緊急デビューで“らしさ”出した佐野海舟、森保監督も期待の才能が見せた“伸び代”十分なパフォーマンスは代表の未来に【日本代表コラム】
2023.11.17 11:55 Fri
緊急で日本代表デビューを飾った佐野海舟
「個人のレベルは凄く高いですし、その基準に合わせられるように頑張りたいです。そこに合わせないと残れないと思うので、毎日が死ぬ気でやっている感じです」
緊急の日本代表初招集から即デビューとなった佐野海舟(鹿島アントラーズ)が試合後に口にした言葉。8大会連続8度目のワールドカップ(W杯)出場を目指す日本代表の大事な初戦で、若き才能がデビューを果たした。
今シーズンFC町田ゼルビアから鹿島へと移籍した佐野。そのポテンシャルが見込まれ、プレシーズンではサイドバックでも起用されていたが、シーズンが開幕してからはボランチの一角でプレーした。
常勝軍団とされる鹿島で、開幕戦からスタメン出場。途中出番がない時期もあったが、レギュラーに定着し、MFディエゴ・ピトゥカと共に
鹿島の中盤を支えた。
その才能は高く評価され、「日本代表待望論」も出ていたほど。そんな中、同じポジションが手薄になったこともあり、追加招集を受けていた。
前半で3点リードし迎えた後半、ハーフタイムで鎌田大地(ラツィオ)に代わって出場。良いテストができる状況になったとはいえ、森保一監督の決断が早いなと感じた。試合後に鎌田が腰に違和感を覚えていたことが発覚し、「急に言われました」とデビューが決まった背景を佐野が語ってくれた。
その佐野は日本代表デビュー、そしてW杯予選でのデビューということもあり、どのようなプレーを見せるか注目だった。しかし、心配をよそにいきなりらしさを発揮する。
ファーストプレーでは相手ボックス付近で相手に渡ったボールに対し激しくチャージ。インテンシティの高さを見せつけ、ボールを奪い切った。さらにその直後には、左サイドからのこぼれ球をダイレクトボレー。鋭いシュートを飛ばして見せた。このシーンには森保監督も思わず頬が緩んでいた。22歳の若武者が、デビューして数分で見せたアグレッシブさが嬉しかったに違いない。
試合後の記者会見で森保監督は「相手のボールを刈り取る力、そして連続で守備をしてボールを奪う、味方にボールを奪わせる。まずは守備の能力は発揮してくれた。プラスして攻撃の起点として守から攻への起点になれる、普段鹿島で見せてくれているプレーを代表でもしっかりと見せてくれたと思っています」と佐野を評価した。
まだまだ成長の余地はあるが、それはポジティブな意味での「伸び代」。高いポテンシャルがあることもデビュー戦で見せていた。
森保監督は「まだまだパスのクオリティや攻撃的な部分、戦術的にというか、チームになじんでいない部分はあると思いますが、さらに個人のレベルアップという部分でも守備を磨いて、攻撃も上げて、さらに良い選手になってもらえるように、今日の試合経験が繋がっていけば、私自身も指導者として嬉しいです」と期待を口にもしていた。
ダイレクトシュートに加え、J1初ゴールを決めた時のようなドリブルでの持ち上がりからゴールにも迫った佐野。状況を読み、ポジションを取り直すなど、守備だけでなく攻撃でも器用さを見せていた。デビューとは思えない落ち着いたプレーだったが「緊張しなかったわけではないですが、チャレンジしようという前向きな気持ちで入りました」と、ポジティブな気持ちを持って入ったことが良いパフォーマンスに出他とも言える。
指揮官も期待を口にした佐野。普段とは違うアンカーでのポジションでのプレーについては「いつもと違うのはありますが、周りの選手たちが凄くサポートしてくれたり、声かけをしてくれたのでやりやすかったですし、自分も上手くゲームに入れたと思います」と語り、まだまだ慣れていないながらもやりやすさは感じたという。
ポジション取りも間違えず、ビルドアップの出口となり、インサイドハーフの田中碧(デュッセルドルフ)とはポジションを入れ替えて流動的に動く部分もあった。守田英正(スポルティングCP)がアンカーに入ってからはインサイドハーフでプレー。その守田は、チームの5点目となる堂安律(フライブルク)のゴールに繋がる絶妙な浮き球パスを入れて攻撃面でも貢献した。
佐野は先輩・守田のパフォーマンスについて「ああいう勝負のパスを出せるというのは凄く上手いなと思いましたし、ああいうプレーを出さないといけないなって試合中でも思うぐらい凄いなと思いました」と、ピッチ上で見ていても驚いたとコメント。身近でこうした経験を積むことが、さらに佐野のポテンシャルを引き出すことにも繋がるはずだ。
日本にとって将来の課題となりそうなのはキャプテン・遠藤航(リバプール)の後継者問題。守田がその筆頭だが、守田も現在28歳であり、10年後はいないだろう。そうした意味で、佐野に懸かる期待はより一層高まっていくことになる。
デビュー戦で、W杯予選で恐れずに、しっかりと力を発揮した佐野。ミャンマーのレベルはJ1で戦ってきた相手よりも、普段からトレーニングで対峙する鹿島の選手たちよりも低かっただろう。ただ、その中でも持ち味を出せたことは大きなポテンシャルがあることの裏返し。21日のシリア代表戦だけでなく、来年1月のアジアカップでもチャンスが訪れる可能性は高い。
この先どう成長していくのか。W杯予選での戦いでの佐野のさらなる飛躍に期待せざるを得ないデビュー戦となった。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》
緊急の日本代表初招集から即デビューとなった佐野海舟(鹿島アントラーズ)が試合後に口にした言葉。8大会連続8度目のワールドカップ(W杯)出場を目指す日本代表の大事な初戦で、若き才能がデビューを果たした。
今シーズンFC町田ゼルビアから鹿島へと移籍した佐野。そのポテンシャルが見込まれ、プレシーズンではサイドバックでも起用されていたが、シーズンが開幕してからはボランチの一角でプレーした。
鹿島の中盤を支えた。
その才能は高く評価され、「日本代表待望論」も出ていたほど。そんな中、同じポジションが手薄になったこともあり、追加招集を受けていた。
J2でキャリアを積み、J1で試合に出たのは今シーズンから。大きなステップアップを果たしたとも言える佐野は「この1年で自分自身凄く成長できたと思いますし、町田や鹿島でのプレー、周りの方のおかげでここまできているので、感謝の気持ちを忘れずにやっています」と語った。自身を育ててくれ、引き上げてくれたチームや関係者への思いも募った日本代表デビューだった。
前半で3点リードし迎えた後半、ハーフタイムで鎌田大地(ラツィオ)に代わって出場。良いテストができる状況になったとはいえ、森保一監督の決断が早いなと感じた。試合後に鎌田が腰に違和感を覚えていたことが発覚し、「急に言われました」とデビューが決まった背景を佐野が語ってくれた。
その佐野は日本代表デビュー、そしてW杯予選でのデビューということもあり、どのようなプレーを見せるか注目だった。しかし、心配をよそにいきなりらしさを発揮する。
ファーストプレーでは相手ボックス付近で相手に渡ったボールに対し激しくチャージ。インテンシティの高さを見せつけ、ボールを奪い切った。さらにその直後には、左サイドからのこぼれ球をダイレクトボレー。鋭いシュートを飛ばして見せた。このシーンには森保監督も思わず頬が緩んでいた。22歳の若武者が、デビューして数分で見せたアグレッシブさが嬉しかったに違いない。
試合後の記者会見で森保監督は「相手のボールを刈り取る力、そして連続で守備をしてボールを奪う、味方にボールを奪わせる。まずは守備の能力は発揮してくれた。プラスして攻撃の起点として守から攻への起点になれる、普段鹿島で見せてくれているプレーを代表でもしっかりと見せてくれたと思っています」と佐野を評価した。
まだまだ成長の余地はあるが、それはポジティブな意味での「伸び代」。高いポテンシャルがあることもデビュー戦で見せていた。
森保監督は「まだまだパスのクオリティや攻撃的な部分、戦術的にというか、チームになじんでいない部分はあると思いますが、さらに個人のレベルアップという部分でも守備を磨いて、攻撃も上げて、さらに良い選手になってもらえるように、今日の試合経験が繋がっていけば、私自身も指導者として嬉しいです」と期待を口にもしていた。
ダイレクトシュートに加え、J1初ゴールを決めた時のようなドリブルでの持ち上がりからゴールにも迫った佐野。状況を読み、ポジションを取り直すなど、守備だけでなく攻撃でも器用さを見せていた。デビューとは思えない落ち着いたプレーだったが「緊張しなかったわけではないですが、チャレンジしようという前向きな気持ちで入りました」と、ポジティブな気持ちを持って入ったことが良いパフォーマンスに出他とも言える。
指揮官も期待を口にした佐野。普段とは違うアンカーでのポジションでのプレーについては「いつもと違うのはありますが、周りの選手たちが凄くサポートしてくれたり、声かけをしてくれたのでやりやすかったですし、自分も上手くゲームに入れたと思います」と語り、まだまだ慣れていないながらもやりやすさは感じたという。
ポジション取りも間違えず、ビルドアップの出口となり、インサイドハーフの田中碧(デュッセルドルフ)とはポジションを入れ替えて流動的に動く部分もあった。守田英正(スポルティングCP)がアンカーに入ってからはインサイドハーフでプレー。その守田は、チームの5点目となる堂安律(フライブルク)のゴールに繋がる絶妙な浮き球パスを入れて攻撃面でも貢献した。
佐野は先輩・守田のパフォーマンスについて「ああいう勝負のパスを出せるというのは凄く上手いなと思いましたし、ああいうプレーを出さないといけないなって試合中でも思うぐらい凄いなと思いました」と、ピッチ上で見ていても驚いたとコメント。身近でこうした経験を積むことが、さらに佐野のポテンシャルを引き出すことにも繋がるはずだ。
日本にとって将来の課題となりそうなのはキャプテン・遠藤航(リバプール)の後継者問題。守田がその筆頭だが、守田も現在28歳であり、10年後はいないだろう。そうした意味で、佐野に懸かる期待はより一層高まっていくことになる。
デビュー戦で、W杯予選で恐れずに、しっかりと力を発揮した佐野。ミャンマーのレベルはJ1で戦ってきた相手よりも、普段からトレーニングで対峙する鹿島の選手たちよりも低かっただろう。ただ、その中でも持ち味を出せたことは大きなポテンシャルがあることの裏返し。21日のシリア代表戦だけでなく、来年1月のアジアカップでもチャンスが訪れる可能性は高い。
この先どう成長していくのか。W杯予選での戦いでの佐野のさらなる飛躍に期待せざるを得ないデビュー戦となった。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">オナイウ阿道 2022.12.29 20:35 Thu2
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu3
「まさに死闘ってカンジ」歴史に残るバーレーンとの4-3の激闘!2004年大会プレイバックに反響「このゴールで中澤佑二に惚れた」
31日、日本代表はアジアカップ2023のラウンド16でバーレーン代表と対戦する。 過去の対戦成績は日本の8勝2敗となっているが、アジアカップの舞台で最後に対戦したのは2004年の中国大会での準決勝。記憶に残る激闘だった。 MF小野伸二、FW高原直泰ら当時の主力選手が欠場していた当時の日本は、開催国の中国サポーターにブーイングを浴びせられながらも決勝トーナメントに進出すると、準々決勝ではPK戦途中でのサイド変更とGK川口能活の神がかり的なセーブが印象深いヨルダン代表戦に勝利し、準決勝でバーレーンと対戦した。 しかし、バーレーン戦では開始6分に先制ゴールを許すと、40分にはMF遠藤保仁が不可解な判定で一発退場。日本はビハインドの状況で数的不利を負ってしまった。 数的不利の状況でもMF中田浩二とFW玉田圭司のゴールで逆転した日本だったが、その後2失点。2-3と1点ビハインドで試合終盤を迎えた。 それでも日本は最後まで諦めず。DFも攻めあがって同点ゴールを狙うと、90分にDF中澤佑二が値千金の同点ゴール。不屈の精神で同点に追いつくと、延長前半には玉田の独走ゴールが決まり、4-3で激闘を制していた。 なんとか決勝に進出した日本は、決勝で中国代表を撃破。見事に大会連覇を成し遂げていた。 久しぶりの対戦を前に『DAZN』は当時の試合映像をプレイバック。SNS上のファンも「このゴールで中澤佑二に惚れた」、「バーレーン戦といえばこの試合よな」、「痺れたね、玉田」、「まさに「死闘」ってカンジだった!」、「2004の大会は激熱だった」と当時を思い返している。 ベスト8を懸けた一戦は、31日の20時30分にキックオフ。『DAZN』で視聴が可能だ。 <span class="paragraph-title">【動画】当時の記憶が蘇る!2004年大会でのバーレーンとの激闘ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>「バーレーンvs日本」<br>過去対戦をプレイバック<br>\<br><br>アジアカップ2004年大会で起きた<br>奇跡の大逆転劇<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/AFC%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AFCアジアカップ</a> ラウンド16<br>バーレーン×日本<br>1/31(水)20:30(19:45配信開始)<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 独占配信<br>出演:水沼貴史/小野伸二/佐藤寿人/下田恒幸/桑原学 <a href="https://t.co/x7Sals8iKu">pic.twitter.com/x7Sals8iKu</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1752609401201189348?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.31 18:45 Wed4
「パリで再会できることを楽しみにしている」マリ代表指揮官が日本にエール、試合については「平常心でプレーを続けた」
U-23マリ代表のバダラ・アル・ディアロ監督が、U-23日本代表戦を振り返った。 22日、サンガスタジアム by KYOCERAで日本と対戦したマリ。アフリカ予選を突破し、パリ・オリンピックの出場権を獲得している中、強化試合となった。 寒空の中行われた試合。開始2分に日本が先制するも、マリは前半のうちにママドゥ・サンギャレのゴールで追いつく。 さらに後半に入ると主導権を握り、53分にママドゥ・トゥンカラのゴールで逆転。日本に盛り返されるが、90分にはブバカル・トラオレがダメ押しゴールを決めて、1-3で勝利を収めた。 ディアロ監督は試合後の記者会見で、「今日は非常に良い試合だった」とコメント。「日本も立ち上がりが非常に良く、先制されたが、アジアのチームはクオリティが高く、非常に精力的に動きスピードのあるチームだった」と、日本を称えた。 また「我々は同点のチャンスがあったが、ポストに当たってしまった。徐々に我々が反撃することになり同点に追いつき、後半は試合の主導権を握り、最終的には3-1で勝利できた」と振り返り、「今回我々は新しい選手を試したりして、オリンピック前の準備としては非常に良かった。日本は後半の途中以降力を取り戻し、チャンスがあり、我々が失点する可能性もあったが、最後は倒すことができて非常に良かった」と、勝利を収めたことを喜んだ。 オリンピック出場を決めている中、この先の準備については「なかなかマリ国内で強化して行くことは難しく、国外の選手をチェックして、国外の選手をテストしながら準備をしてきている。これまでと同様に、国外でキャンプをして、チームを作って行くことにしている」とコメント。遠征を続けて行くとした。 また「まとまった時間がもうないため、3日、4日のトレーニングをするなどして行くことになる。簡単ではないが、国内ではなかなかできない」と、マリ国内での活動はかなり限られることに。どこまで精度を上げられるかが課題となりそうだ。 試合については先制をすぐにされたが、やり方は変えなかったというディアロ監督。「日本は立ち上がりから、開始15分ぐらいまではかなり積極的にプレスをかけてくるのを感じた。選手にはそういうことがあってもいつも通り、自分たちのプレーをすることを言っていた。我々のプランは変わらず、失点はしたが、平常心でプレーを続けて行くことにした」とコメント。慌てることなく、しっかりと対応できたという。 気温は7.5℃、体感温度はより寒かった中での試合。選手たちはベンチコートなどなく戦っていた。ディアロ監督は事情を語り、多くを恵まれてはいない環境を明かした。 「我々の協会は、正直なところ金銭的に恵まれてはいない。アフリカ・ネーションズカップやオリンピックなら違ったと思うが、親善試合ではなかなか色々なものを準備するというのはなかなか難しい状況だ。やれる環境、やれるものでしっかりと対応していく」 「また、A代表が現在モロッコで試合をしており、それもあって難しい状況だ。あとは今ラマダンの期間であり、昼間に物を食べていない選手も多い。日が暮れて試合前に食べている選手もいた」 そんな中でもアフリカ予選を勝ち上がりパリ五輪で戦うマリ。日本に感謝しつつ、「パリでの再会を」とエールを送ってくれた。 「日本サッカー協会の方々にも感謝したい。非常に良くしてくれた。日本のファンも温かく迎えてくれて感謝したいと思う」 「最後に。日本がアジア予選を突破して、パリで再会できることを楽しみにしている。日本の健闘を祈る。非常に良いチームだった」 <span class="paragraph-title">【写真】マリの選手たちから日本へメッセージ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">試合後のU-23マリ代表のロッカールームにメッセージが残されていました。<br><br>パリオリンピックの舞台でまた再戦できるように、出場権獲得に向けて頑張ります!<br><br>THANKS<a href="https://twitter.com/jfa_samuraiblue/status/1771174107394306218?ref_src=twsrc%5Etfw">March 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.23 13:10 Sat5
