【J1ピックアッププレビュー】攻撃と守備、課題を克服し“負のスパイラル”から抜け出すのは《浦和vs名古屋》

2018.07.18 11:30 Wed
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▽熱戦が続いたロシア・ワールドカップも閉幕。約2カ月にわたる中断期間が明け、明治安田生命J1リーグが再開する。第16節では、14位の浦和レッズと最下位の名古屋グランパスが対戦する。

◆低迷中の両者
▽ホームの浦和は中断期間前の3試合で2分け1敗。勝利がないまま中断期間に入った。監督交代や選手の負傷離脱など、様々なエクスキューズがあったものの、14位は期待外れと言える。さらに、天皇杯の松本山雅FC戦は、DFマウリシオの2得点で2-1と辛勝。完全に悪い流れを断ち切れたとはいえない。
▽対する名古屋は最下位で中断期間へ。第2節のジュビロ磐田戦の白星を最後に、リーグ戦は13戦未勝利。直近2試合はともに3失点で連敗と泥沼状態だった。新加入のFWジョーが気を吐き6得点、MFガブリエル・シャビエルが4得点、DFホーシャが3得点と外国人選手の活躍が目立ち、日本人選手はFW玉田圭司の1得点のみ。どの様に風間八宏監督が立て直したのかに注目が集まる。

◆中断明けで攻撃陣が奮起するか~浦和レッズ~
▽14位と低迷している浦和だが、好材料は失点の少なさ。15試合で13失点はリーグ3番目に少ない。しかし、攻撃陣が大ブレーキ。12得点とリーグ最少となっている。

▽中断期間中にかつて鹿島アントラーズでプレーしたFWファブリシオを獲得したが、起用できるのは次節以降。今節は既存メンバーがしっかりと結果を出さなくてはいけない。しかし、前述の通り天皇杯の松本戦でも結果が出ず、再開するリーグ戦で結果を残し、浮上のキッカケを掴みたい。
◆崩壊の守備をどう立てなおしたか~名古屋グランパス~
▽対する名古屋は得点数が14とリーグ3番目に少ないが、最大の課題は守備陣。30失点はダントツでリーグワーストとなっている。

▽後半戦に向け、DF中谷進之介(柏レイソル)、DF丸山祐市(FC東京)、DFエドゥアルド・ネット(川崎フロンターレ)と各クラブの主力選手を完全移籍で獲得。次節以降は守備能力の高い補強選手の起用が見込まれるが、今節は現有戦力で戦うことになる。中断期間で修正した部分をどこまで出せるのかが注目だ。

【予想スタメン&フォーメーション】
◆浦和レッズ[3-4-2-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:西川周作
DF:遠藤航、マウリシオ、槙野智章
MF:橋岡大樹、柏木陽介、青木拓矢、宇賀神友弥
MF:マルティノス、武藤雄樹
FW:興梠慎三
監督:オズワルド・オリヴェイラ

▽システムは[3-4-2-1]を採用。日本代表としてロシア・ワールドカップに参加したDF遠藤航、DF槙野智章も天皇杯に続いて出場するだろう。1トップにはFW興梠慎三、シャドーにFWマルティノス、FW武藤雄樹が入ると見る。前線は結果を残すことが重要であり、FWファブリシオが今後メンバーイリすることを考えても、奮起が求められる。

◆名古屋グランパス[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ランゲラック
DF:宮原和也、新井一耀、櫛引一紀、秋山陽介
MF:玉田圭司、長谷川アーリアジャスール、小林裕紀、和泉竜司
FW:ガブリエル・シャビエル、ジョー
監督:風間八宏

▽名古屋は[4-4-2]と予想。前半戦でも主力を務めた選手たちがピッチに並ぶだろう。守備陣にはDF菅原由勢ではなく、復帰後にポジションを掴んだDF新井一耀が入ると予想。また、MF青木亮太が入っていた右サイドには、ベテランFW玉田圭司が入ると予想する。しっかりと守り、得点をあげられるか。

【注目選手】
◆FW興梠慎三(浦和レッズ)
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▽浦和の注目選手はFW興梠慎三だ。ワールドカップを経験し、悔しさも味わった遠藤や槙野の守備陣にも注目が集まるが、チームが勝利するために必要なゴールを生み出す興梠の活躍に注目したい。今シーズンは6得点でチーム最多。1人で攻撃をけん引しているだけに、興梠の活躍が不可欠だ。

◆FWジョー(名古屋グランパス)
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▽対する名古屋の注目はジョーを挙げる。今季加入ながら6得点とチームの攻撃を牽引。MFガブリエル・シャビエルとの連携も高く、2人で10得点とチームの中心だ。守備陣の不安定さがどこまで解消しているかも課題だが、風間監督特有の攻撃スタイルを貫き、打ち勝つ姿の方が勝機が見えるだろう。そのためには、エースのゴールが不可欠。ジョーが輝けるかが3月以来の勝利のカギを握る。

◆浮上のキッカケを掴むのは
▽両クラブにとって今必要なのは勝利以外の何物でもない。浦和は直近7試合でわずか1勝。勝ち切れない試合が多く、課題は攻撃陣と明確だ。一方の名古屋は前述の通り第2節以降勝利なし。守備陣の崩壊が課題だ。

▽補強で手を打った両者だが、今節はそのカードを切ることはできず、約2カ月間の中断期間での修正力が問われる試合となる。また、この先の浮上を考えても、補強だけではないチームとしての修正が期待される。

▽互いに期待外れに終わった前半戦、後半戦に向けたキッカケを掴むのはどちらか。試合は18日(水)の19時30分にキックオフを迎える。
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