ユナイテッドで地位高めるダロト、新契約を期待か…古巣ミランら5クラブの関心ありも

2022.09.29 10:30 Thu
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ポルトガル代表DFジオゴ・ダロト(23)はマンチェスター・ユナイテッドとの契約延長が第一希望のようだ。

ミランに出番を求めた時期もあったが、昨季途中からDFアーロン・ワン=ビサカの独壇場だった右サイドバックのポジションを奪ったダロト。エリク・テン・ハグ新政権の今季もその地位を守り、課題だった守備面も成長を感じさせる。

先のポルトガル代表活動でも代表初ゴールを含む2発の活躍を披露したりとキャリアを全体的に大きく前進させるが、ユナイテッドとの現行契約は今季限り。1年延長オプションもあるが、クラブにとっては解決すべき問題の1つといえる。
イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』によれば、ダロトには古巣のミランをはじめ、ユベントスローマバルセロナアトレティコ・マドリーの継続的な関心もあるが、ユナイテッドからの新契約を期待しているという。

なお、ユナイテッドは来年1月のマーケットまでにひとまず延長オプションを発動させる見込みとのことだ。

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ベッカム&ギャリー・ネビルがイギリス4部クラブ買収! ギグスやスコールズら92年組がオーナーだったサルフォード・シティの共同オーナーに

EFLリーグ2(イングランド4部)に所属するサルフォード・シティは8日、かつてマンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で活躍したデイビッド・ベッカム氏とギャリー・ネビル氏が率いるコンソーシアムに買収されたことを発表した。 マンチェスターのサルフォードに拠点を置くサルフォード・シティは、マンチェスター・ユナイテッドで活躍し92年組として知られるライアン・ギグス氏、ポール・スコールズ氏、ニッキー・バット氏、フィリップ・ネビル氏が2014年にオーナーとなり、5シーズンで4回の昇格を経験した。 2018-19シーズンにEFLリーグ2に昇格を果たしたが、そこから上には上がれておらず。今シーズンもEFLリーグ2で8位となり、昇格プレーオフを最終節で逃す形となっていた。 そんな中、ベッカム氏、ギャリー・ネビル氏に加え、アメリカ在住の実業家のデクラン・ケリー氏、マーヴィン・デイヴィス卿がグループに入っている。 サルフォード・シティによれば、新たな株主たちはクラブと施設に多額の投資を行うという約束が入っているとのことだ。 なお、ギグス氏、スコールズ氏、バット氏、フィル・ネビル氏は引き続き「テクニカル、フットボール、コマーシャル、リクルート、SCFC財団」の各部門でクラブに関与していくとのこと。92年組が勢揃いすることとなった。 また、新しいコンソーシアムは、インドを拠点とするドリーム・スポーツ・グループ、コリン・ライアン、フランク・ライアン、ニック・ウッドハウス、シュラビン・ミッタルを含む9人の株主で構成されている。 ベッカム氏は「私はサルフォードで育った。そこで過ごした日々には、本当に素敵な思い出がある。この場所と人々は、私のサッカー人生の初期において、とても重要な役割を果たしてくれた。サルフォード・シティは地域社会の中心であり、豊かな歴史を誇る。その新たな章に加わることができ、大変嬉しく思う」とコメントしている。 ギャリー・ネビル氏も「サルフォード・シティに情熱を注いでいる。多様な才能と専門知識を持つメンバーが、サッカーへの愛で結ばれた、他に類を見ないパートナーシップだ。サッカーが最優先だが、今後4~5年でクラブを持続可能な方向へ導くことが不可欠だ。この旅の次の段階が待ちきれない」と、かつての仲間とともにチームを発展させていくことを誓った。 2025.05.08 20:55 Thu

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