「最後のメンバー選考にも関わってくる」W杯メンバー発表前のラストマッチ、池田太監督の選手起用は? ブラッシュアップ?最後のテスト?「難しい作業」

2023.04.10 21:55 Mon
©超ワールドサッカー
なでしこジャパンの池田太監督が、デンマーク女子代表戦に向けて意気込みを語った。

今年7月にオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)を控えるなでしこジャパン。今回のヨーロッパ遠征が、W杯前最後のアウェイでの活動となる。

7日にはポルトガル女子代表と対戦し、先制を許すも1-2で逆転勝利。11日にデンマーク戦を控えている。
池田監督は試合前日のメディア取材に応じ「ポルトガル戦で2-1と勝利してから、デンマークに移動しました。丸1日かけて移動して、昨日はトレーニングをしました。デンマーク戦には向けて、これからトレーニングします。W杯と同じような移動で良いシミュレーションができています」と、移動を含めた短いスパンでの連戦へのシミュレーションが上手くいっているとコメント。デンマークについては「堅実で推進力のあるチームなので、我々の攻撃守備、遠征の中では結果を求めて明日は戦いたいと思っています」と語った。

ポルトガル戦ではミスも見られた中で、しっかりと逆転しての勝利。池田監督は「課題というか、ポルトガル戦では前線からハイプレスをかけていく、アグレッシブな戦いにトライして、その分中盤にスペースができてしまう。そういうことも認識しながら、中盤にできるスペースなどをどうコントロールしていくのかを確認しました」と語り、「デンマーク戦に向けて距離感、守備の戦い方を含めて、今日のトレーニングでやっていきたいです」と、修正点を確認して明日の試合の臨みたいとした。
選手の起用方法については「海外ではラストのゲームの中で、コンビネーションを確かめたいということもありますし、最後のメンバー選考にも関わってくるので、その辺りのバランス。難しい作業となります」とコメント。移動を含めた中3日での連戦ということもあり、選手の入れ替えをしたい思いと、精度を上げていきたい思いが交錯しているという。

デンマークは7日にスウェーデン女子代表と対戦しており、1-0で勝利。東京オリンピックでなでしこが負けた相手に勝利している。

3バックで臨むことが多かったデンマークだが「4バック、[4-3-3]でやっていた」とのこと。「粘り強さもあるチームなので、しっかり対応しなければいけないと思います」時を引き締めた。

また、アーリークロスなども多用してくることもあり、「クロスボールは早いタイミングでも入れてくるのが見られたので、まずは相手の推進力をどうコントロールする。横からのボールに対してしっかり準備すること。これをミーティングや午後の練習でも共有したい」と語った。

ポルトガル戦では前からのプレスがハマっていた部分もあったが「アグレッシブさを思い出してほしいということもありましたし、初戦で良い入りを見せるというところではアグレッシブにいくということで、チームとして全体の勢いを出すために前線からプレスをかけました」と意図を説明。「それで生まれるスペースをどうコントロールするか。戦い方の幅を広げる意味では良いトライをしてくれましたし、エラーもありましたが、90分でひっくり返して勝利できたことはよかったです」と、トライした中で課題が見えながらも、結果をしっかり残せたことは良かったとした。

4月11日でW杯までちょうど100日となる。池田監督は残りの期間について「次から日本国内のキャンプ、本番に向けてのトレーニングが何回ぐらいできるかというのも、計画の中で何を伝えていかなければいけないかということもあり、綿密に進めていかなければいけないので、実質的にどういったものを伝えていくかが重要となります」と語った。

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【会見&質疑】ハグに不必要な身体的接触…楠瀬直木U-17女子代表監督電撃辞任の経緯や理由を田嶋JFA会長らが説明

▽日本サッカー協会(JFA)は1日、都内で会見を開き、U-17日本女子代表の楠瀬直木監督(54)にJFAの女性職員に対する不適切な行為があり、本人からの辞任の申し出を受理したことを発表。U-20日本女子代表指揮官の池田太氏が代行を務め、8日の理事会を経て正式に就任することも併せて発表した。 ▽U-17日本女子代表は今月ウルグアイで開催されるU-17ワールドカップ(W杯)に出場。13日にはグループリーグ初戦のブラジル代表戦を迎えるところだった。 ▽記者会見には、JFAの田嶋幸三会長、須原清貴専務理事、今井純子女子委員長が出席。楠瀬直木監督が辞任に至った理由や経緯について説明し、その後メディア陣からの質疑に応対した。 ◆田島幸三会長(日本サッカー協会) 「本日は急なご案内にも関わらずお集まり頂き、誠にありがとうございます。本日FIFAU-17ワールドカップウルグアイ2018に出場するU-17日本代表について、監督の交代をせざるを得なくなったことをお伝えします。楠瀬直木監督に代わり池田太U-18日本女子代表監督が代行で指揮を執ることが決まりました。これは、楠瀬監督の『不適切な行為』に該当する事象があったことが理由です」 「指導者には高い倫理観と規律が必要であることは言うまでもありません。こうして疑義が生じたことを誠に残念に思っています。これにつきまして、まず女子委員長の今井が申し上げ、その後このようなご報告をすることとなった経緯について、専務理事の須原から説明申し上げます」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181101_27_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>◆今井純子女子委員長(日本サッカー協会) 「本日はお忙しい中、集まり頂き誠にありがとうございます。この度、U-17日本代表監督が楠瀬監督から辞任の申し出があり、日本サッカー協会としてこの申し出を受理することが決定しました」 「そして、新監督としてU-18日本女子代表監督の池田太さんに今月から開催されるU-17ワールドカップに参加するチームの指揮を執って頂くこととなりましたことをお知らせいたします。正式には11月8日の理事会での承認を経て、監督に就任致します。それまでは監督代行としてチームの指揮を執って頂くことになります」 「この経緯につきましては、須原専務理事から説明して頂きますが、楠瀬監督による不適切な行為についての説明があり、事情聴取をし、それを踏まえて女子委員会で議論致しました。その議論の意見としてやはり今回のチームに帯同するべきではないという意見が大勢を占めました。その上で法律的な観点もあり、田嶋会長や須原理事による見解を踏まえ、最終的に女子委員会として今回の遠征に帯同して頂くことはできないと判断いたしました。そして、楠瀬監督から辞表を頂きましてので、これを受理することとしました」 「この厳しい事実にしっかりと向き合い、厳しく対処することで今後決してこのようなことが起こることがないようにしていきたいと思います。U-17日本女子代表は、昨年2月の立ち上げ以来、トレーニングを重ねてきました。選手たちも優勝を目指して頑張っています。この状況に際し、チームや選手、スタッフが集中して大会に臨めるように女子委員長、女子委員会として最大限のサポートをしていきたいと考えています」 「多くの国民の皆様にご期待して頂いているのにも関わらず、このような形でお騒がせしてしまい、ファン・サポーターの皆様、ご支援して頂いている企業やクラブ、チーム関係者の皆様にご心配、ご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181101_27_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>◆須原清貴専務理事(日本サッカー協会) 「今井が今申し上げた通りでございますが、今回楠瀬直木監督から辞任の申し出がございました。その申し出を受理した上で、楠瀬監督に代わり池田太監督が監督代行として指揮を執ることになりました」 「これは楠瀬さんのJFA職員に対する不適切な行為が認められたことが理由でございます。この経緯を説明するにあたり、まず最初に申し上げたいことがございます。私共は今回対象となっておりますJFAの当該職員の人権を守ることを最優先に考えております。事案の詳細に述べることは、人物の特定につながります。そして、当該職員の人権を毀損することを招きかねません。従いまして、皆様にはできる限りの情報をお伝えしたいと思いますが、私共としても職員の人権、プライバシーを守ることを最優先にしていることをご理解頂けると幸いです。同時に今回辞表を提出しております楠瀬さんの人権にも配慮する必要があるということも合わせてご理解ください」 「今回私共としまして、本人及び関係者の話をしっかりとヒアリングさせて頂き、弁護士を含む外部の専門家とも様々な方法から相談し、楠瀬さんに不適切な行為があったことを判断しました。これは、『不必要な身体的接触』でございます。しかし、事件性のある行為では決してなかったということは申し上げます」 「最初に不適切な行為があったのは、昨年の6月です。打ち合わせを行った後に屋外ではございますが、楠瀬監督が当該職員にハグをして別れました。この当該職員は、その行為に対して不快感を示しました。その後、今年9月に再び不必要な身体的な接触を受けたことから9月下旬に当該職員がメールにて所属部署の上司に相談することが事態が明らかになりました」 「これを受けて繰り返しですが、私共が職員にヒアリングをさせて頂き、そのあとで弁護士を含む外部の専門家の立会いのもと両者に対して、複数回のヒアリングをさせて頂きました。それを踏まえた上で、丁寧に慎重に調査及び問題の整理を進めて参りました。その上で、女子委員会にお諮りし、今回の決断に至りました」 「ご存知の通りでございますが、我々日本サッカー協会は、サッカーを通して人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献することを倫理として掲げております。サッカーに関わる我々大人が子供達に夢を与え、子供達の模範となること、そのような高い倫理観と規律が求められます」 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パリ五輪後初の試合に臨むなでしこジャパンメンバーが発表! U-20女子W杯メンバーも招集、暫定体制で韓国女子代表と対戦

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なでしこジャパン、池田太監督退任で思うこと/六川亨の日本サッカー見聞録

JFA(日本サッカー協会)は21日、なでしこジャパン(日本女子代表)の池田太監督(53歳)が、契約満了に伴い退任することを発表した。池田監督は21年の東京五輪後になでしこジャパンの監督に就任。昨年夏のオーストラリア・ニュージーランド共催のW杯はベスト8、メダルを期待されたパリ五輪もベスト8で敗れて悲願のメダルには届かなかった。 JFAの佐々木則夫女子委員長は、世界大会での上位進出には新たな人材が必要と判断し、8月で契約の切れる池田監督に対して契約延長の申し出はしなかったという。そして後任には外国人指導者も対象に含まれるとし、10月26日に国立競技場で開催される予定の親善試合(対戦相手は未定)についても、早急に決める必要はないと監督の人選は含みを持たせた。 関係者の話によると、佐々木委員長は現在のなでしこジャパンのサッカースタイルがカウンターになっていることに危機感を抱いているそうだ。かつてのようにマイボールの時間を長くして、ポゼッションスタイルがなでしこジャパンの本来のスタイルであるべきだと考えている。 確かに佐々木監督は、澤穂希や宮間あやといった稀代の選手とともにW杯で優勝を果たし、ロンドン五輪でも銀メダルを獲得した。なでしこジャパンのポゼッションスタイルは、当時のアメリカのスンドハーゲ監督をして「一度ボールを失ったら取り返すのは難しい」と言わしめるほどだった。 しかしドイツW杯優勝から13年が経ち、ポゼッションスタイルはなでしこジャパンの専売特許ではなくなった。どのチームもマイボールを大切にして、自陣から攻撃を組み立てようとする。もともとフィジカルの能力はなでしこジャパンよりも高い。そんな欧州のチームがボール保持率で日本を上回るのだから、必然的に昨年のW杯初戦のスペイン戦のように、なでしこジャパンはカウンターに活路を見いだすしかないのは自明の理である。 それでも、あくまでポゼッションスタイルにこだわるというのなら、なでしこジャパンはとりかえしのつかないレベルまで落ちてしまうのではないかと危惧している。幸いなのは、新監督に外国人も含まれるという点だ。日本人だとどうしても過去の栄光にとらわれやすく、ポゼッションスタイルからの脱却も難しいのではないだろうか。その点、外国人監督なら現在のなでしこジャパンの実力を正当に判断し、欧州やアメリカなどと台頭に渡りあうにはどうすべきか先入観なしに考えられるのではないだろうか。 技術に多少の難点があっても、ずば抜けて足が速いとか、190センチ近い長身FWを起用するといった“一芸に秀でた”選手の起用でカウンターに徹するのはいかがだろうか。ダメならやめればいいだけだ。金太郎飴ではないが、誰が出ても同じようなサッカースタイルは、一定のレベルを保てるアドバンテージがあるものの、対戦相手にとって慣れてしまえば脅威も半減してしまう危険がある。 ポゼッションスタイルからの進化を図る意味でも、ポゼッションスタイルで成功を収めた佐々木女子委員長の交代もなでしこジャパンの復権に欠かせないのではないだろうか。 2024.08.22 22:30 Thu
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「色々なタイプの選手を選ぶ」なでしこのニールセン新監督が選手選考に言及、結果を残すためのカギは「勇気を持つこと、自信を持つこと」

なでしこジャパンの新指揮官に就任したニルス・ニールセン監督が、チームの印象や選手選考について語った。 パリ・オリンピックを指揮した池田太監督が退任。2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)に続いてベスト8での敗退となっていた。 2011年のドイツ女子W杯以来の世界一に返り咲くことを目指すなでしこジャパンは、史上初となる外国人監督としてニールセン監督を招へい。デンマーク女子代表やスイス女子代表で指揮を執った手腕への期待は厚い。 今回監督に就任したニールセン監督は、なでしこジャパンへの印象を語り「今の選手やチームは高いスキルを持っており、テクニカルでスピードがあると思っている。その強みを今後も活用し伸ばしていきたいと思うし、試合でも発揮してもらいたい」とコメント。「日本は大きな大会で優勝できるポテンシャルを持っていると思うが、さらにハードワークもしなければいけない。最後に「惜しかった」で終わるのではなく、本当の意味で勝てるチームにするために、今後テクニカルスタッフと共に議論していくことになる」とコメント。能力を生かした上で、最後にしっかりと結果を残すチームにしていくと意気込んだ。 マンチェスター・シティのテクニカルダイレクターを務めていたニールセン監督。女子サッカーに精通している中で、世界のトップに立つために必要だと感じていることを語った。 「勝つために、何かを達成するために必要なことは、達成したいという気持ちだ。失敗するのは嫌だという気持ちだけでなく、本当にそれを獲りにいくんだという強い気持ちだと思う。そのためには勇気が必要で、チャンスがあれば掴み獲りに行くということが大事になる」 「そのためにはチームとしても自信を持つことが重要だ。エンパワーメント(自信を与える)という言葉があり、マンチェスター・シティでもそうしてきたし、ここでもそうだが、ベストな自分であるということ。これが勝つこと、何かを達成するために重要だ」 「もちろんテクニカルなことも重要だが、それは相手があることであり、他の要素もあるので、大事なことはハートの部分。勇気を持つこと、自分に自信を持つこと、それが1人ではなくみんなで一丸となってやることが一番大事だと思っている」 メンタリティの重要性を説いたニールセン監督。現在の課題については「W杯、オリンピックと2つの大会を見ていて、良いところがたくさんあった。もっと良くなればというところもあり、そこは強化しなければいけない」と語り、「勇気を持って、大事な瞬間に大事なものを掴みに行くという強い心が必要だ。ボールを持っている時も持っていない時も、もっと戦術的に改善できることもある。自分たちがイニシアチブを取ること。相手が主導権を握る前に、こちらから支配していくことが重要だと思う。ただ、色々なやり方があるので、そこは練習していくことになる」と、主導権をしっかりと握るサッカーをする必要があるとした。 その中で、2023年の女子W杯のグループステージでのスペイン女子代表戦を例に出した。「イニシアチブを先に取るということがよくできていたのは(女子W杯の)スペイン戦だったと思う。あのような試合は見たことがないという素晴らしいパフォーマンスをしていたが、ああいったことを常にやっていきたい」と語り、しっかりと自分たちの戦い方に引き込んで勝ち切る試合を見せたいとした。 その中で、気になるのは選手の選考基準。ニールセン監督はなでしこジャパンの良さを出せる選手であり、チームとしての効果が最大限引き出せる組み合わせを考えたいとした。 「やりたいこと、実現したいことを求めることが重要で、そのためにどうするかを考えてもらうことになる。1つのチームに色々なタイプの選手を選ぶということが特徴だと思う。同じようなタイプの選手を選ぶのであれば、何か欠ける要素が出てくると思う」 「まずは、1人1人の一番良いスキルが分かり、発揮できることが必要となる。例えば、ヘディングが得意なのであれば、どんな状況でも責任を持ってヘディングをするという選手が、私にとっての良い選手だ」 「ただ、同じタイプばかりの選手ではなく、テクニカルの面でも戦術の面でも、色々な選手をミックスすること。例えば若手でやりたいことをやるというクレイジーな選手も必要になるだろう。チームとしてはリーダーシップが重要になるため、経験が必要となる」 「日本の選手の素晴らしいと思うところは、理解力の高さ、そしてパスサッカーとは何かということを非常によく理解していることだ。どうやって相手にボールを取られないかということを非常によく理解している」 「日本の育成プログラムが成功していると思う。どの選手もそういったことを理解している。ドリブル、シュート、予測する力と、色々なスキルがあり、それぞれを得意とする選手がいる。非常によく理解されている。ただ、それは1人1人が持っている資質であって1人ではできない。融合させることが重要だ」 チームとしての完成度の高さを目指しつつ、選手個々の能力を引き出していきたいというニールセン監督。初陣は2月のSheBelieves Cupとなるが、どのような顔ぶれになるのか注目だ。 2024.12.18 23:43 Wed

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広島レジーナ退団の松原志歩がデンマークの強豪フォルトゥナ・イェリングへ!U17では長谷川唯らと世界一を経験

サンフレッチェ広島レジーナは17日、海外挑戦のために退団を発表していた松原志歩(26)がデンマーク女子1部のフォルトゥナ・イェリングに加入することを発表した。 大阪府出身の松原はセレッソ大阪堺レディース(現:セレッソ大阪ヤンマーレディース)の出身で、アルビレックス新潟レディースへ期限付き移籍を経て、WEリーグ発足年の2021年にS広島Rへと完全移籍で加入した。両サイドや中盤守備的な位置を主戦場とする。 年代別の日本代表にも名を連ね、2014年には高倉麻子監督率いるU-17女子日本代表で長谷川唯や長野風花らとともに、ホルヘ・ビルダ監督(現:スペイン女子代表監督)のU-17スペイン女子代表を下して世界一に輝いた実績を持つ。 なでしこリーグでは通算141試合32得点、WEリーグでは8試合に出場している。 フォルトゥナ・イェリングは国内リーグ11度の優勝を誇る強豪でUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)にも度々出場しているが、この2年はHBキューゲが台頭。今季は3季ぶりの優勝を目指す。 初の海外挑戦へ向け、松原はS広島Rの公式サイトを通じて意気込みを語っている。 「このたび、デンマーク1部のFORTUNA HJORRINGに移籍が決まりました。言葉や食事など大変なこともありますが、とにかく色んなことにチャレンジし大好きなサッカーを全力で楽しんで、大きな相手にも負けないように頑張ります。少し遠いですが応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いします!」 <span class="paragraph-title">【写真】松原志歩の加入を歓迎するフォルトゥナ・イェリング</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CwCVqOMth3X/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); 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ケイン「エリクセンにああいうことがあってから連絡をした」 決戦のデンマーク戦も語る

イングランド代表FWハリー・ケインが一時心停止後のデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンとのやり取りを明らかにした。 ケインにとって、トッテナム時代の戦友であるエリクセンもデンマーク代表の10番を背負う者としてユーロ2020の開幕を迎えたが、先月12日に行われたグループB第1節のフィンランド代表戦中に昏倒。一時心停止状態となり、病院に搬送され、その一件を受けてチームを離脱した。 予期せぬ事態に見舞われたデンマークだったが、グループステージ2連敗発進という逆境も見事に跳ね除け、1992年大会以来となる29年ぶりの4強入り。その1992年大会以来の優勝にも期待が高まるなか、6日にウェンブリー・スタジアムで準決勝のイングランド代表戦に臨む。 両国にとって大きな意味を持つ決戦となるが、イングランドのエースで主将のケインは本来ならデンマークの司令塔として顔を合わせるだったエリクセンと今回の一戦を前に連絡を取り合ったという。イギリス『talkSPORT』でやり取りの一部を明かした上で、恋しがった。 「彼にああいうことがあってから連絡をして、無事を祈ったよ。彼もすぐにメッセージを返してくれ、OKだと言ってくれた」 「それからはそっとしている。彼だけじゃなく、家族にとっても、ジェットコースターのような感情だっただろうからね」 「彼は水曜日の試合で僕個人を当然ながら応援してくれると思う。でも、彼は自分の国のことを全力で後押しするだろう」 「あの出来事がデンマークをチームとして団結させ、ここまで押し上げた。僕らはそこに気をとられるわけにいかない」 「僕らのこと、できることに集中しないとね。でも、どうなろうとすぐにクリスと会ったり、連絡を取り合ったりしたい。彼が元気なのが一番さ」 また、試合に向けても「彼らは組織的なチームで、優れた選手もいる。崩すのが難しく、失点も少ないよね」と警戒心を強めつつ、意気込みを語っている。 「すごくタフな試合になるのは覚悟しているが、付け入るところもあるのも承知している」 「結局は自分たち次第さ。フィジカル面でも、メンタリティ面でも、テクニック面でも僕らの能力を最大限に発揮できれば、十分に勝てるはず」 「知っての通り、大きな大会や試合になると、わずかな差で勝負が決まる」 2021.07.06 19:00 Tue

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