“フリーキックの魔術師”がショック・ドゥ・オランピックの舞台で長距離FK弾【ビューティフル・フリーキック】

2020.07.31 11:00 Fri
Getty Images
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は元ブラジル代表MFジュニーニョ・ペルナンブカーノ氏がリヨン時代に決めたフリーキックだ。
◆ジュニーニョの長距離FKがマルセイユゴールを襲う

クラブ名にオランピック(英語でオリンピック)を冠するフランスのふたつのサッカークラブ、オリンピック・マルセイユとオリンピック・リヨンの対戦を示すショック・ドゥ・オランピック。2009年5月17日のダービーで、ジュニーニョ氏の“悪魔の右足”が火を噴く。

優勝争いをしていたマルセイユに対し、リヨンはFWカリム・ベンゼマが2ゴール。1点を返されるものの、試合終了間際の後半アディショナルタイムにジュニーニョ氏がとどめを刺す。
ゴールのほぼ正面、約30mの位置でFKを獲得すると、キッカーはもちろんジュニーニョが務める。ゴールまで距離はあったものの、狙う気満々のジュニーニョは、長い間を取ってから、ボールに対して真っすぐ走り込む。

回転が少ないシュートは、壁を越えてから急激に落ち、ワンバウンドしながら相手GKスティーブ・マンダンダを襲い、ゴールネットを揺らした。

試合を決める一撃にアウェイの地に駆けつけたリヨンサポーターは大興奮。一方のマルセイユサポーターは沈んだ表情を見せていた。

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