末のスタッド・ランス戦は来週ミッドウィークに延期されており、相手に比べてよりフレッシュな状態で臨める。この間にサスペンション明けのDFジゴや負傷明けの一部選手がコンディションを上げており、初戦に比べて選手層に厚みが加わった中で敵地へ乗り込める。 ほぼイーブンの状態で臨むダブリン行きを懸けた両雄の運命の第2戦は、いずれにせよ激戦必至となりそうだ。 2024.05.09 18:00 Thu

【ECL準決勝プレビュー】先勝オリンピアコス、ヴィオラの逃げ切りか、アストンビラ&ブルージュの逆転か? アテネ行き懸けた運命の第2戦

ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準決勝の2ndレグが8、9日に開催される。ファイナル進出を懸けた第2戦の展望を紹介していく。 ◆準決勝2ndレグ ▽5/8(水) 《25:45》 クラブ・ブルージュ vs(AGG:2-3) フィオレンティーナ ▽5/9(木) 《28:00》 オリンピアコス vs(AGG:4-2) アストン・ビラ ◆逃げ切りで自国開催決勝か、逆転でギリシャに舞い戻るか <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240507_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ★予想スタメン ◆オリンピアコス◆ 【4-2-3-1】 GK:ツォラキス DF:ロジネイ、レトソス、カルモ、オルテガ MF:イボーラ、エッセ MF:フォルトゥニス、シキーニョ、ポデンセ FW:エル・カービ ◆アストン・ビラ◆ 【4-2-3-1】 GK:マルティネス DF:コンサ、ジエゴ・カルロス、パウ・トーレス、ディーニュ MF:ドウグラス・ルイス、マッギン MF:ディアビ、ティーレマンス、ベイリー FW:ワトキンス 共にセビージャでヨーロッパリーグ(EL)制覇の経験があるメンディリバル、ウナイ・エメリのスペイン人指揮官対決の初戦は戦前の予想を反して、前者が率いるオリンピアコスが敵地で4-2の先勝を収めた。 先週に要塞ビラ・パークで行われた一戦はホームのアストン・ビラが主導権を握りながらも、効果的なカウンター、ハイラインを巧みに攻略したオリンピアコスが主砲エル・カービの連続ゴールで2点を先行。その後、前半終了間際と後半入りでFWワトキンス、FWディアビと縦関係を築く2トップのゴールでホームチームが追いつく。しかし、直後にPKによるゴールでエル・カービがハットトリック、その後もMFエッセの幸運なミドルシュートでアウェイチームが一気に引き離すと、終盤のMFドウグラス・ルイスのPK失敗も響いたアストン・ビラがまさかの2点差負けを喫した。 敵地で望外の快勝を収めたギリシャの名門は、先週末に公式戦がなく中6日の休養を経て万全の状態で相手を迎え撃つ。会心のゲームを見せた前回対戦から大きな変更はなさそうだが、センターバックと守備的MFを担うノトイ、2列目で攻撃にアクセントを付けられるMFヨルゴス・マスラスの2選手がサスペンション明けで復帰し、逃げ切りを図る中で有効なオプションとして機能するはずだ。 一方、ホームで厳しい敗戦を喫したアストン・ビラは、先週末のプレミアリーグではブライトンに0-1の敗戦。一部ポジションでターンオーバーを敢行した中、不振の相手に完封負けを喫して今季2度目の公式戦連敗に。また、同試合ではFWロジャーズが筋肉系のトラブルで負傷交代しており、逆転突破へ3点が必要な大一番に不安を残す形となった。ただ、その他の負傷者では守護神マルティネス、MFティーレマンスらに復帰の可能性が出てきており、勝負強いその主力2人の復帰を追い風に逆転でのファイナル進出を目指す。 なお、今季ファイナルの舞台はAEKアテネが本拠地とするスタディオ・アギア・ソフィアとなっており、オリンピアコスが母国での決勝に駒を進めるか、あるいはアストン・ビラが再びギリシャの地に舞い戻るか。 ◆ヴィオラ2季連続決勝へ王手もベルギー史上初快挙のチャンスも十分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240507_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ★予想スタメン ◆クラブ・ブルージュ◆ 【4-2-3-1】 GK:ミニョレ DF:サビー、オルドニェス、メシェレ、デ・カイパー MF:ヴェトレセン、バランタ MF:スコフ・オルセン、ヴァナケン、ヌサ FW:イゴール・チアゴ 出場停止者:MFオニェディカ ◆フィオレンティーナ◆ 【4-2-3-1】 GK:テラッチアーノ DF:ドゥドゥ、クアルタ、ラニエリ、ビラーギ MF:アルトゥール、ボナヴェントゥーラ MF:ニコラス・ゴンサレス、ベルトラン、ソッティル FW:ベロッティ 昨シーズン準優勝のフィオレンティーナと、ベルギー史上初の4強入りを果たしたブルージュの初戦は、激しい打ち合いの末に昨季ファイナリストが3-2の貫録勝ちを収めてホームで先勝した。 先週にスタディオ・アルテミオ・フランキで行われた1stレグは、スタメン抜擢のMFソッティルが開始5分に見事なボックス左角からのミドルシュートを突き刺してホームチームが先制に成功も、ブルージュが17分にMFヴァナケンのPKによるゴールで追いつく。その後は攻勢を仕掛けたフィオレンティーナが37分にFWベロッティの鮮やかな反転シュートで勝ち越すと、後半序盤にはMFオニェディカが2枚目のイエローカードを受けて退場に。 これで一気に流れはホームチームに傾くかに思われたが、退場直後にブルージュがカウンターから主砲イゴール・チアゴのゴールでスコアをタイに戻した。以降は10人のアウェイチームが粘り強く2-2を維持したが、後半アディショナルタイムに途中出場のFWエヌゾラがゴール前の混戦から押し込んだ劇的ゴールによってヴィオラが先勝した。 敵地で先勝を許した上に中盤の主力オニェディカをサスペンションで欠くことになったブルージュだが、先週末のリーグ戦ではアントワープに2-1の勝利を収めてバウンスバックに成功。さらに、負傷明けの守護神ミニョレの戦列復帰は追い風だ。逆転突破を狙う今節では[3-5-2]、[4-2-3-1]のいずれの布陣で臨むかに注目しつつ、FWヌサやFWスコフ・オルセンといったサイドアタッカーの活躍に期待したい。また、前回対戦でベンチ外となったMF本間至恩のベンチ入りにも期待したいところだ。 一方、リード時のゲーム運ぶに課題を残しながらも、接戦を制してアドバンテージを手にしたフィオレンティーナ。DFラニエリを除く先発10人を入れ替えて臨んだエラス・ヴェローナ戦は1-2の敗戦となったが、しっかりと主力のプレータイムをコントロールし、万全の状態で敵地へ乗り込む。逃げ切りを意識しつつ、FWニコラス・ゴンサレスを起点としたカウンター、セットプレーを軸にゴールを奪って勝ち切りたいところだ。 2024.05.08 18:30 Wed
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