チェルシーがリュディガー獲得でクラブ間合意と英有力紙
2017.07.01 08:15 Sat
▽イギリス『ガーディアン』は6月30日、チェルシーがローマに所属するドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(24)の移籍に関して、クラブ間合意に達したと報じた。
▽伝えられるところによれば、リュディガーの移籍金は2900万ポンド(約42億3000万円)+ボーナス400万ポンド(約5億8000万円)で、年俸は350ポンド(約5億1000万円)。来週にもロンドンに赴き、チェルシーのメディカルチェックを受ける見込みだという。
▽シュツットガルト出身のリュディガーは、2015年夏からローマでプレー。3バックと4バックを併用するローマで最終ラインの主軸として活躍するセンターバックだ。ローマ在籍2年間で公式戦通算72試合に出場して2ゴール。昨シーズンは公式戦36試合1ゴールをマークした。
▽今夏、適材適所の補強が見込まれてきたチェルシー。リュディガーのほかにも、モナコに所属するフランス代表MFティエムエ・バカヨコ(22)、ユベントスでプレーするブラジル代表DFアレックス・サンドロ(26)の到着も取り沙汰されている。
▽伝えられるところによれば、リュディガーの移籍金は2900万ポンド(約42億3000万円)+ボーナス400万ポンド(約5億8000万円)で、年俸は350ポンド(約5億1000万円)。来週にもロンドンに赴き、チェルシーのメディカルチェックを受ける見込みだという。
▽シュツットガルト出身のリュディガーは、2015年夏からローマでプレー。3バックと4バックを併用するローマで最終ラインの主軸として活躍するセンターバックだ。ローマ在籍2年間で公式戦通算72試合に出場して2ゴール。昨シーズンは公式戦36試合1ゴールをマークした。
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恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat5
王者マドリーがPK戦までもつれ込むマドリードダービー制してベスト8進出!【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・2ndレグ、アトレティコ・マドリーvsレアル・マドリーが12日にエスタディオ・メトロポリターノで行われ、延長戦までもつれ込んだ激闘は2戦合計2-2で終了。その後、PK戦を2-4で制したレアル・マドリーの準々決勝進出が決まった。 敵地での1stレグを1-2の敗戦で終えたアトレティコ。さらに、先週末のリーグ戦ではヘタフェとのアウェイゲームを、後半終盤の連続失点によってまさかの1-2の逆転負け。厳しい公式戦連敗となった。逆転を目指したホーム開催の大一番では先発2人を変更。ガランとリーノの左サイドをテコ入れし、ヘイニウド、ギャラガーを起用した。 一方、3点目こそ奪えなかったもののホームで先勝に成功したマドリー。先週末のリーグ戦でも難敵ラージョとのホームゲームを2-1で競り勝ち、良い形で敵地へ乗り込んだ。アンチェロッティ監督は前回対戦から先発2人を変更。カマヴィンガとブラヒム・ディアスに代えてモドリッチとサスペンション明けのベリンガムを起用した。 試合前からホームサポーターによる熱狂的な雰囲気が作り出されたなか、アトレティコが電光石火のゴールを奪う。開始28秒、前線へのロングボールのセカンドを繋いでアルバレス、デ・パウルと右サイドに展開し、グラウンダーの高速クロスが供給される。ジュリアーノ・シメオネがボックス右で潰れた背後に飛び込んだギャラガーがニアでスライディングシュートを流し込んだ。 指揮官シメオネの抜擢に応えたギャラガーの一撃によって2戦合計2-2のイーブンに戻った試合。球際では激しいバトルが繰り広げられる一方、互いに守備時はミドルブロック、ローブロックで構えながら慎重な対応も見せる。 立ち上がり以降はボールを握るマドリー、堅守速攻で応戦するアトレティコというマドリード・ダービーお馴染みの構図で一進一退の攻防が繰り広げられていく。そのなかでアウェイチームがより自分たちのリズムでゲームプランを遂行していくと、25分にはカウンターから馬力のある縦への仕掛けを見せたアルバレスがボックス左から強烈な右足シュートを枠に飛ばす。だが、ここはGKクルトワの見事なワンハンドセーブに阻まれた。 前半半ばから終盤にかけても試合展開に大きな変化はなし。攻めあぐねるマドリーに対して、アトレティコがより効果的にフィニッシュまで持ち込むが、こちらもゴール前に人数をかけ切れず。相手の守備を崩し切るまでには至らなかった。 互いに選手交代なしで臨んだ後半もファーストシュートはアトレティコ。立ち上がりの47分にアルバレスがボックス付近から強烈なミドルシュートを枠の右へ飛ばすが、ここはGKクルトワにはじき出された。 後半も睨み合いが続くなか、先に動いたのはマドリー。65分、モドリッチとチュアメニを下げてルーカス・バスケス、カマヴィンガを投入。バスケスを右サイドバックに配置し、バルベルデを本来の中盤に戻した。 すると、68分にはここまで存在感を出せずにいたムバッペが魅せる。ロングカウンターの形からボックス付近でパスを受けると、鋭い切り返しでDFラングレをかわしてボックス内で後ろから倒されてPKを獲得。だが、キッカーのヴィニシウスが右を狙って蹴ったシュートは大きく枠を外れてしまい、痛恨の決定機逸となった。 このPK失敗をきっかけにアトレティコが再び勢いを見せると、マドリーベンチが再び動きを見せる。ロドリゴを下げてブラヒム・ディアス、左ハムストリングを痛めたメンディに代えてフラン・ガルシアを投入。3度の交代機会を使い切った。 これに対して、延長戦も頭をよぎるなかでアトレティコベンチもようやく動く。ギャラガー、ジュリアーノの両サイドにグリーズマンを下げてリーノ、アンヘル・コレア、セルロートの3選手を一気にピッチへ送り出す。さらに、負傷を抱えていたデ・パウルも下げてモリーナを投入し、ジョレンテがピボーテにポジションを上げた。 結局、90分間で決着は付かず。ベスト8進出の行方を懸けたダービーマッチは延長戦に突入した。その延長戦では消耗戦色濃く、ややオープンな展開が続きサイドを起点に幾度か際どい場面も作り合うが、攻撃陣も最後のところで無理が利かずにゴールが遠い。 そして、拮抗のスペイン首都決戦は前日のリバプールvsパリ・サンジェルマンに続き、今ラウンド2試合目のPK戦で決着を付けることになった。 マドリーが先攻、アトレティコが後攻となったPK戦では軸足が滑って2度蹴りの形でアトレティコの2人目アルバレスが失敗。マドリー4人目のバスケスがGKオブラクのセーブに遭い、1人ずつが失敗となったなか、アトレティコ4人目のジョレンテのシュートがクロスバーを叩いて2人目の失敗に。そんななか、マドリー5人目のアントニオ・リュディガーのシュートはオブラクに触られたものの、勢いを失わずにゴールネットを吸い込まれた。 この結果、マドリード・ダービーをPK戦の末に制した前回王者マドリーがアーセナルの待つベスト8進出を決めた。 アトレティコ・マドリー 1-0(PK:2-4) レアル・マドリー 【アトレティコ】 コナー・ギャラガー(前1) 2025.03.13 07:55 Thuチェルシーの人気記事ランキング
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「メッシのよう」と称された三笘薫の衝撃ゴールがクラブ年間最優秀ゴールに選出! 2年連続での受賞に「キャリア最高のゴールの1つ」
日本代表MF三笘薫がブライトン&ホーヴ・アルビオンの年間最優秀ゴール賞を受賞した。2年連続の受賞となった。 2024-25シーズンの5つのゴールがノミネートされた中、三笘は2つのゴールが入選した。 3位に入ったのは、今年2月8日に行われたFAカップ4回戦のチェルシー戦で決めたゴール。ボックス内の混戦のこぼれ球をジョルジニオ・リュテールが浮き球のパス。これを三笘が胸トラップで納め、前に出てきたGKロベルト・サンチェスを嘲笑うループシュートを決めた。 圧巻のゴールを決めた三笘だったが、その1週間の2月14日に行われたプレミアリーグ第25節のチェルシー戦で決めた衝撃ゴールが見事に受賞した。 GKバルト・フェルブルッヘンからのロングボールに三笘は反応すると、目の覚めるような鮮やかなトラップを披露。そのまま完璧なコントロールシュートをボックス手前から流し込んだ。 「メッシのよう」とも称され、『BBC』の2月の月間ベストゴールにも選ばれていた衝撃ゴール。イングランド中でも話題を呼んだゴールで、三笘は2年連続の受賞となった。 授賞式に出席した三笘は改めてゴールについて聞かれ「あのゴールはキャリア最高のゴールの1つで、ある選手、バルトに特に感謝を伝えたいたいです。本当に素晴らしいゴールでした。バルト、本当にありがとう」と、正確なロングフィードを送ったGKフェルブルッヘンに感謝のコメントを残した。 2023-24シーズンはウォルバーハンプトン戦で左サイドからドリブルで突破して決めたゴールで受賞した三笘。2つのゴールから良い方を選ぶとしたら?という質問には「今回のゴールを選びます」とし、「正直もう一度同じゴールを決める難しいかもしれませんが、今回決めることができて嬉しかったです」と振り返った。 日本のファンはもちろん、イングランドでも絶大な人気を誇る三笘。ファンの存在については「ファンに皆さんから多くのサポートをいただいています。現地のブライトンファンも、日本のブライトンファンも、どんな時もサポートしてくれて、本当に素晴らしい熱量です。アメックスでプレーする時は、毎回その熱量を感じることができるので、本当に感謝しています」と、ファンからのサポートに感謝した。 <span class="paragraph-title">【動画】三笘薫が2年連続クラブの年間最優秀ゴールに選ばれた衝撃の一発</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tZg1hau3VMA";var video_start = 174;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.08 20:20 Thu2
【プレミアリーグ第37節プレビュー】最終節前の変則開催、アーセナルvsニューカッスルなど注目カード満載
先週末に行われた第36節ではリバプールvsアーセナルの頂上決戦がドローに終わったほか、ニューカッスルvsチェルシーの上位対決は前者に軍配。また、マンチェスター・シティが最下位サウサンプトン相手に痛恨のドローとなった。 最終節前となる今節は17日にFAカップ決勝のクリスタル・パレスvsマンチェスター・シティ、21日にイングランド勢対決となったヨーロッパリーグ(EL)決勝が開催される影響で、16~20日に分かれての変則開催となる。 フライデーナイト開催となる2試合ではいずれもビルバオでのELファイナルを控える、マンチェスター・ユナイテッドとトッテナムが、いずれもアウェイで上位のチェルシーとアストン・ビラと対戦する。 16位のユナイテッドは前節、ウェストハムとの下位対決に臨んで0-2の敗戦。EL準決勝2ndレグ直後の試合ということもあり、若干のターンオーバーを敢行して臨んだホームゲームだったが、試合の際で相手に上回られて敗戦。加えて、DFヨロの負傷というアクシデントに見舞われ、リーグ戦は7試合勝利なしに。最優先はあくまで週明けのタイトルを懸けた大一番となるが、これ以上の離脱者は避けつつも、これ以上の不甲斐ない戦いは見せられない。 一方、5位のチェルシー(勝ち点63)は前節、ニューカッスルとのアウェイゲームで0-2の敗戦。開始直後にMFトナーリに先制点を奪われた上、前半半ば過ぎにはFWジャクソンの相手DFに対するエルボーがレッドカードと判断され、数的不利を背負うと、そのままホームチームに押し切られて公式戦連勝が「5」でストップ。トップ5争いでギリギリ出場圏内にとどまるが、下位との勝ち点差が縮まっている。対戦相手は大幅なターンオーバーが見込まれるが、残り試合で主砲ジャクソンをサスペンションで起用できず、最終節は1ポイント差で7位のノッティンガム・フォレスト(勝ち点62)とのアウェイゲームとなるため、勝ち点3奪取は必須だ。MFパーマーやFWペドロ・ネト、MFエンソ・フェルナンデスら主力の活躍に期待したい。 17位のスパーズは前節、クリスタル・パレスとのホーム開催のロンドン・ダービーで0-2の敗戦。GKにキンスキーを起用するなどユナイテッド同様に大幅にメンバーを入れ替えたエクスキューズはあったが、再三の際どいオフサイド判定などに助けられなければ、大差での敗戦もあり得た不甲斐ないパフォーマンスだった。また、決勝に向けては右の膝蓋骨の手術を受けたMFクルゼフスキが起用できない痛恨のアクシデントにも見舞われており、リーグ5戦未勝利で臨むアストン・ビラとのアウェイゲームでは主力のコンディション維持とともに中盤や前線のオプションも試したいところだ。 対戦相手となる6位のアストン・ビラ(勝ち点63)は前節、難敵ボーンマス戦を1-0で勝利。ライバルの取りこぼしを活かして逆転でのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得へ望みを繋げた。負傷のFWラッシュフォードが今季絶望で、MFラムジーはボーンマス戦の退場で不在となるが、今のスパーズ相手のホームゲームであれば、勝ち点3を掴み取る可能性は高い。 サンデーナイト開催となる5試合では2位のアーセナル(勝ち点68)と3位のニューカッスル(勝ち点66)の直接対決が最注目カードとなる。 アーセナルは前節、王者リバプールとのアウェイ開催の頂上決戦を2-2のドローで終えた。圧倒された前半に2点のビハインドを背負ったが、後半にFWマルティネッリとMFメリーノのゴールで追いつく。だが、そのメリーノが2枚目のイエローカードで退場となり、試合終盤は割り切った守備的な戦いで勝ち点1を持ち帰る形となった。得失点差を考えれば、残り2試合で勝ち点1を得られればトップ5確定となるが、マグパイズ相手に2位の座を譲ることはできない。このホーム最終戦ではサスペンションのメリーノに加え、MFライス、MFジョルジーニョが負傷で不在と難しい戦いを強いられるが、負傷明けのFWハヴァーツの復帰も追い風に総力戦で勝ち点3を手にしたい。 一方、ニューカッスルは前節、チェルシーとの大一番を制して来季CL出場権獲得へ大きな勝ち点3を手にした。これで2位浮上のチャンスを得た一方、依然として最大の目標であるCL出場権獲得への戦いは続いており、気を引き締めて臨みたい。対ガナーズは今季の公式戦3試合全勝となっており、良いイメージでエミレーツ攻略といきたい。 マンデーナイトにはMF三笘薫を擁する9位のブライトン&ホーヴ・アルビオンと、MF遠藤航が所属する王者のリバプールが対戦する。 ブライトンは前節、好調のウォルバーハンプトン相手に2-0の勝利。負傷明けの三笘も途中出場で復帰を果たした。ただ、フォレストの試合結果によって来季のヨーロッパ出場の可能性は潰え、残り2試合ではトップハーフフィニッシュが目標となる。それだけに、コンディションが万全ではない三笘らの起用には慎重な対応も必要となるが、今季2桁ゴール達成まであと1ゴールに迫るだけにその偉業達成を期待したい。 一方、リバプールも優勝決定後にチェルシー、アーセナルのロンドン勢相手に1分け1敗の結果に終わっており、アンフィールドで行われるパレスとの最終節を前に白星を取り戻したいところ。遠藤と三笘の日本人対決も期待しつつ、王者らしい戦いぶりを見せてほしい。 17日のFAカップ決勝から中2日となる20日に試合を行うマンチェスター・シティとクリスタル・パレスは、それぞれボーンマスとウォルバーハンプトンと対戦する。 4位のシティ(勝ち点65)は前節、FWハーランドが先発復帰となったセインツ戦で痛恨のゴールレスドロー。FAカップ決勝に弾みを付けられず、逆に、連勝が「4」でストップし、CL出場権争いにおいてよりシビアな立場に。まずは今季唯一のタイトルが懸かる聖地ウェンブリーの大一番に集中しつつ、ホーム最終戦では難敵チェリーズ相手に勝ち点3を奪取し、MFデ・ブライネのホームラストマッチを白星で飾りたいところだ。 MF鎌田大地を擁する12位のパレスはトップハーフフィニッシュへ若干の可能性を残すとともにホーム最終戦という部分で、在籍13年のDFウォードを白星で送り出すべくしっかりとした戦いを見せたい。 《プレミアリーグ第37節》 ▽5/16(金) 《27:30》 アストン・ビラ vs トッテナム 《28:15》 チェルシー vs マンチェスター・ユナイテッド ▽5/18(日) 《20:00》 エバートン vs サウサンプトン 《22:15》 ウェストハム vs ノッティンガム・フォレスト 《23:00》 ブレントフォード vs フルアム レスター・シティ vs イプスウィッチ 《24:30》 アーセナル vs ニューカッスル ▽5/19(月) 《28:00》 ブライトン vs リバプール ▽5/20(火) 《28:00》 クリスタル・パレス vs ウォルバーハンプトン マンチェスター・シティ vs ボーンマス 2025.05.16 19:00 Fri3
ククレジャ弾のチェルシーがEL決勝控えるユナイテッドにシャットアウト勝利、CL圏内死守で最終節へ【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第37節、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドが16日に行われ、チェルシーが1-0で勝利した。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れてチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシー(勝ち点63)は、プレミアリーグ初先発となる19歳ジョージが最前線で起用された。 一方、前節ウェストハム戦を落として連敗となった16位ユナイテッド(勝ち点39)は5日後にヨーロッパリーグ決勝を控える中、主力を起用した。 開始5分にパーマーの絶妙スルーパスからマドゥエケに決定機のあったチェルシーだったが、ポゼッションする入りとしたユナイテッドが16分に先制しかける。 CKの流れで攻め残っていたマグワイアがブルーノ・フェルナンデスのクロスにボレーで合わせてネットを揺らしたが、VARが入りわずかにオフサイドでゴールが取り消された。 助かったチェルシーは24分、R・ジェームズの強烈なボレーが左ポストに直撃。ここから盛り返したチェルシーはハーフタイム間際の追加タイム1分にビッグチャンス。パーマーのダイレクトシュートが枠を捉えたが、GKオナナのセーブに阻まれゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、52分にマウントがゴールに迫ったユナイテッドが前半同様に良い入りとすると55分、ロングカウンターからブルーノ・フェルナンデスが際どいシュートを放って牽制。 しかし61分、チェルシーがPKを獲得しかける。カイセドのスルーパスに抜け出したジョージがボックス内でGKオナナに倒されて直後はPK判定も、VARが入ってノーファウル判定に覆った。 それでも71分、チェルシーに先制点。R・ジェームズの華麗なターンからのクロスをククレジャがダイビングヘッドで押し込んだ。 両サイドバックの攻撃参加で試合を動かしたチェルシーは73分に追加点の絶好機。しかしパーマーのスルーパスを受けたマドゥエケはGKとの一対一を仕留めきれなかった。 それでも79分にGKロベルト・サンチェスがアマドのシュートを好守で阻止したチェルシーが1-0でシャットアウト勝利。CL圏内を死守した中、最終節は暫定4ポイント差とした7位ノッティンガム・フォレストと対戦する。 チェルシー 1-0 マンチェスター・U 【チェルシー】 マルク・ククレジャ(後26) 2025.05.17 06:16 Sat4
主力起用でチェルシーに惜敗、EL決勝控えるアモリム監督は試合勘を重視「試合を戦って準備をすることが最良だと判断」
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が16日に行われ、0-1で敗れたプレミアリーグ第37節チェルシー戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のトッテナム戦を控えるユナイテッドは、主力を起用。チェルシー相手に互角以上の戦いを見せるも71分に被弾して惜敗となった。 アモリム監督は試合勘を重視し、主力を起用したことを明かした。 「前回の試合ではフィーリングが良くなかった。そこを改善したかった。そして決勝までの準備期間が5日ある。2日は完全休養とし、次の2日間で決勝に向けて準備をする。今日起用しないと、10日間試合がないまま決勝を迎える選手が居た。それは嫌だった。だから決勝に向けて完全に回復できる時間があると考え、試合を戦って準備をすることが最良だと判断した。それに我々はユナイテッドであり、毎試合戦う必要がある」 プレミアリーグ3連敗でEL決勝を迎えることになった点については次のように述べた。 「それは認めざる得ない。今はEL決勝に向けて準備し、トロフィーを獲得することを目指す。そして次のシーズンへの準備をすることが最善だ。今季は苦戦を強いられているが、どうすることもできない。過去を顧みず、今を見つめる必要がある」 2025.05.17 11:00 Sat5