プランデッリ采配的中もバレンシア、リアソールでドロー《リーガエスパニョーラ》

2016.11.01 06:44 Tue
Getty Images
バレンシアは10月31日、リーガエスパニョーラ第10節でデポルティボの本拠地リアソールに乗り込み、1-1で引き分けた。

▽前節バルセロナに追加タイムのPK被弾で惜敗した15位バレンシア(勝ち点9)が、2試合連続4失点で2連敗中の17位デポルティボ(勝ち点8)と敵地で対戦した一戦。

▽積極的な入りを見せてきたデポルティボに対し、バレンシアは7分にルーズボールをボックス右のパレホがシュート。決定的だったが、枠を捉えたシュートはGKタイトンにセーブされた。続く15分にも決定機を演出。ボックス右からのグラウンダークロスをロドリゴがダイレクトでシュート。しかし、わずかに枠の右に外れた。
▽チャンスを生かせなかったバレンシアは17分、右クロスからフリーのチョラクにヘディングで合わせられる大ピンチを迎えるも、GKジエゴ・アウベスが驚異の反応でセーブし、凌いだ。

▽拮抗した展開となる中、バレンシアは35分にスルーパスに抜け出したロドリゴがGKタイトンに倒されたかに思われたが、ノーファウルの判定が下される。すると追加タイム2分、フアンフランの右クロスをチョラクに頭で押し込まれ、前半を1点ビハインドで終えた。
▽迎えた後半、バレンシアは53分にアブデヌールに代えてムニルを投入。左サイドバックにモントーヤを回し、右サイドバックにカンセロを下げた。すると56分、プランデッリ監督の采配が的中する。右サイドからのクロスが流れたルーズボールをムニルが折り返すと、これに合わせたロドリゴ・モレノがプッシュ。GKタイトンにセーブされるも、ボールはゴールラインを割ったと判定され、試合を振り出しに戻した。

▽攻勢をかけるバレンシアは67分にピンチを迎えるもGKジエゴ・アウベスが好守で阻止すると、71分にはボックス手前左のナニが左足で狙ったミドルシュートがわずかに枠の右へ。82分にはスルーパスに抜け出したモントーヤがボックス内へ侵入する決定機を迎えるも、GKタイトンの好飛び出しに阻まれてゴールを割ることはできない。終盤にかけてもバレンシアが攻め立てる展開となったが、逆転ゴールを奪うには至らず1-1でタイムアップ。勝ち点1を積み上げるに留まった。

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バルセロナがギジャモンに関心? ブスケッツの後釜候補の一人

バルセロナがバレンシアのスペイン代表MFウーゴ・ギジャモン(22)に関心を示しているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。 バルセロナではスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツに運動量、守備力の面で衰えが目立ち始め、且つ来夏の退団の可能性が報じられる。 そのため、クラブは同選手の後継を担う若手のピボーテ、アンカーを探しており、ここ最近ではレアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得に熱心と言われる。 『ムンド・デポルティボ』によると、クラブは同選手以外にも国内の若手に注目しており、ギジャモンの獲得に興味を示しているようだ。 バレンシアのカンテラ出身のギジャモン。スペインの各年代の代表チームに選ばれる逸材は、2020年2月のレアル・ソシエダ戦でトップチームデビューを果たした。 翌シーズンからトップチームに定着しリーグ戦25試合に出場すると、昨季はホルヘ・ボルダラス前監督によって本職のセンターバックからピボーテに主戦場を移し、ジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督を迎えた今季もここまでリーグ戦9試合は同ポジションでプレーし、3アシストを記録。また、昨年6月にはスペイン代表デビューし、直近のポルトガル代表戦でもセンターバックとして先発出場していた。 センターバックとしては配球力に定評があり、中盤ではパッキング・レートの優秀さに加え、フィジカルに頼らないボール奪取能力にも優れる。178cmというサイズを考えれば、今後は守備的MFでの大成を目指す見込みだ。 なお、今月にバレンシアとの契約を2026年まで延長した同選手には5000万ユーロ(約73億2000万円)の契約解除金が設定されている。 2022.10.20 06:30 Thu
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バレンシアがレバンテ生え抜きMFペペルを獲得!

バレンシアは8日、レバンテからスペイン人MFペペル(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの5年となる。 バレンシアの発表によると、移籍金は500万ユーロ(約7億8000万円)となり、契約解除条項は1億ユーロ(約156億円)に設定されている。 “ペペル”の愛称で知られるホセ・ルイス・ガルシア・バヤ。バレンシア自治州のデニア生まれの186cmのピボーテは、2012年に地元のレバンテのカンテラに加入。以降はエルクレスやポルトガルのトンデラ、ヴィトーリアへの武者修行を経て、2021-22シーズンからレバンテのファーストチームに定着した。 2022-23シーズンは1年でのプリメーラ復帰を目指すチームと共にセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)を舞台にプレーし、39試合1ゴール2アシストの数字を残した。 しかし、3位フィニッシュのチームは昇格プレーオフ決勝で4位のアラベスに敗れ、1年のプリメーラ復帰の夢が潰えていた。昨夏、異例の2032年までの10年契約にサインしたことが話題となっていたが、クラブの深刻な財政事情を考慮し、ローカルライバルへの移籍が実現した。 2023.07.09 13:52 Sun

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