【プレビュー】無敗優勝への最終防波堤“エル・クラシコ” 白い巨人が誇りをかける《バルセロナvsレアル・マドリー》

2018.05.07 01:00 Mon
Getty Images
▽日本時間5月6日27:45に伝統の一戦“エル・クラシコ”が、カンプ・ノウで幕を開ける。「クラシコを前に順位表は意味を持たない」とは、ブラウグラーナの旗頭、アンドレス・イニエスタの発言だ。“タイトルに匹敵する”とも表現される決戦、誇りを示すのはバルセロナか、レアル・マドリーか——。

▽昨年12月23日、サンティアゴ・ベルナベウで開催されたリーガエスパニョーラ第16節では、バルセロナが3-0でマドリーに完勝。ホームでの一戦にMFイスコを外してMFマテオ・コヴァチッチを起用して敗戦したジネディーヌ・ジダン監督は、決定機を逸した同胞FWカリム・ベンゼマと共に苛烈な批判に晒されることとなった。

▽一方、エルネスト・バルベルデ監督はこの試合を以ってバルセロナ指揮官として浴びていた「フィロソフィーに欠ける」との批判を一蹴している。獲得が疑問視されていたMFパウリーニョの直線的な動きを生かし、マンツーマンを採用していたマドリーディフェンスに穴を空け、FWルイス・スアレスの得点で先制。畳みかけるようにPKで追加点を決めると、試合終了間際には靴の脱げたFWリオネル・メッシのお膳立てからDFアレイシ・ビダルがトドメを刺した。
▽クラシコ以前から首位に立っていたバルセロナは、快勝後には本格的な独走態勢に。リーガ第35節時点で戦績は26勝8分け無敗(※1試合未消化)。勝ち点を「86」にまで積み上げ、既に優勝を決めている。一方のマドリーは、クラシコ敗戦以降の2試合で1分け1敗と不振に陥り、現在の勝ち点は「74」。戦績が21勝8分け5敗(※1試合未消化)の3位と、無敗優勝が見えている宿敵から大きく水をあけられている。また、コパ・デル・レイでもバルセロナが優勝、マドリーが準々決勝敗退と対照的な結果となった。
▽しかし、チャンピオンズリーグ(CL)となると話は別だ。バルセロナは、CL準々決勝でローマと顔を合わせ、ホームでの1stレグでは4-1で大勝したものの、アウェイでの2ndレグで0-3の敗北を喫し、アウェイゴール差により散ることに。対するマドリーは、パリ・サンジェルマン、ユベントス、バイエルンと各国リーグの覇者を撃破。3連覇を目指し、キエフの地でファイナルを戦うことが決定している。

▽先日、「チャンピオンズ優勝はリーガ、コパの2冠達成と同等かそれ以上のものだ」とDFセルヒオ・ラモスが語ったのは、“タイトルの獲得”そのものに留まらず“バルセロナを上回ったか”にも意識が向いているためだろう。国内2冠か、欧州制覇か。不毛な議論を終結に導くためにはライバルに勝利しなければならない。
▽バルセロナに求められるのは、無敗優勝を目標とした「引き分け以上」の結果ではない。カンプ・ノウの大観衆の前で、ロス・ブランコスに「ダブル」の屈辱を与えることだ。対するマドリーは、「無敗優勝の阻止」が最低条件。国内のタイトル争いで味わった苦い思い出を消し去るためには、「3-0以上の勝利」で痰飲を下さなくてはならないだろう。通算対戦成績はバルセロナの93勝49分け95敗。激戦の歴史に今、新たな1ページが加わる。

◆バルセロナ◆
【4-3-3】

▽バルセロナ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:テア・シュテーゲン
DF:セルジ・ロベルト、ピケ、ユムティティ、ジョルディ・アルバ
MF:ラキティッチ、ブスケッツ、イニエスタ
FW:メッシ、スアレス、コウチーニョ
負傷者:MFサンペール
出場停止者:なし

▽出場停止者はいない。負傷者としてMFサンペールが欠けたほか、DFディーニュ、DFミナ、DFアレイシ・ビダル、MFアンドレ・ゴメスが戦術的理由で招集外となった。

▽フォーメーションに関しては、MFイニエスタが最も輝く【4-3-3】を予想。その場合は、MFコウチーニョが得意とする左ウィングに入る。今シーズン多用している【4-4-2】であれば、MFコウチーニョが右サイドハーフに移動。また、FWデンベレが起用される場合は【4-4-2】の右サイドハーフに入る可能性が高く、コンビを組む右サイドバックは併用されている頻度の高いDFネウソン・セメドが務めるだろう。

◆レアル・マドリー◆
【4-4-2】

▽レアル・マドリー予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ケイロル・ナバス
DF:L・バスケス、ナチョ、セルヒオ・ラモス、マルセロ
MF:モドリッチ、カゼミロ、クロース、アセンシオ
FW:ベンゼマ、C・ロナウド
負傷者:DFカルバハル、ヴァラン、MFイスコ
出場停止者:なし

▽出場停止者はいない。負傷者に関しては、DFカルバハルがハムストリングのケガにより欠場濃厚なほか、MFイスコ、DFヴァランも出場が危ぶまれている。

▽フォーメーションは、今シーズンに基軸としている【4-4-2】を予想。負傷者を考慮した場合、右サイドバックにはチャンピオンズリーグ・バイエルン戦2ndレグ同様、MFルーカス・バスケスの起用が考えられる。本職の右サイドバックであるDFアクラフ、センターバックのDFバジェホが大一番で起用される可能性は低いだろう。

▽左サイドハーフには、MFイスコが欠けた場合は印象的な得点を多く奪っているFWアセンシオがファーストチョイスだ。守備面の強化を考えた場合にはインサイドハーフにMFカゼミロ、MFコバチッチを並べることも予想される。しかし、前回のクラシコではMFコバチッチの起用により敗戦したのではないかと厳しく批判されており、かなり勇気の要る決断となるだろう。

★注目選手
◆バルセロナ:MFフィリペ・コウチーニョ
(C)Getty Images.
▽バルセロナの注目プレーヤーは、初のクラシコ参戦となるMFフィリペ・コウチーニョだ。コウチーニョは、今年の冬にバルセロナに入団。凄まじいスピードでチームに適合すると、得意とする左サイドだけではなく右サイドでも抜群の存在感を発揮するようになった。とりわけ、柔軟なポジションチェンジ、素早い判断の中で発揮される切れ味鋭いドリブル、高精度のシュートはキラリと光る。マドリーがFWメッシに気を取られるようであれば、容易く混乱を招くだろう。

◆レアル・マドリー:MFルカ・モドリッチ
(C)Getty Images.
▽レアル・マドリーの注目プレーヤーは、チームの心臓を担うMFルカ・モドリッチだ。ジダン監督の現役時代を彷彿とさせるこのエレガントなミッドフィルダーは、[4-4-2]であればMFコウチーニョとのマッチアップが必至。ここでの鍔迫り合いが試合の明暗を分け、周囲との連携にも秀でた両者の対決は、チーム全体を巻き込んだ暴風雨を呼び込む。FWメッシ、FWスアレスらを見張るディフェンダー陣やMFカゼミロからの援護はリスクの増大を意味するため、FWクリスティアーノ・ロナウドまでの道程はモドリッチが“舗装”しなくてはならない。

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ケガで招集が危ぶまれていたトッテナムのFWリシャルリソンが、カタール・ワールドカップ(W杯)のメンバー入りに歓喜爆発だ。 7日、ブラジルサッカー連盟(CBF)はカタールW杯メンバー26名を発表した。 リバプールのFWロベルト・フィルミノや負傷したアストン・ビラのMFフィリペ・コウチーニョらが外れた一方で、順当に選出。そして、リシャルリソンも26名に入り込んだ。 今夏エバートンからトッテナムへと完全移籍で加入したリシャルリソン。ここまでプレミアリーグでは9試合に出場もゴールがなく3アシストのみ。一方で初のチャンピオンズリーグでは4試合で2ゴールを記録していた。 しかし、ふくらはぎを負傷し離脱。合計6試合を欠場しており、W杯メンバー入りも危惧されていた。 ブラジル代表は、ライブ配信でメンバーを発表。リシャルリソンは家族や知人たちと自宅でその様子をチェック。テレビの目の前で待機した。 周りは祈りながらも画面を見つめていたが、リシャルリソンは画面を見ることができず、ヒザを抱えて待機。しかし、名前が呼ばれた瞬間に感情が爆発。「ヨッシャー!」と言ってそうなほど、ゴールを決めたかのようなガッツポーズを披露。仲間達と抱き合うとともに、歓喜の雄叫びをあげていた。 ロシアW杯後にブラジル代表デビューを果たしたリシャルリソン。W杯予選の後半はケガでほとんどプレーしていなかったが、今年に入ってから代表戦では7ゴールを記録と調子を上げていた。 <span class="paragraph-title">【動画】発表を見ることができないリシャルリソン、名前が呼ばれ渾身のガッツポーズ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/CkqrhaMqJSx/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); 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耳塞ぎパフォのコウチーニョ、意味深メッセージ

バルセロナに所属するブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(26)が沈黙を破った。 2018年1月にリバプールから加入したコウチーニョ。先発から外れる試合が多々ある今シーズンは、パフォーマンスに対する批判が集まっており、移籍説も取り巻いている。そうしたなか、16日にカンプ・ノウで行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのマンチェスター・ユナイテッド戦で61分に勝負を決定付けるダメ押しのミドルシュートで1ゴール。その得点後、両手人差し指で両耳を塞ぐパフォーマンスを披した。 そのポーズの意味は明らかにされていないが、スペイン各メディアの見解によれば、長らく続くファンのブーイングに対するリアクションとして推測され、バルセロナOBで元ブラジル代表のリバウド氏から「ファンに対して、あんなことは絶対にすべきじゃない」との苦言も…。そうした論争の渦中にいるコウチーニョはインスタグラム(phil.coutinho)のストーリー機能を使い、意味深なメッセージを発信した。 「僕らのやる気を削ぐ人々の声に耳を絶対に貸すべきじゃない。彼らの主張は僕らの目標を見失わせるだけだから。僕は人生のなかで誰かに失望させられたことなんて一度たりともない。フットボールの内外問わずだ」 なお、バルセロナは4年ぶりのCL準決勝に進出。コウチーニョとしては故障離脱から復帰したフランス代表FWウスマーヌ・デンベレとのポジション争いを勝ち抜き、2014-15シーズン以来のトレブル達成に貢献することで真価を証明すると共に、ファンの評価を覆したいところだ。 2019.04.20 08:15 Sat

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21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン

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浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!

▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu

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