ユーロで初の決勝T進出目指すスコットランド、主将ロバートソンはドイツ相手の番狂わせ狙う「伝説のチームになる」

2024.06.14 18:48 Fri
ドイツ戦に臨むロバートソン
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ドイツ戦に臨むロバートソン
スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが、強敵との初戦に気持ちを昂らせている。スコットランドサッカー協会(SFA)の公式サイトが伝えた。

群雄割拠のユーロ2024予選を勝ち抜き、2大会連続の本戦出場を決めたスコットランド。直前のジブラルタル代表、フィンランド代表との国際親善試合を1勝1分けで終えたなか、14日には開催国のドイツ代表とのグループステージ初戦に臨む。

フィンランド戦でキャプテンとしての出場試合数をスコットランド代表史上最多の49試合に更新したロバートソンは、前日の記者会見でドイツ戦についてコメント。期待感をあらわにした。
「この日が来るのを長い間待っていた気がする。あとはもう一眠りするだけだ。これからが本当の始まりだ」

「興奮している。僕らの家族全員とタータン・アーミー(サポーター)もミュンヘンに到着し、応援する準備が整っている。母国からの応援もあるし、今はただ興奮している」
「参加できることが本当に素晴らしい試合だ。自分がまだ若かった頃、どのような試合でプレーしたいか考えていたことを思い浮かべてみると、この試合はまさに上位に入るだろう」

「みんな何が起こるかわからないと楽しみにしている。だけど、僕らにはやるべきことがあり、そこに集中する必要がある」

また、優勝候補の一角でもあるドイツにも言及。決勝トーナメント進出に向け、開幕戦からの番狂わせを目指している。

「どんな試合でも結果を出せると信じなければならない。僕らはいつもそうやってきたし、本気になればどのチームにも困難をもたらせると信じている。だが、ドイツが大きな脅威であることもわかっている」

「彼らは複数のトロフィーを掲げてきた歴史を持つ素晴らしいチームだ。地元で試合に臨むから、この大会で良い結果を残さなければならないという大きなプレッシャーがかかるだろう」

「どれだけ難しい試合になるかはわかっているが、僕らがベストを尽くせばどんな相手にも勝てる。100%の力を見せたい。それができれば、最高のチャンスが得られるだろう」

「何が懸かっているかはわかっている。良い成績を収めるための動機はたくさんあるが、その1つはノックアウトステージに進出する伝説のチームになるということだ」

スコットランドは過去に3度ユーロを戦い、いずれもグループステージ敗退。新たな歴史を刻むことができるのだろうか。

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劇的勝利のハンガリーが3位フィニッシュで決勝Tへ望みつなぐ! チョボトが値千金の代表初ゴール【ユーロ2024】

ユーロ2024グループA最終節、スコットランド代表vsハンガリー代表が23日に行われ、ハンガリーが0-1で勝利した。 ここまで1分け1敗の未勝利で3位に位置するスコットランドは、今大会初勝利と共に決勝トーナメント進出を懸けた最終節に臨んだ。1-1のドローに終わったスイス代表戦からは先発1人を変更。負傷離脱のティアニーに代えてマッケンナを起用した。 一方、連敗で最下位に位置するハンガリーは、0-2で敗れたドイツ代表戦から先発2人を変更。フィオーラ、アダム・ナジに代えてボトカ、スタイルズを起用した。 [3-4-2-1]のミラーゲームの形となった試合は立ち上がりから球際でのバトルが強調される激しい展開となった。 基本的にスコットランドがボールを保持するも、ハンガリーがカウンター、セットプレーを軸に、より効果的にフィニッシュまで繋げていく。8分にはボラのミドルシュートでGKガンにファインセーブを強いる。 さらに、プレースキックの名手であるソボスライが直接FKやミドルシュート、前半終盤の41分にはソボスライのFKからゴール前のオルバンが決定的なヘディングシュートを放つが、これは惜しくもクロスバーを叩く。 対して何とか最低限のゴールレスで前半を終えたスコットランドだが、肝心の攻撃はボールを持たされた印象が強く、決定機はおろかシュート0本で試合を折り返した。 後半も試合展開に大きな変化はなし。ハンガリーがややペースを握るが、決定機まであと一歩。 後半半ばを過ぎても膠着状態が続く中、ハンガリーにアクシデント発生。68分、セットプレーの場面で相手選手と激しく交錯したバルナバス・ヴァルガが脳震とうか、倒れ込んだまま動くことができず。すぐさまメディカルスタッフによる応急処置が施され、担架に乗せられてピッチを後に。これを受け、ベンチはマルティン・アダムをスクランブル投入した。 一方、立ち上がりにファーストシュートを記録したものの、後半も攻撃が停滞するスコットランドはアームストロングやシャンクランド、クリスティとより攻撃的なカードを切って攻撃の活性化を図る。 互いに決勝トーナメント進出に勝利が最低条件となる中、後半最終盤はリスクを冒したオープンな攻防に。ヴァルガの治療などもあって10分が加えられた後半アディショナルタイムは互いに明確な決定機を作り出すが、ポストや相手守備陣のビッグセーブに阻まれてゴールが遠い。 だが、試合終了間際にハンガリー代表10戦目の24歳FWが値千金の代表初ゴールを奪った。95分、自陣深くからのロングカウンターで一気に局面を変えると、右サイドを突破したロランド・サライからのグラウンダーのマイナスパスにボックス中央で反応したチョボトのダイレクトシュートがゴール左隅に決まった。 そして、試合はこの直後にタイムアップを迎え、劇的な形で今大会初勝利を手にしたハンガリーが勝ち点3で3位フィニッシュ。他グループの結果に左右されるものの、3位グループ上位4チームに入った場合、決勝トーナメント進出となる。一方、大会未勝利のスコットランドはグループステージ敗退となった。 スコットランド代表 0-1 ハンガリー代表 【ハンガリー】 ケヴィン・チョボト(後45+10) 2024.06.24 06:15 Mon

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