乾2戦連続先発も逃げ切り失敗のエイバルがエスパニョールとの中位対決でドロー《リーガエスパニョーラ》
2017.03.18 22:55 Sat
▽リーガエスパニョーラ第28節、エイバルvsエスパニョールが18日にイプルアで開催され、1-1のドローに終わった。なお、エイバルのMF乾貴士は先発出場し、81分までプレーした。
▽時間の経過と共に相手を押し込んだエイバルは、20分に先制点を奪う。右サイドのゴールライン際に抜け出したペドロ・レオンの高速クロスを、ニアに走り込んだキケが頭で流し込んだ。早い時間帯の先制点で勢いに乗るホームチームは、30分にもロングフィードに抜け出した乾がボックス左から際どい折り返しを入れるが、ここはGKに対応される。
▽一方、立ち上がりから守勢が続くエスパニョールだったが、30分過ぎに相手のミスからこの試合最初の決定機を作る。33分、最終ラインでボールコントロールを失敗したDFラミスからボールを奪ったカイセドがボックス内まで持ち込むが、ここはドリブルのタッチが大きくなり、戻ったDFにカバーされ、絶好の同点機を逃した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、アウェイのエスパニョールが後半最初の決定機をゴールに結び付ける。右サイドでドリブルで突っかけたカイセドのこぼれを拾ったジェラール・モレノが、すかさずファーでフリーのフラードに浮き球のパス。このパスを巧みな右足ボレーで叩きつけたフラードのシュートがゴール右隅に吸い込まれた。
▽試合をコントロールしながらも追いつかれたエイバルは、すぐさま反撃を開始。失点直後にはボックス内でキケに続けてシュートチャンスも、GKディエゴ・ロペスが立ちはだかる。さらに59分には巧みなドリブルでボックス内に侵入したセルジ・エンリクに絶好機も、ここは後方から必死に戻ったDFダビド・ロペスがシュートモーションに入った一瞬の隙を突き、スライディングでボールをクリア。勝ち越しゴールとはならなかった。
▽後半半ばから終盤にかけて攻め合う両者だが、互いにカウンターチャンスを逃がすなど、なかなか決定的なシュートシーンを作り出せない。この状況を打開した両ベンチは積極的に交代カードを切る。
▽ホームのエイバルは75分にキケを下げてルベン・ペーニャ、81分には乾を下げてベベを投入。対するエスパニョールは、ロカ、アルバロ・バスケスとアタッカーを投入した。84分にはボックス左でボールを持ったベベがニアを狙った強烈なシュートを放つが、これはGKに弾き出された。結局、試合はこのまま1-1でタイムアップ。エスパニョールとの中位対決をドローで終えたエイバルは、2試合連続の逃げ切り失敗で4戦未勝利と苦しい戦いが続く。
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▽8位エイバルと9位エスパニョールによる中位対決。前節最下位オサスナ相手に痛恨ドローのエイバルは、リーグ戦3試合未勝利と悲願のヨーロッパリーグ出場権獲得に向けて正念場。ホームでの中位対決に向けては、乾が2試合連続スタメンを飾り、セルジ・エンリクとキケ・ガルシアが縦関係の2トップを組んだ。対するエスパニョールも前節ラス・パルマスとの打ち合いを制し、3試合ぶりの勝利を目指しており、今節で連勝を飾って勢いに乗れるかが重要なポイントとなった。▽共に[4-4-2]のコンパクトな布陣を採用した両者は、立ち上がりから拮抗した攻防を続けていく。開始5分にはボックス内のセルジ・エンリクが反転シュートを放つが、勢いを欠いたシュートはGKディエゴ・ロペスに難なくセーブされた。▽一方、立ち上がりから守勢が続くエスパニョールだったが、30分過ぎに相手のミスからこの試合最初の決定機を作る。33分、最終ラインでボールコントロールを失敗したDFラミスからボールを奪ったカイセドがボックス内まで持ち込むが、ここはドリブルのタッチが大きくなり、戻ったDFにカバーされ、絶好の同点機を逃した。
▽その後は再び拮抗した展開が続く中、よりゴールに迫ったのはエイバル。前半終了間際の44分にはセットプレーの流れからダニ・ガルシアに決定機も、ボックス手前で放った右足のシュートはゴール前でDFにブロックされ、追加点とはならなかった。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、アウェイのエスパニョールが後半最初の決定機をゴールに結び付ける。右サイドでドリブルで突っかけたカイセドのこぼれを拾ったジェラール・モレノが、すかさずファーでフリーのフラードに浮き球のパス。このパスを巧みな右足ボレーで叩きつけたフラードのシュートがゴール右隅に吸い込まれた。
▽試合をコントロールしながらも追いつかれたエイバルは、すぐさま反撃を開始。失点直後にはボックス内でキケに続けてシュートチャンスも、GKディエゴ・ロペスが立ちはだかる。さらに59分には巧みなドリブルでボックス内に侵入したセルジ・エンリクに絶好機も、ここは後方から必死に戻ったDFダビド・ロペスがシュートモーションに入った一瞬の隙を突き、スライディングでボールをクリア。勝ち越しゴールとはならなかった。
▽後半半ばから終盤にかけて攻め合う両者だが、互いにカウンターチャンスを逃がすなど、なかなか決定的なシュートシーンを作り出せない。この状況を打開した両ベンチは積極的に交代カードを切る。
▽ホームのエイバルは75分にキケを下げてルベン・ペーニャ、81分には乾を下げてベベを投入。対するエスパニョールは、ロカ、アルバロ・バスケスとアタッカーを投入した。84分にはボックス左でボールを持ったベベがニアを狙った強烈なシュートを放つが、これはGKに弾き出された。結局、試合はこのまま1-1でタイムアップ。エスパニョールとの中位対決をドローで終えたエイバルは、2試合連続の逃げ切り失敗で4戦未勝利と苦しい戦いが続く。
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