開幕から全敗の昇格組ベネヴェントで監督交代…バローニ解任でデ・ゼルビ氏を招へい
2017.10.24 06:15 Tue
▽ベネヴェントは23日、マルコ・バローニ監督(54)の解任およびロベルト・デ・ゼルビ氏(39)の招へいを発表した。
▽バローニ監督の下、昨シーズンのセリエB昇格プレーオフを制してクラブ史上初のセリエA昇格を決めた奇跡のクラブ、ベネヴェント。だが、リーグダントツ最下位の資金力しかない昇格組クラブは、開幕から敗戦を重ねてセリエAワースト記録となる開幕9連敗を喫している。
▽クラブは奇跡を起こしたバローニ監督の手腕を評価していたものの、逆転での残留に向けて苦渋の決断を下し、パレルモ時代に攻撃的なスタイルで評価を高めていたデ・ゼルビ氏(写真)の招へいに動いた。
▽バローニ監督の下、昨シーズンのセリエB昇格プレーオフを制してクラブ史上初のセリエA昇格を決めた奇跡のクラブ、ベネヴェント。だが、リーグダントツ最下位の資金力しかない昇格組クラブは、開幕から敗戦を重ねてセリエAワースト記録となる開幕9連敗を喫している。
▽クラブは奇跡を起こしたバローニ監督の手腕を評価していたものの、逆転での残留に向けて苦渋の決断を下し、パレルモ時代に攻撃的なスタイルで評価を高めていたデ・ゼルビ氏(写真)の招へいに動いた。
マルコ・バローニの関連記事
ベネヴェントの関連記事
記事をさがす
|
マルコ・バローニの人気記事ランキング
1
ヴェローナ、昨季途中までエンポリを率いたザネッティ氏を新監督に招へい
エラス・ヴェローナは14日、新監督にパオロ・ザネッティ氏(41)を招へいしたことを発表した。契約期間は2025年6月30日までとなる。 2023-24シーズンを13位で終えたヴェローナは、11日に昨夏から指揮を執っていたマルコ・バローニ監督(60)の退任を発表していた。 新監督に就任したザネッティ氏は、現役時代にエンポリやトリノで活躍したザネッティ氏は、2014年に引退すると2017年に当時セリエC(イタリア3部)のズュートティロールで指導者キャリアをスタート。 その後、アスコリやヴェネツィアで監督を歴任。直近では2022年6月から古巣エンポリの監督を務めると、2022-23シーズンは下部組織出身のMFトンマーゾ・バルダンツィを軸としたパスサッカーを展開した中、10勝13分け15敗の14位でシーズンを終え、クラブをセリエA残留に導いた。 この手腕が認められ、昨夏には2025年までの新契約にサインしていたが、2023-24シーズンはセリエA開幕3連敗を喫すると、第4節のローマ戦も0-7と大敗し、昨年9月19日に成績不振で解任されていた。 2024.06.14 06:30 Fri2
ザッカーニがラツィオの新たなバンディエラに…主将&10番継承へ
イタリア代表FWマッティア・ザッカーニがラツィオの新たなバンディエラに指名されたようだ。 前エラス・ヴェローナのマルコ・バローニ新監督招へいに、チーロ・インモービレ、ルイス・アルベルト、フェリペ・アンデルソンら近年のチームを支えた重鎮の退団によって大幅な刷新が図られたラツィオ。 新シーズンに向けて喫緊の重要事項となるのが、新チームを率いるカピターノの任命だ。 昨シーズンまでは前述のインモービレがカピターノを担い、不在時にはルイス・アルベルトが代役を担ってきたが、その2選手の退団によって新たな主将が必要となる。 一部ではミランでも同じ役割を担ったアレッシオ・ロマニョーリ、クラブ生え抜きのダニーロ・カタルディを推す声もあるが、イタリア人ジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、現在のチームで最も市場価値が高い29歳アタッカーが新カピターノに任命されたようだ。 また、ルイス・アルベルトの退団で空いた背番号10に関してもザッカーニが引き継ぐ可能性が伝えられており、ヴェローナから加入4年目で名実ともに新生ビアンコセレスティの象徴となる見込みだ。 2024.07.22 15:55 Mon3
「僕の見方ではカタルディ」ラツィオの“新主将ザッカーニ”に不満隠せぬ選手陣…透けて見えるロティート会長の思惑
ラツィオの「新キャプテン・ザッカーニ」がクラブ内外で波紋を広げている。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ラツィオは今夏、長年チームを先頭から引っ張り、近年キャプテンも務めていたチーロ・インモービレがベシクタシュへの移籍で退団。マルコ・バローニ新監督は、後任にマッティア・ザッカーニを指名した。 しかし、大半の選手がこの決定を不快に感じているとのこと。 ザッカーニはともかく、地元ローマ出身で少年時代からラツィオ所属のダニーロ・カタルディが人望も厚く、同選手は若手時代にレンタル先でバローニ監督とも共闘していたため、「新主将カタルディ」だと信じていたそうだ。 ところが、蓋を開けるとザッカーニ。 インモービレだけでなく、長年の功労者であるルイス・アルベルトとフェリペ・アンデルソンも退団…さらには昨季の低空飛行があったラツィオ。クラブ内外が一枚岩となっていくためにもひとつ象徴的な人選、すなわちカタルディが新主将に…となるはずだった。 GKイバン・プロベデルも先日、「僕の見方では、キャプテンはカタルディ一択だ。長くラツィオにいるだけでなく、このクラブが何たるかを僕に理解させてくれた男だ。この件が話題になっていて残念極まりない」とラジオ番組で発言。不穏な空気を隠そうともしなかった。 前述したように、選手らがザッカーニについて否定的な印象を持っているわけではなく、あくまで人望が厚いカタルディが専任されなかったことに対する違和感。 しかしながら、ザッカーニの新主将就任は、クラウディオ・ロティート会長の意向が透けて見える部分も。ユーロ2024でイタリア代表の一員としてインパクトを残したザッカーニは今季から背番号も「10」に変更されており、新たなクラブの象徴にしたいということか。 カタルディについては、クラブ内外からの人望が厚い一方、常時スタメンが確約されない準主力的存在。バローニ新監督の下でも、主力組には該当されないとみられている。 2024.07.29 19:50 Monベネヴェントの人気記事ランキング
1
ベネヴェントがサーニャに続きナスリ&ソング獲得に動く! “魔女の街のクラブ”が元アーセナル3選手の加入で奇跡の残留目指す
▽ベネヴェントが元フランス代表MFサミル・ナスリ(30)と元カメルーン代表MFアレクサンドル・ソング(30)のダブル補強を画策していたようだ。イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が伝えている。 ▽今冬の移籍市場で元ブラジル代表DFサンドロ(28)と元フランス代表DFバカリ・サーニャ(34)をフリーで獲得したベネヴェントは、奇跡の残留に向けてさらに2人の大物を獲得しようと動いていたようだ。 ▽『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』の伝えるところによれば、ベネヴェントは先日にそれぞれアンタルヤシュポル(トルコ)、ルビン・カザン(ロシア)との契約を解消してフリーになっているナスリとソングの獲得に動いていたという。ただ、クラブ幹部が選手と代理人と共に公式な会談を行ったものの、サラリーなど諸々の条件で合意には達せず、交渉成立とはならなかったようだ。 ▽ただ、両選手ともに現時点で所属先は決定しておらず、今後再交渉を行った場合、心変わりから電撃加入という可能性もゼロとは言い切れない。 ▽ほうきに乗った魔女のエンブレムを持つ、“魔女の街のクラブ”が元アーセナル3選手をチームに迎え入れて奇跡の残留を果たせば、21世紀の新たな魔女伝説として後世に語り継がれることになるが、果たして…。 ▽なお、今節首位のナポリに敗れたベネヴェントは第23節終了時点で残留圏内の17位SPALと勝ち点13差の最下位に低迷している。 2018.02.06 01:55 Tue2