GKお手上げ! ベイルの”十八番”無回転FKが優しくゴールネットを揺らす【ビューティフル・フリーキック】
2020.07.09 19:30 Thu
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれた美しいFKの数々を紹介していく。
今回はレアル・マドリーのウェールズ代表FWガレス・ベイルが2014年1月に行われたラ・リーガ第20節でのレアル・ベティス戦で魅せたFKだ。
マドリーが1点リードの25分、ボックス右手前、ゴールまで22~23mという好位置でFKのチャンスを獲得すると、ボールの周りにはFWクリスティアーノ・ロナウドとベイルが並ぶ。
レフティーであるベイルが短めの助走から狙うと、左足を振り切らずに、インパクト直前で止めるようなイメージでシュート。無回転のシュートは壁を越え、瞬く間にゴールネットを揺らした。これには相手GKステファン・アンデルセンもお手上げの表情を見せた。
今回はレアル・マドリーのウェールズ代表FWガレス・ベイルが2014年1月に行われたラ・リーガ第20節でのレアル・ベティス戦で魅せたFKだ。
◆その軌道はまるで"ナックル"
マドリーが1点リードの25分、ボックス右手前、ゴールまで22~23mという好位置でFKのチャンスを獲得すると、ボールの周りにはFWクリスティアーノ・ロナウドとベイルが並ぶ。
レフティーであるベイルが短めの助走から狙うと、左足を振り切らずに、インパクト直前で止めるようなイメージでシュート。無回転のシュートは壁を越え、瞬く間にゴールネットを揺らした。これには相手GKステファン・アンデルセンもお手上げの表情を見せた。
ベイルはマドリー移籍前のトッテナム時代からこのFKを得意としている。マドリーではC・ロナウドが長年キッカーを務めていたこともあり、チャンスは多くないが、ウェールズ代表での試合などでは、左足は健在だ。
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