チェルシー主将リース・ジェームズがついに実戦復帰へ、マレスカ監督は慎重な起用示唆「現時点で週2回のプレーはできない」
2024.10.19 14:50 Sat
チェルシーのイングランド代表DFリース・ジェームズに、ようやく実戦復帰の可能性が出てきたようだ。クラブ公式サイトが伝えている。
チェルシーのキャプテンでありながら、近年は度重なる負傷によって大半の試合を欠場しているジェームズ。エンツォ・マレスカ新監督の下でスタートした今シーズンも、8月にハムストリングを負傷した影響でいまだ公式戦出場がない状況だった。
当初の想定より復帰が遅れていたジェームズだったが、インターナショナルマッチウィーク期間中の14日にチームトレーニングへ合流。実戦復帰も近いと期待が寄せられていた。
そんな中、今週末に行われるプレミアリーグ第8節のリバプール戦を前に、マレスカ監督はジェームズが起用可能な状態だと明言。一方で、しばらくの間は1週間に1試合だけの起用に留まるだろうと語っている。
「(新たな負傷者はいるかとの質問に)いや、ようやく全員が出場可能になった。出場停止の選手を除けば、全員がプレーできる状態だ」
「負傷してしまうといつも状況は複雑となる。だからこそ、常に解決策を探さなければならないんだ。リースの解決策は、ロメオ(・ラヴィア)やウェス(フォファナ)と同様、週に1試合だけ出場させるというものだ」
「おそらく現時点では、さまざまな理由でリースの身体は週に2回のプレーはできない。だから解決策の1つとして、ウェスやロメオと同じように彼を管理しようとしている」
「将来についてはわからない。だが、体力・体調の面で彼と何かを築き上げたいなら、ゆっくりと歩を進めていくことだ。将来的には、1週間でより彼を使えるようになることを願っている。現時点では、おそらく週に1試合だけだ」
チェルシーのキャプテンでありながら、近年は度重なる負傷によって大半の試合を欠場しているジェームズ。エンツォ・マレスカ新監督の下でスタートした今シーズンも、8月にハムストリングを負傷した影響でいまだ公式戦出場がない状況だった。
当初の想定より復帰が遅れていたジェームズだったが、インターナショナルマッチウィーク期間中の14日にチームトレーニングへ合流。実戦復帰も近いと期待が寄せられていた。
「(新たな負傷者はいるかとの質問に)いや、ようやく全員が出場可能になった。出場停止の選手を除けば、全員がプレーできる状態だ」
「リースも出場可能だ。彼はようやく復帰できた。代表期間中、ずっと我々とトレーニングしていたんだ。彼にとっては良いニュースだろう。負傷は良い気分ではないだろうからね」
「負傷してしまうといつも状況は複雑となる。だからこそ、常に解決策を探さなければならないんだ。リースの解決策は、ロメオ(・ラヴィア)やウェス(フォファナ)と同様、週に1試合だけ出場させるというものだ」
「おそらく現時点では、さまざまな理由でリースの身体は週に2回のプレーはできない。だから解決策の1つとして、ウェスやロメオと同じように彼を管理しようとしている」
「将来についてはわからない。だが、体力・体調の面で彼と何かを築き上げたいなら、ゆっくりと歩を進めていくことだ。将来的には、1週間でより彼を使えるようになることを願っている。現時点では、おそらく週に1試合だけだ」
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チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、チームの負傷者情報をアップデートした。イギリス『90min』が伝える。 現在プレミアリーグで2位、復権に向け、このところは順調に白星を積み重ねるチェルシー。 しかし、そんなチームのキャプテンたるイングランド代表DFリース・ジェームズは“今シーズンも”ケガがち。過去2年でシーズンの半分も稼働できていないなか、今季もここまで4試合241分間のプレーにとどまっている。 最後の出場は11月11日、アーセナル戦。 マレスカ監督によると、リース・ジェームズは痛めたハムストリングがある程度治癒し、ここに来てランニングを再開。「明日(21日)からチームセッションの一部にも加わるよ」と語る。 しかし、「だからといって次の試合、その次の試合で帰ってくるわけではない。明日の練習再開はコンディションを整えるものであり、本格的な復帰の足掛かりとするものだ。ゆっくりゆっくり帰ってくるだろう」ともコメントした。 やはり、リース・ジェームズの公式戦復帰は数週間先で、もちろん年内は不可。 相次ぐ負傷により、2022年カタールW杯を断念…気づけば2年近くイングランド代表から遠ざかるリース・ジェームズ。万全なら世界トップクラスの右サイドバックだが、1年間のフル稼働は、この先も望めないだろう。 なお、マレスカ監督はDFヴェスレイ・フォファナ、DFブノワ・バディアシルの年内残り3試合欠場も明言し、ドーピング検査陽性判定のFWミハイロ・ムドリクについては「今話せることはない」と言及を避けている。 2024.12.21 15:10 Sat4
堅守エバートンに大苦戦でドローのチェルシー、公式戦連勝が「8」でストップ…【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第17節、エバートンvsチェルシーが22日にグディソン・パークで行われ、0-0のドローに終わった。 リーグ5連勝を含む公式戦8連勝と絶好調の2位チェルシーは、フリードキン・グループへのクラブ売却が正式に完了した16位のエバートンとのアウェイゲームでさらなる連勝を目指した。前節、曲者ブレントフォードも2-1で競り勝ったチームは、主力を温存したカンファレンスリーグ(ECL)をマルク・ギウのハットトリックの活躍などで5-1の完勝。リーグフェーズを全勝の首位で締めくくった。 今回の一戦では前節退場のククレジャが不在のほか、ラヴィアやリース・ジェームズ、フォファナが欠場となったが、パーマーやジャクソン、コルウィルらECLで温存された主力が休養十分でスタメンに名を連ねた。 暴風雨の厳しいコンディションで幕を開けた一戦。前半は風下での戦いとなったチェルシーは、地上でボールを動かしながら右サイドのペドロ・ネトを起点にシュートシーンを作り出していく。 互いに相手の出方を窺った後は、エバートンが球際の勝負で互角以上に奮闘したこともあり、試合は膠着状態に。それでも、26分には右サイドのスペースへ飛ぶ出したパーマーの正確なグラウンダークロスに反応したゴール前のジャクソンがうまくタイミングを合わせて右足シュート。だが、これはGKピックフォードの守備範囲で見事な反応によってはじき出された。 さらに、31分には左CKの場面でエンソ・フェルナンデスのクロスをファーのジャクソンが頭で合わすが、これは惜しくも右ポストを叩き、こぼれに詰めたグストもGKピックフォードの勇猛果敢な飛び出しに阻まれた。 守備が機能するものの、なかなか攻撃に出られないエバートン。だが、37分にはドゥクレが馬力のある仕掛けからボックス手前まで運んでペナルティアーク付近のマンガラへ丁寧な横パス。マンガラがすかさず腰の捻りを利かせた右足シュートを枠の左隅へ飛ばすが、ここはGKロベルト・サンチェスのビッグセーブに阻まれた。 前半終盤にかけては完全に押し込む形となったチェルシーだったが、前半はエバートンの堅守に対してジャブを打ち続けるにとどまり、ゴールレスで試合を折り返した。 互いに選手交代なしで臨んだ後半はエバートンにいきなりの決定機。50分、左サイド深くに抜け出したエンディアイエからの正確な折り返しをファーで収めたハリソンがすかさず左足シュート。だが、ここはGKサンチェスの足を使った見事なセーブに阻まれる。 このピンチを凌いだアウェイチームは前半同様にボールを保持して押し込む形を作り出す。だが、ファイナルサードで高い集中力と強度を見せるエバートンの壁は厚く、流れの中ではほとんど決定機を作れず。また、セットプレーの場面でも前節アーセナル相手に耐え抜いたトフィーズにことごとく撥ね返される。 膠着状態が続くなか、両ベンチは70分過ぎに動く。エバートンはヤング、キャルバート=ルーウィン、ハリソンと疲労が見えた選手を下げてコールマン、リンドストローム、ベトとフレッシュな選手を投入。対するチェルシーはジャクソン、ネトを諦めてエンクンク、マドゥエケを投入した。 この交代直後の76分にはエバートンにビッグチャンス。右サイド深くに抜け出したリンドストロームの高速クロスをGKサンチェスが触ってボックス中央にこぼれると、これをエンディアイエが至近距離からシュート。だが、万事休すかに思われたこの場面はDFアダラビオヨが気迫のシュートブロックで撥ね返した。 ゴールレスのまま迎えた最終盤も一進一退の攻防が繰り広げられ、エバートンがよりゴールに迫る場面を作り出したが、試合はこのままタイムアップを迎えた。 この結果、アーセナル戦に続き堅守光ったトフィーズの牙城を破れなかったチェルシーのリーグ連勝と公式戦連勝がストップ。暫定首位浮上のチャンスを逃した。 エバートン 0-0 チェルシー 2024.12.23 01:00 Mon5