「楽しさも緊張感もある」なでしこ杉田妃和、パリ五輪懸かる北朝鮮戦へ「自分たちから仕掛けるのも大事」

2024.02.17 21:15 Sat
なでしこジャパンの国内合宿に参加する杉田妃和
©超ワールドサッカー
なでしこジャパンの国内合宿に参加する杉田妃和
パリ・オリンピックアジア最終予選となる北朝鮮女子代表との2連戦へ向け、13日に始動したなでしこジャパン。17日に国内キャンプ5日目を迎え、トレーニング後にはMF杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC)がメディアの取材に応じた。

なでしこジャパンは2大会連続6度目のオリンピック出場を懸け、北朝鮮と24日に第1戦(開催地未定)、28日に国立競技場での第2戦を迎える。

WEリーグ組が中心となって行われている国内キャンプは、追加招集の北川ひかる(INAC神戸レオネッサ)が合流して13名。トレーニングメニューは限定されるが、これまでも相手のプレス回避を意識したビルドアップなどが行われてきた。
杉田自身は「(大人数で)組織の練習ができない分、個人の課題やトライしたいことを大事にして、人数が少なければボールに触われる回数も増える」と、前向きな姿勢で取り組んでいる。

「挑戦してうまくいかない部分も絶対に出てくると思いますが、今だったら持ち味にできる可能性もある。そういう失敗も、挑戦して成功に変えていけるようなトライはしていきたいと思っています」
対戦相手の北朝鮮に対しては、「自分自身はトップで戦ったことはないですが、(初めて)戦える楽しさもあれば、緊張感もあるので、いい準備して臨みたい。受け身ではなく、自分たちからどんどん仕掛けに行くのも大事なのではと思います」と語る。

また、今回のメンバー発表前には、これまで名を連ねてきたMF宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)やMF猶本光(三菱重工浦和レッズレディース)が相次いで負傷。15日には遠藤純(エンジェル・シティFC)もケガのために不参加が発表された。

仲間の離脱について、沈痛な面持ちで口を開いた杉田は、彼女たちの想いも背負って結果を残したいと、言葉にした。

「大事な大会の前でそうなってしまったのは本当に悲しいですし、自分たち含め、すごくショックではありますけど、そういう人たちのためにも、それ以外の見てくれている人たちのためにも、やれることは変わらないと思いますし、そういうものを背負って、いい結果でいい内容で、一緒に戦ってもらえるようなプレーを見せていけたら」

北川ひかるの関連記事

6日、ヨドコウ桜スタジアムで、なでしこジャパンvsコロンビア女子代表の国際親善試合が行われ、1-1のドローに終わった。 2月に行われたSheBelieves Cupで初陣を飾ったニルス・ニールセン体制のなでしこジャパン。3連勝をおさめて大会初優勝を成し遂げた中、国内初陣となった。 ケガなどにより数名が招集さ 2025.04.06 16:05 Sun
日本サッカー協会(JFA)は27日、コロンビア女子代表との国際親善試合に臨むなでしこジャパンのメンバーを発表した。 2月にアメリカで開催された『2025 SheBelieves Cup』を3戦全勝で初制覇のなでしこジャパン。ニルス・ニールセン新監督体制で最高のスタートを切ったなか、4月6日にコロンビアをヨドコウ桜 2025.03.27 14:18 Thu
なでしこジャパン(女子日本代表)は日本時間27日、2025 SheBelieves Cupの第3戦でアメリカ女子代表と対戦し、2-1で勝利。大会初優勝を飾った。 ニルス・ニールセン監督が就任した新生なでしこジャパンは、初陣となった2025 SheBelieves Cupの初戦でオーストラリア女子代表に4-0の完勝 2025.02.27 14:45 Thu
なでしこジャパン(女子日本代表)は日本時間24日、2025 SheBelieves Cupの第2戦でコロンビア女子代表と対戦し、4-1で快勝した。 ニルス・ニールセン監督が就任した新生なでしこジャパン。その初陣となった2025 SheBelieves Cupの初戦では田中美南の2ゴールの活躍などでオーストラリア女 2025.02.24 06:07 Mon
なでしこジャパン(女子日本代表)は20日、2025 SheBelieves Cupの初戦でオーストラリア女子代表と対戦し、4-0で快勝した。 ニルス・ニールセン新監督が就任した新生なでしこジャパン。その初陣はアメリカで開催の2025 SheBelieves Cupとなった。 初戦となるオーストラリアとの一戦 2025.02.21 08:57 Fri

オリンピックの関連記事

国際オリンピック委員会(IOC)は9日、2028年のロサンゼルス・オリンピックに関しての変更点を発表。サッカー競技でも大きな変更があった。 IOCはロス五輪に関して、複数競技での変更を発表。サッカーに関しては、男子の参加国を「12」に、女子の参加国を「16」に変更すると発表した。 2024年のパリ五輪までは 2025.04.10 12:15 Thu
日本サッカー協会(JFA)は12日、ロサンゼルス・オリンピックに臨むU-23日本代表に関して、大岩剛監督が率いることを発表した。 パリ・オリンピックもU-23日本代表を率いた大岩監督。グループステージを無失点3連勝で突破するも、準々決勝ではのちに金メダルを獲得したU-23スペイン代表に0-3で敗れて敗退。目標とし 2024.12.13 23:05 Fri
日本サッカー協会(JFA)は12日、ロサンゼルス・オリンピックを目指すU-23日本代表に関して、大岩剛監督(52)が続投することを発表した。 現役時代は名古屋グランパスやジュビロ磐田、鹿島アントラーズでプレーした大岩監督。J1通算386試合に出場し10得点を記録していた。 引退後は鹿島のコーチに就任すると、 2024.12.12 18:59 Thu
カナダサッカー協会(CSA)は12日、パリ・オリンピック期間中に発覚したドローンの不正使用問題の独立調査の結果を発表。停職処分を受けていたカナダ女子代表のビバリー・プリーストマン監督(38)が解雇されることとなった。 また、アシスタントコーチのジャスミン・マンダー氏とアナリストのジョセフ・ロンバルディ氏も解雇され 2024.11.13 17:10 Wed
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督とチェルシー・ウィメンのエマ・ヘイズ監督がヨハン・クライフ・トロフィーを獲得した。 28日、フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024バロンドール授賞式がパリで開催。今回は最優秀監督賞となるヨハン・クライフ・トロフィーが新設され、男子はア 2024.10.29 17:15 Tue

記事をさがす

北川ひかるの人気記事ランキング

1

“狙い通り”の貴重な先制点を生んだFK、遠回りしながらも大一番で先発起用された北川ひかる「学びながら成長してきた」…被災した地元へも「元気を届けられていれば」

なでしこジャパンのDF北川ひかる(INAC神戸レオネッサ)が、パリ・オリンピック行きを喜んだ。 28日、パリ・オリンピック アジア最終予選の第2戦が国立競技場で行われ、なでしこジャパンは北朝鮮女子代表と対戦した。 第1戦はゴールレスで終わっており、勝った方が五輪行きを決めるという試合に。高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)のゴールで先制すると、後半2位は藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)がヘディングでゴールを奪い追加点。その後1点を返されるが、2-1でなでしこジャパンが勝利し、パリ・オリンピックの切符を手にした。 遠藤純(エンジェル・シティ)の負傷による不参加で、急遽追加招集された北川。第1戦は出番がなかった中、システムを変えた第2戦では先発起用。左ウイングバックとして終盤までプレーした。 先制ゴールに繋がった場面では、ボックス手前でFKを獲得すると、長谷川唯(マンチェスター・シティ)とボールサイドに立ち相談。ボックス内の熊谷紗希(ローマ)らとも連係をとり左足でクロスを入れると、熊谷の折り返しをファーサイドで上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)がヘッドでさらに折り返し、ニアで田中美南(INAC神戸レオネッサ)がヘッド。これはポストに嫌われたが、こぼれ球を高橋が詰めた。 試合後のメディア取材に応じた北川は1点目のFKについて「あの角度では自分が蹴るというのは決まっていて、どこに蹴るということは直前にみんなで話して、折り返し、折り返しという形になりました」と振り返り、「良いボールが蹴られて良かったです」とキックについて語った。 かなり選手同士でコミュニケーションを取っていたが「FKになった時にどうするかというところで紗希さんとかと話して、直接狙うのじゃなく、折り返してからセカンドでとなりました」と狙いについて語り、「相手も食いついてくる感じがあったので、それが狙いでした」と、想定通りの結果がゴールとなった。 北川は2022年7月以来のなでしこジャパンとしての試合に参加。予てから期待は高かった中で、2度の移籍を経験し、再びこの舞台に戻ってきた。 大事なオリンピック出場を決める戦いで出番をもらえたことについては「まずは使ってくれた監督に感謝したいですし、長い道のりですけど、ある意味計画的にできている現状もあったので、これからがより勝負になるかなと思います」とコメント。「遠回りしたかもしれないですけど、アルビ(アルビレックス新潟レディース)にいた時、INACに移籍して自分がやるべきことを学びながら成長してきたので、それが発揮できていると思います」と、着実に成長してきた結果だと振り返った。 北川はJFAアカデミー福島出身で、浦和レッズレディースに加入。新潟Lを経て、今シーズンからINAC神戸レオネッサに加入した。ジョルディ・フェロン監督の下、左ウイングバックに定着すると、皇后杯でも見事に優勝。自信をつけてのなでしこ参戦となり、結果を残した。 ジョルディ監督については「選手の特徴を活かしてくれる監督で、それぞれの長所を活かしながらサッカーを作っていくという感じで、チームを1つにまとめてくれる監督です」とコメント。「結構細かく選手1人1人に言ってくれますし、何よりも全員同じ立場として接してくれるというのは、外国人監督としての良さだと思います」と、細かな指導をしっかりされていると振り返り、「より攻撃面に自信を持たせてくれた」と感謝した。 そして、石川県出身の北川にとっては特別な思いもあった。「今日勝てたことで、被災地に良い影響を与えられたらと思いますし、元気を届けられていればと思います」と、元日に発生した能登半島地震で被災した地元について言及。「JFAでも凄く復興に向けて頑張ろうと取り組んでくれていて、本当に感謝しています。石川県民として、もっと活躍したいと思います」と、さらなる活躍で、地元に元気を与えたいとした。 <span class="paragraph-title">【動画】北川ひかるのFKから、狙い通りの先制ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="LaY9huyAHiw";var video_start = 122;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.29 18:15 Thu
2

I神戸がAC長野を退け、4戦連続完封勝利で首位キープ!守屋都弥が先制ボレー含む3得点に絡む【WEリーグ】

24日、2023-24 WEリーグ第12節のINAC神戸レオネッサvsAC長野パルセイロ・レディースがノエビアスタジアム神戸で行われ、ホームのI神戸が3-0で勝利を収めた。 8勝3分けの勝ち点「27」で首位ターンを決めたI神戸は、連戦を加味してか今節はGK山下杏也加に代わってGK船田麻友が7試合ぶりに先発出場。対して3戦未勝利、6位・AC長野(勝ち点13)は伊藤めぐみをトップ下に置く2トップ1シャドーでプレッシャーを掛けると、3分にはI神戸のパスミスを誘発して安倍乃花が狙う。 それでも先制したのは地力に勝るI神戸。15分、左の高い位置を取った北川ひかるが1つ下げて成宮唯がストレート性の対角クロスを送ると、大外から顔を出した守屋都弥が右足ボレーで合わせ、ネットを揺らした。 さらに35分、スローインを起点に右の深い位置を陥れると、守屋から田中美南へのパスは阻まれたが、こぼれ球を拾った守屋のラストパスから成宮が決め、リードを広げて前半を終える。 後半も立ち上がりから攻勢を続けたI神戸は、押し返される中でもボックス内では相手に仕事をさせず、後半は被シュートゼロ。ジョルディ・フェロン監督がアディショナルタイム2分には桑原藍を投入すれば、その19歳FWは期待に応え、直後のファーストプレーで守屋の折り返しから追加点を奪う。 試合を決定づけたI神戸は、残り時間で戸梶有野里、辻澤亜唯をWEリーグデビューされる采配も振るい、盤石の4戦連続完封勝利。がっちりと首位キープしている。 INAC神戸レオネッサ 3-0 AC長野パルセイロ・レディース 【I神戸】 守屋都弥(15分) 成宮唯(35分) 桑原藍(90+3分) <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】守屋都弥が3得点に絡み、I神戸がAC長野に勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="W9CFwTo_LN8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.24 18:25 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly