「大きな野心がまだある」パリ五輪では2ゴール、山本理仁が改めてパリ五輪を振り返る…スペイン戦は「あれがなければ全く違う試合になっていた」

2024.08.12 13:05 Mon
パリ五輪で2ゴールを記録した山本理仁
Getty Images
パリ五輪で2ゴールを記録した山本理仁
パリ・オリンピックでも活躍を見せたシント=トロイデンのMF山本理仁が、改めてパリ五輪を振り返った。ベルギー『Het Belang van Limburg(HBvL)』が伝えた。
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U-23日本代表の一員としてパリ五輪に参加した山本。チームの中心選手としてこの世代を引っ張ってきた山本は、4試合全てに先発出場。グループステージでは2ゴールを記録する活躍を見せた。山本は『HBvL』のインタビューに応じ、改めてパリ五輪を振り返った。
「サッカー選手として1度しか経験できないユニークな経験でした。だからこそ、準々決勝以上に進めなかったことがさらに悔しかったです。結局のところ、僕たちは1つの明確な目標を持ってパリに行きました。それは金メダルを獲得することでした」

金メダルを目指して大会に臨んだU-23日本代表だったが、準々決勝でU-23スペイン代表を相手に0-3で敗れてベスト8で敗退。スコアは大きく離れたが、細谷真大(柏レイソル)のゴールがわずかなオフサイドで認められなかったこともあった。山本はあのシーンが流れを左右したと語った。
「スペインはとても強かったですが、それ以上のものがあったかもしれません。でも、試合内容は僕たちには影響しませんでした。前半に0-1のところで同点ゴールを決めましたが、とても長いVARチェックの結果、数インチのオフサイドでゴールは認められませんでした、あれが起きなければ、全く違う試合になっていたと思います」

一方で、グループステージでは2ゴールを記録し、チームの勝ち上がりに貢献した山本。ゴール後には多くの反響があったという。

「このような状況で、日本のためにゴールを決めることができて信じられないような気持ちでした。家族や友人からは数えきれないほどのメッセージを受け取りました。これは、オリンピックのイベントとしての大きさを改めて示していると思います」

それでも、日本は敗退しメダルに届かず。その間にジュピラー・プロ・リーグは開幕し、2試合を欠場。チームは連敗スタートとなり、山本のほか、藤田譲瑠チマ小久保玲央ブライアンとパリ五輪組に立て直しの期待がかけられている。

プレッシャーになるかを問われた山本は「それはありません」と回答。「ただ、モチベーションが上がっただけです。僕は自分の走り、ゴール、アシストでチムを助けたいと決意しています」と語り、チームの力になりたいとした。

そして、今シーズンは同じ東京ヴェルディユース出身で、パリ五輪でも中盤で共にプレーしてきた藤田とボランチでコンビを組むことに。昨シーズンはサイドでのプレーが増えていたが、ここでコンビを組めることは嬉しいとした。

「ジョエルとは、12歳の頃からの知り合いで、当時は東京ヴェルディのユースチームで一緒にプレーしていました。その後、僕たちは別々の道を歩みました。彼は横浜F・マリノスへ、僕はガンバ大阪へ。ついに、シント=トロイデンでジョエルとコンビを組むことができるのを楽しみにしています」

その藤田とのコンビはインタビュー後の第3節で実現。ロイヤル・アントワープ戦に山本と藤田はフル出場したが、チームは6-1の惨敗。開幕3連敗と最悪のスタートとなってしまった。

金メダルを目指した山本の戦いはこれで終了。しかし、この先には大きな夢があると語った。

「僕には日本代表に対する大きな野心がまだあります。A代表に入ることが次の目標です。そしてプレミアリーグに行くのと同じように。それが僕の2つの大きな夢です」

早くから海外でプレーする選手が多かったU-23日本代表。山本のみならず、この先の日本代表に多くの選手が絡んでくることが期待される。





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大岩剛監督が2度目のAFC年間最優秀監督賞、清家貴子が女子年間最優秀選手賞を受賞!【AFCアニュアルアワード】

29日、アジアサッカー連盟(AFC)は、AFCアニュアルアワード2023を韓国のソウルで開催。様々な賞が表彰された中、日本人2名が個人賞を受賞した。 今回受賞したのは、U-23日本代表を指揮していた大岩剛監督が年間最優秀監督賞(男子)を受賞。また、なでしこジャパンでも活躍するFW清家貴子(ブライトン&ホーヴ・アルビオン・ウィメン)が女子年間最優秀選手賞を受賞した。 また、日本サッカー協会は年間最優秀協会賞(プラチナム)を受賞。波多野祐一レフェリーが審判特別賞を受賞している。 個人賞を獲得した大岩監督は、鹿島アントラーズの監督時代にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を優勝し同賞を受賞。今回が2度目の受賞となり、史上初の出来事となった。 U-23日本代表を指揮した大岩監督は、AFC U23アジアカップカタール2024で見事に優勝。チームはリベンジを果たしたことが評価されていた。チームはパリ・オリンピックに出場し、ベスト8で敗退。それでも世界相手に互角の戦いを見せていた。 清家は今回が初受賞となった中、日本人としては5人目の受賞者に。2004年と2008年に澤穂希さん、2005年に原菜摘子さん、2011年、2012年、2015年に宮間あやさん、2019年に熊谷紗希が受賞していた。 清家は、オーストラリア女子代表のコトニー・ヴァインと韓国女子代表のキム・ヘリを抑えての受賞に。ビデオメッセージを送り「この名誉ある賞をいただけてとても嬉しいです。これからもクラブと代表チームのために、そしてアジアサッカーの価値を高めるために全力を尽くしていきます」と喜びを語った。 清家は三菱重工浦和レッズレディースのエースとしてWEリーグで22試合20ゴール10アシストを記録。10試合連続ゴールという日本記録も樹立した。チームの連覇に貢献し、WEリーグMVPも受賞し、得点王にも輝いていた。ブライトンに移籍してからは、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)のデビュー戦で史上初のハットトリックを達成するなど、その輝きは今も続いている。 なお、男子年間最優秀選手はカタール代表のアクラム・アフィフ(アル・サッド)が受賞。韓国代表のソル・ヨンウ、ヨルダン代表のヤザン・アル・ナイマトを押さえての受賞となり、自身2度目、カタール人として初の複数回受賞となった。 また、年間最優秀アジアインターナショナルプレーヤーには韓国代表のソン・フンミン(トッテナム)が選ばれ、 2015年、2017年、2019年に続いて4度目の受賞となった。 ◇AFC アニュアルアワード 2023 受賞一覧 【年間最優秀協会賞】 プラチナム:日本サッカー協会 ダイヤモンド: タイサッカー協会 ゴールド: ネパール協会 ルビー: ラオスサッカー協会 【年間最優秀地域協会賞】 中央アジアサッカー協会 【会長表彰グラスルーツ賞】 ゴールド: オーストラリアサッカー協会 シルバー: インドサッカー協会 ブロンズ: ベトナムサッカー協会 【年間最優秀監督(男子)】 大岩剛(日本) 【年間最優秀監督(女子)】 パク・ユンジョン(韓国) 【年間最優秀選手(男子)】 アクラム・アフィフ(カタール) 【年間最優秀選手(女子)】 清家貴子(日本) 【年間最優秀フットサル選手】 サイード・アフマド・アッバシ(イラン) 【年間最優秀アジアインターナショナルプレーヤー(男子)】 ソン・フンミン (韓国) 【年間最優秀アジアインターナショナルプレーヤー(女子)】 エリー・カーペンター(オーストラリア) 【年間最優秀ユースプレーヤー(男子)】 アボスベク・ファイズラエフ(ウズベキスタン) 【年間最優秀ユースプレーヤー(女子)】 チェ ・アンヨン(北朝鮮) 【審判特別賞 波多野祐一(日本) トゥルキ・アブドゥラー・アル・サレヒ(オマーン) イブラヒム・ユシフ・アル・ライーシ(UAE) 2024.10.30 00:25 Wed
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五輪に国立にサッカー三昧の週末でした/六川亨の日本サッカーの歩み

昨日というか29日は、サッカー三昧の一日だった。 まず、なでしこジャパンである。前半からブラジルに試合を支配されたが、それでもチャンスがなかったわけではない。19分にはカウンターから右サイドを突破して、ゴール前で田中美南がフリーでシュートを打った。普通なら右サイドからのクロスに、迎え撃つように右下を狙うだろう。その方がボールの勢いを利用して強いシュートを打てるからだ。 しかし田中は左下への難しいコースを選択。結果はゴール枠を捕らえることができず、絶好の先制機を逃してしまった。さらに田中は、その後に守屋都弥のシュートから獲得したPKも失敗してしまう。右下へのコースは甘く、シュートに勢いもなかった。ストライカーとして自信を失っているとしか思えない消極的なキックであり、短期決戦である次のナイジェリア戦ではスタメンから外した方がいいと思える不甲斐ない出来だった。 試合はブラジルが圧倒的なポゼッションで日本に襲いかかった。まあ、男女ともブラジル相手にボールポゼッションで勝てる国はないだけに、日本が耐えてカウンターという構図は当然といえば当然と言える。そして先制されたわけだが、そんなブラジルも残り10分となると守勢に回り、日本が攻勢に出る。そして終了間際、PKを獲得した日本はキャプテンの熊谷紗希がこれを冷静に右下に決めて同点に追いついた。 田中に名誉挽回のチャンスを与えるのではなく、確実に同点に追いつくための選択は当然と言えば当然だった。そしてアディショナルタイム90分+7分、パスカットした谷川萌々子が意表を突いたワンタッチのロングシュート。これがゴール左スミに決まる劇的な一撃で日本がブラジルを下した。 このブラジル戦を前に国立競技場での東京V対ブライトン戦を取材した。ブライトンは鹿島にも5-1で大勝したが、東京V戦も前後半でGK以外の10人を入れ替えるメンバーながら4-2で圧勝した。三笘薫は前半だけで退き、その他のメンバーも新たに加わった選手もいてチーム作りの最中とはいえ、ていねいにパスをつなぎつつ、チャンスがあればロングパスでDF陣の背後を狙うなど「そつのない試合運び」はさすがと感じた。 前日の古豪スパーズ対神戸の試合には、日本にもスパーズ・ファンが多いのか5万人超えの観客が国立競技場を訪れた。スパーズと比べては失礼ながら、ブライトン戦にも2万5千人を超える観客が詰めかけたのは“三笘効果”と言うしかないだろう。それでも終始試合の主導権を握り、しっかり結果を出したのは、さすがプレミアリーグの上位チームと言うしかない。 そして、その数時間前にはパリ五輪で日本がマリに1-0の勝利を収めてグループリーグ突破を決めた。まさに“サッカー三昧”の週末であり、同じように堪能したサッカーファンも多かったのではないだろうか。 2024.07.30 20:30 Tue
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久保建英「すごくおしゃれ」、長谷川唯「すごく新鮮」…「FIRE(炎)」がテーマの日本代表の新ユニフォーム、選手たちの感想は?

アディダスジャパンは21日、「サッカー日本代表 2024 ユニフォーム」発表した。 今夏行われる世界的なスポーツイベントを前に、日本代表の戦闘服が装いも新たに。新ユニフォームは、「ヨウジヤマモト」のデザイナーでもある日本が誇るファッションデザイナーの山本耀司氏がデザイン。アディダスとヨウジヤマモトのコラボレーションブランドである「Y-3」が日本代表と史上初のコラボレーションを果たした。 この新ユニフォームは、21日に行われたパリ・ファッションウィークにて発表。「ヨウジヤマモト」のコレクションの1つとして発表され、コレクションにはU-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、なでしこジャパンのMF長野風花(リバプール)がランウェイを歩く特別な演出でお披露目された。 今回のユニフォームのテーマは「FIRE(炎)」。「サッカー日本代表2024ユニフォーム」の全体を通して一貫したモチーフとして登場するヨウジヤマモトによるデザインの炎のグラフィックは、サッカー日本代表が持つ揺るぎない力強さ、そして日本という国が持つ神秘的な力を象徴している。 ホームはダークネイビー、アウェイはホワイトとなり、ホームは青い炎、アウェイは赤い炎がデザインされている。 今回の新ユニフォームに関して、日本代表のMF久保建英、U-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ、FW細谷真大、なでしこジャパンのMF長谷川唯、MF長野風花、FW宮澤ひなたがコメントしている。 <span class="paragraph-subtitle">◆久保建英</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_kubo_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「今回のユニフォームはすごくおしゃれだな、というのが第一印象です。ユニフォームをファッションに取り入れるスタイルは海外ではよく見かけますが、日本でもこのサッカー日本代表ユニフォームをきっかけに、そのトレンドが広がることを願っています。僕自身も、新たなユニフォームとともに気持ちを新たに切り替えて、青い炎のように熱い気持ちで次のステージに向かっていきたいと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆藤田譲瑠チマ</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_fujita_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「ホームもアウェイも、どちらもとてもスタイリッシュで、それぞれ異なる意味を持つ炎をモチーフにしているところがすごく気に入っています。自分たちの世代が、新たな想いが込められたユニフォームとともに大きな舞台へと向かえることをとても嬉しく思います。このユニフォームを着てピッチで活躍する姿を皆さんに見ていただけるよう、頑張りたいと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆細谷真大</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_hosoya_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「今回、サッカー日本代表史上初の「Y-3」とのコラボレーションになると聞いて、とてもびっくりしました。色合いやデザイン、ロゴの位置など、とても新鮮で、これをきっかけにサッカー日本代表に興味を持っていただける方や、応援していただける方が増えると嬉しいです。このユニフォームに描かれた炎のように、僕たちもそれぞれの力を一つにして、完全燃焼で世界と戦っていきたいと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆長谷川唯</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_hasegawa_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「ホームユニフォームの濃い紺色は、最近の日本代表ユニフォームにはあまりなかった色合いなので、とても良いと思いました。またアウェイの白と赤の組み合わせも、すごく新鮮です。今回は燃え盛る炎がデザインのテーマですが、私にとっては、スタジアムに入場するときが、一番気持ちが燃え上がる瞬間です。常に世界一を目指してサッカーをやってきたからこそ、この新しいユニフォームで、この夏世界一を目指したいと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆長野風花</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_nagano_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「今までのサッカー日本代表ユニフォームと雰囲気が違って、すごくスタイリッシュで驚きました。チームで着たときにも格好良いと思いますし、ファッションとして着ても素敵なデザインだと思います。ユニフォームに描かれた炎のように、燃え盛る力強いプレーでまた世界に衝撃を与えたいという想いを新たにしました」 <span class="paragraph-subtitle">◆宮澤ひなた</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_miyazawa_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「一見して、今までのサッカー日本代表ユニフォームよりもシンプルで、すごく格好良いと思います。雰囲気がガラッと変わった印象です。街中でユニフォームを着ている方を見かけると、サッカーへの愛を感じてすごく嬉しくなります。日本でもそういう風にこのユニフォームを着てくれる人が増えることを楽しみにしています。応援してくれる方の気持ちを力に、この夏はチームとして優勝を目指して一戦一戦大切に戦っていきたいと思います」 <span class="paragraph-title">【写真】久保建英や長谷川唯も着用!日本代表の新ユニフォーム、テーマは「FIRE(炎)」</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="j82B9AIMKvA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw11.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw15.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw6.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:adidas is the official supplier of the Japan National Team 2024.06.22 05:45 Sat
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「ずっと目指してきた舞台」1年前倒しでプロ入り、いきなりパリ五輪行きの柏DF関根大輝が意気込み「数字にこだわりたい」

パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表に選出された柏レイソルのDF関根大輝が、オリンピックへの意気込みを語った。 3日、日本サッカー協会(JFA)は、パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表メンバーを発表。大岩剛監督が1人1人の名前を読み上げる形で18名を発表していった。 登録メンバー18名、予備登録4名という狭き門の中、チーム事情や移籍の関係で驚きの落選もあったメンバー発表だった。 拓殖大学から1年前倒しで2024シーズンからプロ入りした関根は、右サイドバックのレギュラーに定着すると、U-23日本代表にも招集され、そのままパリ五輪行きを決めた。 チームメイトのFW細谷真大と共にパリ五輪に臨むことになるが、「2人で五輪に行けるのは嬉しいですし、同時に結果を残さないといけないので、そこにこだわりながら日本の勝利に貢献できるように頑張りたいと思います」とコメント。気を引き締めた。 積極的な攻撃参加が魅力の関根。高さもあり、ダイナミズムをもたらせるプレースタイルだが、「僕は攻撃の部分だと思います」と期待されている点について言及。「ただアジアカップではアシストもなかったのでそういう数字にはこだわりながら五輪を戦えたらいいかなと思います」と、得点に絡むプレーをしたいとした。 日本代表の右サイドバックはポジション争いが激しいが、関根にかかる期待もある。「この大会で活躍すれば人生が変わると思いますし、A代表が見えてくると思うので、まずはこの大会に集中して、自分の持っている力を出して、活躍していきたいなと思います」とコメント。オリンピックを飛躍のきっかけにしたいとした。 数字的な目標については「特にないです(笑)」と語ったが「(AFC U23アジアカップから)帰ってきてからアシストという部分にはこだわってやってきて、ただまだJリーグでもアシストをつけれていないので、そういう部分をパリでは多くつけられればいいかなと思っています」と、数字にこだわりたい気持ちは強いようだ。 代表入りして半年も経っていない関根だが、よく知った選手ばかり。「僕もみんなの特徴をわかっていますし、みんなも僕の特徴をわかっていると思うのでプレーしやすいですし、前のアジアカップで一体感も高まりましたし、そういう意味で本当にやりやすい良いチームなんじゃないかなと思います」と、一体感もあるとチームに自信を見せた。 「とにかく明るく元気にやっていければいいかなと思っています(笑)」と語る関根。大岩剛監督も口にした、“金メダル”については「ずっと目指してきた舞台なので、そこで最高の結果を得て日本に帰ってきたいので、そのためには絶対に金メダルを獲ってきたいと思います」と、強い意気込みを語った。 2024.07.03 22:05 Wed

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