スコットランド主将ロバートソン、スペイン戦金星で予選連勝も「調子に乗らないのが大切」

2023.03.29 15:55 Wed
Getty Images
スコットランド代表主将のDFアンドリュー・ロバートソンがチームの引き締めを図った。

28日のユーロ2024予選でスペイン代表をホームに迎え撃ったスコットランド。スコット・マクトミネイの2試合連続となる2ゴールの大活躍で2点を先行すると、守りも無失点で切り抜け、先のキプロス代表戦に続く白星を掴みとった。

スコットランドにとって、スペイン相手に1984年以来の金星に先制アシストで貢献したリバプールの左サイドバックは『Viaplay』で予選連勝を喜びつつ、まだまだ始まったばかりの本大会行きをかけた戦いに緊張感を保った。
「僕らには信念があった。今の監督が来たとき、なかったものだ。選手とファンの間にも溝があった。満員の観客がいるなかでのプレーは大きな違いになるけど、それをパフォーマンスで裏付けていかないといけない」

「調子に乗らないのが大切。勝ち点6という素晴らしいスタートを切ったけど、残念ながら、それでは本大会の出場権は得られない。6月にはまた2つの大きな試合がある。そこで必要なポイントを掴めたら、素晴らしいポジションに立てる」

アンドリュー・ロバートソンの関連記事

リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドに対してリバプールファンからブーイングが起こったことを受けてスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンがコメントした。 5日に契約満了をもって20年を過ごしたリバプールを離れることが発表されたアレクサンダー=アーノルド。その発表を受けて行わ 2025.05.12 10:30 Mon
リバプールのアルネ・スロット監督が13日に行われ、2-1で競り勝ったプレミアリーグ第32節ウェストハム戦を振り返った。 前節フルアムに敗れた首位リバプールは18分にFWモハメド・サラーのアシストからFWルイス・ディアスが先制ゴールをマーク。後半はなかなか追加点が奪えなかった中、終盤の86分にDFヴィルヒル・ファン 2025.04.14 09:30 Mon
スコットランドサッカー協会(SFA)は11日、UEFAネーションズリーグ2024-25に臨むスコットランド代表メンバー23名を発表した。 スコットランドはリーグA・グループ1で3位となり昇格・降格プレーオフに臨むことに。降格を避けるべく、リーグB・グループ2で2位となったギリシャ代表とホーム(3/23)&アウェイ 2025.03.11 23:05 Tue
リバプールのギリシャ代表DFコンスタンティノス・ツィミカスが復帰に近づいているようだ。クラブ公式サイトが伝えている。 今シーズン、アルネ・スロット監督の下で絶好のスタートを切ったリバプール。プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ(CL)のいずれも首位に立つなど望外の成績を収めているが、プレミアリーグの方は直近2試合 2024.12.18 18:40 Wed
リバプールのアルネ・スロット監督が14日に行われたプレミアリーグ第16節、2-2で引き分けたフルアム戦を振り返った。 首位に立つリバプールはこの試合、11分に先制を許すと、16分にDFアンドリュー・ロバートソンがハリー・ウィルソンと入れ替わりそうになったところで倒し、一発退場に。1点ビハインド、数的不利の中、後半 2024.12.15 10:00 Sun

スコットランド代表の関連記事

UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のプレーオフで敗れ、リーグBに降格したスコットランド代表の面々が、厳しい戦いを反省した。イギリス『BBC』が伝えた。 リーグAとリーグBの昇格・降格プレーオフに臨んでいたスコットランド。ギリシャとの1stレグは1-0で勝利を収めてリードを奪っていた。 そんな 2025.03.24 16:30 Mon
UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA/B昇降格プレーオフ2ndレグの4試合が23日に欧州各地で行われた。 リーグA各グループ3位チームとリーグB各グループ2位チームによる入れ替え戦。 3日前に行われた敵地での1stレグでウクライナ代表に先勝を許したベルギー代表は、その試合からスタメンを7人変更。F 2025.03.24 07:00 Mon
UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA/B昇降格プレーオフ1stレグの4試合が20日に欧州各地で行われた。 リーグA各グループ3位チームとリーグB各グループ2位チームによる入れ替え戦。 リーグA・グループ2を3位で終えたベルギー代表は、中立地のスペインでリーグB・グループ1を2位で終えたウクライナ代 2025.03.21 07:10 Fri
スコットランドサッカー協会(SFA)は11日、UEFAネーションズリーグ2024-25に臨むスコットランド代表メンバー23名を発表した。 スコットランドはリーグA・グループ1で3位となり昇格・降格プレーオフに臨むことに。降格を避けるべく、リーグB・グループ2で2位となったギリシャ代表とホーム(3/23)&アウェイ 2025.03.11 23:05 Tue
1月18日、19日の両日、熊本で開催された第14回フットボールカンファレンスにズームで参加した。このカンファレンスは基本的に指導者向けで有料のため、オブザーバーはSNSでの発信を禁じられている。このため「指導者育成システム」の講義内容を紹介することはできない。 そのカンファレンスの冒頭、司会を務めた影山雅永JFA 2025.01.20 13:00 Mon

ユーロの関連記事

欧州サッカー連盟(UEFA)は、プレミアリーグの元審判員であるデイビッド・クート氏への処分を発表した。イギリス『BBC』が伝えた。 クート氏は、当時リバプールを指揮していたユルゲン・クロップ氏に対する侮辱的発言により調査を受け、2024年12月にプロ審判協会(PGMOL)から解雇されていた。 さらに、時を同 2025.02.28 22:20 Fri
元イングランド代表監督のガレス・サウスゲイト氏(54)が2025年の大英帝国叙勲で最高位であるナイト(サー)の称号を授与することになった。イギリス『BBC』が報じている。 サウスゲイト氏は2016年にイングランド代表監督に就任。在任8年で102試合を指揮し、61勝24分け17敗の戦績を残した。ワールドカップでは2 2024.12.31 08:30 Tue
元ロシア代表DFのアレクセイ・ブガエフ氏(43)が29日、戦死した。ロシア『RIA』がブガエフ氏の父親による証言を元に報じた。 ブガエフ氏はロシア兵としてウクライナへの軍事侵攻に関わっていたところ亡くなったようだ。 ブガエフ氏はロシア代表として7試合の出場歴があり、ユーロ2004に出場。クラブレベルではトル 2024.12.30 13:00 Mon
バイエルンのドイツ代表MFアレクサンダル・パブロビッチが、紆余曲折あった2024年を振り返った。 ミュンヘン生まれで9歳の頃からバイエルンでプレーする20歳のゲームメーカー。2023年10月にファーストチームデビューを飾ると、そのままレギュラー格となり、2024年6月にはドイツ代表でもデビューした。 さらに 2024.12.25 23:38 Wed
クロアチアサッカー連盟(HNS)は28日、クロアチア代表のレジェンドでもありGKとして活躍したトンチ・ガブリッチ氏の急逝を発表した。63歳だった。 旧ユーゴスラビアの1つでもあるクロアチアは、1990年にクロアチア代表として活動をスタート。イタリア・ワールドカップ(W杯)直後に発足し、1990年10月17日にアメ 2024.10.30 10:55 Wed

記事をさがす

アンドリュー・ロバートソンの人気記事ランキング

1

リバプール退団のアレクサンダー=アーノルドに一部ファンからブーイング、盟友ロバートンは「気分が悪い」と両断

リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドに対してリバプールファンからブーイングが起こったことを受けてスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンがコメントした。 5日に契約満了をもって20年を過ごしたリバプールを離れることが発表されたアレクサンダー=アーノルド。その発表を受けて行われた11日のプレミアリーグ第36節アーセナル戦ではベンチスタートとなった中、66分から出場したが、リバプールの一部ファンからはブーイングが浴びせられた。 このブーイングに対し、8年間苦楽を共にした盟友ロバートソンは「気分が悪い」と一部サポーターの反応を両断した。 「もちろん、他人にどう感じるべきかを指図することはできない。でもこれが僕の気持ちだ。最高の友人の一人が去るのはとても残念だ。素晴らしい選手で素晴らしい男だった。僕らは共に全てを成し遂げてきた。彼の存在が僕をより良い選手へと成長させてくれたんだ。今まで知らなかったレベルへと導いてくれたよ。彼の功績は永遠に語り継がれるだろう。このクラブのために本当に多くのことを成し遂げたのだからね。トレントにとって簡単な決断ではなかったと思うけど、彼が決めたことだ」 今季、リバプールに2度目のプレミアリーグ優勝をもたらしたアレクサンダー=アーノルドの新天地はレアル・マドリーになることが確実となっている。 2025.05.12 10:30 Mon
2

リバプール、ポルトガルで躍動する元ユナイテッドSBに強い関心

リバプールがベンフィカのU-21スペイン代表DFアルバロ・カレーラス(21)に関心を示しているようだ。スペイン『アス』が伝えている。 リバプールではスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソン(30)、ギリシャ代表DFコンスタンティノス・ツィミカス(28)と経験豊富な2選手が左サイドバックのポジションを支えている。 ただ、両者ともに細かい離脱も少なくなく、今後の世代交代を含めて20代前半や10代後半の逸材の獲得を検討し始めている。 そんななか、クラブはここ数年良好な関係を築くベンフィカの逸材への関心を強めているという。 レアル・マドリーのカンテラ出身の左サイドバックは2020年夏にマンチェスター・ユナイテッドのアカデミーに移り、プレストン・ノースエンド、グラナダへの武者修行を経験。その後、今年1月にベンフィカへローン先を変更し、今夏に600万ユーロ(約9億8000万円)の移籍金で完全移籍に移行した。 その新天地では公式戦16試合1ゴール1アシストの数字を残していた。今シーズンは開幕からレギュラーに定着し、公式戦9試合に出場。先日のアトレティコ・マドリー戦では好守に圧巻のパフォーマンスを示していた。 186cmの恵まれた体躯に加え、アスリート能力に優れる攻撃的サイドバックは、豊富な運動量と推進力が最大の売りだが、アトレティコ戦では守備面の成長も窺わせた。さらに、イングランドでのプレー経験がリバプールに好印象を与えているようだ。 なお、ユナイテッドが買い戻し条項も有するU-21スペイン代表DFに関しては古巣マドリー、バルセロナというスペインの2強も関心を示しているという。 2024.10.14 06:30 Mon
3

サラーとマネの不仲を否定するロバートソン「ピッチの外で強い関係を築いている」

リバプールのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが、チームメイトであるエジプト代表FWモハメド・サラーとセネガル代表FWサディオ・マネの不仲を否定している。イギリス『リバプール・エコー』が伝えた。 今季はDFヴィルヒル・ファン・ダイクをはじめ、負傷者が続出しているリバプール。しかし、残った選手たちの奮闘もあり、現在プレミアリーグでは首位と勝ち点で並ぶ2位をキープしていることに加え、チャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージ首位通過を決めるなど、好調を維持している。 そんなチーム状態であるにもかかわらず、噂されているのがサラーとマネの不仲だ。この2人は昨季、利己的なプレーを見せたサラーに対してマネが苛立ちを露わにする場面が見られたこともあり、関係性の悪化がささやかれている。 しかし、ロバートソンは『リバプール・エコー』のインタビューに対して、こうした憶測をきっぱりと否定した。 「前線の選手たちはピッチの外で強い関係を築いているし、ピッチ上でも連携プレー含めすべてが常に良い状態だよ」 「とはいえ、前線の選手たちは利己的なプレーによってお金をもらっている。ファイナルサードでは、リスクを冒すことも必要だからね。彼らがゴール前にいるとき、僕らはシュートを打ち得点してくれることを期待しているんだ」 「ボビー(ロベルト・フィルミノ)が、サディオが、モー(サラー)が、あそこでパスを出していれば…と言われることは何回もあった。でも、彼らは一瞬の判断やゴールを決めるためにお金をもらっているんだ」 「3人(フィルミノ、サラー、マネ)とジオゴ(・ジョタ)は信じられないような選手さ。彼らは皆、最高レベルのこのクラブに来てからも、自分たちのレベルを証明してきた」 また、ロバートソンはインタビューのなかで、サラーら前線の選手とプレーできる喜びを語ると共に、選手たち全員が強い絆を持っているからこそ、今の成功をつかめたと強調している。 「リバプールファンにとって嬉しいのは、彼らがまだ向上中で年々良くなっている点だね。まだまだ、これからできることがあるんだ」 「彼らと一緒にプレーするのは素晴らしいことだし、僕がボールを持って前を見た時は、選択肢が尽きないんだ。一緒にプレーするのは楽しいよ」 「彼らの関係はこのチームのすべての関係と同じように、本当に強いものだ。それが、ここ数年僕たちが成功してきた理由だよ。この関係性がなければ、何もできなかったさ」 2020.12.03 16:53 Thu
4

アシスト量産のリバプール両SBをOBも絶賛「SBになるため生まれてきた選手だ」

かつてリバプールでプレーした経歴を持つファビオ・アウレリオ氏が、古巣で活躍する2人のサイドバックを称えた。クラブ公式サイトが伝えている。 リバプールにとって欠かせない戦力であるDFトレント・アレクサンダー=アーノルドとDFアンドリュー・ロバートソンは、今季も安定したパフォーマンスを発揮。アレクサンダー=アーノルドは公式戦35試合に出場して2ゴール17アシスト、ロバートソンは公式戦34試合出場で1ゴール13アシストを記録しており、主力としてチームを支えている。 すでに2桁アシストをマークしている両サイドバックについて、現役時代に高いキック精度を持つ左サイドバックとして知られたファビオ・アウレリオ氏も称賛。特に同ポジションのロバートソンについては、世界最高の左サイドバックだと手放しに称えている。 「私はキャリアの中で素晴らしい左サイドバックを何人も見てきた。守備が非常に強い選手もいれば、攻撃的な選手もいたね。しかし、サイドバックの役割全体を考えたとき、ロバートソンは守備も攻撃も完璧であり、ゴールを決め、スピードもスタミナも備え、アグレッシブだ。だから彼はサイドバックリストのトップだろう。それ以外のことは言えないよ。そしてそれは、彼の数字が物語っている」 「彼ら2人はこのポジションに求められるすべてをこなしている。ロバートソンだけでなく、トレントについても同じことが言えるよ。どちらも非常に完成されたサイドバックだ。2人とも試合中はピッチを上下して、試合によく絡んでいる。2人とも、サイドバックになるため生まれてきたと言えるね」 また、ブラジル人のファビオ・アウレリオ氏は、同じ南米出身で今冬チームへ加入したコロンビア代表FWルイス・ディアスにも言及。すでに主軸として定着している同選手のクオリティを評価している。 「私は彼をポルトで何試合か見ていたから、加入が決まったときはチームにぴったり合うだろうと思っていた。スピードがあり、1対1にも強い。彼のプレーを見ていてよくわかるのは、性格やプレーに対する意欲だ。このすべてが、彼の素早い適応を助けてくれたのだろう」 2022.03.24 15:48 Thu
5

TAAが長期休暇中も流石のキック精度を披露! ロバートソンも負けじとアピール

リバプールの躍進を支える両翼が、長期休暇中も錆びない切れ味を披露している。 新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で中断している各国リーグ。プレミアリーグでは一旦4月30日までの延期が決まった。 自主隔離の為、選手たちは思うようなトレーニングが出来ないでいる中、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドは錆びつかない右足のキック精度を披露した。 自宅の庭で撮影された動画で、同選手は数十メートル離れた、直径がボール3つから4つ分の穴に見事にゴールイン。チームでもFKやCKのキッカーを任されており、右足から繰り出される高精度のクロスはいくつものゴールを生んできた。<div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr"><a href="https://t.co/nlnK4CzfaF">pic.twitter.com/nlnK4CzfaF</a></p>&mdash; Trent Alexander-Arnold (@trentaa98) <a href="https://twitter.com/trentaa98/status/1242806700161355778?ref_src=twsrc%5Etfw">March 25, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> そして、最後はカメラに目を向けることなく家の中へ。どこまでもクールである。 一方、この映像に感化された人物が一人。アーノルドとともにリバプールを支え、世界最高の左サイドバックの1人として認められているスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンも負けじとアピールした。 こちらはやや距離は近いものの、ゴールの左右上隅に吊るされた小さな的に見事にヒットさせている。この動画が投稿されたツイッターでは「ほら、ここにも新たなフリーキッカーがいるぞ」と、リーグ戦再開後のキッカーとして名乗りを上げている。<div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">There’s a new freekick taker when we get back <a href="https://twitter.com/trentaa98?ref_src=twsrc%5Etfw">@trentaa98</a><a href="https://t.co/TyZiO3j9OG">pic.twitter.com/TyZiO3j9OG</a></p>&mdash; Andy Robertson (@andrewrobertso5) <a href="https://twitter.com/andrewrobertso5/status/1242899472327327746?ref_src=twsrc%5Etfw">March 25, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> この2人の活躍もあり、プレミアリーグでは2位のマンチェスター・シティに大差をつけて首位を独走しているリバプール。果たしてリーグが再開し、悲願のプレミア初制覇を成し遂げることはできるのだろうか。 2020.03.26 16:15 Thu

スコットランド代表の人気記事ランキング

1

3戦未勝利でユーロ敗退のスコットランド、大きな野望叶わずとショックの指揮官「理解するのに時間が必要」

スコットランド代表のスティーブ・クラーク監督がユーロ2024敗退の思いを語った。『UEFA.com』が伝えた。 グループA初戦では開催国ドイツ代表相手に1-5の大敗を喫し、第2節のスイス代表戦は1-1の引き分けで終えていたスコットランド。今大会初勝利と共に、スコットランド史上初の決勝トーナメント進出が懸かった23日の最終節では、ハンガリー代表と対戦した。 スコットランドはボールを保持しながら決定機に至れない時間が続き、ハンガリーのFWバルナバス・ヴァルガが重傷を負うアクシデントもありながら、ゴールレスのまま終盤へ。すると後半アディショナルタイム、相手のロングカウンターから痛恨の失点を喫し、土壇場で0-1の敗戦となった。 1分け2敗のグループ4位で大会を去ることとなったクラーク監督は、敗れたショックを隠しきれず。試合内容を反省すると同時に、運もなかったと嘆いた。 「我々はグループリーグを突破する最初の(スコットランドの)チームになるという大きな野望を抱いていたが、そうはならなかった。オープンでタフな試合だった。常に先制点を狙う試合だった」 「彼らのゴールはあまり関係ない。というのも、我々は試合に勝つために多くのリスクを負っていたからだ。次のステージに進むには、勝ち点2だけでは足りないと感じていた。歴史的に見ても十分ではない。後手に回ってしまい、1-0で敗れた」 「1点を競う試合だった。前半はそうだった。我々は十分にボールを保持し、支配していた。しかし、チャンスを満足に作れなかった。スペースができた終盤にはチャンスを作ったが、ゴールネットを揺らすだけの落ち着きがなかった」 「このような敗北の後は、全てを消化し、なぜ試合があのような展開になったのかを理解するのに時間が必要なこともある」 「あのようなオープンな展開となれば、カウンターを食らうのは常だ。それでも我々はいくつかのチャンスを作った。勝利を掴むプレッシャーにさらされた結果、チャンスを逃してしまい、ボールはなかなか我々の方に転がってこなかった。サッカーの神様に味方してもらう必要があるが、今夜はそうならなかった」 また、クラーク監督は今後についてもコメント。気持ちを整理してから、9月に始まるUEFAネーションズリーグへと向かう。 「残酷な試合だ。私は長い間この世界にいるし、残酷なスポーツだと理解している。苦しまなければならないし、タータン・アーミー(スコットランドサポーター)や、スコットランドの故郷の人々と共に苦しまなければならない。皆で同じように苦しみ、その後、傷を癒し、リフレッシュし、またやり直さなければならない」 <span class="paragraph-title">【動画】後半ATに被弾…スコットランドvsハンガリー ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="uE1eaIuGZCM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.24 14:45 Mon
2

B・フェルナンデスが逆転劇呼び込む30歳バースデー弾 「ゴールと勝利で祝えて良かった」

ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスがバースデーゴールで勝利に貢献した。 ポルトガルは8日のUEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA・グループ1第2節でスコットランド代表と対戦。開始7分にスコット・マクトミネイのゴールで先制を許したが、後半にB・フェルナンデス、クリスティアーノ・ロナウドの得点で逆転し、2-1で勝利した。 54分にバイタルエリア中央で左サイドからの折り返しを左足ダイレクトで蹴り込み、同点ゴールのB・フェルナンデスは当日8日が30歳のバースデー。自ら祝う一発が逆転劇を呼び込む結果となり、『UEFA.com』で素直に喜んだ。 「特別な日だった。フットボールのピッチで、ポルトガルのためにプレーするのは僕が最も好きことだし、さらに良かったよ。これはキャリアのハイライトになるし、いつも言うように、ゴールと勝利で祝えて良かった。これからはより苦しまずに試合を終えられると良いね」 また、試合全体も振り返り、「相手が早い時間帯にゴールを決めてから、僕らもすぐに追いつこうとした」とし、後半の試合運びに満足感を示した。 「ゴールを決めたいという欲があるにもかかわらず、前半に得点できなかったことで、少しフラストレーションが溜まったよ。後半はより落ち着いてプレーし、ボールをコントロールしながら忍耐強くいけたね。そのおかげで最初のゴールを決められ、それからも同じく忍耐力をもってして、2点目をとれた」 <span class="paragraph-title">【動画】ブルーノ・フェルナンデスがバースデーゴール! 左足ダイレクトのミドルをねじ込む</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="bxA5YnSf76Q";var video_start = 73;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.09 11:10 Mon
3

フレッチャーの16歳息子2人、世代別代表でスコットランドとイングランドを行ったり来たり…協会どうしが火花

マンチェスター・ユナイテッドOBの元スコットランド代表MFダレン・フレッチャー氏。その息子2人を巡って水面下で火花が散らされているようだ。 サー・アレックス・ファーガソン監督時代のユナイテッドに欠かせぬ汗かき役だったフレッチャー氏。クラブ通算342試合出場でプレミアリーグ優勝5回、チャンピオンズリーグ(CL)優勝1回、クラブ・ワールドカップ(W杯)優勝1回など数多のタイトルを獲得したレジェンドだ。 スコットランド代表としては通算80キャップを誇る同氏も現役引退から約4年。39歳となった現在は古巣ユナイテッドのテクニカル・ディレクターとして活躍中だ。そして、ジャック・フレッチャー(16)とタイラー・フレッチャー(16)という双子の息子の父親でもある。 ジャックとタイラーは2人とも幼い頃からユナイテッドの宿敵であるマンチェスター・シティの下部組織で成長も、今年8月、2人揃って父が愛し愛されたユナイテッドの門を叩くことに。U-18チームで己に磨きをかけている最中だ。 そんななか、ジャックはU-15イングランド代表として昨年4~5月にかけて3試合に出場し、9月に入ってU-16スコットランド代表入り。しかし、今年に入ってからU-16イングランド代表へと鞍替えし、継続的に招集されるなかで7試合に出場している。 また、タイラーは昨年からU-16スコットランド代表とU-16イングランド代表を行ったり来たり。活動ごとにユニフォームを入れ替えている状況で、今年2月にスコットランドの一員としてイングランド戦に出場も、4月にはイングランドの一員としてU-16日本代表戦に出場した。 マンチェスター生まれの2人はまだ16歳と若く、将来どちらのA代表としてプレーするかを焦って決める必要はない。ただ、イギリス『ミラー』によると、ここ最近のタイラーは再びスコットランドに気持ちが傾いているとのこと。心をイングランドで固めつつあると考えられるジャックと異なり、タイラーはまだ揺れ動く部分が大きいようだ。 その裏では、スコットランドサッカー協会(SFA)とフットボール・アソシエーション(FA/イングランドサッカー協会)がフレッチャー兄弟を巡って火花。A代表入りの可能性が膨らむ数年後を見据え、特大のポテンシャルを奪われないよう、水面下で攻防を続けているとのことだ。 スコットランド代表の元キャプテンを父に持つフレッチャー兄弟。ユナイテッドが宿敵シティからフレッチャー2世の2人を“取り戻す”ために支払った額は125万ポンド(約2億3000万円)で、最後は父自ら息子2人を懸命に説得したと言われている。 2人とも現役時代の父と同じくセントラルハーフ。今はまだプロデビュー前の16歳だが、フレッチャー兄弟を巡る注目度はこれからどんどん高まり、スコットランドとイングランドの綱引きも激化していくことだろう。 2023.10.25 17:09 Wed
4

ルカクの2ゴールなどで3発完勝のベルギーがリーグAに逆転残留!トルコはハンガリーに連勝でリーグAに昇格【UNL昇降格プレーオフ】

UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA/B昇降格プレーオフ2ndレグの4試合が23日に欧州各地で行われた。 リーグA各グループ3位チームとリーグB各グループ2位チームによる入れ替え戦。 3日前に行われた敵地での1stレグでウクライナ代表に先勝を許したベルギー代表は、その試合からスタメンを7人変更。FWデ・ケテラエルやMFティーレマンス、DFデ・カイパー、GKクルトワらに代えてFWドクやMFヴァナケン、DFカスターニュ、GKセルスらをスタメンで起用した。 立ち上がりから攻勢に出るベルギーは8分、デ・ブライネのパスからゴール前に抜け出したムニエが決定機を迎えたが、シュートはGKルニンの好セーブに防がれた。 その後も75%と高いボール支配率を記録するベルギーは23分、ボックス左横でボールを受けたデ・ブライネがボックス左手前に切り込み右足を振り抜いたが、このシュートはわずかにゴール右上に外れる。 さらに30分には、左サイドをドリブルで持ち上がったドクの折り返しを中央のヴァナケンが右足で合わせたが、これはゴール前のルカクに当たり、ゴール右に外れた。 ゴールレスで迎えた後半も前半同様にベルギーが主導権を握る。すると63分、デ・ブライネの左CKをニアでヴァナトがクリアを試みるも、これがフリックする形となるとゴール前に抜け出したルカクに決定機が訪れたが、ヘディングシュートはミートせず、ゴール右に外れた。 1点が遠いベルギーだったが、70分にスコアを動かす。右クロスのこぼれ球をデ・カイパーが頭で繋ぐと、ボックス左のドクのラストパスをボックス中央で再び受けたデ・カイパーがゴール右隅にシュートを流し込んだ。 待望の先制点を奪ったベルギーは76分にも、デ・ブライネの左クロスをボックス中央のルカクが体を倒しながら左足ボレーで合わせると、これがゴール左に突き刺さった。 2戦合計スコアをタイに戻したベルギーは、直後の77分にピンチ。マイカリチェンコの左クロスをドフビクが頭で合わせると、ゴール前でバウンドしたボールはGKセルスにうまくはじき出された。 ピンチを凌いだベルギーは86分、中盤でのボール奪取からカウンターを狙うと、ヴァナケンのロングスルーパスに反応したルカクがボックス右からダイレクトシュートをゴール左隅に流し込んだ。 結局、これが決勝点となり、3-0でベルギーが勝利。2戦合計スコア4-3で勝利したベルギーが、リーグA残留を決めている。 また、ホームでの1stレグで3-1と先勝したトルコ代表は、アウェイでハンガリー代表と対戦し3-0で完勝。2戦合計スコア6-1でリーグA昇格を決めた。 試合が動いたのは37分、トルコはアクトゥルコールのパスをに反応したユクセクがボックス内でDF5に倒されPKを獲得。これをチャルハノールがゴール右下に沈めた。 先制したトルコは直後の39分にも、自陣でのボール奪取からロングカウンターを仕掛けると、ボックス右でボールを受けたアイドゥンの折り返しをギュレルが左足でゴール左隅に流し込んだ。 2戦合計スコアを5-1とし、ほぼ試合を決定づけたトルコは、試合終了間際の90分にもセットプレーからバルダクチがゴールネットを揺らし、3-0で完勝。2連勝でリーグA昇格を決めた。 その他、アウェイででの1stレグを1-0で先勝したスコットランド代表は、ホームでギリシャ代表と対戦し0-3で敗戦。この結果、2戦合計スコア3-1で逆転したギリシャがリーグA昇格を果たした。 また、オーストリア代表との1stレグを1-1で終えたセルビア代表は、ホームで行われた2ndレグを2-0で勝利。2戦合計スコア3-1でリーグA残留を決めている。 ◆UNL2024-25 リーグA/B昇降格プレーオフ2ndレグ ▽3/23(日) ベルギー 3-0(AGG:4-3) ウクライナ 【ベルギー】 マキシム・デ・カイパー(後25) ロメル・ルカク(後30) ロメル・ルカク(後41) ハンガリー 0-3(AGG:1-6) トルコ 【トルコ】 ハカン・チャルハノール(前37[PK]) アルダ・ギュレル(前39) アブドゥルケリム・バルダクチ(後45) セルビア 2-0(AGG:3-1) オーストリア 【セルビア】 ネマニャ・マクシモビッチ(後11) ドゥシャン・ヴラホビッチ(後45) スコットランド 0-3(AGG:1-3) ギリシャ 【ギリシャ】 ヨアニス・コンスタンテリアス(前20) コンスタンティノス・カレツァス(前42) フリストス・ツォリス(後1) 2025.03.24 07:00 Mon
5

イングランド代表指揮官がスコットランド代表初招集の20歳MFに注目… ハーランド&ファーガソンに目をつけていた過去も「起用できればと思っていた」

ガレス・サウスゲート監督が二重国籍を持つ選手のイングランド代表入りの可能性について語った。イギリス『ミラー』が伝えている。 2016年9月からサウスゲート監督のもとで戦っているイングランド代表。2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)はベスト8に終わったものの、2018年のロシア・ワールドカップではベスト4入り、ユーロ2020では準優勝を果たし、現在はユーロ2024本大会出場に向け予選を戦っている。 イングランド代表のスカッドには、プレミアリーグで活躍する選手たちを中心に数々のスターが名を連ねているが、サウスゲート監督は当然さらなる上積みを希望。今回の代表ウィークでスコットランド代表に初招集されながら、ケガにより途中離脱したイングランド生まれの20歳MFエリオット・アンダーソン(ニューカッスル)のイングランド代表入りを望んでいるようだ。 「我々はアンダーソンが好きだ。彼は本当によくやっている選手だと思う。彼が週の初めに代表に招集されたのは間違いないが、今どのような状況にあるのかはわからない。彼が離脱したのを見たよ」 「様子を見よう。我々の方でもピックアップすることになる。彼は間違いなく我々の好きな選手だ」 また、サウスゲート監督はブライトン&ホーヴ・アルビオンでプレーしている18歳のアイルランド代表FWエバン・ファーガソンのイングランド代表入りを望んでいたことも明かした。 「ファーガソンは(アイルランドの)シニアレベルであまりに多くの試合に出場している。たしか8キャップを記録しているはずだ。彼が(イングランド代表に入ることが)絶対にできないかどうか正確にはわからないが、彼は自分がアイルランドで生まれたということをはっきりと自覚していると思う」 「彼はとても良い選手だと思う。我々は彼をリスペクトしなければならないし、彼が異なることを望んでいるとは少しも思わない」 マンチェスター・シティでプレーする、リーズ生まれのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドにも言及。ファーガソンと同様に以前は目をつけていたようだ。 「同時に我々はハーランドにも注目し、彼も起用することができればと思っていた。でも、我々にもかなり良い9番がいるし、彼にはとても満足しているよ」 2023.09.11 14:41 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly