長いセリエA史上初の珍記録! モッタ監督がデビュー戦で見せた名采配とは?
2019.10.27 15:41 Sun
セリエAの歴史で初の出来事が起こった。それも、新米監督が起こしたから話題だ。
ジェノアは、ホームにブレシアを迎えた一戦。34分にサンドロ・トナーリにゴールを許し、追いかける展開で試合は進む。
0-1で迎えた後半、モッタ監督は開始からケビン・アグデロを投入。58分にはゴラン・パンデフ、65分にはクリスティアン・クアメを投入し攻撃面の改善を図る。
途中出場させた3選手がそれぞれゴールを奪うという稀に見る展開で逆転勝利したジェノア。モッタ監督を招へいし、ここから巻き返すには良い初陣となっただろう。
残留争いのライバルとなっているブレシアに快勝し、モッタ監督は迷采配で初陣で歴史的な記録を作っただけでなく、チームを降格圏脱出に導いた。
ジェノア 3-1 ブレシア
【ジェノア】
アグデロ (後21)
クアメ (後30)
パンデフ (後34)
【ブレシア】
トナーリ (前34)
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歴史的な記録を樹立したのは、下位に低迷するジェノア。先日、トップチームでは初の指揮官就任となるチアゴ・モッタ監督を招へいし、その初陣であった。ジェノアが打ち立てた記録は、得点者の顔ぶれ。3-1で試合に勝利したが、その3ゴール全てが途中出場の選手であり、途中出場の3人全員がゴールを記録したのだ。モッタ監督が見せた名采配といったところだ。0-1で迎えた後半、モッタ監督は開始からケビン・アグデロを投入。58分にはゴラン・パンデフ、65分にはクリスティアン・クアメを投入し攻撃面の改善を図る。
3枚の交代枠を使い切った時点では0-1のままだったが、66分にアグデロが同点ゴールを決めると、75分にはクアメのゴールで逆転。そして、79分にパンデフがゴールを記録し、3-1で勝利した。
途中出場させた3選手がそれぞれゴールを奪うという稀に見る展開で逆転勝利したジェノア。モッタ監督を招へいし、ここから巻き返すには良い初陣となっただろう。
残留争いのライバルとなっているブレシアに快勝し、モッタ監督は迷采配で初陣で歴史的な記録を作っただけでなく、チームを降格圏脱出に導いた。
ジェノア 3-1 ブレシア
【ジェノア】
アグデロ (後21)
クアメ (後30)
パンデフ (後34)
【ブレシア】
トナーリ (前34)
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元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(34)に、セリエA復帰の可能性があるようだ。 フットボーラーとして稀代の才能を備えていながら、トラブルメーカーの部分が災いしてここまで多くのクラブをわたり歩いてきたバロテッリ。昨シーズンはトルコ1部のアダナ・デミルスポルに1年契約で所属し、リーグ戦16試合出場で7得点1アシストを残したが、今夏に退団となると以降はフリーの状態が続いている。 9月には『DAZN』のインタビューにて、セリエAへの復帰願望を告白。現在はイタリアで暮らしており、チャンスを待っている状態だと明かしていた。 イタリア『スカイ・スポーツ』によると、そんなバロテッリに対してジェノアが獲得に動く可能性がある模様。ジェノアは現在セリエAで18位と低迷中であり、7試合5ゴールと得点力にも課題を抱えている。 負傷者も増加中であり、クラブとアルベルト・ジラルディーノ監督は戦力の強化を模索中。まだバロテッリ獲得はアイデアの段階ではあるものの、今後交渉が本格化する可能性もあるようだ。 バロテッリ自身はセリエAでのプレーを熱望しており、仮にジェノア加入となればさまざまな面で話題になるだろう。 2024.10.10 12:10 Thu3
移籍市場最終日に躍動のヴィオラ、ジェノアからクアメ&アグデロが加入!
フィオレンティーナは1月31日、ジェノアからコートジボワール代表FWクリスティアン・クアメ(22)と、コロンビア人MFケビン・アグデロ(21)の2選手を、いずれも買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 セリエBのチッタデッラで台頭した快足アタッカーのクアメ(写真中央)は2018年にジェノアに加入。今シーズンはU-23アフリカ・ネーションズカップで左ヒザに重傷を負うまでセリエAの11試合で5ゴール3アシストを記録。リーグ屈指の若手アタッカーとの評価を得ていた。 一方、母国のアトレティコ・ウイラから昨夏ジェノアに加入したアグデロ(写真左)は左利きのセントラルMF。機動力と豊富な運動量にプレーの連続性に優れる21歳は、セリエA初挑戦ながらここまで10試合1ゴール1アシストの数字以上のインパクトを残して国内上位クラブからの関心を集めていた。 また、フィオレンティーナは同日、エラス・ヴェローナからモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(23)を完全移籍で獲得した。 今シーズン、クラブ・ブルージュからヴェローナにレンタル移籍中だったアムラバト(写真右)に関しては今冬のタイミングでヴェローナが買い取りオプションを行使した後、フィオレンティーナに売却。今シーズン残りはフィオレンティーナからのレンタルという形でヴェローナに残留する。 さらに、この移籍に関連する形でフランス人MFヴァランタン・エイセリック(27)がヴェローナに今シーズン終了までレンタル移籍することが併せて伝えられている。 なお、フィオレンティーナは今冬の移籍市場最終日にSPALからブラジル人DFイゴール(21)、サッスオーロからガーナ代表MFアルフレッド・ダンカン(26)も獲得しており、セリエAで最も忙しい一日を過ごすことになった。 2020.02.01 13:30 Sat4
充実のスカッド誇るインテル、タレミ&ジエリンスキも確保して…次はどこを補強?
インテルの補強戦略をイタリア『カルチョメルカート』が考察する。 2020-21シーズン以来3季ぶりのスクデットに限りなく近づいたインテル。チャンピオンズリーグ(CL)はベスト16でショッキングな敗退を喫するも、シモーネ・インザーギ監督の評判が下がるものではない。強固なチームがそこにある。 気が早いかもしれないが、来季に向けてはポルトのイラン代表FWメフディ・タレミ(31)、ナポリのポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)を実質確保済み。ジュゼッペ・マロッタCEOが“伝家の宝刀”フリー獲得で釣り上げたとされる。 現時点でかなりの充実度を誇るスカッドに対し、(おそらく)最前線と中盤を拡充。では、ここからさらに競争力と刺激を加えるべきポジションとは、どこになるだろうか。 『カルチョメルカート』は「グズムンドソン・スタイル」というワードを創造し、攻撃に彩りをもたらすクラックの獲得を提唱する。 由来はジェノアのアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)。彼はジェノアで主に2トップの一角を任され、シャドーストライカー気味に自由に動き回るドリブラー。今季はセリエA28試合で11得点3アシストを記録する。 また、下部組織で育てた若手タレントを登用するのも面白いと指摘。インテルからモンツァへ貸し出し中のアルゼンチン代表MFヴァレンティン・カルボーニ(19)は、185cmのスラリとした攻撃的MFで、友好関係にあるモンツァでは途中出場メインながらも定期的にプレーする。先月28日にA代表デビューも飾った新進気鋭の若手だ。 昨夏ボローニャへ完全移籍で売却したU-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(21)は、今季がキャリア初のセリエAながらも20試合出場で5得点2アシスト。チームが中盤戦からグングン順位を上げるとともに先発起用も増え、直近7試合で3得点2アシスト…いま最も評価を高める1人だ。 こちらは“2025年夏”に1200万ユーロ(約19億7000万円)の買い戻しオプションが発生する契約となっているが、今夏での復帰はあるだろうか。 このように、グズムンドソン、カルボーニ、ファビアンと並べた『カルチョメルカート』。しかし同時に、インテルはグズムンドソンに確かな関心を寄せつつも、カルボーニは来季も再レンタルさせる方針であると紹介している。 AZの日本代表DF菅原由勢(23)への継続的なリストアップも報じられるインテル。今夏はどう動くだろうか。 2024.04.06 19:10 Sat5