大宮Vが対INAC戦初勝利、34歳新監督の初陣飾る!川澄加入の新潟Lは道上彩花がハットトリック達成【WEリーグカップ】

2023.08.27 20:15 Sun
©超ワールドサッカー
27日、2023-24WEリーグカップ グループステージ 第1節の2試合が各地で行われた。

新指揮官同士の一戦、大宮アルディージャVENTUSvsINAC神戸レオネッサは、ホームチームに軍配が上がった。

大宮Vは2シーズンチームを率いた岡本武行監督に代わり、監流通経済大学女子サッカー部から34歳の柳井里奈氏を招へい。一方、I神戸はWEリーグ初となるスペイン人指揮官、ジョルディ・フェロン氏を迎えた。
監督が変わってもこれまで同様[4-4-2]の守備から[4-3-3]へ移行する大宮Vに対し、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)に出場した4選手に休養を与えたI神戸は、これまでの3バックから[4-2-3-1]へ大幅シフトチェンジ。ただ、一日の長があったか、大宮Vに決定機が生まれ、マイナビ仙台レディースから新加入の船木里奈や林みのりのシュートが枠を叩くと、その勢いのまま大宮Vが試合を動かす。

13分、右CKのこぼれ球を古巣対戦となる阪口萌乃がボックス内左で収めて丁寧なラストパスを送ると、林がペナルティアーク手前からの左足のミドルでネットを揺らした。
34分の大宮Vは、最終ラインからの対角パスで右サイドへと振り、杉澤海星のアーリークロスを井上綾香がダイレクトで流し込んでリードを広げると、その3分後にも大きなサイドチェンジを仲田歩夢がボックス右角で収め、自ら左足のフィニッシュを叩き込んだ。

折り返して58分には成宮唯の見事な反転シュートで1点を返されたものの、後半追加タイム2分に井上が連続シュートからの右足フィニッシュでネットを揺らし、勝負あり。大宮Vが4点を奪っての快勝で、対I神戸戦初勝利を挙げている。

同じく新指揮官同士の対決となったアルビレックス新潟レディースvsちふれASエルフェン埼玉は、FC今治でも指揮を執った橋川和晃監督率いる新潟Lが勝利を収めた。

2020年以来の日本復帰となり、[4-3-3]のウイングで先発した新潟Lの川澄奈穂美に注目が集まったが、主役となったのはエースの道上彩花だった。

石淵萌実の先制点で25分に先手を取った新潟は、34分に道上が自ら得たPKを左隅に沈めてリードを広げる。41分に瀬戸口梢に1点を返されたものの、折り返して52分には川澄のボール奪取を起点にカウンターへ転じ、石淵との大きなワンツーから道上が再びネットを揺らすと、66分には新加入・杉田亜未のCKに頭で合わせてハットトリックを達成。

2季連続のチームトップスコアラーが今季も存在感を発揮し、新監督の初陣を白星で飾っている。

◆WEリーグカップ グループステージ 第1節
▽グループA
▼8月26日
三菱重工浦和レッズレディース 2-2 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
ノジマステラ神奈川相模原 0-2 セレッソ大阪ヤンマーレディース
サンフレッチェ広島レジーナ 4-1 マイナビ仙台レディース

▽グループB
▼8月26日
日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2-1 AC長野・パルセイロレディース
▼8月27日
大宮アルディージャVENTUS 4-1 INAC神戸レオネッサ
アルビレックス新潟レディース 4-1 ちふれASエルフェン埼玉

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“さいたまダービー”で快勝、若手起用の中8連勝で連覇に邁進する浦和レディースの楠瀬直木監督が見据える未来「連覇を確実に。来季、その先も」

三菱重工浦和レッズレディースの楠瀬直木監督が、大宮アルディージャVENTUSとの“さいたまダービー”の勝利を振り返った。 18日、2023-24WEリーグの第15節で浦和は大宮Vとアウェイで対戦。平日のナイトゲームでの“さいたまダービー”が実現した。 首位にたち連覇を目指す浦和は立ち上がりから大宮Vを圧倒。2分に伊藤美紀のゴールで先制すると、10分、14分に島田芽依のゴールが決まりあっという間にリードを広げると、24分にはなでしこジャパンのFW清家貴子がゴール。これが自身9試合連続ゴールとなり、WEリーグ記録を更新すると共に、Jリーグ最長記録にも並ぶ偉業を達成。後半はゴールは生まれなかった、0-4で勝利し、8連勝で首位をキープした。 連覇に向けて順調に勝ち点3を積み上げている浦和。試合後、楠瀬監督は快勝しながらも、先を見据えて後半のパフォーマンスには反省を口にした。 「試合の前からまずメンタルの部分はチームで準備して、ピッチに入ってからは正確性を上げていこうと言いました」 「後半ちょっと失う回数が多かったかなと。勝負は取れたとしても、今後のこと、将来を考えると、ボールを失ってしまう回数が多いといけないですし、改善しないといけないです。もう少し、見えるものを増やさないといけないかなと、反省の部分も多いゲームでした」 選手を入れ替えて臨んだ後半は上手く攻撃の形もできずに苦しんだものの、前半の立ち上がりに一気に押し込んだ攻撃はお見事。「前半の攻撃は評価に値しますし、清家はまだまだ勢い止まらずで行ってほしいなと思います」と語り、清家の更なるゴール記録に期待を寄せた。 また、2505名の観客が集まり、浦和のファン・サポーターはゴール裏に多く集まった。楠瀬監督は「平日にも関わらず、両チームのサポーターがたくさん来ていただき、後押ししていただいたので、そこはありがたいなと思います」とコメント。週末に向けては「期間は短いですが良い準備をして次の仙台戦に備えたいと思います」と、マイナビ仙台レディース戦への準備を整えるとした。 連覇を見据えつつ、将来のことを考えて動き出している楠瀬監督。主力にケガ人が続出していること、そして代表組の疲労や過密日程など、様々なことへの対応を見せている。 この試合では先発したなでしこジャパンDF石川璃音を前半途中で交代。「かなり疲労も溜まっていて、ちょっとアクシデントもあり、彼女らしくないと言ったらおかしいですが、ちょっと弱音を吐いていました」と理由を明かし、「若い岡村を使いたいなと思い、長い時間ピッチにいさせたいと思ったので、思い切って交代しました」と、18歳の岡村來佳を起用するなど、積極的な姿勢を見せた。 チームは8連勝。その中で、若手も起用できるタイミングで積極に起用している楠瀬監督。「今日で言うと岡村だったり、後藤若葉、丹野凜々香、西尾葉音、高塚 映奈…残り6試合ということで、底上げがないと、上を脅かす力があったり、厚さを持たせないと、戦力的に達成するのは難しいと思います」と、チームとしての戦力アップも考えているとのこと。後藤は22歳、丹野、西尾は20歳、高塚は19歳と、いずれ必ずやってくる世代交代時にチームの支えとなるための成長に期待した。 一方で苦しい台所事情も影響している部分はある。「かなり疲労とか、ケガとか、今日は長嶋玲奈が出られなかったんですがケガをしてしまいました。そういうパターンを埋めて、それ以上を出してもらいたい。もうちょっと若手にはチャンスもあげているんですけど、それをしっかりモノにして欲しいなと思います」と若手の奮起に期待。「選手層もそうですし、連覇に向けて確実にすることもそうです。来季、その先ということも考えないといけないなと思います」と、今シーズンだけでなく、その先でもリーグをリードしていく未来を見据えた采配。浦和が天下をとり続ける未来が待っているかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】浦和FW清家貴子が圧巻の「9」試合連続ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="imQ1WiIeyFs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.19 22:55 Fri
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WEリーグ“埼玉ダービー”のトロフィーデザインが決定!「彩」の字と数字の「1」を基にしたシンプルなデザインに

埼玉県は7日、2022-23 Yogibo WEリーグにおける“埼玉ダービー”の優勝トロフィーデザインが決定したことを発表した。 現在、埼玉県には国内最多となる3つのWEリーグクラブ、三菱重工浦和レッズレディース(さいたま市)、ちふれASエルフェン埼玉(狭山市、飯能市、日高市、熊谷市)、大宮アルディージャVENTUS(さいたま市)が本拠を構えている。 これらの認知度増加やスポーツ振興などを目的として"埼玉ダービー"を開催し、リーグ戦における県内3チームによるホーム&アウェイの計6試合を「埼玉ダービー(知事杯)」と位置付け。試合結果の勝ち点に加え、ホーム戦観客動員数1位とサポーター投票1位のチームにも勝ち点「1」をプラスするという、特有のルールを付加して順位を競う。 トロフィーデザインは公募とし、2022年10月20日から同年11月24日までの期間に募集されていたが、7日にコンテストの結果が発表に。最優秀作品賞、佳作となるWEリーグ賞、芸術賞のデザインが公開された。 計79点の中から選ばれた最優秀作品賞は、愛知県岡崎市の方からの応募。埼玉県の愛称である彩の国の「彩」という漢字と、1位を示す数字の「1」を基にデザインされたものとなった。 「彩」の右側に3つのクラブの「エンブレムのシルエット」を配置し、 左には三本のラインで3クラブが「埼玉県の頂点へ駆け上がる道」と、頂点に立ったものだけが持つことを許される「勝者の翼」を表現した。上部には数字の「1」を配置し、これ目立たせることで、「No.1に輝いたチーム」 だと分かりやすいようなデザインにしたとのことだ。 WEリーグ賞には翼をモチーフとしたサッカーの躍動感ある作品が、芸術賞にはWEリーグの理念や作者のコンセプトが練り込まれた調和と曲線美を持つ作品が選出された。 最優秀作品に選ばれた作品は、優勝トロフィーとして立体化を行い、1位のチームへ授与されることとなっている。 <span class="paragraph-title">【写真】デザインが決定した埼玉ダービーの優勝トロフィー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">優勝チームに授与するトロフィーデザインを募集したところ、全国各地の幅広い年齢層から、計79点ものすばらしい作品が集まりました。<br>優勝トロフィーのデザインとなる最優秀作品賞のほか、WEリーグ賞と芸術賞を選びましたので紹介します。 <a href="https://t.co/6opLjURJEv">pic.twitter.com/6opLjURJEv</a></p>&mdash; 埼玉県庁 (@pref_saitama) <a href="https://twitter.com/pref_saitama/status/1622883005584019456?ref_src=twsrc%5Etfw">February 7, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.02.09 15:15 Thu

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