ラツィオFWペドロ、契約延長なら1億円の身銭切る? 前所属ローマから電撃加入時の条項で

2023.04.06 17:24 Thu
Getty Images
ラツィオの元スペイン代表FWペドロ・ロドリゲス(35)を巡る去就に関し、興味深い事実がクローズアップされている。イタリア『フットボール・イタリア』が伝えている。

バルセロナ、チェルシーに数々の栄冠をもたらしたのち、2020年9月にローマ入りしたペドロ。だが、その1年後にはローマの宿敵であるラツィオと2年契約を結び、当時大きな話題となった。

加入1年目の昨季は公式戦41試合で10得点5アシスト、今季もここまで36試合で7得点5アシストと相変わらず鉄人ぶりを発揮。しかし、契約は今季までで、現在までに延長オファーには同意しておらず、一時は古巣バルセロナで現役を終えるプランも取り沙汰された。
現段階で決定事項は何もないものの、イタリア「Il Messaggero』によると、ラツィオとの契約延長に同意するとなった場合、ペドロは前所属のローマに対して自腹で最大100万ユーロ(約1億4000万円)を支払う義務があるとのこと。どうやらローマが宿敵へのフリー移籍を認める代わりとして、契約にこの条項を含めたようだ。

なお、ペドロの去就が確定するのはシーズン終了後になる模様。現在セリエAで2位につけるラツィオが来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保すれば、ペドロも契約延長に同意すると考えられている。

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