フル出場乾が先制点の起点に! 終盤も1G1Aで3点に絡みエイバル完勝《リーガエスパニョーラ》
2018.05.05 22:00 Sat
▽MF乾貴士の所属するエイバルは5日、リーガエスパニョーラ第36節でジローナのホームに乗り込み、4-1で勝利。乾はフル出場し、1ゴール1アシストを記録した。
▽乾が起点となり幸先良くリードを奪ったエイバルは、その後も精力的にプレスをかけ続け、ジローナにチャンスを作らせない。23分にはジローナの右CKからDFファンぺのヘディングシュートを許したが、GKリエスゴがキャッチ。ゴールを死守した。
▽それでも26分、ジローナに決定機が訪れる。ボックス手前でボールを持ったポルトゥがボックス内にラストパスを供給。しかし、走り込んだグラネルが左足のアウトで放ったシュートは枠をわずかに外れた。
▽しかし38分、エイバルが左CKを獲得し、キッカーのホセ・アンヘルがボックス内中央に速いボールを入れる。うまくジローナDFの前にポジションを取ったキケ・ガルシアが頭で合わせ、嫌な流れを吹き飛ばす追加点を決めた。さらに前半終了間際の46分にも、オレジャーナが完璧なクロスを供給。キケ・ガルシアが決め切れずハットトリックとはならなかったが、良い雰囲気で試合の折り返しを迎える。
▽後半に入ると、48分に乾がボックス手前左でFKを獲得。キッカーのオレジャーナが直接狙ったシュートは枠を捉えられなかったが、乾の積極的な仕掛けがチャンスを呼び込んだ。
▽しかし55分、ジローナが反撃に出る。右CKを獲得すると、キッカーのボルハ・ガルシアがボックス手前中央に向けてグラウンダーのクロスを入れる。走り込んだアダイ・ベニテスが思い切りよく右足を振り抜き、1点を返した。
▽ややジローナの攻撃の時間が長くなると、67分にエイバルは選手交代を敢行する。ややパフォーマンスが低調だった途中出場のアレホに代え、ホルダンを投入。勝負に徹した采配が行われると、アレホはベンチで頭を抱えて涙を流した。
▽すると80分、ピッチ中央付近でファウルをもらった乾が、相手が守備陣形を整える前にクイックリスタートを選択する。反応していたホルダンがGKボノとの一対一を制し、監督の起用に答えるチームの3点目を決めた。
▽さらに89分、キケ・ガルシアの落としを受けた乾が、ボックス手前から右足を振り抜く。すると、GKボノの反応は間に合わず。乾の今シーズン5点目となった。
▽結局、エイバルが4-1でリードしたところで試合が終了。この結果、エイバルは14試合ぶりの複数得点で3試合ぶりの白星を得ることに。対するジローナは、3試合勝ちなしとなった。
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▽2試合勝ちのない9位ジローナ(勝ち点48)が、同じく2試合勝ちのない12位エイバル(勝ち点44)を本拠地に迎えた一戦。エイバルは0-0で引き分けた前節のバレンシア戦から、スタメンを変更せず。乾はペドロ・レオンやオレジャーナら主力のアタッカー陣とともに2試合連続でのスタメン入りとなった。▽試合が始まると、エイバルが閉塞感を吹き飛ばすかのように早々の得点を記録する。9分、ジローナのFKからボールが流れ、ルーズボールを処理したモジカのバックパスが中途半端に。反応した乾が頭でジローナDFに競り勝ち、エイバルはボックス内で3対1の数的優位を得る。最後はダニ・ガルシアがGKボノを引きつけて横パスを選択し、キケ・ガルシアが無人のゴールに流し込んだ。▽それでも26分、ジローナに決定機が訪れる。ボックス手前でボールを持ったポルトゥがボックス内にラストパスを供給。しかし、走り込んだグラネルが左足のアウトで放ったシュートは枠をわずかに外れた。
▽ジローナに勢いが出始めたタイミングで、エイバルにアクシデントが発生。30分、ペドロ・レオンがピッチ中央付近に座り込み、プレー続行不可との判断に。アレホを投入し、早い時間にエースを欠くこととなった。
▽しかし38分、エイバルが左CKを獲得し、キッカーのホセ・アンヘルがボックス内中央に速いボールを入れる。うまくジローナDFの前にポジションを取ったキケ・ガルシアが頭で合わせ、嫌な流れを吹き飛ばす追加点を決めた。さらに前半終了間際の46分にも、オレジャーナが完璧なクロスを供給。キケ・ガルシアが決め切れずハットトリックとはならなかったが、良い雰囲気で試合の折り返しを迎える。
▽後半に入ると、48分に乾がボックス手前左でFKを獲得。キッカーのオレジャーナが直接狙ったシュートは枠を捉えられなかったが、乾の積極的な仕掛けがチャンスを呼び込んだ。
▽しかし55分、ジローナが反撃に出る。右CKを獲得すると、キッカーのボルハ・ガルシアがボックス手前中央に向けてグラウンダーのクロスを入れる。走り込んだアダイ・ベニテスが思い切りよく右足を振り抜き、1点を返した。
▽ややジローナの攻撃の時間が長くなると、67分にエイバルは選手交代を敢行する。ややパフォーマンスが低調だった途中出場のアレホに代え、ホルダンを投入。勝負に徹した采配が行われると、アレホはベンチで頭を抱えて涙を流した。
▽すると80分、ピッチ中央付近でファウルをもらった乾が、相手が守備陣形を整える前にクイックリスタートを選択する。反応していたホルダンがGKボノとの一対一を制し、監督の起用に答えるチームの3点目を決めた。
▽さらに89分、キケ・ガルシアの落としを受けた乾が、ボックス手前から右足を振り抜く。すると、GKボノの反応は間に合わず。乾の今シーズン5点目となった。
▽結局、エイバルが4-1でリードしたところで試合が終了。この結果、エイバルは14試合ぶりの複数得点で3試合ぶりの白星を得ることに。対するジローナは、3試合勝ちなしとなった。
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29日、明治安田J1リーグ第7節の清水エスパルスvs湘南ベルマーレがIAIスタジアム日本平で行われ、ホームの清水が3-0で勝利した。 開幕2連勝から一転して勝利が遠ざかっている清水。代表ウィーク中のYBCルヴァンカップ1回戦ではSC相模原を3-1で下したなか、リーグ戦5試合ぶりの勝利を狙う。前節の京都サンガF.C.戦からは2人変更し、吉田豊が左ウイングバック、宇野禅斗がボランチに入る3バックで臨んだ。 対するアウェイの湘南も前節のヴィッセル神戸戦で初黒星。ルヴァンカップ1回戦ではツエーゲン金沢を1-0で破った。神戸戦からは3人入れ替え、福田翔生がスタメン復帰。新戦力の奥埜博亮や高橋直也も先発し、ベンチにはこちらも新加入の小田裕太郎が入った。 立ち上がりから積極性を見せたのは清水。ハイプレスでボールを奪いに行くと、11分にはPKから先制。宇野のインターセプトから北川航也がポストプレーを見せると、一度は湘南ボールとなりながら奪い返しに行ったのは宇野。ボールに触れてからボックス内で倒され、北川がPKを右隅に決めた。 追いかける形となった湘南は縦に速い攻撃で同点ゴールを奪いに行く。20分には畑大雅の左クロスに福田翔生が頭で合わせるが、ゴール右に外れる。 清水は湘南の攻撃をしっかりと抑えると、21分には北爪健吾が右サイドを突破。折り返しから乾貴士がダイレクトで右足を振るが、これはGK上福元直人がキャッチする。 28分、主導権を握る清水に追加点が生まれる。右サイドで組み立てると、宇野から中央でフリーのマテウス・ブエノへワンタッチパス。そのままマテウス・ブエノが持ち上がると引きつけてから右ポケットでフリーの松崎快へ。冷静に右足で流し込んだ。 2点ビハインドの苦しい展開となった湘南が攻勢を強めるが、清水の集中した守備をなかなか攻略できず。40分には小野瀬康介の右クロスに奥野がダイビングヘッドで飛び込むが、高木践が身体を張ってシュートコースを消す。 2-0で折り返すと、後半序盤に湘南に決定機。小野瀬から右クロスが上がると鈴木章斗がボレー。こぼれ球を拾った畑の折り返しから奥野がネットを揺らすが、オフサイドでゴールは認められない。 まず1点を返したい湘南は藤井智也に代えて茨田陽生を投入。しかし直後、サイドチェンジから右サイドを崩した清水に決定機。クロスのセカンドボールから宇野がダイレクトミドルを放つと、コース上で高橋が足を出して枠から外れる。 なんとか3点目を阻止した湘南も、福田のフリックから鈴木章斗が最終ライン裏へ抜け出す。ボックス手前で仕掛けて右足を振るとグラウンダーのシュートがゴール左隅に決まるが、抜け出した時点のオフサイドでまたもゴールは認められない。 67分、清水に決定的な3点目。最終ラインで回す湘南に対し、マテウス・ブエノが前に出てインターセプト。触れたボールがそのまま背後へのスルーパスとなり、抜け出した北川がGK上福元との一対一を制した。 苦しい展開の湘南は、デビューとなる小田に加えて石井久継の投入で2枚替え。75分には交代カードを使い切る。 清水も選手を入れ替えながら終盤へ。4分の後半アディショナルタイムにも反撃を許さず、3-0の完封勝利。リーグ戦5試合ぶりの勝利を手にしたが、敗れた湘南は2連敗となった。 清水エスパルス 3-0 湘南ベルマーレ 【清水】 北川航也(前11、後22) 松崎快(前28) <span class="paragraph-title">【動画】北川航也が2点目! 抜け出しから冷静に一対一制す</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">まさにエースの仕事<br><br>高い位置でのボール奪取から<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%8C%97%E5%B7%9D%E8%88%AA%E4%B9%9F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#北川航也</a> GKとの1vs1を制し今日2ゴール<br> <br>明治安田J1リーグ第7節<br>清水×湘南<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> LIVE配信<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E6%B9%98%E5%8D%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#清水湘南</a><a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/yIDzn43ShJ">pic.twitter.com/yIDzn43ShJ</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1905857448361029989?ref_src=twsrc%5Etfw">March 29, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.29 15:04 Sat5
【J1注目プレビュー|第11節:清水vs福岡】前節はともに横浜FMに逆転勝利、福岡は首位を守りたい
【明治安田J1リーグ第11節】 2025年4月20日(日) 14:00キックオフ 清水エスパルス(10位/15pt) vs アビスパ福岡(1位/19pt) [IAIスタジアム日本平] <h3>◆劇的な逆転勝利を勢いに【清水エスパルス】</h3> ミッドウィークに行われた横浜F・マリノス戦では前半の2点ビハインドから後半一気に3ゴール。見事な逆転勝利を収めた。 チームとしては4試合ぶりの勝利となり、今季4勝目。敗戦の可能性もあった中での逆転劇は、チームを勢いづかせるものだろう。秋葉忠宏監督も「This is football」と試合後に発言。会心の勝利だった。 勝敗は五分(4勝3分け4敗)に戻ったが、それでも2失点を喫してしまったことは課題。4試合連続失点中、そのうち3試合は2失点と徐々に守備に綻びが見えており、チームとしては早い段階で解決策を見つけておきたいところだ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:沖悠哉 DF:北爪健吾、高橋祐治、蓮川壮大、吉田豊 MF:宇野禅斗、マテウス・ブエノ MF:松崎快、乾貴士、カピシャーバ FW:北川航也 監督:秋葉忠宏 <h3>◆首位をしっかり守りたい【アビスパ福岡】</h3> 勢いそのままに首位に躍り出た福岡。前節はホームに横浜FMを迎えて2-1で勝利を収めた。 先制を許したものの、しっかりと逆転勝利を収めて3連勝。開幕3連敗から一転、7試合で6勝1分けと現在絶好調。そしてチームは史上初の首位に躍り出た。 特にこの好調を支えているのは、堅い守備。3試合連続クリーンシートこそ逃したが、無敗の7試合ではわずか3失点という状況。チームとしても自信になる。 今節の相手である清水はアウェイで5戦勝利がない相手。システムの使い分けも共通した上、ともに直近は横浜FMに逆転勝利を収めているだけに、この勢いをしっかりと結果に繋げ、首位をキープしたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:前嶋洋太、田代雅也、安藤智哉、志知孝明 MF:松岡大起、見木友哉 MF:紺野和也、名古新太郎、藤本一輝 FW:シャハブ・ザヘディ 監督:金明輝 2025.04.20 10:00 Sunエイバルの人気記事ランキング
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乾&武藤の同僚FWらがセックステープを巡る問題で懲役刑か、2016年のエイバルで発生
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