広島が最下位京都を5発粉砕! 直接FKも決めた新井直人が初のハットトリック達成【明治安田J1第15節】

2024.05.19 16:08 Sun
ハットトリック達成で勝利の立役者となった新井直人
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ハットトリック達成で勝利の立役者となった新井直人
19日、明治安田J1リーグ第15節の京都サンガF.C.vsサンフレッチェ広島がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、アウェイの広島が0-5で勝利した。前節の浦和レッズ戦で4連敗を喫し、リーグ最下位に沈んでしまった京都。今シーズンのホーム初白星を懸けて今回の広島戦に臨む。今節は浦和戦で一発退場のアピアタウィア久のほか、松田天馬や武田翔平もスタメンを外れ、豊川雄太山崎凌吾らが先発した。
対する9位広島も2連敗中、6試合勝ちなしとブレーキ。前節の鹿島アントラーズ戦は一時1点差に詰め寄りながら、1-3で敗れた。こちらもメンバーを5人入れ替え、ピエロス・ソティリウ松本泰志新井直人が先発したほか、野津田岳人志知孝明が今シーズン初のスタメン入りとなった。

京都が広島と同じ[3-4-2-1]の布陣を採用した中、立ち上がりから攻勢なのは広島。9分には高い位置でのボール奪取からピエロス・ソティリウが右サイドを抜け出し、ゴール前へのグラウンダーのクロスを川村拓夢が押し込んだ。

幸先良く先制したアウェイチームはその3分後に追加点。ピエロス・ソティリウが今度は左サイド深くから折り返すと、走り込んだ新井が左足ダイレクトでゴール左隅に決めた。
その後も攻撃の手を緩めない広島。25分には左CKからの志知孝明のクロスをニアで新井がそらし、この試合2ゴール目を記録する。

一方的な展開は続き、37分には志知の強烈なミドルシュートがGKク・ソンユンを強襲。4点目は生まれることなくハーフタイムへ突入する。

後半に向けては両チーム共に選手交代。まず1点を返したい京都は松田佳大を下げて武田を投入し、4バックの形に変更。広島は加藤陸次樹東俊希を起用した。

早速セットプレーからゴールに迫った広島は、55分にダメ押し。中野就斗の右サイドからのスローインが直接ゴール前まで届くと、これを松本が右足ダイレクトで合わせた。

63分にはボックス手前でパスを受けた川村の左足ミドルが左ポストを直撃。その6分後には、ボックス手前右で獲得したFKを新井がゴール右隅に直接決め、ハットトリックを達成する。

一矢報いるべく選手を代えながら反撃を試みた京都だが、結局最後までネットを揺らすことはできないまま試合終了。プロ入り後初のハットトリックを達成した新井の活躍もあり、5発完勝の広島が7試合ぶりに勝ち点「3」を積み上げた。

京都サンガF.C. 0-5 サンフレッチェ広島
【広島】
川村拓夢(前9)
新井直人(前12、前25、後24)
松本泰志(後10)

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【J1注目プレビュー|第12節:京都vs町田】カタール帰りの3人の出場は!? 京都が首位・町田を迎える

【明治安田J1リーグ第12節】 2024年5月6日(月) 14:00キックオフ 京都サンガF.C.(17位/9pt) vs FC町田ゼルビア(1位/22pt) [サンガスタジアム by KYOCERA] <span class="paragraph-subtitle">◆早く波に乗りたい【京都サンガF.C.】</span> 前節はアウェイでFC東京と対戦し2-1で敗戦。先行される苦しい展開となった中で、追いつけずに終わった。 アウェイでヴィッセル神戸を下して臨んだ試合で勝ち点を持ち帰れず。特に攻撃陣の不振ぶりは際立っており、直近5試合で2得点では勝ち点も積み上がらない。 その中で、キャプテンである川﨑颯太がカタールから帰国。アジアの戦いを終えて、さらに成長した男は「出るつもり」と帰国時に試合出場を口にしていた。 帰国して中1日。それでもピッチに立つことがキャプテンの使命とも考える川﨑だが、苦しんでいるチームにどのような活力を与えるか注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ク・ソンユン DF:福田心之助、アピアタウィア久、松田佳大、麻田将吾 MF:川﨑颯太、金子大毅、松田天馬 FW:豊川雄太、原大智、鈴木冬一 監督:曺貴裁 出場停止:佐藤響 <span class=“paragraph-subtitle">◆今度こそ首位は明け渡さない【FC町田ゼルビア】</span> 前節はホームに柏レイソルを迎え、2-0で勝利。これで首位に再び立つこととなった。 決して選手層が厚いとは言えない中で、カタールから戻ってきた平河悠、藤尾翔太の存在は大きい。大会でも多く稼働した2人が先発で登場とはいかないが、試合の中で必要な場面ではピッチに立つだろう。 また、前節は長期離脱していたエースのFWエリキが復帰。まだまだコンディションを上げる必要はあるが、貴重な得点源が戻ってきたことはプラス。チーム内の競争もより高まっていくことになるだろう。 初黒星を喫してからは勝ちと負けが交互に来ている状況。その流れで行けば今節は黒星だが、払拭してしっかりと連勝を収めたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:髙橋大悟、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:ナ・サンホ、オ・セフン 監督:黒田剛 2024.05.06 11:35 Mon

京都が王者神戸を下し7試合ぶり勝利!原大智の決勝弾を最後まで守り切る【明治安田J1第10節】

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【J1注目プレビュー|第18節:京都vs札幌】勝ち点「11」で並ぶ下位2チームの“シックスポインター”

【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 19:00キックオフ 京都サンガF.C.(19位/11pt) vs 北海道コンサドーレ札幌(20位/11pt) [サンガスタジアム by KYOCERA] <span class="paragraph-subtitle">◆絶対に負けられない【京都サンガF.C.】</span> 悪夢の5連敗をストップさせ、直近のリーグ戦2試合は連続ドローの京都。前節も強力な助っ人トリオを1失点に抑えた。 崩壊していた守備の立ち直りが見られる中、ミッドウィークの天皇杯ではJ3首位の大宮アルディージャ相手にクリーンシート。チームとして着実に改善を図れていると言える。 ただ、まだまだこのままでは苦しい戦いが続く。1つ間違えれば失点をする可能性はあり、問題は攻撃陣にも。守れてもゴールがなければ勝利は生まれないため、どういう形でゴールを目指すかがポイントだ。 FW原大智らが良い形でボールを持てれば力を発揮できるだけに、立ち直りつつ守備をベースに、攻撃に転じる策を見出していきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ク・ソンユン DF:福田心之助、宮本優太、麻田将吾、佐藤響 MF:川﨑颯太、金子大毅、平戸太貴 FW:豊川雄太、原大智、松田天馬 監督:曺貴裁 <span class="paragraph-subtitle">◆絶対に負けられない【北海道コンサドーレ札幌】</span> ミハイロ・ペトロヴィッチ監督と最後まで戦い抜くと宣言したものの、リーグ戦は3連敗中。改善の兆しすら見えず、前節は東京ヴェルディに5点も奪われる最悪の敗戦となった。 ただ、チームとしてはYBCルヴァンカップのプレーオフラウンドも勝ち上がり、天皇杯でも2回戦を突破。カップ戦では結果を残しており、下位リーグのチーム相手とはいえ、今のチーム状態を考えればポジティブな要素が多い。 特に、天皇杯では3ゴールを記録。チームとして攻撃面の結果が出たことは大きく、ターンオーバーした中でも結果を残せたことは、少なくとも自信には繋がる勝利となった。 チームとしては守備をいかに改善するのか。脆弱性は改善されておらず、前節の惨敗を見てもどう立て直すつもりなのか。攻撃的なサッカーを標榜しているとはいえ、崩壊している守備を放置しては勝てる試合も勝てないだけに、ミシャ監督の手腕にも注目だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:菅野孝憲 DF:家泉怜依、岡村大八、中村桐耶 MF:田中宏武、馬場晴也、 荒野拓馬、近藤友喜 MF:駒井善成、長谷川竜也 FW:鈴木武蔵 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ 2024.06.15 16:00 Sat
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得点ランク首位のレオ・セアラが今季13点目もC大阪逃げ切れず…京都は松田天馬の同点弾で今季ホーム初の勝ち点【明治安田J1第17節】

1日、明治安田J1リーグ第17節の京都サンガF.C.vsセレッソ大阪がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、1-1の引き分けに終わった。 前節の名古屋グランパス戦のドローで連敗を「5」で止めたものの、最下位の20位に沈む京都。残留に向け、ホームでの初勝利を狙う。豊川雄太の先制点を守りきれなかった名古屋戦からはメンバー変更なしで臨んだ。 対する7位C大阪は2試合負けなしの状況。前節はサンフレッチェ広島相手に1-1のドローで終えていた。今節はジョルディ・クルークスがベンチ外となり、ケガから復帰のカピシャーバが第10節以来の先発を飾った。 立ち上がりから古巣対戦の豊川がクロスに合わせていき、その後も押し込む京都。6分にも豊川がオーバーヘッド気味のシュートを狙っていく。 一方、徐々に押し戻したC大阪。12分には持ち上がったルーカス・フェルナンデスが自ら枠内にシュートを飛ばす。 得点ランキング首位を走るレオ・セアラもゴールに迫るが、京都も集中した守備で対応。0-0のまま推移していく。 スコアが動いたのは33分。ルーカス・フェルナンデスが中盤で粘ると、敵陣中央を奥埜博亮、ヴィトール・ブエノと繋いで最後はレオ・セアラがフィニッシュ。エースの今シーズン13点目でC大阪がリードを得た。 追う形となった京都は原大智が強引にシュートまで持ち込むが、GKキム・ジンヒョンがきっちりセーブ。43分にはボックス手前で粘った川崎颯太が左足を振るも、シュートはバーの上を越えた。 前半アディショナルタイムには左クロスに豊川が合わせるが、GKキム・ジンヒョンの牙城を崩せず。C大阪1点リードでハーフタイムを迎える。 両チーム交代なしで後半へ。C大阪は52分、毎熊晟矢のクロスからレオ・セアラが2点目に迫る。 それでも次にネットを揺らしたのはホームチーム。55分、右サイドからの斜めのパスに原大智が抜け出すと、シュートはGKキム・ジンヒョンに防がれるも、こぼれ球に川崎が反応。ワンタッチパスを松田天馬が押し込み、試合を振り出しに戻した。 勢いに乗った京都は平戸太貴が積極的にシュート。再び勝ち越したいC大阪も64分、カピシャーバが遠めから左足で狙う。 拮抗した展開が続くなか、先に動いたのは京都ベンチ。豊川を下げて一美和成をピッチに送り出す。後を追ってC大阪も交代カードを切り、清武弘嗣と為田大貴を投入した。 なかなか決定機を生み出せない両チームだったが、86分には京都がネットを揺らす。左サイドからクロスが上がると、GKキム・ジンヒョンがキャッチするも、飛び込んできた一美との接触もあってファンブル。そのまま一美が押し込んだが、これはファウルの判定でゴールは認められなかった。 少しヒヤッとしたC大阪は、上門知樹と山田寛人の投入で勝ち点「3」を狙いに行く。しかし、8分の後半アディショナルタイムにも追加点は生まれず試合終了。両チームともに2試合連続のドローとなった。 京都は開幕からホームで7戦全敗だった中、8戦目にして初の勝ち点を獲得となった。 京都サンガF.C. 1-1 セレッソ大阪 【京都】 松田天馬(後10) 【C大阪】 レオ・セアラ(前33) <span class="paragraph-title">【動画】京都にホーム初勝ち点をもたらした松田天馬の同点弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>まずは同点!<br>\<br><br>ゴール前のこぼれ球を<br>川﨑が拾い冷静にパス<br>そして最後は松田天馬が流し込んだ!<br><br>久しぶりの勝利に向けて<br>同点に追いつく!<br><br>明治安田J1第17節<br>京都×C大阪<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BDC%E5%A4%A7%E9%98%AA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#京都C大阪</a> <a href="https://t.co/7Nf13KdxWh">pic.twitter.com/7Nf13KdxWh</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1796869283965727074?ref_src=twsrc%5Etfw">June 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.01 21:26 Sat

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水戸が鳥栖DF長澤シヴァタファリを育成型期限付き移籍で獲得!今季4試合に出場

水戸ホーリーホックは26日、サガン鳥栖からDF長澤シヴァタファリ(22)が育成型期限付き移籍で加入すると発表した。背番号は「17」となる。 移籍期間は2025年1月31日まで。加入期間中、鳥栖との公式戦には出場できない。 長澤は特別指定選手としてプレーした昨季を経て、今シーズンに関東学院大学から鳥栖へ正式入団。ルーキーイヤーとなる今シーズンはここまで明治安田J1リーグで2試合、YBCルヴァンカップで1試合、天皇杯で1試合に出場していた。 水戸へ武者修行に出ることが決まった長澤は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆水戸ホーリーホック 「この度加入することになりました、長澤シヴァタファリです!応援よろしくお願いします!」 ◆サガン鳥栖 「この度、水戸ホーリーホックへ期限付き移籍することになりました。大きく成長した姿を見せれるよう頑張りますので引き続き応援よろしくお願いします!」 2024.06.26 09:10 Wed

後半戦白星発進狙う東京Vは磐田との昇格組対決…林尚輝は強力2トップ警戒、見木友哉は攻撃のカギ語る

東京ヴェルディは26日、ヤマハスタジアムで行われる明治安田J1リーグ第20節でジュビロ磐田と対戦する。 前節、名古屋グランパスとのホームゲームを1-0で制し、前々節のサンフレッチェ広島戦での1-4の大敗を払拭すると共に、前半戦ラストマッチを白星で締めくくった東京V。これにより、16年ぶりにJ1へ復帰した名門は有力な降格候補との下馬評を覆し、6勝9分け4敗の10位というトップハーフでのシーズン折り返しとなった。 その名古屋戦から中3日で臨む後半戦初戦では、ホームでの前回対戦で3-2と競り勝った同じ昇格組で16位に位置する磐田相手にシーズンダブルと共に白星スタートを狙う。 ここまでディフェンスラインの主軸を担うDF林尚輝は、「広島戦で大量失点した後に、ゼロで抑えられたという部分で結果という形で見たときにはよかった」、と3試合ぶりのクリーンシートを記録した名古屋戦をポジティブに振り返りつつ、磐田戦、今後の戦いに向けた課題にも目を向ける。 「(セカンドボールの対応の改善について)城福さんからも『セカンドボールは真ん中の選手だけではなく全体で拾うもの』という共通意識の下でやったという部分で全体の意識が高まったところあります。自分たちディフェンス陣もできるだけ味方にヘディングで繋げられるように意識しました。その意識の差というのは、広島戦に比べて少し高まったと感じています」 「(後半の押し込まれた展開は)ひとつの反省点というか、ボランチと自分たちの立ち位置というところで、少しボランチを引かせすぎているという部分もあった。どうやって(バイタルエリアの)スペースを埋めさせるか、ボランチをいかに真ん中にさせられるかというのは今後の課題。今は攻められているのを受けて撥ね返している感じですけど、攻めさせない、いかに(全体を)下げさせないとか、もう少し1人ずつ高いポジションを取らせるとか、そういった工夫というのは必要になってくる」 磐田との前回対戦ではFWジャーメイン良との接触プレーによる脳震とうで後半途中交代となったが、改めてそのエースストライカー、FWマテウス・ペイショットという強力な2トップと対峙する一戦に向けては、「いざ対峙してみると、想像以上に強いと感じた」と名古屋戦でフィジカル強化の必要性を実感させられたFWパトリックとの対戦を踏まえ、より集中した対応が重要になると語る。 「ペイショット選手やジャーメイン選手も高さがあって強さがあってという選手なので、審判にもよりますけど、いかにロングボールが入ってくる前に自分たちはいい準備ができるか。それは相手との駆け引きのところもそうですし、ポジショニングのところもありますが、先に身体を当てておくとか、身長が自分の方が小さいぶん、必要になるのかなと思います」 また、昨季J2でのヤマハスタジアム、IAIスタジアム日本平と静岡のサッカー専用スタジアムでいずれもゴールを記録し、相性の良さを感じる26歳DFは、「去年もカウンターからランニングしていってという形で取れましたし、恵まれるシーンが多い」、「コーナーキックも今年はまだ、個人として決めてないですし、いいボールを蹴ってくれると思っているので、そこに自分たちがしっかり合わせて得点できるような機会を見せたい」と、J1初ゴールへの意欲も示した。 一方、名古屋戦を累積警告で欠場したMF見木友哉は、ボランチあるいは2シャドーの一角でのスタメン起用が見込まれる中で、攻撃のキーマンとなる1人だ。 前回対戦でもプレーした今季の磐田に対しては「技術が高い選手が多くてパス回しが巧い印象はありますけど、今年に関して言えば、ペイショット選手やジャーメイン選手も調子がよくて、去年は[4-2-3-1]気味だったのが、[4-4-2]気味で、その2トップにシンプルに当ててという攻撃も去年に比べればあって、そこの破壊力という部分は去年よりもあるという印象」と、改めて強力な2トップへの警戒を口にする。 一方で、前回対戦でチームとして3ゴールを挙げた手応えもあり、「そんなに守備がいいチームだとは個人的に思っていない」と、攻撃面では十分に付け入る隙があるとみている。とりわけ、1カ月半前とは異なる布陣で戦う中でポジションのずれを効果的に活かしたい考えだ。 「(木村)勇大のところで簡単に一対一で勝つことができれば、すぐチャンスに繋がると思いますし、そうではなくても相手が4バックの中で、自分たちがポジション的には最初の元の位置でもいいポジション取りができているので、そこをどう活かせるかというのはカギになる。間に立ちながら、うまく前にプレーすることができれば、相手の4バックに対して5レーンを使うことができるので、より前に運べてそういうチャンスを多く作りたいなと思っています」 前半戦においてデュエル勝利総数でリーグ2位、出場試合における走行距離においても常に上位に位置する緑の10番は、「J1で上の方になるとは個人的に思っていなかったですが、そこはもちろん自信にしていい」と初のJ1の舞台での自信を深めつつ、「リーグ戦で2桁というのはシーズン前から目標にしていますし、結果という部分を個人的にフォーカスしながらやっていきたい」と、より高いレベルでの貢献を目指す。 前回対戦はAFC U-23アジアカップ帰り直後でコンディション面を考慮され、スタンド観戦となったMF山田楓喜は、心身のリフレッシュを目的として約3週間の休養を経て前節の名古屋戦で復帰。頭部への打撲の影響もあってイン&アウトの形となったが、幸いなことにコンディション面で問題はなく、傑出したキック精度と攻撃センスを併せ持つレフティーはこの磐田戦で攻撃面におけるオプションとなるはずだ。 「楽しめたというのが一番大きい」、「(サポーターから)『おかえり』というような声が一番多かったので、ちょっとぐっとくる瞬間もありましたし、そういう待ってくれている人がたくさんいる中で、自分も幸せだなと思いながらプレーできました」と復帰戦を振り返った山田。 「フルで戻っていない感じ」とコンディション面では万全でないことを認めながらも、「逆に、力が抜けていい感じにプレーできるという感覚も出てきている」と元来のポジティブシンキングが戻ってきた印象だ。自身の不在時に[3-4-2-1]への布陣変更も図られたが、「今までも3バックでウイングバックをやったり、シャドーもやっていたりしていたので、特にそんな難しいと思う瞬間はない」と戦術面の適応も問題ないとしている。 復帰2戦目での本領発揮が期待される26日の一戦に向けては、「先制点を取るのと取らないので、だいぶ違う。しかもそれが早い時間帯に取れると、その後の試合運びもだいぶ楽になってくると思います。そこは気持ち的にも、相手の勢いという部分でもだいぶ落ちていくと思うので、誰もがわかっていると思いますけど、先に点を取るところは一番大事」と、酷暑と過密日程という部分で、チームとして先制点がカギになると語っている。 2024.06.25 19:00 Tue

脳振とうの交代がルール変更、相手が使用した場合は1名追加で交代可能に…最大7名の交代も

Jリーグは25日、脳振とう交代ルールの変更について発表した。 Jリーグは25日に理事会を開催。国際サッカー評議会(IFAB)からの通達に従い脳振とうによる交代ルールを変更するおkとを決定した。 脳震とうによる交代に関しては、これまで1試合において各チーム最大1人の「脳震とうによる交代」が可能だった。 しかし、新たにルールが決まり、相手チームが「脳震とうによる交代」を使用した場合は、自チームは追加で1名を交代させることができることに変更。その選手は、脳震とうであるかどうかは問われないという。 つまり、両チームに「脳震とうによる交代」が行われた場合は、通常の5名に対して2名を追加した「7名」を交代させられることになる。 なお、「脳震とうによる交代」は通常の交代の回数制限とは別に取り扱われることとなり、ハーフタイムを除く3回という制限以外での交代が可能となる。 導入時期に関しては、2024/25サッカー競技規則改正のタイミングに合わせ、明治安田J2リーグが8月3日(土)、明治安田J1リーグで8月7日(水)、明治安田J3リーグが8月17日(土)、YBCルヴァンカップは9月4日(水)からとなる。 2024.06.25 18:50 Tue

10位で前半戦終えた東京Vの城福監督が後半戦へ決意「“やれている感”出したくない」、「満足しないチームだと示し続けたい」

東京ヴェルディの城福浩監督が、26日にヤマハスタジアムで行われる明治安田J1リーグ第20節のジュビロ磐田戦に向けて会見を行った。 前節、名古屋グランパスとのホームゲームを1-0で制し、前々節のサンフレッチェ広島戦での1-4の大敗を払拭すると共に、前半戦ラストマッチを白星で締めくくった東京V。これにより、16年ぶりにJ1へ復帰した名門は有力な降格候補との下馬評を覆し、6勝9分け4敗の10位というトップハーフでのシーズン折り返しとなった。 名古屋戦は決定機の数こそ少なかったものの、前半は攻守に安定したパフォーマンスを披露し、後半立ち上がりにFW木村勇大とMF翁長聖の2人で完結させた見事なロングカウンターから先制点を奪取。以降は途中投入のFWパトリックを活かした名古屋のパワープレー気味の攻撃を前に防戦一方の戦いを強いられたが、守護神マテウスの再三のビッグセーブもあって逃げ切っての完封勝利となった。 城福監督は課題の入りを含め、常日頃から求める相手陣内で多くの時間プレーすることができた前半のパフォーマンスについて「まだ45分しかできない」と反省を口にしながらも、ポジショニング、ボールホルダーに対する周囲の選択肢の与え方といった広島戦からの選手たちの意識の変化への手応えを口にした。 「相手の守備の仕方を分析した中、もっとボールに来るかなと思ったら、我々のポジショニングも悪くなかったので、おそらくプレッシャーに来られなかったと思います。行きたくても来られない時間が続いたので、だったらゴールを守るというふうに判断した。その判断を早くさせたボールの回し方はできたと思います」 「それがなぜできたかというのは、やっぱり広島戦で出たベーシックな課題があった。ボールホルダーの状況によって優先順位を変える。これは実はロングフィードを使っているシーンは少ないですけど、ボールを引き出している選手がものすごく多くなっている。ヴェルディが中盤ですごく繋いでいるように見えたのは、目に見えないところの前線で引き出している選手がいて、ボールホルダーはそれを使ってもいいし、空いたスペースを使ってもいい。それがボールを持っている選手がプレーを決められる。これがサッカーなので、広島の前半の戦いをみんなが意識した上で出し手と受け手がベーシックなところをやったのが、前半だったかなと思います」 一方、明確な課題として残った後半終盤の戦い方に関しては、前半にできていた「ベーシックな部分」の徹底ができなかったところに加えて「クリアの質」に問題があったと主張している。 「大きな要因のひとつはクリアの質にある。一番相手が二次攻撃をしやすいようなボールを何本も我々自身が供給してしまったということ。あの状況であれば、木村勇大が前に張る感じになると思いますが、彼が前で待っていて、彼が収められたときにはいいカウンターになるみたいな状況で、あそこしかポイントがないと、相手もそこを抑えにくるわけで、そこで取られて二次攻撃を受けるというのが、後半の途中ぐらいから散見された」 「繋げないのであれば、クリアの質をもう2ランクくらい上げていかなければいけない。もっと言えば、クリアできないのであれば、相手の足に当てればマイボールのスローインになる。そういうクレバーさというのも、後半の押された時間帯はちょっと立て続けに相手ボールにしてしまったのかなと思います」 さらに、後半アディショナルタイムに訪れたFW染野唯月を起点としたカウンターからの翁長の決定機を引き合いに出し、“全員攻撃・全員守備”というチームが志向するスタイルの追求を求めた。 「ダメ押しの2点目を取れればよかったと思いますが、あのシーンに象徴されるのは、木村勇大も自分たちのペナ近くまで戻っていた。そこから全員が湧いて出ていくというような状況、そこまで押し込まれる形を多く作りたくないですけど、それをもいとわないような全員攻撃・全員守備の状況をもっと作り出していくことが、後半の悪い時間帯というのをもっと少なくする術になるのかなと思います」 「攻める人、守る人というような分担制をこのチームはやっていないですし、そのつもりはないにしても、多少立ち位置的にそういう立ち位置とか、気持ちが緩んだわけではないですけど、自分がやらなくてもという気持ちが少しでも何人か働いたら、ああいうふうに押し込まれるというところは、しっかり次に活かしたいです」 結果と共にポジティブな形で反省もできた、その名古屋戦から中3日で臨む後半戦初戦では、ホームでの前回対戦で3-2と競り勝った同じ昇格組で16位に位置する磐田相手にシーズンダブルと共に白星スタートを狙う。 約1カ月半前から[3-4-2-1]に布陣を変更した東京Vに対して、磐田はFWジャーメイン良が1-1のドローに終わった前節のセレッソ大阪戦で復帰したこともあり、多少チーム内の序列の変化はあったものの、大枠という部分では前回対戦時と大きな変化はない。 城福監督も「2トップから逆算した一番いやなサッカーをしてくる」と、前回対戦で1ゴールずつを決められたジャーメイン、FWマテウス・ペイショットという明確なストロングポイントをいかに封じるかが勝敗のカギになると考えている。 「やっぱりジャーメインが戻ってきて、迫力が違います。ジュビロはボールを元々大事にしてくるサッカーだったという認識はしていますけど、特にJ1になってマテウス・ペイショットが入り、ジャーメインがあれほど成長して、彼らから逆算したサッカーもしてくる」 「リーグの中でも、2位か3位ぐらいにクロスが多いはずです。そこに飛び込んで来る迫力がありますし、合わせられる身体能力とか技術もあるので、繋ぐジュビロというイメージを今は持ってないです。むしろ2トップから逆算した一番いやなサッカーをしてくるジュビロだという印象があるので、中盤をルーズにしたらもちろん技術がある選手がいるので繋がれますけど、あの2トップはセンターバックだけの問題ではなくて、クロスを上げるところのプレッシャーを含めて全員でケアしなければいけないなと思います」 昇格プレーオフを制してのJ1昇格、クラブとしての予算規模の部分で、開幕前の段階では自チームを「20番目」という表現で表していた城福監督。 その中での現在のトップハーフという立ち位置はサプライズと言っていいが、後半戦スタートを前に「20番目のはずの我々がこれぐらいやれているじゃないかというのは、口が裂けても言いたくないし、“(J1で)やれている感”を彼らとともに共有するということはしない」と、強い口調でクラブ全体を引き締めると共に、「満足しないチームだということを示し続けるチームにしたい」と後半戦に向けた意気込みを示した。 「まだもっとやれるはずで、もっと貪欲に勝ち点を取れるチームになっていきたいし、もっといい内容で90分戦い抜きたいし、もっといろんな選手が出てきてほしいと。これを言い続けて、最後のところで、そのまま厳しい言葉を言い続ける監督だったなと思われるのか、彼ら(選手)とともに1年間の手応えを感じ合えるシーズンになるのか、これはわからないですけど、今これぐらいの順位でこれぐらいの内容という言い方が、対等に戦えている感覚を含めて、“やれている感”というのは一切出したくないです」 「まだまだです。もっと彼らはやれるし、もっと勝ち点も伸ばせるチームに。その向上心、野心、反骨心というもの。それはこの前選手にも言いましたけど、いろんな判断ミスがあっても、最後ボールから顔を背けるチームだけにはなるなと。それがこのチームの強みであって、判断ミスというのは他のチームにあるかもしれないと、でもこのチームは顔を背けないようなチームにならないと」 「だからこそ広島戦での1失点目があったわけで、それと同じように満足しない、びっくりするぐらいこのチームは満足しないチームで、向上心があって、どんな状況でもひたむきにやり続ける。だからこそ、この前の広島戦はひょっとしたら、0-4が0-5にならずに、1-4で終わったのかもしれない。とにかく外から見たら、簡単じゃないぞと、このチームを叩きのめすのは簡単じゃないんだということを示し続けるチームになりたいし、満足しないチームだということを示し続けるチームにしたいので、今の勝ち点と順位というのは本当に何とも思ってないです」 2024.06.25 18:00 Tue

鹿島GK梶川裕嗣が右下腿三頭筋損傷で離脱…トレーニング中に負傷

鹿島アントラーズは25日、GK梶川裕嗣の負傷を報告した。 梶川は23日に行われたトレーニング中に負傷。チームドクターによる検査の結果、右下腿三頭筋損傷と診断されたとのことだ。なお、全治期間については明らかにされていない。 これまで湘南ベルマーレや徳島ヴォルティス、横浜F・マリノス、ジュビロ磐田に所属していた梶川は、今シーズンから鹿島に加入。今シーズンは明治安田J1リーグで6試合、YBCルヴァンカップで1試合にベンチ入りするも、公式戦出場はなかった。 2024.06.25 17:20 Tue

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【Jリーグ出場停止情報】柏DFジエゴ、福岡FWザヘディが出場停止…J3では悪質タックルに激怒し報復した福島FW矢島輝一が1試合出場停止

Jリーグは20日、明治安田Jリーグの出場停止選手を発表した。 J1では柏レイソルのDFジエゴ、アビスパ福岡のFWシャハブ・ザヘディ、サガン鳥栖のDF原田亘が出場停止。また、2試合の出場停止処分中の京都サンガF.C.DFアピアタウィア久も出場停止となる。 また、J2は出場停止者がなし。J3では福島ユナイテッドFCのFW矢島輝一が出場停止となる。 矢島は18日に行われた明治安田J3リーグ第14節のFC今治戦で、63分にカウンターを仕掛けた際、森晃太が後方から市原亮太にタックルで倒されたシーンで激怒。ファウルした市原を倒して引きずるなどしていた。 Jリーグは「ボールとは関係の無いところで相手競技者の後方から詰め寄り、突き倒して胸ぐらを掴んでグラウンドに押し付けた行為は、「乱暴な行為」に該当する」と判断。1試合の出場停止処分を下した。 【明治安田J1リーグ】 DFジエゴ(柏レイソル) 第16節 vs川崎フロンターレ(5/25) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFアピアタウィア久(京都サンガF.C.) 第16節 vs名古屋グランパス(5/26) 今回の停止:2試合停止(2/2) FWシャハブ・ザヘディ(アビスパ福岡) 第16節 vsアルビレックス新潟(5/25) 今回の停止:1試合停止 DF原田亘(サガン鳥栖) 第17節 vsFC東京(5/31) 今回の停止:1試合停止 【明治安田J3リーグ】 FW矢島輝一(福島ユナイテッドFC) 第15節 vsカマタマーレ讃岐(6/2) 今回の停止:1試合停止 【YBCルヴァンカップ】 DF濃野公人(鹿島アントラーズ) 3回戦vsFC町田ゼルビア(5/22) 今回の停止:1試合停止 FW野田隆之介(FC琉球) 3回戦vsセレッソ大阪(5/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <span class="paragraph-title">【動画】後方からのタックルに激怒した矢島輝一が報復行為で一発退場</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="s_nbgi3BEqM";var video_start = 257;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.20 19:05 Mon
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【Jリーグ出場停止情報】FC東京MF原川力や東京VのDF林尚輝、DOGSO退場のC大阪DFハブナーら…ルヴァンカップの出場停止リセットでリーグ戦で消化へ

Jリーグは23日、明治安田Jリーグの出場停止選手を発表した。 22日にYBCルヴァンカップの3回戦が行われた中、プレーオフラウンドに出場停止処分が繰り越されないため、退場処分となった選手は全てリーグ戦での適用となる。 J1ではFC東京のMF原川力、東京ヴェルディのDF林尚輝、セレッソ大阪のDFジャスティン・ハブナー、アビスパ福岡のFWシャハブ・ザヘディ、サガン鳥栖のDFキム・テヒョンが出場停止となる。 ジャスティン・ハブナーは前半17分、裏へのスルーパスに対して抜け出した白井陽斗をボックス手前で引き倒してしまい一発退場。Jリーグは「ペナルティーアーク付近でドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止め、決定的な得点機会を阻止した行為は、「著しい反則行為」に該当する」と判断され、1試合の出場停止処分となった。 また、J2ではV・ファーレン長崎のDFモヨマルコム強志が出場停止に。浦和レッズ戦の70分にオラ・ソルバッケンに対して頭突きを見舞い一発退場となっていた。 Jリーグは「プレーとは関係のないところで相手競技者に対し頭突きした行為は「乱暴な行為」に該当する」と判断し、1試合の出場停止処分となった。 【明治安田J1リーグ】 DFジエゴ(柏レイソル) 第16節 vs川崎フロンターレ(5/25) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF原川力(FC東京) 第16節 vsガンバ大阪(5/25) 今回の停止:他の大会での出場停止処分 DF林尚輝(東京ヴェルディ) 第16節 vsヴィッセル神戸(5/26) 今回の停止:他の大会での出場停止処分 DFアピアタウィア久(京都サンガF.C.) 第16節 vs名古屋グランパス(5/26) 今回の停止:2試合停止(2/2) DFジャスティン・ハブナー(セレッソ大阪) 第16節 vsサンフレッチェ広島(5/26) 今回の停止:他の大会での出場停止処分 FWシャハブ・ザヘディ(アビスパ福岡) 第16節 vsアルビレックス新潟(5/25) 今回の停止:1試合停止 第17節 vs柏レイソル(6/2) 今回の停止:他の大会での出場停止処分 DFキム・テヒョン(サガン鳥栖) 第17節 vsFC東京(5/31) 今回の停止:他の大会での出場停止処分 DF原田亘(サガン鳥栖) 第17節 vsFC東京(5/31) 今回の停止:1試合停止 【明治安田J2リーグ】 DFモヨマルコム強志(V・ファーレン長崎) 第17節 vsジェフユナイテッド千葉(5/25) 今回の停止:他の大会での出場停止処分 【明治安田J3リーグ】 FW矢島輝一(福島ユナイテッドFC) 第15節 vsカマタマーレ讃岐(6/2) 今回の停止:1試合停止 <span class="paragraph-title">【動画】後方から倒したハブナーはDOGSOで一発退場</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="0CBRujlyEnw";var video_start = 38;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.23 22:27 Thu
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鳥栖が後半ATに2発逆転の劇的勝利! 京都はアピアタウィア久の愚行退場から悲惨な幕切れに【明治安田J1第29節】

30日、明治安田生命J1リーグ第29節のサガン鳥栖vs京都サンガF.C.が駅前不動産スタジアムで行われ、ホームの鳥栖が3-2で勝利を収めた。 リーグ戦8試合勝利なしと苦しんでいる15位・鳥栖。FC東京と対戦した前節は2点を先行しながら逆転されるショッキングな敗戦となった。今節は3試合欠場が続いていた小野が先発に復帰。その一方で手塚がメンバー外となり、福田がスタメンに名を連ねた。 勝ち点で鳥栖を「1」上回っている13位・京都は直近5試合で1敗のみと健闘中。前節は豊川のゴールを守りきりサンフレッチェ広島相手に1-0で勝利した。こちらも大きなメンバー変更はなかったが、福岡がベンチ外となり松田が先発した。 山下良美主審が笛を吹いた試合。立ち上がりからサイドを起点に良い攻撃を見せたのは鳥栖。9分には左サイドから崩し、ボックス手前左で小野がパスを受ける。ゴール右上に狙いすましたシュートを決め、いきなりホームチームが1点のリードを得た。 その後は追いかける形となった京都が徐々にペースを掴む。21分には敵陣中央左で得たFKから豊川のヘディングシュートに繋がったが、これは大きく枠を外れた。 機を見て追加点を奪いに行く鳥栖は26分にも決定機を迎える。左サイドからの菊地のクロスに岩崎が中央フリーで反応。頭で地面に叩きつけたが、こちらも枠を捉えなかった。 拮抗した時間が続く中、京都はゴールキックを同点弾に結びつける。33分、前線でボールを収めて繋ぐと、ラストパスを受けた原が左ポケットに侵入。左足の強烈なシュートでニアを撃ち抜き、前半のうちにスコアをイーブンとした。 1-1で迎えた後半、鳥栖が前半の勢いを維持して決定機を生み出す。51分には福田のボレーシュートが鳥栖ゴールに襲いかかるが、ここはGKク・ソンユンがセーブ。57分には右CKのこぼれ球に反応した河原がボックス手間右から鋭いミドルシュートを放つが、密集の隙間をくぐり抜けたボールは左ポストに直撃した。 そんな中、押し込まれていた京都がワンチャンスをものにする。60分、自陣でボールを奪うと右サイドから左サイドへ大きく展開。原がクロスを上げると豊川が頭で合わせ、2試合連続ゴールでチームを逆転に導いた。 その1分後、立て続けに京都がネットを揺らす。右サイドから福田がクロスを上げるとここに走り込んだのは松田。胸トラップが大きくなったものの泥臭く押し込み、1度はゴールが認められたが、VARによるチェックとオンフィールド・レビューの結果、松田のハンドとみなされ追加点とはならなかった。 救われた鳥栖は65分に富樫と藤田、70分に横山を投入し同点を目指す。73分にはその横山がボックス内にドリブルで侵入し、相手をかわしてシュートまで持ち込むがGKク・ソンユンがセーブ。弾いたボールに長沼が反応したが、このシュートはDFが体を張ってブロックした。 このまま逃げ切りたい京都は豊川に変えて山田、山崎に代えて三沢をピッチに送り出す。カウンターからの追加点を匂わせつつ、5バック気味の布陣に変更し守りを固めた。 形勢もスコアも変わらないまま5分の追加タイムに突入。このまま京都の勝利で終わるかに思われたが93分にアピアタウィア久が長沼に激しいチャージ。ファウルとなりFKからの再開となるかに思われたが、山下主審がVARからの指示を受けてオンフィールド・レビューを実施。この結果、アピアタウィア久が誰かに対して中指を立てていたことが確認され、一発退場の判定となった。 試合終了まであと数分というところで数的優位となった鳥栖。押し込む中で迎えた94分、左サイドでボールを持った横山から左ポケットに走り込んだ河原にスルーパスが通り、左足のクロスが上がる。これを原田が頭で押し込み、ついに同点に追いついた。 ドラマはまだ終わらない。101分、再び左サイドでボールを持った横山が切り返しから今度は自らクロス。ニアのファン・ソッコが頭でそらしたボールがゴールに吸い込まれ、劇的な形で逆転に成功。最後まで諦めなかった鳥栖はそのまま試合を締めてリーグ戦9試合ぶりの白星をゲット。京都にとっては後半アディショナルタイムに逆転を許すという残念な幕引きとなってしまった。 サガン鳥栖 3-2 京都サンガF.C. 【鳥栖】 小野裕二(前9) 原田亘(後54) ファン・ソッコ(後56) 【京都】 原大智(前33) 豊川雄太(後15) 2023.09.30 21:30 Sat
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京都が中指立てて一発退場のアピアタウィア久の行為に声明…試合後に直接謝罪「未熟な自分から卒業できるように」

京都サンガF.C.は1日、DFアピアタウィア久の行動について声明を発表した。 京都は9月30日、明治安田生命J1リーグ第29節でサガン鳥栖とアウェイで対戦した。 試合は1-2で京都がリードしていた中、後半アディショナルタイムにアクシデント。鳥栖の長沼洋一を後ろから倒したとしてファウルを取られていたアピアタウィア久が中指を立てる行為があり、VARから山下良美主審へ連絡。オンフィールド・レビューでその行為を確認し、一発退場となっていた。 また、この退場が影響したのか、京都はアディショナルタイムに連続失点。3-2で逆転負けを喫していた。 試合後のフラッシュインタビューでは曺貴裁監督も苦言を呈した中、京都はクラブを通じてアピアタウィア久の行為について謝罪した。 「9月30日(土)に開催されました、2023明治安田生命J1リーグ第29節サガン鳥栖vs京都サンガF.C.の試合におきまして、京都サンガF.C.のアピアタウィア久選手が、後半アディッショナルタイムに不適切な行為により退場処分(レッドカード)となりました」 「アピアタウィア久選手は今回の自身の行為を深く反省しております。また、試合終了後、京都サンガF.C.の社長、監督と本人がサガン鳥栖のクラブ関係者の方々に謝罪をさせて頂きました」 「クラブと致しましても、改めてサガン鳥栖の皆様、そして、Jリーグに関わる全ての方々にご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」 「今後、本人はもとより、京都サンガF.C.の全選手並びに全スタッフが改めてフェアプレー精神の大切さについて再確認を行うと共に、その徹底を図って参ります」 また、アピアタウィア久もクラブを通じて謝罪した。 「このたび、鳥栖戦での私の軽率な行動で多くの人を不快にさせてしまったことを、深くお詫び申し上げます。自分のした行為は決して許されるものではありません。今回、起こしてしまったことを深く反省し、未熟な自分から卒業できるように精進します。改めて、サガン鳥栖の選手、関係者の皆様にお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。」 <span class="paragraph-title">【動画】後半ATにVARチェックの結果アピアタウィア久が一発退場</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="SNd1PYCelMM";var video_start = 340;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.01 14:43 Sun
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【Jリーグ出場停止情報】川崎FのFWマルシーニョ、同じ試合で退場した横浜FMのGKポープ・ウィリアム、京都DFアピアタウィア久らが出場停止に

Jリーグは18日、出場停止処分を発表した。 明治安田J1リーグでは、川崎フロンターレのFWマルシーニョ、横浜F・マリノスのGKポープ・ウィリアム、京都サンガF.C.のDFアピアタウィア久、セレッソ大阪のMF柴山昌也の4人が出場停止となる。 ポープ・ウィリアムに関しては、京都サンガF.C.戦で一発退場。「ペナルティーエリアの外側で、ドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止め、決定的な得点機会を阻止した行為は、『著しい反則行為』に該当する」と判断。DOGSOを取られた一発退場となり、1試合の出場停止となった。 同試合ではアピアタウィア久も一発退場。こちらも「ペナルティーエリアの外側で、ドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止め、決定的な得点機会を阻止した行為は、『著しい反則行為』に該当する」と判断されており、DOGSOによる一発退場で1試合の出場停止となった。 柴山に関しては、サガン鳥栖戦で一発退場。「相手競技者のスネに対し右足裏で過剰な力で蹴った行為は、『著しい反則行為』に該当する」と判断され、1試合の出場停止処分が下された。 また、J2ではザスパ群馬のMF天笠泰輝、愛媛FCのDF森下怜哉、ロアッソ熊本のDF岩下航が出場停止となっている。 【明治安田J1リーグ】 FWマルシーニョ(川崎フロンターレ) 第5節 vsFC東京(3/30) 今回の停止:1試合停止 GKポープ・ウィリアム(横浜F・マリノス) 第5節 vs名古屋グランパス(3/30) 今回の停止:1試合停止 DFアピアタウィア久(京都サンガF.C.) 第5節 vs東京ヴェルディ(3/29) 今回の停止:1試合停止 MF柴山昌也(セレッソ大阪) 第5節 vs湘南ベルマーレ(3/30) 今回の停止:1試合停止 【明治安田J2リーグ】 MF天笠泰輝(ザスパ群馬) 第5節 vs横浜FC(3/20) 今回の停止:1試合停止 DF森下怜哉(愛媛FC) 第5節 vsV・ファーレン長崎(3/20) 今回の停止:1試合停止 DF岩下航(ロアッソ熊本) 第5節 vsベガルタ仙台(3/20) 今回の停止:1試合停止 【YBCルヴァンカップ】 MF柳雄太郎(Y.S.C.C.横浜) 2回戦 vsFC東京(4/17) 今回の停止:1試合停止 2024.03.18 19:35 Mon

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「赤のアクセントが良い」京都の新ユニフォームが発表! デザインに注目も、発表の仕方に不満の声「ネタバレしてたのか」「選手に着せるとかしないの?」

京都サンガF.C.は6日、2024シーズンの新ユニフォームを発表した。 2023シーズンは明治安田生命J1リーグで13位に終わり、2022シーズンよりは順位を上げてのフィニッシュ。ただ、残留争いにも巻き込まれた苦しいシーズンとなった。 曺貴裁監督の続投も決定した中、2024シーズンもサプライヤーは『プーマ』が継続。京都の伝統工芸のひとつである組子細工からインスピレーションを得たオリジナルデザインとなっている。 デザインは、新たなものの創造や成長をイメージする三角形を、幾何学模様のテキスタイルで3色のパープルを用いてグラフィック化。京都サンガF.C.に関わる全ての人の思いが折り重なり、様々な形に変化し、成長していく無限の可能性を表現している。 また、首元や袖口に飽くなき勝利への情熱を表現するレッドをあしらっている。 すべてのユニフォームが同じデザインとなり、FP1stはシャツとソックスがクラブカラーのパープルにパンツはブラック。2ndはホワイトのシャツにグレーのパンツとソックスとなっている。GK1stは全身が水色、2nd全身が緑となっている。 新ユニフォームにファンは「かっこいいぞ」、「赤のアクセントが良い」、「結構好き」、「個人的には好み」と好評の声が。一方で、「カレンダーでネタバレしてたのか」、「選手に着せるとかしないの?」、「もうちょっと発表の仕方を考えてほしい」、「他のクラブの発表見習った方が良い」とデザイン画のみの発表となっていることへの不満が多く出ている。 <span class="paragraph-title">【写真】京都の新ユニフォームは組子細工からインスピレーション</span> <span data-other-div="movie"></span> <span class="paragraph-subtitle">FP 1st・2nd</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/sanga20231206_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <span class="paragraph-subtitle">GK 1st・2nd</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/sanga20231206_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div> 写真:(C) KYOTO SANGA F.C. 2023.12.06 20:10 Wed
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19位京都に元U-20ブラジル代表ストライカーが加入! FWラファエル・エリアスがクルゼイロから期限付き移籍

京都サンガF.C.は24日、ブラジル人FWラファエル・エリアス(25)のクルゼイロECからの期限付き移籍加入を発表した。今後のメディカルチェックを経て正式契約を結び、期限付き移籍期間は2024年12月31日までとなる。 エリアスはブラジル出身のレフティで、U-20ブラジル代表でもプレーした経歴の持ち主。2018年にパウメイラスでファーストチームデビューを果たすと、その後はブラジル国内の複数クラブやUAEのバニーヤースSCへのレンタル移籍を繰り返し、2023年7月にクルゼイロへ完全移籍した。 今シーズンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで5試合1得点の成績を残しており、全公式戦では17試合7ゴールを記録。京都は「パワフルな突破を持ち味とするブラジル人ストライカー。左足でのパンチのあるシュートも武器」と紹介している。 明治安田J1リーグで19位に沈む京都で戦うことになったエリアスは、クラブを通じてコメントしている。 「京都サンガF.C.のユニフォームを着られるこの機会にワクワクし、とても嬉しく思います。少しでも早くチームに適応し、今シーズンの目標を達成するため、チームメイトを助けたいと思います」 「京都サポーターのみなさんには、クラブのユニフォームへの名誉と共に、意志、献身、ゴールを約束します!」 2024.06.24 09:48 Mon
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鳥栖が下位直接対決を制して残留圏へ! 京都に3発快勝【明治安田J1第19節】

明治安田J1リーグ第19節の1試合が22日に駅前不動産スタジアムで行われ、ホームのサガン鳥栖が京都サンガF.C.を3-0で下した。 ともに勝ち点14で降格圏内に沈む両チームのシックスポインター。18位鳥栖が5選手を入れ替え、長沼洋一らがスタートから出場した一方で、19位京都は前節と変わらずの11選手をチョイスした。 7分に左CKから原大智のヘッドで相手ゴールに襲いかかった京都は続く21分にも福田心之助の左足ミドルで迫ると、24分にバックラインでのパスの乱れを突いて決定機。原が左足を振り抜いていくが、ゴールを割れず。 後半の立ち上がりにも原の頭で迫った京都だが、前半をゼロで凌いだ鳥栖が53分に原田亘のミドルでフィニッシュシーンを作ると、58分に右サイドからのクロスにマルセロ・ヒアンがヘッド。これがゴール左に決まる。 先制した鳥栖は続く60分にもマルセロ・ヒアンがゴール。敵陣中央で相手DF数人をなぎ倒しながらボールを収めると、ボックス中央でキックフェイントからの左足でネットを揺らして、京都の突き放しに成功する。 63分にマルコ・トゥーリオ、山崎凌吾、一美和成を送り込むと、67分にも鈴木冬一を投入した京都だが、76分に左サイドからのクロスに長沼がヘッドで合わせ、鳥栖が3点目。京都は80分にも福岡慎平を入れるが、ゴールを奪えず。 一方の鳥栖は菊地泰智や、藤田直之、富樫敬真を入れてバランスを保ちながら、最後のカードで手塚康平、ヴィニシウス・アラウージョもピッチへ。90分にはゴールとならなかったが、菊地の惜しいヘッドで4点目に迫る。 下位対決で快勝した鳥栖は3連敗ストップの4戦ぶり白星を掴み、残留圏の17位に浮上。京都は4戦ぶり黒星だが、残留争いのライバルとの直接対決を落とす痛い敗戦となった。 サガン鳥栖 3-0 京都サンガF.C. 【鳥栖】 マルセロ・ヒアン(後13、後15) 長沼洋一(後32) 2024.06.22 21:51 Sat
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【J1注目プレビュー|第18節:京都vs札幌】勝ち点「11」で並ぶ下位2チームの“シックスポインター”

【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 19:00キックオフ 京都サンガF.C.(19位/11pt) vs 北海道コンサドーレ札幌(20位/11pt) [サンガスタジアム by KYOCERA] <span class="paragraph-subtitle">◆絶対に負けられない【京都サンガF.C.】</span> 悪夢の5連敗をストップさせ、直近のリーグ戦2試合は連続ドローの京都。前節も強力な助っ人トリオを1失点に抑えた。 崩壊していた守備の立ち直りが見られる中、ミッドウィークの天皇杯ではJ3首位の大宮アルディージャ相手にクリーンシート。チームとして着実に改善を図れていると言える。 ただ、まだまだこのままでは苦しい戦いが続く。1つ間違えれば失点をする可能性はあり、問題は攻撃陣にも。守れてもゴールがなければ勝利は生まれないため、どういう形でゴールを目指すかがポイントだ。 FW原大智らが良い形でボールを持てれば力を発揮できるだけに、立ち直りつつ守備をベースに、攻撃に転じる策を見出していきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ク・ソンユン DF:福田心之助、宮本優太、麻田将吾、佐藤響 MF:川﨑颯太、金子大毅、平戸太貴 FW:豊川雄太、原大智、松田天馬 監督:曺貴裁 <span class="paragraph-subtitle">◆絶対に負けられない【北海道コンサドーレ札幌】</span> ミハイロ・ペトロヴィッチ監督と最後まで戦い抜くと宣言したものの、リーグ戦は3連敗中。改善の兆しすら見えず、前節は東京ヴェルディに5点も奪われる最悪の敗戦となった。 ただ、チームとしてはYBCルヴァンカップのプレーオフラウンドも勝ち上がり、天皇杯でも2回戦を突破。カップ戦では結果を残しており、下位リーグのチーム相手とはいえ、今のチーム状態を考えればポジティブな要素が多い。 特に、天皇杯では3ゴールを記録。チームとして攻撃面の結果が出たことは大きく、ターンオーバーした中でも結果を残せたことは、少なくとも自信には繋がる勝利となった。 チームとしては守備をいかに改善するのか。脆弱性は改善されておらず、前節の惨敗を見てもどう立て直すつもりなのか。攻撃的なサッカーを標榜しているとはいえ、崩壊している守備を放置しては勝てる試合も勝てないだけに、ミシャ監督の手腕にも注目だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:菅野孝憲 DF:家泉怜依、岡村大八、中村桐耶 MF:田中宏武、馬場晴也、 荒野拓馬、近藤友喜 MF:駒井善成、長谷川竜也 FW:鈴木武蔵 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ 2024.06.15 16:00 Sat
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京都が序盤2得点で待望のホーム初白星! 札幌とのシックスポインター制す【明治安田J1第18節】

15日、明治安田J1リーグ第18節の京都サンガF.C.vs北海道コンサドーレ札幌がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、ホームの京都が2-0で勝利した。 勝ち点「11」で並ぶ下位同士の一戦。19位のホーム京都はミッドウィークに行われた天皇杯2回戦の大宮アルディージャ戦で勝利を収めたなか、リーグ戦で8試合ぶりの勝利、さらにはホーム初白星を狙った。U-23日本代表帰りの川崎颯太が早速先発したほか、今節は麻田将吾がメンバー外となり、鈴木義宜がスタメンに入った。 対する最下位のアウェイ札幌は、前節の東京ヴェルディ戦で3-5と打ち負けたが、その後のYBCルヴァンカップ、天皇杯2回戦で2勝1分け。この流れを継続し、リーグ戦の連敗を「3」でストップしたいところ。東京V戦からは3人メンバーが変わり、小林祐希、田中宏武、西野奨太が先発した。 立ち上がりからチャンスを作ったのは札幌。3分、ロングボールから近藤友喜が右サイドを抜け出すと、シュートのこぼれ球に小林が反応。枠内に押し込むことはできなかった。 京都もゴールに迫るなか、川崎が相手との接触により一時ピッチを去るアクシデント。大事には至らず、すぐにピッチへと復帰した。 14分、京都は左からのクロスがファーまで流れると、豊川雄太にチャンス。相手をワンフェイクで外してのシュートを試みるが、かわしきれずブロックに阻まれた。 それでも18分にはゴールをこじ開ける。右サイドを連携で崩すと、福田心之助のグラウンダーのクロスに松田天馬。弾んだボールをハーフボレーで叩き込み、2試合連続得点を記録した。 畳み掛ける京都は2分後に追加点。ハイプレッシャーをかけた松田がボックス内でボールを奪うと、豊川が落ち着いて流し込んだ。 反撃を試みる札幌だったが、なかなかゴール前を攻略することができず。前半終盤には荒野拓馬がボックス内で倒されてVARチェックが行われたが、正当なタックルと判断され、PKは与えられなかった。 札幌は後半頭から今シーズン初先発の西野を下げ、長谷川竜也を投入。長谷川がシャドーの一角に入り、駒井善成と馬場晴也がそれぞれ1列下にスライドした。 勢いを持って後半に入った札幌は49分に近藤が左クロスに飛び込むも、GKク・ソンユンがファインセーブ。一方、札幌のGK菅野孝憲も負けじと豊川のシュートをストップする。 しかし、これで得たCKから京都が3度ネットを揺らす。鈴木が高い打点のヘディングで叩き込み、決定的な3点目かに思われたが、VARチェックの結果、オフェンシブファウルでゴールは取り消された。 追加点を奪えなかった京都は、豊川が負傷交代するアクシデントも。同じタイミングで札幌もカードを切り、田中克幸の投入で勝負をかける。 その後も京都は集中した守備でゴールを許さず。終盤には選手を変えながら5バックにシステム変更し、逃げ切りを図る。 7分の後半アディショナルタイムにもスコアは動かず、2-0のまま試合終了。京都が残留を左右するシックスポインターを制すると同時に、待望のホーム初白星を挙げた。 京都サンガF.C. 2-0 北海道コンサドーレ札幌 【京都】 松田天馬(前18) 豊川雄太(前20) <span class="paragraph-title">【動画】福田心之助のクロスに合わせた松田天馬の2戦連発弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>美しい崩し<br>\<br><br>平戸のワンタッチパスから綺麗に崩し<br>最後は松田天馬が2試合連続弾<br><br>ホームの京都が先制点を奪う<br><br>明治安田J1第18節<br>京都×札幌<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%9C%AD%E5%B9%8C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#京都札幌</a> <a href="https://t.co/ldasZGIudO">pic.twitter.com/ldasZGIudO</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801924640748544123?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 21:16 Sat

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