【ラ・リーガ注目プレビュー】バルサの逆転か、アトレティコの首位堅持か…激戦必至の首位攻防戦
2021.05.08 12:30 Sat
ラ・リーガ第35節、バルセロナvsアトレティコ・マドリーが、日本時間8日23:15にカンプ・ノウでキックオフされる。逆転首位浮上を狙うブラウグラナと、首位堅持を狙うロヒブランコによる激戦必至の首位攻防戦だ。2シーズンぶりのラ・リーガ制覇を狙うバルセロナ(勝ち点74)は2021年に入って2度の大型連勝を飾るなど、最も多くの勝ち点を積み上げてマドリードの2強を猛追。先月29日に行われた第33節延期分のグラナダ戦での痛恨の逆転負けで首位浮上の絶好機を逸するが、直近のバレンシア戦ではFWメッシのドブレーテの活躍などによって3-2で競り勝ち、2ポイント差の3位でホーム開催の首位攻防戦を迎えることになった。
一方、開幕から攻守両面で圧倒的な戦いぶりを見せ、一時は2位以下に10ポイント以上の差を付ける独走態勢に入っていたアトレティコ(勝ち点76)。だが、今年2月以降は度重なる負傷者や対戦相手の対策による得点力不足もあって急失速。前々節のアスレティック・ビルバオ戦での敗戦により、首位陥落の危機を迎えたが、前述のグラナダのアシストによりその危機を回避。さらに、前節のエルチェ戦では1点リードの試合終了間際にPKを与える大ピンチを招いたが、相手キッカーのシュートミスによって辛くも首位キープに成功した。
なお、今回の大一番ではアトレティコが勝利した場合、首位キープが確実となる。しかし、引き分けやバルセロナの勝利に終わった場合、バルセロナと同勝ち点で並ぶ2位のレアル・マドリー(勝ち点74)が翌日にセビージャに勝利した場合、両チームとの当該成績で優位に立つ昨季王者が首位に浮上する複雑な状況だ。
そのため、アトレティコは敵地で勝ち点3を狙いに行く必要があり、バルセロナとしても残り3試合でのシビアな戦いにおいてアトレティコとの当該成績が重要となるため、今回の一戦では勝利且つ2点差での勝利が求められるところだ。
◆バルセロナ◆
【3-5-2】
▽バルセロナ予想スタメン

GK:テア・シュテーゲン
DF:ミンゲサ、ピケ、ラングレ
MF:デスト、デ・ヨング、ブスケッツ、ペドリ、ジョルディ・アルバ
FW:メッシ、グリーズマン
負傷者:MFコウチーニョ、FWアンス・ファティ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しても今季絶望のコウチーニョ、アンス・ファティを除き全選手が起用可能な状態だ。
システムに関しては[3-5-2]の継続を予想するが、ウスマーヌ・デンベレをスタートから起用する[4-3-3]の可能性も十分にある。スタメンに関してはデンベレのスタートの可否に加え、右サイドの人選にも注目。前回対戦で苦戦したカラスコへの対策としてミンゲサ、デストのコンビを予想したが、アラウホ、セルジ・ロベルトの起用もありそうだ。
◆アトレティコ・マドリー◆
【3-5-2】
▽アトレティコ・マドリー予想スタメン

GK:オブラク
DF:サビッチ、ホセ・ヒメネス、エルモソ
MF:トリッピアー、マルコス・ジョレンテ、コケ、レマル、カラスコ
FW:スアレス、コレア
負傷者:なし
出場停止者:なし
出場停止者、負傷者ともにおらず、フルスカッドで大一番に臨める。
シーズン後半戦では可変式の複数布陣を採用しており、各自の立ち位置も試合ごとに変更されているが、[3-5-2]の布陣で臨むとみる。スタメンに関してはロージやエレーラ、サウールにも起用の可能性がある。
★注目選手
◆バルセロナ:FWアントワーヌ・グリーズマン

バルセロナの注目プレーヤーは古巣相手にリーグ戦初ゴールを狙う元エースストライカー。失意の加入1年目を経て捲土重来の2年目に臨んだフランス代表FWは、今季ここまで公式戦47試合19ゴール12アシストと頼れるエースに次ぐ数字を残し、前線の主役の一人としてチームを牽引。とりわけ、[3-5-2]の布陣をベースにし始めたシーズン終盤戦ではレ・ブルーで見せるような自由度の高いプレーで周囲と良い絡みを見せながら、フィニッシュの局面で存在感を放っている。
逆転でのラ・リーガ制覇に向けて勝ち点3奪取必須の首位攻防戦では、絶好調のエースへの徹底監視が想定されており、ペドリとデ・ヨングのインテリオール2枚と共にグリーズマンがいかに決定的な仕事に絡めるかが、勝利のカギを握る。バルセロナ加入以降の3試合を含め、対アトレティコのラ・リーガ11試合では未だに無得点が続いてるが、今季公式戦20点目となる古巣への初恩返し弾を期待したい。
◆アトレティコ・マドリー:FWルイス・スアレス

アトレティコの注目プレーヤーはカンプ・ノウ初凱旋の元エースストライカーだ。クラブ首脳陣とクーマン監督との確執によって昨夏バルセロナを追われてマドリードに新天地を求めた34歳FWは、ここまでラ・リーガ28試合の出場で19ゴールを挙げる見事な活躍を披露。2シーズンぶりのリーグ制覇を狙う古巣の前に大きく立ちはだかっている。
ホームで行われた前回対戦では新型コロナウイルス感染によって古巣初対戦はならずも、今回の首位攻防戦での出場は決定的だ。直近の出場3試合では筋肉系のケガの影響もあり、全体的にキレを欠いているが、チャンスを嗅ぎ分ける嗅覚、最後の局面で仕留め切る決定力は健在。因縁のオランダ人指揮官のベンチ入りは微妙なところだが、その眼前で首位攻防戦勝利をもたらす今季リーグ20点目を決めたい。
一方、開幕から攻守両面で圧倒的な戦いぶりを見せ、一時は2位以下に10ポイント以上の差を付ける独走態勢に入っていたアトレティコ(勝ち点76)。だが、今年2月以降は度重なる負傷者や対戦相手の対策による得点力不足もあって急失速。前々節のアスレティック・ビルバオ戦での敗戦により、首位陥落の危機を迎えたが、前述のグラナダのアシストによりその危機を回避。さらに、前節のエルチェ戦では1点リードの試合終了間際にPKを与える大ピンチを招いたが、相手キッカーのシュートミスによって辛くも首位キープに成功した。
そのため、アトレティコは敵地で勝ち点3を狙いに行く必要があり、バルセロナとしても残り3試合でのシビアな戦いにおいてアトレティコとの当該成績が重要となるため、今回の一戦では勝利且つ2点差での勝利が求められるところだ。
昨年11月の前回対戦では攻守両面で圧倒したアトレティコがMFカラスコの決勝点によって1-0のスコア以上の完勝。2011年の就任以降、リーグ戦18試合目にして対バルセロナ初勝利を収めたが、今季2度目の結末はいかに…。
◆バルセロナ◆
【3-5-2】
▽バルセロナ予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:テア・シュテーゲン
DF:ミンゲサ、ピケ、ラングレ
MF:デスト、デ・ヨング、ブスケッツ、ペドリ、ジョルディ・アルバ
FW:メッシ、グリーズマン
負傷者:MFコウチーニョ、FWアンス・ファティ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しても今季絶望のコウチーニョ、アンス・ファティを除き全選手が起用可能な状態だ。
システムに関しては[3-5-2]の継続を予想するが、ウスマーヌ・デンベレをスタートから起用する[4-3-3]の可能性も十分にある。スタメンに関してはデンベレのスタートの可否に加え、右サイドの人選にも注目。前回対戦で苦戦したカラスコへの対策としてミンゲサ、デストのコンビを予想したが、アラウホ、セルジ・ロベルトの起用もありそうだ。
◆アトレティコ・マドリー◆
【3-5-2】
▽アトレティコ・マドリー予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:オブラク
DF:サビッチ、ホセ・ヒメネス、エルモソ
MF:トリッピアー、マルコス・ジョレンテ、コケ、レマル、カラスコ
FW:スアレス、コレア
負傷者:なし
出場停止者:なし
出場停止者、負傷者ともにおらず、フルスカッドで大一番に臨める。
シーズン後半戦では可変式の複数布陣を採用しており、各自の立ち位置も試合ごとに変更されているが、[3-5-2]の布陣で臨むとみる。スタメンに関してはロージやエレーラ、サウールにも起用の可能性がある。
★注目選手
◆バルセロナ:FWアントワーヌ・グリーズマン

Getty Images
バルセロナの注目プレーヤーは古巣相手にリーグ戦初ゴールを狙う元エースストライカー。失意の加入1年目を経て捲土重来の2年目に臨んだフランス代表FWは、今季ここまで公式戦47試合19ゴール12アシストと頼れるエースに次ぐ数字を残し、前線の主役の一人としてチームを牽引。とりわけ、[3-5-2]の布陣をベースにし始めたシーズン終盤戦ではレ・ブルーで見せるような自由度の高いプレーで周囲と良い絡みを見せながら、フィニッシュの局面で存在感を放っている。
逆転でのラ・リーガ制覇に向けて勝ち点3奪取必須の首位攻防戦では、絶好調のエースへの徹底監視が想定されており、ペドリとデ・ヨングのインテリオール2枚と共にグリーズマンがいかに決定的な仕事に絡めるかが、勝利のカギを握る。バルセロナ加入以降の3試合を含め、対アトレティコのラ・リーガ11試合では未だに無得点が続いてるが、今季公式戦20点目となる古巣への初恩返し弾を期待したい。
◆アトレティコ・マドリー:FWルイス・スアレス

Getty Images
アトレティコの注目プレーヤーはカンプ・ノウ初凱旋の元エースストライカーだ。クラブ首脳陣とクーマン監督との確執によって昨夏バルセロナを追われてマドリードに新天地を求めた34歳FWは、ここまでラ・リーガ28試合の出場で19ゴールを挙げる見事な活躍を披露。2シーズンぶりのリーグ制覇を狙う古巣の前に大きく立ちはだかっている。
ホームで行われた前回対戦では新型コロナウイルス感染によって古巣初対戦はならずも、今回の首位攻防戦での出場は決定的だ。直近の出場3試合では筋肉系のケガの影響もあり、全体的にキレを欠いているが、チャンスを嗅ぎ分ける嗅覚、最後の局面で仕留め切る決定力は健在。因縁のオランダ人指揮官のベンチ入りは微妙なところだが、その眼前で首位攻防戦勝利をもたらす今季リーグ20点目を決めたい。
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style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エルブランコの絶対的エースとして抜群の存在感を放った。アトレティコに優勝をもたらしたルイス・スアレスと天秤にかける形となったが、23ゴール9アシストという数字面の優位性に加え、メッシ同様にその替えの利かなさを鑑みて選出した。ヴィニシウス、アセンシオに少なからず成長が見られたものの、アザールの体たらくによってチャンスメイク、フィニッシュと膨大な仕事量をシーズン通してこなした。決定力、勝負強さだけでなく、今季はセルヒオ・ラモスらが度々不在の中でリーダーとしての仕事ぶりも光った。 FW ジェラール・モレノ(29歳/ビジャレアル) 出場試合数:33(先発:30)/得点数:23 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・リーガ最高のスペイン人ストライカー。昨季、18ゴールを挙げてスペイン人最多得点者に与えられるサラ賞を初受賞したビジャレアルの絶対的エースは、昨季の数字を大幅に更新して2年連続のサラ賞を獲得した。エメリ新監督の下、右ウイング、センターフォワード、セカンドトップを主戦場に多士済々な相棒をうまく生かしつつ、その卓越した左足の精度、決定力を武器にゴールを量産。チャンスメイクの部分でも7アシストとリーグ屈指の万能型アタッカーの本領を発揮。なお、ジュゼッペ・ロッシに並ぶクラブ最多得点者(82点)となった29歳は、今夏のステップアップも噂される中で去就が注目されるところだ。 2021.06.02 19:01 Wed4
【2024-25 ラ・リーガ前半戦ベストイレブン】3つ巴の争いも3位のバルサから最多4選手を選出
2024-25シーズンのラ・リーガは第19節を消化。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。 ◆ラ・リーガ前半戦ベストイレブン GK:レミロ DF:ミンゲサ、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:ヤマル、バルベルデ、ペドリ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ、グリーズマン GK アレックス・レミロ(29歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:19(先発:19)/失点数:13 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感際立つラ・レアル最後の砦。サモラ賞レースでは12失点のオブラクが首位に立っているが、アトレティコとソシエダの守備力を考慮してレミロを選出。比較的メンバーが入れ替わるディフェンスラインで新加入アゲルドとともに攻守に安定したパフォーマンスを披露。ここまでチーム総得点が17点と常にロースコアの戦いを強いられるなか、高い集中力を維持し、12度のクリーンシートを達成。試合の流れを変えるパラドンの数々も印象的だ。 DF オスカル・ミンゲサ(25歳/セルタ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルサ育ちがガリシアの地で完全覚醒。バルセロナDFクンデやソシエダDFアランブル、ラージョDFラティウ、エスパニョールDFエル・ヒラリと今季前半戦は右ラテラルの活躍が光ったが、セルタで攻守に躍動したミンゲサを選出。バルセロナ時代にはディフェンスラインの便利屋という印象にとどまったが、今季のセルタでは左右のサイドバックとウイングバックを主戦場に2ゴール5アシストを記録。ビルドアップへの貢献度を含め、攻撃面において完全に殻を破った。すでに国内外の強豪クラブが関心を示しており、その去就にも注目が集まる。 DF ダニ・ビビアン(25歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も抜群の安定感誇るディフェンスリーダー。昨季に完全に一本立ちした25歳は、屈強なフィジカルを武器に対人守備で無類の強さ。加えて、昨季の経験によって攻守両面で判断の質、ポジショニング、プレーの安定感が増しており、味方へのコーチングを含めてますますリーダーらしい存在感を放った。マドリー戦ではムバッペを完璧に封じ込んだのも印象的だった。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エル・ブランコの屋台骨支える。ディフェンスラインのマルチロールだったナチョの退団に加え、今季もミリトン、カルバハルが長期離脱となったマドリーのディフェンスラインでフル稼働。チュアメニやルーカス・バスケスとビッグマッチにおいて脆さを見せる相棒たちを見事にカバー。ムバッペの加入でより攻撃偏重なチームにおいて1試合平均1失点でとどまっている最大の要因は地対空で無類の強さをみせ、要所での気の利いたカバーリングを見せるドイツ代表の存在が非常に大きい。 DF ミゲル・グティエレス(23歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム苦戦の中で個人としては充実の前半戦。今季もミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担い、ピボーテやインテリオールとしてもプレー。昨季に比べて前線の質がやや低下し、1ゴール4アシストの数字にとどまったが、高精度のクロスやキーパスでその数字以上のチャンスを演出し続けている。 MF ラミン・ヤマル(17歳/バルセロナ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat5
