【日本代表プレビュー】本大会前のラストマッチ…テストなのか、チェックなのか
2018.06.12 15:20 Tue
▽12日、日本代表はロシア・ワールドカップ前最後の強化試合として、パラグアイ代表と対戦する。8日に行われたスイス代表戦では0-2と完敗。5月30日のガーナ代表戦に続く、無得点2失点の試合となっただけに、不安が募る状況だ。
◆W杯不出場国
▽しかし、ここまで8度のワールドカップに出場。2010年の南アフリカ・ワールドカップでは、ラウンド16で日本代表と対戦。PK戦の末に勝利し、過去最高のベスト8の成績を残した。
▽伝統的に守備が堅いパラグアイは、最新のFIFAランキングで32位。対戦成績は2勝4分け2敗と五分ではあるものの、侮れない相手だ。
◆本大会前のラストマッチ
▽日本にとっては、ワールドカップ前の最後の試合。西野朗監督が率いた2試合で連敗、さらにここまで7戦未勝利ということを考えると、危機的状況ではある。
▽そんな中、西野監督はスイス戦後に「バックアッパーに入ってもらおうと思う」とコメントしており、スイス戦に出場しなかった選手や、出場時間が短かった選手の起用を示唆している。確かに、メンタル面やフィジカル面を考えれば実戦を行うことが重要だが、そこを考えている状況かと言われれば疑問だ。結果が出ていない状況で、控えメンバーに“可能性”を求めたい状況なのかもしれない。
◆システムは4バックか
▽ガーナ戦に比べ、スイス戦の方が手応えを感じているようで、守備時にオートマチックに動けていたことも大きいのだろう。ベースになるのが4バックと選手も口にしており、[4-2-3-1]のシステムで選手を入れ替えると予想する。
★予想フォーメーション[4-2-3-1]
DF:酒井宏樹、吉田麻也、昌子源、長友佑都
MF:山口蛍、柴崎岳
MF:原口元気、香川真司、乾貴士
FW:岡崎慎司
▽西野監督が明言した「全員起用」を考えてのメンバー選考。柱になるであろう選手を残しつつ、ここまで出場機会が短い選手が先発すると予想する。
▽GKに関しては、GK中村航輔を推したい。GK東口順昭と前後半で交代する可能性が高いが、GK川島永嗣のパフォーマンスが不安定なだけに、逆転でのポジション獲得のチャンスだ。
▽最終ラインは、DF吉田麻也、DF長友佑都と軸になる2人は続けて先発。吉田の相棒として、DF昌子源を試すと見る。また、右サイドバックはDF酒井宏樹が西野体制初先発となるだろう。
▽中盤のボランチはMF山口蛍、MF柴崎岳のコンビとなるだろう。山口はガーナ戦で先発も、パフォーマンスが不安定。一方の柴崎は、2試合連続で途中出場。縦パスを含めて攻撃のスイッチを入れられる選手だけに、停滞気味の日本代表には必要な存在となるだろう。
▽トップ下にはMF香川真司、右にMF原口元気、左にMF乾貴士と予想する。香川は、スイス戦の途中出場で、先発したMF本田圭佑との違いを見せた。パラグアイ戦で結果を残せれば、ポジション確保にも繋がるだろう。1トップにはFW岡崎慎司と予想する。日本で最もゴールを奪っている岡崎は、現在3番手の立ち位置。西野体制の初ゴールを奪えば、スタメンの座もあり得るかもしれない。
◆形を示すことができるか
▽ここまでの2試合で無得点の攻撃は、どのようなプロセスでゴールに向かうのか。また、2試合連続で2失点の守備は、どのような決まり事を作って守るのか。「やられてはいない」「崩されていない」という言葉が選手から聞こえて入るが、結果として2試合で4失点は言い訳できない。
▽また、西野監督が明言した通りに全選手を起用するならば、このパラグアイ戦で何を見たいのか。貴重なテストマッチでありながら、目指すものの答え合わせも必要になる一戦。試合は、12日の22時にキックオフを迎える。
◆W杯不出場国

Getty Images
▽パラグアイは、今回のロシア・ワールドカップには出場できず。2大会連続で南米予選敗退となった。▽しかし、ここまで8度のワールドカップに出場。2010年の南アフリカ・ワールドカップでは、ラウンド16で日本代表と対戦。PK戦の末に勝利し、過去最高のベスト8の成績を残した。
◆本大会前のラストマッチ
▽日本にとっては、ワールドカップ前の最後の試合。西野朗監督が率いた2試合で連敗、さらにここまで7戦未勝利ということを考えると、危機的状況ではある。
▽スイス戦はガーナ戦とは異なり、[4-2-3-1]のシステムでスタート。守備面では良い部分を見せたところもあるが、攻撃面は不発。決定機らしい決定機は皆無だった。
▽そんな中、西野監督はスイス戦後に「バックアッパーに入ってもらおうと思う」とコメントしており、スイス戦に出場しなかった選手や、出場時間が短かった選手の起用を示唆している。確かに、メンタル面やフィジカル面を考えれば実戦を行うことが重要だが、そこを考えている状況かと言われれば疑問だ。結果が出ていない状況で、控えメンバーに“可能性”を求めたい状況なのかもしれない。
◆システムは4バックか

Getty Images
▽2試合で2つのシステムを採用した日本代表だが、パラグアイ戦は[4-2-3-1]を採用することになりそうだ。▽ガーナ戦に比べ、スイス戦の方が手応えを感じているようで、守備時にオートマチックに動けていたことも大きいのだろう。ベースになるのが4バックと選手も口にしており、[4-2-3-1]のシステムで選手を入れ替えると予想する。
★予想フォーメーション[4-2-3-1]

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GK:中村航輔DF:酒井宏樹、吉田麻也、昌子源、長友佑都
MF:山口蛍、柴崎岳
MF:原口元気、香川真司、乾貴士
FW:岡崎慎司
▽西野監督が明言した「全員起用」を考えてのメンバー選考。柱になるであろう選手を残しつつ、ここまで出場機会が短い選手が先発すると予想する。
▽GKに関しては、GK中村航輔を推したい。GK東口順昭と前後半で交代する可能性が高いが、GK川島永嗣のパフォーマンスが不安定なだけに、逆転でのポジション獲得のチャンスだ。
▽最終ラインは、DF吉田麻也、DF長友佑都と軸になる2人は続けて先発。吉田の相棒として、DF昌子源を試すと見る。また、右サイドバックはDF酒井宏樹が西野体制初先発となるだろう。
▽中盤のボランチはMF山口蛍、MF柴崎岳のコンビとなるだろう。山口はガーナ戦で先発も、パフォーマンスが不安定。一方の柴崎は、2試合連続で途中出場。縦パスを含めて攻撃のスイッチを入れられる選手だけに、停滞気味の日本代表には必要な存在となるだろう。
▽トップ下にはMF香川真司、右にMF原口元気、左にMF乾貴士と予想する。香川は、スイス戦の途中出場で、先発したMF本田圭佑との違いを見せた。パラグアイ戦で結果を残せれば、ポジション確保にも繋がるだろう。1トップにはFW岡崎慎司と予想する。日本で最もゴールを奪っている岡崎は、現在3番手の立ち位置。西野体制の初ゴールを奪えば、スタメンの座もあり得るかもしれない。
◆形を示すことができるか

Getty Images
▽初戦のコロンビア戦を前に、最後のテストマッチとなる日本代表。結果、内容ともに見せてもらいたいが、どのようなサッカーがしたいのかを示す必要がある。▽ここまでの2試合で無得点の攻撃は、どのようなプロセスでゴールに向かうのか。また、2試合連続で2失点の守備は、どのような決まり事を作って守るのか。「やられてはいない」「崩されていない」という言葉が選手から聞こえて入るが、結果として2試合で4失点は言い訳できない。
▽また、西野監督が明言した通りに全選手を起用するならば、このパラグアイ戦で何を見たいのか。貴重なテストマッチでありながら、目指すものの答え合わせも必要になる一戦。試合は、12日の22時にキックオフを迎える。
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「なんて可愛いんでしょ」オナイウ阿道が妻と愛娘と家族ショット、七五三での着物姿に「とってもかわいい」など祝福の声
トゥールーズに所属するFWオナイウ阿道の愛娘が愛くるしい。 2021年6月にキリンチャレンジカップ2021のセルビア代表戦で日本代表デビューを果たしたオナイウ。同年夏に海を渡り、活躍の場を横浜F・マリノスからフランスに移している。 28日には自身のインスタグラムを更新。家族写真を公開した。 家族4人での幸せフォトや、着物姿でカメラに目を向ける長女の姿には、ファンからも祝福の声や感嘆の声が届いている。 「素敵なご家族、お似合いです」 「なんて可愛いんでしょ、おめでとうございます」 「七五三おめでとうございます。ますます素敵な女の子になられますように」 「ちっちゃい女の子たちがとってもかわいい」 オナイウは2018年に入籍を発表。2人は2019年7月10日に第一子となる長女を、2020年9月26日に第2子となる次女を授かっていた。 <span class="paragraph-title">【写真】オナイウ阿道の愛娘の着物姿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">オナイウ阿道 2022.12.29 20:35 Thu4
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu5