新潟の新指揮官は今季まで水戸でコーチ務めた樹森大介氏に! Jトップチームで監督初挑戦

2024.12.18 14:20 Wed
新潟の新指揮官は樹森大介氏に決定
©超ワールドサッカー
新潟の新指揮官は樹森大介氏に決定
アルビレックス新潟は18日、樹森大介氏(47)の監督就任を発表した。

2024シーズンはYBCルヴァンカップで準優勝を果たした一方、明治安田J1リーグでは降格圏と4ポイント差の16位でフィニッシュした新潟。先日に松橋力蔵監督の今季限りでの退団が発表されていたなか、後任にはJリーグのトップチームでは監督経験がない47歳が任命された。

樹森氏は現役時代に湘南ベルマーレ、水戸ホーリーホック、ザスパ草津(現ザスパ群馬)などでプレー。
現役引退後は母校である前橋商業高校サッカー部コーチなどでの指導キャリアを経て、2012年から2022年まで同じく古巣の水戸ホーリーホックユース監督を務め、この間に半年ほどトップチームコーチも兼任。2023シーズンと2024シーズンは水戸のトップチームコーチを務めていた。

新潟のトップチーム監督就任に際して、今シーズン限りで水戸を去ることも発表された樹森氏は両クラブの公式サイトを通じて以下のコメントを残している。
◆アルビレックス新潟
「アルビレックス新潟ファミリーの皆様、このたび、トップチームの監督に就任させていただくことになりました、樹森大介です」

「日頃から影響を受け、また参考にしていたクラブから、高い評価と共に熱いオファーをいただけたことは、心が震えるほどであり、人生最大級のできごとでした。クラブの想いを受け止め理解し、大きな覚悟を持って、新潟で指揮を執らせていただくことを決断いたしました。これまで築き上げた新潟のスタイルを継承し、さらに成長させていきます」

「そして、新潟を愛してくださる多くの皆様とともに、選手・スタッフ・クラブが一つとなって勝利を目指して闘います。どうぞよろしくお願いいたします」

◆水戸ホーリーホック
「日頃より水戸ホーリーホックを熱く応援してくださるファン・サポーターの皆様、パートナー企業の皆様、ホームタウン15市町村の皆様、ボランティアの皆様、各種年代の交流をしてくださった指導者・教育関係者の皆様、クラブスタッフの皆様、トップチーム・アカデミー選手の皆んな、関わってくださった多くの皆様、15年間、本当にありがとうございました。ここまで長くやってこられた理由は、素晴らしいクラブスタッフや仲間に恵まれていたからだと感じております」

「この度、アルビレックス新潟の監督に就任し、クラブを離れることになりました。選手としても指導者としても未熟な自分を大事に育ててくれたクラブは水戸ホーリーホックです。このクラブで過ごした時間は、自分の人生にとってかけがえのないものとなりました」

「選手としての2年間は、今と比べるとクラブが本当に厳しい環境の中での活動でした。愚直に取り組み上を目指して闘い、戦友の様な存在の仲間たちと苦しい中でも楽しい日々を過ごさせていただきました。そんな仲間たちとクラブの礎を築くことができたことを誇りに思います」

「アカデミー、ユース監督時代の11年間は、選手たちが成長していく様子に直接関わることができ、充実した時間を過ごさせていただきました。特に就任1年目、選手とぶつかりながらも最後にまとまり、関東プリンスリーグ昇格を勝ち取ったことは、熱い思い出のひとつです。もちろん様々なつらい思い出もありましたが、初の全国大会出場、Jユースカップで勝ち上がっていったこと、計5名のトップチーム昇格や天皇杯のユース選手の出場など、思い返すと数えきれないほどの充実した日々でした」

「そしてトップチームコーチの2年間は皆様の期待に応えられない厳しい期間が続きましたが、どんなときでも熱い声援をいただいたことは忘れません」

「この決断をするにあたり、西村GM、萩原顧問、沼田前会長、小島社長、森監督、本間幸司、クラブに関わるたくさんの方に相談をさせていただきました。来季一緒に闘おうと準備をしていた中、このタイミングでチームを離れ迷惑を掛けてしまうことを受け入れていただきました。だからこそ新たな場所で活躍し、水戸ホーリーホックや育成年代の指導者の価値を高めることで恩返しをしていきたいと思います」

「今後は、今まで以上に大きなチャレンジをすることになります。この15年間の経験を活かし、全てを出し切って頑張っていきます。ちょっとは気にしてもらえると嬉しいです。また会える日を楽しみにしてます」

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新潟がFW矢村健の2年ぶり復帰を発表!今季は藤枝でJ2最優秀ゴール賞を受賞 「チームのために覚悟と信念を持ち9番を背負って闘います」

アルビレックス新潟は21日、藤枝MYFCに期限付き移籍していたFW矢村健(27)の復帰を発表した。 東京都出身の矢村は、2020年に新潟医療福祉大学から新潟入り。2023シーズンに藤枝へ期限付き移籍すると、J2リーグ初昇格のチームで38試合9ゴールを記録。期限付き移籍延長となった2024シーズンもJ2リーグ38試合16ゴールをマーし、J2優秀選手賞と最優秀ゴール賞を受賞していた。 2年ぶりの新潟復帰の決まった矢村は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆アルビレックス新潟 「お久しぶりです!再びビッグスワンで闘えること嬉しく思います。僕は、「この選択が正解だったと思えるように」と決意して、2023シーズンから藤枝MYFCで闘ってきました。そして、新潟に復帰してプレーする来季は、皆さんに変わったなと感じていただけるように、これまでの2年間で成長した証をJ1という舞台で、アルビレックス新潟というクラブで示したいと強く思っています。結果で示してこそ、これまでの成長が確信に変わると信じています」 「常に勝利とゴールに餓えている気構えと、チームのために覚悟と信念を持ち9番を背負って闘います。よろしくお願いします!」 ◆藤枝MYFC 「今シーズンも多大なるサポートありがとうございました。アルビレックス新潟に戻ることを決めました。僕は2年前に出場機会 またFWらしさ、自分らしさを取り戻すために藤枝MYFCにきました。1年目は思うように結果を残せず、2年目は覚悟を決めレンタルながら9番をつけさせてもらい臨みました。シーズン序盤なかなかゴールを奪えず、不安や不満を抱かせてしまったと思います。そんな中でも声援を届け続けてくれたおかげで16ゴールを取れました。ホーム群馬戦で初ゴールを取った時のスタジアムの盛り上がりは忘れられません」 「年間ベストゴール・優秀選手賞をこのチームで頂けたことは誇りで、2年間みなさんと共に闘った証です。僕自身、来季は真価が問われると思います。藤枝で取り戻した 矢村健というFWらしさをJ1の舞台でどれだけ出せるかの挑戦です!」 「藤枝MYFCは間違いなくこれから更に大きくなっていくクラブです。ファン・サポーター、パートナー企業の方々がいなくては成り立ちません。選手が結果で示すことはもちろんですが、人が人を呼び強く大きくもなります。それがより選手の背中を押してくれます。勝敗はもちろんありますが、どんな時も温かくではなく、熱い!声援をお願いします!」 「試合毎に藤色が増えていくスタジアムでプレーできたことが幸せでした。藤枝で闘う選択をして良かったです。長々とスミマセン。書けばキリがないので、この辺で。笑本当にありがとうございました。また会いましょう!」 2024.12.21 12:35 Sat

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