ローマがクリスタンテ獲得に迫る? 5年契約ですでに個人間合意か

2018.05.27 20:01 Sun
Getty Images
ローマアタランタのイタリア代表MFブライアン・クリスタンテ(23)の獲得に迫っているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えている。

▽ミランの下部組織時代から期待を集めていた23歳のクリスタンテは、セリエA36試合に出場し9ゴール3アシストを記録するなど、今季のアタランタでブレイクした。

▽攻守両面における質の高いパフォーマンスに加え、186cmの恵まれたサイズも魅力な万能型MFには、ユベントス、ナポリ、ラツィオ、インテルが関心を示しているほか、イングランドからも熱視線が送られている。
▽しかし、『カルチョ・メルカート』が伝えるところによれば、現在獲得レースを大きくリードしているのはローマだという。ローマはすでにクリスタンテサイドと年俸250万ユーロ(約3億2000万円)の5年契約で大筋合意しているようだ。

▽また、アタランタが3000万ユーロ(約38億2000万円)に移籍金を設定しているとみられる中、ローマは昨夏獲得したもののフィットしていないフランス人FWグレゴワール・デフレル(26)の譲渡を契約に組み込むことで、移籍金の減額を目指しているようだ。

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「この瞬間が重要だと理解してくれた」ラニエリ監督が緩み出さずの快勝称賛…ドレッシングルームの逸話も明かす

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マルディーニ氏の27歳長男が現役引退へ...ミランやセリエAでのプレー叶わずもセカンドキャリアは…

ミランのレジェンド、パオロ・マルディーニ氏の長男が現役引退を決断したようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ミランのクラブ史における最大のバンディエラと言っても過言ではないマルディーニ氏。クラブキャリア全てをミランに捧げ、史上最高の左サイドバックとも称された男は、今夏まで古巣でテクニカル・ディレクター(SD)を務めていた。 そんなマルディーニ氏には2人の息子がおり、どちらも父に続いてサッカー選手に。次男はミランからエンポリへ武者修行中の元U-20イタリア代表FWダニエル・マルディーニで、長男が現在無所属のDFクリスティアン・マルディーニ(27)だ。 まだ21歳の次男ダニエルが偉大な父に追いつけ追い越せと言わんばかりに逞しくセリエAで奮闘する一方、長男クリスティアンはミランの下部組織を退団後、セリエCやセリエDでのキャリアが中心となり、一時はマルタでのプレーも経験した。 現在に至るまでセリエAへのステップアップが叶っていないなか、昨シーズンはセリエCのレッコに所属も1年で契約が切れて現在は無所属。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、クリスティアンは現役引退を決断したという。 セカンドキャリアは代理人業。イタリアの著名なエージェントであり、イタリア代表のMFサンドロ・トナーリ(ニューカッスル)やMFダビデ・フラッテージ(インテル)、MFブライアン・クリスタンテ(ローマ)、また弟ダニエルなども顧客に持つジュゼッペ・リソ氏の下で働き始めるとのことだ。 祖父のチェーザレ・マルディーニ氏、そして父であるパオロ・マルディーニ氏...先代2人のように偉大なキャリアを築けなかったクリスティアン・マルディーニだが、いつの日かカルチョに大きな影響力を持つ大物代理人となる日が来るかもしれない。 2023.09.13 15:01 Wed
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アズムンがゴール後の謝罪ジェスチャー説明…後輩ハイセンの非礼を詫びる

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