フランクフルト、2部降格のHSVからN・ミュラーを獲得!

2018.06.14 14:50 Thu
Getty Images
フランクフルトは12日、ブンデスリーガ2部に降格するハンブルガーSV(HSV)から元ドイツ代表FWニコライ・ミュラー(30)をフリートランスファーで獲得したことを発表した。契約期間は2020年までの2年となるが、更なる契約延長オプションが付随している。

▽降格したHSVを離れて来季もブンデスリーガに残留することになったミュラーはフランクフルト公式サイトで今回の移籍に関して以下のようにコメントしている。

「ハンブルクで過ごした時間の中にはたくさんの特別な瞬間でもあったよ。常に思った通りにいったわけではなかったけど、移籍を後悔したことはないよ」
「今日は素晴らしい日だ。僕はずっとフランクフルトのファンだったからね。ここ数年間でチームは成長を見せているし、個人的にこれからも成功を続けていく助けになっていきたいと思う」

▽一方、2列目の複数ポジションをこなせる快足アタッカーの獲得に成功したフレディ・ボビッチマネージャーは、「ニコライはブンデスリーガで経験豊富なベテラン。我々に完璧にマッチするプレーヤーだ。スピードがあり、攻撃的ポジションであれば複数でプレーが可能だし、性格的にも素晴らしい。負傷に関しては完全に回復し切っていると思っている」と、満足感を示している。
▽フランクフルトのユースチームを経てグロイター・フュルトでプロデビューを飾ったミュラーは、マインツを経て2014年にHSVに加入。同クラブでは左右のウイングを主戦場に加入から3シーズンに渡って活躍した。

▽だが、今季はアウグスブルクとの開幕戦で開幕ゴールを記録するも、ゴールセレブレーションの際に着地を誤り、ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負った。奇しくもフランクフルトとの第33節で復帰を果たすも、HSVの2部降格の一因だったとの批判も浴びている。

ニコライ・ミュラーの関連記事

ウェスタン・シドニー・ワンダラーズは16日、フランクフルトから元ドイツ代表FWニコライ・ミュラー(32)を獲得したことを発表した。 フランクフルトのユースチームを経てグロイター・フュルトでプロデビューを果たしたミュラーは、マインツでFW岡崎慎司、ハンブルガーSVでDF酒井宏樹とチームメイトとなるなど日本人とも馴染 2019.10.16 21:15 Wed
現在、ヒザのじん帯断裂で長期離脱を余儀なくされているハンブルガーのニコライ・ミュラーが、軽く走ることができるところまで回復していることが明らかになった。17日、クラブが公式メディアを通して、リハビリ中の動画を公開した。ミュラーは8月19日に行われたブンデスリーガ第1節のアウクスブルク戦の前半8分、右サイドから放り込まれ 2017.11.17 13:11 Fri
▽日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVは20日、ドイツ人MFニコライ・ミュラーが右ヒザの負傷により、全治7カ月と診断されたと発表した。 ▽N・ミュラーは、ブンデスリーガ開幕節のアウグスブルク戦(1-0でハンブルガーSVが勝利)に先発。8分に先制ゴールを決めた。だが、ゴールセレブレーションでジャンプを試み 2017.08.21 09:30 Mon

フランクフルトの関連記事

フランクフルトの人気記事ランキング

1

フランクフルト、35歳のベテランDFチャンドラーと2026年まで契約延長

フランクフルトは8日、元アメリカ代表DFティモシー・チャンドラー(35)との契約延長を発表した。契約期間は2026年6月30日までとなる。 新契約にサインしたチャンドラーは公式サイトで以下にように喜びを語った。 「フランクフルトが僕にとってどれほどの存在であるかは、誰もが知っている。毎日ここに来て、このクラブのために全力を尽くすことが僕は大好きなんだ。契約を延長し、来シーズンも胸にワシをつけてプレーできることを嬉しく思う」 フランクフルト出身の元アメリカ代表DFであるチャンドラーは、2011年にニュルンベルクでブンデスリーガデビューすると、2014年に下部組織時代を過ごした古巣に完全移籍。 フランクフルトでは、サイドバックやウイングバックを主戦場にこれまで在籍11シーズンで公式戦198試合に出場し10ゴール17アシストを記録。 今季はブンデスリーガ3試合で22分の出場にとどまるなど、ピッチ内での貢献は限られているが、ユース出身であるうえに人格者として知られる同選手は、チーム内で強いリーダーシップを発揮できる貴重な存在だ。 2025.05.09 07:30 Fri
2

佐野海舟フル出場のマインツ、3位フランクフルトにドローも7戦勝ちなし【ブンデスリーガ】

マインツは4日、ブンデスリーガ第32節でフランクフルトをホームに迎え、1-1で引き分けた。マインツのMF佐野海舟はフル出場している。 前節バイエルンに敗れて6試合勝ちがなく、7位に後退したマインツ(勝ち点47)は佐野が[3-4-2-1]のボランチで先発となった。 勝利すれば4位以上が決まり、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得が決まる3位フランクフルト(勝ち点55)に対し開始1分、ボックス左に抜け出したエキティケに際どいシュートを打たれたマインツだったが、GKリースがセーブ。 守勢の入りとなったマインツは8分にコールが負傷交代となった中、16分に先制される。エキティケのラストパスを受けたR・クリステンセンにGKとの一対一を制された。 追う展開となったマインツが重心を上げる中、24分にもアクシデント。ダ・コスタが負傷し、早くも2人目の交代を強いられた。 災難が続いたマインツは34分、CKからハンチェ=オルセンのヘディングシュートで牽制した中、追加タイム4分にはイ・ジェソンのヘディングシュートで追いついたかと思われたが、わずかにオフサイド。 しかし1点ビハインドで迎えた後半、57分に追いつく。ロングスローの流れからブルカルトがクリステンセンのクリアボールを身体に当ててゴールにねじ込んだ。 一進一退の攻防で推移する中、69分のピンチではエキティケのループシュートが外れて助かったマインツは、逆転を目指して前がかっていく。 終盤の88分にはバックパスミスからエキティケに決定機を許したマインツだったがシュートミスに救われると、90分にブルカルトが際どいシュートを放つも枠を捉えきれず。 追加タイム4分には右サイドを持ち上がった佐野がクロスを送り、ウェイペルが合わせる好機もシュートはブロックされ1-1でタイムアップ。 3位フランクフルト相手に引き分けたが、7試合勝ちなしとなった。 マインツ 1-1 フランクフルト 【マインツ】 ヨナタン・ブルカルト(後12) 【フランクフルト】 ラスムス・クリステンセン(前16) 2025.05.05 06:53 Mon
3

マインツに痛手…守備のスペシャリストDFコールが左ヒザ内側じん帯損傷で今季残り試合を欠場

マインツは5日、ドイツ人MFドミニク・コールが左ヒザ内側じん帯の損傷で離脱したことを発表した。 コールは4日に行われたブンデスリーガ第32節のフランクフルト戦に先発出場したが、8分に相手選手と接触した場面で左ヒザを負傷。その後の検査で上記の診断が下された。 なおクラブによれば、現在は経過観察しながらリハビリを続けており、7月初旬のプレシーズン機関での復帰を目指しているとのことだ。 2022年夏にフランクフルトからマインツへ加入したコールは、本職の守備的MFに加え、センターバックでもプレー可能な守備のスペシャリスト。マインツでは昨季から主にセンターバックでプレーしており、今季もここまで公式戦30試合に出場していた。 2025.05.06 13:00 Tue
4

デンマーク大型右SBの次なる舞台はドイツか…フランクフルトがR・クリステンセンのレンタル濃厚に

デンマーク代表DFラスムス・クリステンセン(27)のフランクフルト入りが濃厚視されるようだ。 先のユーロ2024にも参戦のR・クリステンセン。母国デンマークのミッティランでプロ入りした187cmのサイズを誇る右サイドバックはアヤックスでのステップアップ移籍がうまくいかず、レッドブル・ザルツブルクでのプレーを挟み、2022年夏からリーズ・ユナイテッドに渡った。 だが、リーズがそのシーズンをもってチャンピオンシップ(イングランド2部相当)に降格し、自身もローマにレンタル移籍。セリエAとコッパ・イタリアを合わせて31試合に出場し、1得点2アシストの成績を収めたが、リーズにひとまずレンタルバックの運びとなった。 そして、この夏はフランクフルトの興味話が浮上。最近では選手との口頭合意が報じられ、あとはクラブ間交渉の行方次第とされるなか、ドイツ『スカイ』によると、1年レンタルで合意に至り、1500万ユーロ(約25億7000万円)ほどの買取オプションが付くという。 フランクフルトでは本職の右サイドバック陣にベテランの元アメリカ代表DFティモシー・チャンドラーや、27歳のポルトガル人DFアウレリオ・ブタが控えるが、補強が必要なポジションだった。 2024.07.19 14:57 Fri
5

フランクフルトの堂安律に対する関心はやはり本物? 独メディアに加え仏メディアも初期交渉伝える

フランクフルトは、やはりフライブルクの日本代表MF堂安律(26)の獲得に本腰を入れているようだ。 以前から今夏の去就が取り沙汰される堂安。ここ最近のドイツメディアの報道ではスポーツ・ディレクター(SD)を務めるマルクス・クレシェ氏が左利きアタッカーに執心とされる、フランクフルトからの関心が盛んに報じられている。 さらに、一連の報道を裏付けるようにフランス『レキップ』は、U-21フランス代表FWウーゴ・エキティケ(22)の移籍と関連付ける形でブンデスリーガのクラブが堂安の獲得に動いていると報じている。 現在、フランクフルトのエースストライカーとして活躍するエキティケに対してはプレミアリーグを中心に複数の強豪クラブが獲得に動いており、フランクフルトも売却を検討しているという。 そして、ポジションは異なるものの、今季ブンデスリーガで31試合9ゴール7アシストと決定的な仕事が光る日本代表MFを新たな攻撃の中心として迎え入れたい考えだという。 現時点で詳細は明かされていないものの、フランクフルトと堂安サイドはすでに初期交渉を開始しており、クラブ側は競合が見込まれるなかで迅速な契約締結を目指しているとのことだ。 なお、残り3節となったブンデスリーガでフランクフルトは勝ち点55の3位、フライブルクは勝ち点51の4位といずれもチャンピオンズリーグ出場圏内に位置。そのリーグテーブルも去就に影響を与える可能性が高い。 2025.04.27 18:00 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly