CR72得点&ベイル2アシスト、マドリーがバジェカスから生還《リーガエスパニョーラ》
2013.11.03 07:07 Sun
2日のリーガエスパニョーラ第12節、3位レアル・マドリーは敵地バジェカスでのラージョ戦を3-2で制した。首位バルセロナとの勝ち点6差を維持し、2位アトレティコ・マドリーとの差を暫定で2に縮めている。
169日ぶりに先発を果たしたシャビ・アロンソをはじめ、ミッドウィークのセビージャ戦(7-3)から6選手スタメンを入れ替えて、リーガ1部で最も狭いピッチとして知られるバジェカスに乗り込んだマドリー。パコ・へメス監督が超攻撃的サッカーを貫いたことで、キックオフから好守が激しく入れ替わる試合を強いられる。
だが、モウリーニョ現チェルシー監督のカウンターのDNAが残るマドリーは、3分にそれを誇示する。決めたのはC・ロナウド。モドリッチのスルーパスから左サイドを疾走したポルトガル代表FWは、ガルベスを抜き去ってエリア内に切れ込み、右足のシュートでGKルベン・マルティネスを破った。
マドリーはその後、攻勢を維持するラージョに両サイドバックを抑えられ、攻撃を形づくれない時間帯が続く。29分にはアルハサン・バングラのクロスからファルケにネットを揺らされるも、シュートが最終ラインより前に位置していたビエラに当たっていたため、オフサイドでゴールは取り消しとなった。
幸運な形で失点を免れたマドリーは、その2分後に追加点を獲得する。シャビ・アロンソのスルーパスから、ベイルが右サイドを突破。右足での折り返しに反応したベンゼマが、2試合連続となるゴールを頭で叩き込んだ。
アンチェロッティ監督は、前半終了間際に足首を痛めたコエントランをマルセロ、ハーフタイムにシャビ・アロンソをイジャラと交代させる。迎えた後半、マドリーは49分に3点目を記録した。右サイドに位置したベイルが、ボールを浮かしてアルビージャをかわすと、そのままボックス内右に侵入。ウェールズ代表MFのパスを、C・ロナウドが冷静に押し込んだ。CR7は今季のリーガ得点数を13として得点ランク単独トップに立ち、マドリーでの通算成績を211試合221得点に伸ばしている。
盤石な点差としたマドリー。しかし、ここから苦境が待ち受けていた。まず52分、ペペがビエラを倒してPKを献上。これをビエラ本人に決められ、1点を返される。さらに54分にはマルセロのブエノに対するファウルでまたもPKを与え、もう一度ビエラの得点を許した。
アンチェロッティ監督は59分、イエローカードを1枚提示されたカルバハルに代えてアルベロアを投入し、交代枠を使い切る。だがラージョの猛攻は、一向に収まらない。65分にはボックス手前のブエノに強烈なミドルを放たれ、GKディエゴ・ロペスの横っ飛びで何とか失点を回避。その後も途中出場のエンバルバの決定機を許すなど、幾度も冷や汗をかいた。
マドリーは83分、C・ロナウドがボックス内右に入り込んだが、シュートはアルハサン・バングラの好守に阻まれる。アンチェロッティ監督は終盤、4-4-2にシステムを変更して守備にプライオリティーを置く。しかし、ティトに枠の左にわずかに外れるヘディングシュートを許すなど、最後まで苦しみながら終了のホイッスルを迎えている。
そのほか、アノエタでのレアル・ソシエダvsオサスナは5-0で終了。アンソテギ、イニゴ・マルティネス、グリーズマン、チョリ・カストロ、セフェロビッチと得点を重ねたラ・レアルは、ここ4試合の成績3勝1分けとして暫定7位に浮上した。フエゴス・メディテラネオスでのアルメリアvsバジャドリーはロドリの得点でアルメリアに軍配。バレンシア戦に続いて勝ち点3を獲得したアルメリアは、ラージョを抜いて最下位から脱出している。
提供:goal.com
169日ぶりに先発を果たしたシャビ・アロンソをはじめ、ミッドウィークのセビージャ戦(7-3)から6選手スタメンを入れ替えて、リーガ1部で最も狭いピッチとして知られるバジェカスに乗り込んだマドリー。パコ・へメス監督が超攻撃的サッカーを貫いたことで、キックオフから好守が激しく入れ替わる試合を強いられる。
だが、モウリーニョ現チェルシー監督のカウンターのDNAが残るマドリーは、3分にそれを誇示する。決めたのはC・ロナウド。モドリッチのスルーパスから左サイドを疾走したポルトガル代表FWは、ガルベスを抜き去ってエリア内に切れ込み、右足のシュートでGKルベン・マルティネスを破った。
マドリーはその後、攻勢を維持するラージョに両サイドバックを抑えられ、攻撃を形づくれない時間帯が続く。29分にはアルハサン・バングラのクロスからファルケにネットを揺らされるも、シュートが最終ラインより前に位置していたビエラに当たっていたため、オフサイドでゴールは取り消しとなった。
幸運な形で失点を免れたマドリーは、その2分後に追加点を獲得する。シャビ・アロンソのスルーパスから、ベイルが右サイドを突破。右足での折り返しに反応したベンゼマが、2試合連続となるゴールを頭で叩き込んだ。
アンチェロッティ監督は、前半終了間際に足首を痛めたコエントランをマルセロ、ハーフタイムにシャビ・アロンソをイジャラと交代させる。迎えた後半、マドリーは49分に3点目を記録した。右サイドに位置したベイルが、ボールを浮かしてアルビージャをかわすと、そのままボックス内右に侵入。ウェールズ代表MFのパスを、C・ロナウドが冷静に押し込んだ。CR7は今季のリーガ得点数を13として得点ランク単独トップに立ち、マドリーでの通算成績を211試合221得点に伸ばしている。
盤石な点差としたマドリー。しかし、ここから苦境が待ち受けていた。まず52分、ペペがビエラを倒してPKを献上。これをビエラ本人に決められ、1点を返される。さらに54分にはマルセロのブエノに対するファウルでまたもPKを与え、もう一度ビエラの得点を許した。
アンチェロッティ監督は59分、イエローカードを1枚提示されたカルバハルに代えてアルベロアを投入し、交代枠を使い切る。だがラージョの猛攻は、一向に収まらない。65分にはボックス手前のブエノに強烈なミドルを放たれ、GKディエゴ・ロペスの横っ飛びで何とか失点を回避。その後も途中出場のエンバルバの決定機を許すなど、幾度も冷や汗をかいた。
マドリーは83分、C・ロナウドがボックス内右に入り込んだが、シュートはアルハサン・バングラの好守に阻まれる。アンチェロッティ監督は終盤、4-4-2にシステムを変更して守備にプライオリティーを置く。しかし、ティトに枠の左にわずかに外れるヘディングシュートを許すなど、最後まで苦しみながら終了のホイッスルを迎えている。
そのほか、アノエタでのレアル・ソシエダvsオサスナは5-0で終了。アンソテギ、イニゴ・マルティネス、グリーズマン、チョリ・カストロ、セフェロビッチと得点を重ねたラ・レアルは、ここ4試合の成績3勝1分けとして暫定7位に浮上した。フエゴス・メディテラネオスでのアルメリアvsバジャドリーはロドリの得点でアルメリアに軍配。バレンシア戦に続いて勝ち点3を獲得したアルメリアは、ラージョを抜いて最下位から脱出している。
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