セリエA復帰を熱望する元イタリア代表FWバロテッリ、18位ジェノアが獲得を検討中?

2024.10.10 12:10 Thu
フリーの状態続くFWマリオ・バロテッリにセリエA復帰の可能性
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フリーの状態続くFWマリオ・バロテッリにセリエA復帰の可能性
元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(34)に、セリエA復帰の可能性があるようだ。

フットボーラーとして稀代の才能を備えていながら、トラブルメーカーの部分が災いしてここまで多くのクラブをわたり歩いてきたバロテッリ。昨シーズンはトルコ1部のアダナ・デミルスポルに1年契約で所属し、リーグ戦16試合出場で7得点1アシストを残したが、今夏に退団となると以降はフリーの状態が続いている。

9月には『DAZN』のインタビューにて、セリエAへの復帰願望を告白。現在はイタリアで暮らしており、チャンスを待っている状態だと明かしていた。
イタリア『スカイ・スポーツ』によると、そんなバロテッリに対してジェノアが獲得に動く可能性がある模様。ジェノアは現在セリエAで18位と低迷中であり、7試合5ゴールと得点力にも課題を抱えている。

負傷者も増加中であり、クラブとアルベルト・ジラルディーノ監督は戦力の強化を模索中。まだバロテッリ獲得はアイデアの段階ではあるものの、今後交渉が本格化する可能性もあるようだ。
バロテッリ自身はセリエAでのプレーを熱望しており、仮にジェノア加入となればさまざまな面で話題になるだろう。

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充実のスカッド誇るインテル、タレミ&ジエリンスキも確保して…次はどこを補強?

インテルの補強戦略をイタリア『カルチョメルカート』が考察する。 2020-21シーズン以来3季ぶりのスクデットに限りなく近づいたインテル。チャンピオンズリーグ(CL)はベスト16でショッキングな敗退を喫するも、シモーネ・インザーギ監督の評判が下がるものではない。強固なチームがそこにある。 気が早いかもしれないが、来季に向けてはポルトのイラン代表FWメフディ・タレミ(31)、ナポリのポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)を実質確保済み。ジュゼッペ・マロッタCEOが“伝家の宝刀”フリー獲得で釣り上げたとされる。 現時点でかなりの充実度を誇るスカッドに対し、(おそらく)最前線と中盤を拡充。では、ここからさらに競争力と刺激を加えるべきポジションとは、どこになるだろうか。 『カルチョメルカート』は「グズムンドソン・スタイル」というワードを創造し、攻撃に彩りをもたらすクラックの獲得を提唱する。 由来はジェノアのアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)。彼はジェノアで主に2トップの一角を任され、シャドーストライカー気味に自由に動き回るドリブラー。今季はセリエA28試合で11得点3アシストを記録する。 また、下部組織で育てた若手タレントを登用するのも面白いと指摘。インテルからモンツァへ貸し出し中のアルゼンチン代表MFヴァレンティン・カルボーニ(19)は、185cmのスラリとした攻撃的MFで、友好関係にあるモンツァでは途中出場メインながらも定期的にプレーする。先月28日にA代表デビューも飾った新進気鋭の若手だ。 昨夏ボローニャへ完全移籍で売却したU-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(21)は、今季がキャリア初のセリエAながらも20試合出場で5得点2アシスト。チームが中盤戦からグングン順位を上げるとともに先発起用も増え、直近7試合で3得点2アシスト…いま最も評価を高める1人だ。 こちらは“2025年夏”に1200万ユーロ(約19億7000万円)の買い戻しオプションが発生する契約となっているが、今夏での復帰はあるだろうか。 このように、グズムンドソン、カルボーニ、ファビアンと並べた『カルチョメルカート』。しかし同時に、インテルはグズムンドソンに確かな関心を寄せつつも、カルボーニは来季も再レンタルさせる方針であると紹介している。 AZの日本代表DF菅原由勢(23)への継続的なリストアップも報じられるインテル。今夏はどう動くだろうか。 2024.04.06 19:10 Sat

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