欧州進出は夏? リーベル指揮で南米王者2度のガジャルド氏、リーズ行きを拒否か
2023.02.11 15:49 Sat
元リーベル・プレート指揮官のマルセロ・ガジャルド氏(47)はリーズ・ユナイテッドからのオファーをお断りしたようだ。
ガジャルド氏は現役時代にアルゼンチン代表として活躍。指導者キャリアでは2014年から昨年末にかけて古巣のリーベルを率い、コパ・リベルタトーレスを2度制覇するなどクラブの一時代を築き上げた。
年明け以降はフリーとなっているなか、プレミアリーグで16位に低迷するリーズが6日、ジェシー・マーシュ監督を解任。後任候補の1人として南米屈指の指導者実績を誇るガジャルド氏が取り沙汰されている。
だが、アルゼンチン『TyC Sports』によると、ガジャルド氏は現場復帰を急いでおらず、心底魅力的と言えるクラブまたはオファーでなければ首を縦に振るつもりがない模様。リーズからの正式オファーをすでに断っているという。
また、「シーズン途中の就任」も難色を示した理由の1つで、欧州進出を視野に入れているのか、今夏まではどこへも赴かないとのことだ。
ガジャルド氏は現役時代にアルゼンチン代表として活躍。指導者キャリアでは2014年から昨年末にかけて古巣のリーベルを率い、コパ・リベルタトーレスを2度制覇するなどクラブの一時代を築き上げた。
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また、「シーズン途中の就任」も難色を示した理由の1つで、欧州進出を視野に入れているのか、今夏まではどこへも赴かないとのことだ。
リーズ行きは立ち消えたと思われるガジャルド氏だが、同じく成績不振が続くセビージャから熱心に勧誘されているとみられている。
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