福島県内のライバルへ覚悟の移籍!J2いわきがJ3福島DF堂鼻起暉を完全移籍で獲得「良く思わない方がいるのも理解しています」

2024.07.09 14:27 Tue
©︎J.LEAGUE
いわきFCは9日、福島ユナイテッドFCのDF堂鼻起暉(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「27」をつける。

堂鼻は大阪府出身で、ヴィッセル神戸U-18からびわこ成蹊スポーツ大学へと進学。2021年に福島に加入していた。

プロ1年目から出番を得ると、3シーズン半を過ごし、J3通算97試合3得点、天皇杯で5試合に出場。今シーズンも、ここまで明治安田J3リーグで19試合に出場し2得点を記録していた。
福島県内での移籍となり、自身初のJ2に挑戦する堂鼻は両クラブを通じてコメントしている。

◆いわきFC
「福島ユナイテッドFCから加入しました、堂鼻起暉です。覚悟を持っていわきFCに来ました。チームが更に上に行くために、自分の持っているものを全て出し、勝利に貢献したいと思います。サポーターの皆様、クラブ関係者の皆様よろしくお願いします。ハワスタでお会いしましょう!」
◆福島ユナイテッドFC
「このたび、いわきFCに移籍することになりました。今シーズンキャプテンを任せてもらい、昇格を目指せる位置にいる中で、チームを離れることになり申し訳なく思っています」

「また、移籍先が同じ福島県のチームであることを良く思わない方がいるのも理解しています。それでも、自分の実力がどこまで通用するのかチャレンジしたい気持ちが強く、今回の移籍を決断をしました」

「福島ユナイテッドFCは自分をプロにしてくれた特別なクラブです。このクラブで過ごした3年半は、自分を大きく成長させてくれました。農業部での活動やメディアへの出演など貴重な経験もできました。どんなときも心強いサポートをしてくださったファン、サポーター、スポンサー企業のみなさま、クラブに関わる全てのみなさまに心より感謝しています」

「このクラブで得た経験を活かして、これからも自分らしくがんばっていきたいと思います。3年半、本当にありがとうございました」

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J2挑戦2年目を9位で終えたいわき、田村雄三監督の続投を発表「逞しくアグレッシブなゲームを体現したい」

いわきFCは10日、田村雄三監督(41)との契約更新を発表した。 田村監督は現役時代に湘南ベルマーレでプレー。引退後は湘南の強化部スタッフやユースコーチ、テクニカルディレクターを歴任し、2016年にいわきの強化・スカウト本部長に就任した。 2017年からは監督を務め、2017年に福島県1部リーグ優勝、2018年に東北2部南リーグ優勝、2019年に東北1部リーグ優勝、2021年にJFL優勝を達成。チームをJ3昇格に導いた。 しかし、日本サッカー協会公認S級コーチライセンスを所持していなかったため、2022シーズンは監督の座を退きスポーツディレクターに就任。J2へ昇格した2023シーズンはゼネラルマネージャー(GM)を務めると、S級ライセンスも取得した。 低迷していた6月には、村主博正監督の後任として再び監督に就任。18位フィニッシュでJ2残留を掴み取った。 2024年シーズンは15勝9分け14敗で9位フィニッシュと躍進。10日行われたザスパ群馬との最終節を3-0の勝利で終えたばかりのなか、来シーズンの続投が決まった。 J2で3年目のシーズンに挑む田村監督は、クラブを通じてコメントしている。 「いつもいわきスポーツクラブへご支援・ご声援をいただき、誠にありがとうございます。来シーズンもいわきFCの監督として、指揮を執らせていただくこととなりました」 「J2、3年目。クラブ創設、10周年。皆様のお陰で迎えることが出来ます。経験し、課題にチャレンジした2年間。逞しくアグレッシブなゲームを体現したいと思います。皆さまに感動を届けられるよう、精進いたします」 2024.11.10 20:49 Sun

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