長野Lが川船暁海の決勝点でEL埼玉を下し決勝進出へ前進、大宮Vは井上綾香のゴールで今季初勝利《WEリーグ杯》
2022.09.19 19:45 Mon
19日、2022-23 WEリーグカップ・グループステージ(GS)第5節グループAの2試合が各地で開催された。
新発田市五十公野公園陸上競技場ではアルビレックス新潟レディースvs大宮アルディージャVENTUSが行われ、1-0で大宮が勝利を収めた。
大宮は中盤センター、林みのりがアンカー気味となって田嶋みのりをやや前に出し、井上綾香が落ちてボールを触るなど、[4-4-2]と[4-3-3]の中間のような立ち位置を取った。
試合前から強い風が吹いていた一戦は、キックオフ直後に大宮に決定機を迎える。ディフェンスラインの背後へ長いボールを送ると、相手DFがGKに譲ろうとしたところを今季初出場となった吉谷茜音がさらってシュート。これは右ポストに嫌われた。
追い風を生かした大宮は10分に先制点を奪取。乗松瑠華が右サイド裏のスペースへ長いボールを送り、高い位置から杉澤海星がダイレクトで優しく折り返すと、右ポケットに侵入した井上綾香がワントラップから右足を振り抜き、ネットを揺らした。
熊谷スポーツ文化公園陸上競技場ではちふれASエルフェン埼玉とAC長野パルセイロ・レディースが対戦。互いに1勝2分け、決勝進出へ向けて負けられない一戦は最終盤にスコアが動いた。
ゴールレスで迎えた84分、長野は大久保舞が敵陣中央から左に展開し、岡本祐花がアーリークロス。途中出場の川船暁海がファーへ流れながら逆サイドへ流し込み、均衡を破った。
この1点が決勝点となり、長野が辛勝。三菱重工浦和レッズレディースと同じく2勝2分けの勝ち点「8」とし、最終節に臨む。同勝ち点で並んだ場合は直接対決の結果が優先されるため、敗れた埼玉は決勝進出の望みがついえた。
決勝戦は10月1日に味の素フィールド西が丘で行われる。
◆WEリーグカップ グループステージ 第5節
▽9月17日
グループB
日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2-0 ノジマステラ神奈川相模原
▽9月18日
グループA
三菱重工浦和レッズレディース 2-0 マイナビ仙台レディース
▽9月19日
グループA
アルビレックス新潟レディース 0-1 大宮アルディージャVENTUS
ちふれASエルフェン埼玉 0-1 AC長野パルセイロ・レディース
▽9月20日
グループB
サンフレッチェ広島レジーナ vs ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
新発田市五十公野公園陸上競技場ではアルビレックス新潟レディースvs大宮アルディージャVENTUSが行われ、1-0で大宮が勝利を収めた。
大宮は中盤センター、林みのりがアンカー気味となって田嶋みのりをやや前に出し、井上綾香が落ちてボールを触るなど、[4-4-2]と[4-3-3]の中間のような立ち位置を取った。
追い風を生かした大宮は10分に先制点を奪取。乗松瑠華が右サイド裏のスペースへ長いボールを送り、高い位置から杉澤海星がダイレクトで優しく折り返すと、右ポケットに侵入した井上綾香がワントラップから右足を振り抜き、ネットを揺らした。
追い掛ける展開となった新潟も直後に左CKから浦川璃子が惜しいヘディングを見せ、エンドが変わった後半は怒涛の攻撃を見せる。だが、最後までゴールを奪えずタイムアップ。逃げ切った大宮が今季初勝利を飾っている。
熊谷スポーツ文化公園陸上競技場ではちふれASエルフェン埼玉とAC長野パルセイロ・レディースが対戦。互いに1勝2分け、決勝進出へ向けて負けられない一戦は最終盤にスコアが動いた。
ゴールレスで迎えた84分、長野は大久保舞が敵陣中央から左に展開し、岡本祐花がアーリークロス。途中出場の川船暁海がファーへ流れながら逆サイドへ流し込み、均衡を破った。
この1点が決勝点となり、長野が辛勝。三菱重工浦和レッズレディースと同じく2勝2分けの勝ち点「8」とし、最終節に臨む。同勝ち点で並んだ場合は直接対決の結果が優先されるため、敗れた埼玉は決勝進出の望みがついえた。
決勝戦は10月1日に味の素フィールド西が丘で行われる。
◆WEリーグカップ グループステージ 第5節
▽9月17日
グループB
日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2-0 ノジマステラ神奈川相模原
▽9月18日
グループA
三菱重工浦和レッズレディース 2-0 マイナビ仙台レディース
▽9月19日
グループA
アルビレックス新潟レディース 0-1 大宮アルディージャVENTUS
ちふれASエルフェン埼玉 0-1 AC長野パルセイロ・レディース
▽9月20日
グループB
サンフレッチェ広島レジーナ vs ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
林みのり
田嶋みのり
井上綾香
吉谷茜音
乗松瑠華
杉澤海星
川船暁海
大久保舞
アルビレックス新潟レディース
大宮アルディージャVENTUS
AC長野パルセイロ・レディース
ちふれASエルフェン埼玉
WEリーグ
林みのりの関連記事
アルビレックス新潟レディースの関連記事
WEリーグの関連記事
記事をさがす
|
|
アルビレックス新潟レディースの人気記事ランキング
1
長野Lが今季初勝利!EL埼玉は3勝目で昨季超え、新潟GK平尾は今季初の退場者に…《WEリーグ》
10日、2022-23 Yogibo WEリーグ第6節の4試合が各地で行われた。 AC長野パルセイロ・レディースはノジマステラ神奈川相模原とホームで対戦し、今季初勝利を挙げた。前半はやや押され気味の展開となったが、43分に先制に成功。瀧澤莉央のミドルシュートがクロスバーに当たった跳ね返りを、伊藤めぐみが押し込んだ。 後半にもゴール前に顔を出した伊藤めぐみのシュートがクロスバーをたたくなどチャンスを作った長野。終盤には交代カードも駆使してゲームをコントロールし、逃げ切って今季初白星を手にした。 大宮アルディージャVENTUSはアルビレックス新潟レディースとの敵地戦で勝利。33分、中盤で道上彩花へのくさびのパスをカットして縦へ付けると、井上綾香が髙橋美夕紀とのワンツーでボックスへ侵入し、右足で決めた。 追い掛けたい新潟だったが、GK平尾知佳が裏へ抜けた大宮・大熊良奈をボックス外で倒してしまい、レッドカードに。リーグ戦今季初の退場者を出すと、反撃も及ばず。新潟は初勝利がまたもお預けとなり、大宮は2試合ぶり3勝目を手にしている。 代表ウイーク明け後は[3-5-2]を採用しているちふれASエルフェン埼玉は、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場でサンフレッチェ広島レジーナと対戦。8分に岸みのりのフィードから祐村ひかるが裏へ抜け出し、DF2人をかわして冷静に右隅へ流し込んだ。 直後に谷口木乃実にネットを揺らされるも、オフサイドで命拾いしたEL埼玉。後半はボールを握られながらも辛抱強く戦い抜き、こちらも2試合ぶりとなる3勝目。昨季は2勝にとどまったEL埼玉だが、早くも勝利数を更新した。 ユアテックスタジアム仙台で行われたマイナビ仙台レディースとジェフユナイテッド市原・千葉レディースの一戦は、互いにゴールを奪えずドローでタイムアップ。勝ち点1を分け合っている。 ◆第6節 ▽12月10日 アルビレックス新潟レディース 0-<span style="color:#cc0000;font-weight:700;">1 大宮アルディージャVENTUS</span> マイナビ仙台レディース 0-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">ちふれASエルフェン埼玉 1</span>-0 サンフレッチェ広島レジーナ <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">AC長野パルセイロ・レディース 1</span>-0 ノジマステラ神奈川相模原 ▽12月11日 三菱重工浦和レッズレディース vs INAC神戸レオネッサ ▽WE ACTION DAY(今節試合なし) 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2022.12.10 16:30 Sat2
かつてのチームメイトが激突! INAC神戸・髙瀬愛実と新潟L・道上彩花は共にストライカーとして目指す「結果を残してタイトルを」
6日、「2023-24 WEリーグキックオフカンファレンス」が東京都内で開催され、AFC Women's Club Championship 2023 – Invitational Tournament(AWCC)に出場する三菱重工浦和レッズレディースを除いた11クラブの各選手が登壇した。 日本初の女子プロサッカーリーグであるWEリーグは、11月11日に3シーズン目の開幕を迎える。 カンファレンスでは開幕戦のカードごとに選手紹介やメディア対応が行われた中、INAC神戸レオネッサからはFW髙瀬愛実、アルビレックス新潟レディースからはFW道上彩花が登場した。 髙瀬は32歳、道上は29歳と3つの年の差があるなか、道上は高卒でINAC神戸に入団し元チームメイトの関係。髙瀬はINAC神戸一筋でプレーを続ける中、道上は伊賀FCくノ一三重を経て、2021年1月に新潟Lへと完全移籍し、WEリーグ初年度から戦っている。 開幕戦で対戦する両者は、WEリーグカップでも最終節で対戦。道上のヘッドが決まり、0-1で新潟Lが勝利していた。 開幕戦に向けて髙瀬は「リーグ開幕前の公式戦で新潟に敗れてすごく悔しい思いをしましたし、その敗戦から選手の目の色も変わっているので、開幕しっかり勝利して、良い波に乗れるように残り数日良い準備をしたいです」とコメント。リベンジに燃えている。 対する道上は「初代女王であり、トップ3に常にいるINACさんと戦えることは嬉しいですし、アウェイで難しい戦いになると思いますが、新潟らしさを存分に見せて、良い試合ができればと思います」と、相手をリスペクトしながらも勝利を目指すとした。 元チームメイトでポジションも同じ2人。髙瀬は道上について「相変わらず大きなと(笑)」と冗談混じりに答えながらも、「18歳の高卒から一緒にやっていて、元々足元のある選手でサイズもしっかりあってという選手でした。ただ、色々なチームに行って、それぞれのチームで中心選手となって点を取ってという姿を見ると、負けていられないなとも思います」と刺激になっているとコメント。「いつも自分の可能性を信じてずっとプレーしているところに勇気をもらいながらやっているので、直接対戦するときは楽しみですし、次の開幕戦も楽しみにしています」と、対決を楽しみだと語った。 道上は「自分が高卒でINACに入団した時に、勝手にですけど似たタイプのプレーというか、お手本にしていた選手で目標にしていました」と憧れの存在だったとコメント。「近くでプロとしての姿勢を見て刺激を受けて、今の自分があるのはそういう選手を見てきたからで、それが一番大きいのかなと思います」と自身の成長にも影響したと語り、「WEリーグのトップの舞台で戦えることは凄く嬉しいですし、成長した姿を見てほしいといつも思っています」とこちらも楽しみにしているようだ。 今シーズンの目標について「被りそうだよね笑」と語った両者。髙瀬は「個人としては試合に出続けるということを一番において、試合に出続けるためには今の監督では結果を求められるので、結果を残していきたいですし、結果を残して行けば優勝も見えるので、そこを意識して頑張りたいです」とコメント。道上は「過去2シーズンは二桁得点を目標にして臨んだんですが、まだ達成できていないことは自分でも心残りがあるので、今年こそ二桁得点を達成したいです」とゴール数を挙げ、「自分が点を取ることで自ずとチームの順位も上がってくると思うので、チームがタイトルを獲るためにも自分が点を取って体現したいと思います」と、ゴールへの意欲を示した。 INAC神戸は初のスペイン人監督であるジョルディ・フェロン監督、新潟Lは今シーズンから橋川和晃監督を迎え、両チームとも新指揮官で臨むシーズンとなる。 2023.11.06 23:15 Mon3
元なでしこジャパンMF川澄奈穂美が新潟Lとの来季契約に合意 「覚悟を持って契約書にサイン」
アルビレックス新潟レディースは6日、元なでしこジャパンMF川澄奈穂美(38)と2024-25シーズンの契約に合意した旨を発表した。 通算90キャップのなでしこジャパンを長らくリードした川澄はアメリカでのプレーも経て、2023年夏の新潟L入りで日本復帰。さっそくキャプテンの役割も託され、チームとしてWEリーグカップで準優勝し、最高位の4位で終戦したWEリーグでは20試合で3ゴールをマークした。 2011年ドイツ・ワールドカップ(W杯)の優勝メンバーである鮫島彩が今季限りでの引退を決断したなか、来季も現役の川澄は「アルビレックス新潟レディースを応援してくださっている皆様、いつも熱いご声援ありがとうございます」と御礼の言葉とともに、決意を新たにした。 「リリースされました通り、2024-25シーズンもアルビレックス新潟レディースと契約させていただきました。このクラブの一員としてまた闘えることが嬉しいです!!」 「2023-24シーズンは、皆様の多大なるサポートのおかげで今までのキャリアでは経験したことのないワクワク・ヒリヒリする大変充実したシーズンを過ごすことができました」 「一方で、目標に手が届かず悔しい思いもしました。次のシーズンで必ずその目標を達成させるべく、覚悟を持って契約書にサインをしました」 「目標(タイトル)はかなり高いところにあると感じていますが、その険しい道をサポーターの皆様とともに登って行きたいと思っておりますので、より一層のアイシテルニイガタを届けてください。2024‐25シーズンもよろしくお願いいたします」 2024.06.06 11:35 Thu4
4発首位浮上のC大阪、矢形海優が頭だけでハットトリック! 連勝の東京NBは16歳・青木夕菜がリーグ最年少得点記録更新【SOMPO WEリーグ】
29日、2024-25 SOMPO WEリーグ第3節が行われた。 連勝するチームが現れず、1勝1分けの4チームが上位を占めた第2節。得失点差で首位に立つサンフレッチェ広島レジーナは、ちふれASエルフェン埼玉をホームに迎えた。 前半は互いにゴールに迫りながら0-0で終えると、後半立ち上がりにはS広島Rが左CKから波状攻撃。最後は藤生菜摘がシュートを放ったが、枠を捉えられない。 その後も中嶋淑乃が2度のチャンスを仕留めきれなかったが、試合終了間際に先制。GK木稲瑠那のロングボールから一気に前線へ駆け上がると、呉屋絵理子の折り返しを小川愛が流し込み、土壇場で連勝を掴んだ。 前節をドローで終え、同じく1勝1分けのセレッソ大阪ヤンマーレディースは、2試合未勝利の大宮アルディージャVENTUSとアウェイで対戦。C大阪は42分にセットプレーから先手を取り、白垣うのがクロスに合わせる。 さらに44分、矢形海優がダイビングヘッドで追加点。4分後にもCKの流れから頭で決め、C大阪が3点リードで折り返す。 63分には矢形が右クロスをまたもヘディングで決め、ハットトリックを達成。バーに救われる場面もありながら完封で終えたC大阪が4得点の大勝を飾り、得失点差でS広島Rをかわして首位に浮上している。 勝ち点で並ぶ初代女王の3位・INAC神戸レオネッサは、マイナビ仙台レディースとのアウェイゲーム。前半はゴールレスも、56分にI神戸が先制。左CKの競り合いから、カルラ・モレラがゴール左下に流し込む。 その後も成宮唯やモレラがシュートを狙ったが、追加点はなく試合終了。S広島Rとともに連勝を飾り、3位の座をキープした。 4つ目の無敗チーム、アルビレックス新潟レディースは、日テレ・東京ヴェルディベレーザとの敵地戦。立ち上がりからゴールを奪ったのは東京NB。山本柚月の右クロスが新潟Lのオウンゴールを誘い、5分にリードを得る。 37分には土方麻椰のスルーパスに抜け出した北村菜々美がGKとの一対一を制して追加点。終盤には青木夕菜が16歳2カ月でWEリーグ最年少ゴールを記録し、決定的な3点目を得る。 新潟Lも後半アディショナルタイムに山本結菜がスーパーなロングシュートを決めるが、反撃はここまで。上位4チームの中で新潟Lが唯一の敗戦を喫し、2連勝の東京NBは4位に浮上した。 その他、リーグ2連覇中の三菱重工浦和レッズレディースは1勝1敗スタートのなか、塩越柚歩のループ気味の決勝点で2勝目。浦和と勝ち点で並ぶジェフ千葉レディースも2試合ぶりの白星を手にした。 ◆2024-25 SOMPO WEリーグ第3節 ▽9/29(日) ジェフ千葉レディース 2-1 ノジマステラ神奈川相模原 【千葉L】 鴨川実歩(前9) 岸川奈津希(後17) 【N相模原】 榊原琴乃(前17) マイナビ仙台レディース 0-1 INAC神戸レオネッサ 【I神戸】 カルラ・モレラ(後11) 大宮アルディージャVENTUS 0-4 セレッソ大阪ヤンマーレディース 【C大阪】 白垣うの(前42) 矢形海優(前44、前45+3、後18) AC長野パルセイロ・レディース 0-1 三菱重工浦和レッズレディース 【浦和】 塩越柚歩(後15) サンフレッチェ広島レジーナ 1-0 ちふれASエルフェン埼玉 【S広島R】 小川愛(後45+4) 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 3-1 アルビレックス新潟レディース 【東京NB】 OG(前5) 北村菜々美(前37) 青木夕菜(後44) 【新潟L】 山本結菜(後45+1) <span class="paragraph-title">【動画】C大阪・矢形海優のヘディングハット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="3ZMh_dC3Ft0";var video_start = 29;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.29 22:20 Sun5
