今季も苦戦続くユベントス、ダニーロはクラブへの信頼強調「僕たちは正しい道を歩んでいる」
2022.09.29 16:12 Thu
不振を極めるユベントスだが、ブラジル代表DFダニーロはチームへの自信を失っていないと強調した。『フットボール・イタリア』が伝えている。
昨シーズンを11年ぶりの無冠で終えたユベントス。復活を期して臨んだ今シーズンもセリエAで2勝4分け1敗と波に乗れず、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージでも連敗スタートを切るなど、不振から抜け出せていない。
2シーズン目を迎えたマッシミリアーノ・アッレグリ監督はもちろん、主将のDFレオナルド・ボヌッチをはじめとする選手や経営陣にも批判の矛先は向けられ、クラブを取り巻く空気は緊迫感を増している。
それでも、ダニーロはクラブの未来を信じているようだ。イタリア『Sport Mediaset』に所属するアンデルシーニョ・マルケス氏の取材に応じたベテランDFは、ユベントスの歩む道は間違っていないと強調。トップクラブに返り咲くポテンシャルは十分にあると、チームのこれからに期待を寄せている。
「チームの調子は悪くないよ。僕たちはお互いに良い影響を与えていて、ピッチ上でそれを示せると思う。もちろん、これから何が起こるかはわからないけど、僕たちは正しい道を歩んでいるんだ」
「現時点で、クラブに対して多くの疑念があることは承知しているよ。でも、僕たちにはトップに到達できるための多くのクオリティがあることもわかっている。そうであるなら、明日以降も僕らは黙って仕事をしなければならない」
昨シーズンを11年ぶりの無冠で終えたユベントス。復活を期して臨んだ今シーズンもセリエAで2勝4分け1敗と波に乗れず、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージでも連敗スタートを切るなど、不振から抜け出せていない。
2シーズン目を迎えたマッシミリアーノ・アッレグリ監督はもちろん、主将のDFレオナルド・ボヌッチをはじめとする選手や経営陣にも批判の矛先は向けられ、クラブを取り巻く空気は緊迫感を増している。
「チームの調子は悪くないよ。僕たちはお互いに良い影響を与えていて、ピッチ上でそれを示せると思う。もちろん、これから何が起こるかはわからないけど、僕たちは正しい道を歩んでいるんだ」
「僕は今やユベントスでリーダー的な存在になることができている。そんな僕の目標は、このユベントスというクラブをあるべき場所に戻すことだ」
「現時点で、クラブに対して多くの疑念があることは承知しているよ。でも、僕たちにはトップに到達できるための多くのクオリティがあることもわかっている。そうであるなら、明日以降も僕らは黙って仕事をしなければならない」
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ユベントスに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(25)がトッテナムに移籍する可能性がここに来て急上昇しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 昨シーズン、ユベントスでの序列を下げたディバラ。最近までマンチェスター・ユナイテッドに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクとのトレード案が、ディバラの合意を残すのみというところまで迫るも、同選手側の高額な給与と代理人への手数料が要求されたことで破談に終わった。 その後も引き続き去就について注目が集まるディバラだが、急展開。今夏、同選手の獲得に興味を示していたトッテナムが移籍金6440万ポンド(約83億2000万円)でクラブ間合意に達したようだ。残すは、トッテナムとディバラによる個人条件の交渉のみだという。 プレミアリーグの移籍市場が閉幕まで残り2日。果たしてトッテナムは、ディバラ獲得を取り付けることができるだろうか。 2019.08.07 08:40 Wed4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.8 “リッピ・ハードワークスタイル”プラティニ以来のCL制覇/ユベントス[1995-96]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.8</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1995-96シーズン/ユベントス 〜リッピ・ハードワークスタイル〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1995-96juventus.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:マルチェロ・リッピ(48) 獲得タイトル:チャンピオンズリーグ 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係10:★★★★★★★★★★ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">プラティニ以来のCL制覇</div> ユベントスは、この前シーズンの1994-95シーズン、新たにクラブの指揮官に招聘されたリッピの下で、9シーズンぶりのスクデットを獲得した。そして、その1994-95シーズン、エースロベルト・バッジョのケガにより台頭したのが新進気鋭のデル・ピエロだった。迎えた新シーズンでは、ミランへ去ったロベルト・バッジョの10番を託され、チームの新エースとして輝きを放っていく。 ユベントスは、CLでドルトムントらと同居したグループリーグを首位で突破。決勝トーナメントでレアル・マドリーとナントを破って決勝へと勝ち進んだ。オランダ代表がひしめくアヤックスとの決勝ではPK戦までもつれ込む激闘となったが、GKペルッツィが2人のキックを止める活躍を見せ、1985-84シーズン以来のヨーロッパ王者に輝いた。 当シーズンのセリエAでは2位に終わったが、その後はジダン(1996年)やF・インザーギ(1997年)を獲得してセリエA2連覇を達成。CLでも3年連続で決勝に勝ち進むなど、90年代後半にミランに代わってイタリアの盟主の座に君臨した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">徹底されたプレッシング</div> 基本戦術は守備に重きを置いたスタイル。前線から積極的にプレスをかけてボールを奪うと、前線のタレントを生かした攻撃を敢行した。個々のポジションに世界的なタレントを有していたわけではないが、リッピ監督の戦術を確実に遂行する選手が揃っていた。 ディフェンスラインの4枚はいずれも派手さはないが、堅実な守備を披露し、抜群の安定感を誇る守護神のペルッツィが最後尾に控えた。中盤にもパウロ・ソウザ、デシャン、コンテ、ユーゴビッチ、ディ・リービオという“仕事人”が絶えずボールホルダーにプレッシャーをかけ、相手から自由を奪った。 また、前線には得点感覚に優れるヴィアリが不動のエースストライカーとして君臨。さらに、脇には献身的な守備と勝負強さが光るラヴァネッリと若きエースのデル・ピエロを擁した。彼らの個人スキルを生かした攻撃で相手ディフェンスを圧倒した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWアレッサンドロ・デル・ピエロ(21)</span> 彼のデビューまではロベルト・バッジョの閃きに依存した攻撃を行っていたが、リッピ監督の就任を機にユベントスの将来を担う若者にバトンが渡された。デル・ピエロは類稀なる才能を有すファンタジスタであったが、忠実に守備を行うなどチーム戦術にも呼応。エースとしてタイトル獲得に多大なる貢献をした。また、左45度から繰り出す芸術的なゴールは“デル・ピエロゾーン”と呼ばれた。 2019.04.07 12:00 Sun5
