なでしこ育成年代の指揮官が決定!U-19日本女子代表監督に狩野倫久氏、U-16には白井貞義氏 ともに年代別W杯目指す

2023.01.19 20:38 Thu
昨年のU-17女子W杯インド2022でU-17日本女子代表の指揮を執った狩野倫久氏
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昨年のU-17女子W杯インド2022でU-17日本女子代表の指揮を執った狩野倫久氏
日本サッカー協会(JFA)は19日、U-19日本女子代表監督に狩野倫久(46)氏、U-16日本女子代表監督に白井貞義(42)氏が就任することを発表した。

大阪府出身の狩野氏は、現役時代はブラジルのパウメイラスなどでプレー。引退した佐川急便大阪SCで、コーチとして指導者キャリアをスタートさせた。

以降は女子のJFAナショナルトレセンや育成年代におけるコーチや監督を歴任し、昨年はU-17日本女子を率いてU-17女子ワールドカップ(W杯)へ参戦。ベスト8という成績を残した。
U-19日本女子は、2024年に開催予定のU-20女子W杯を目指して始動。3月6日から9日にトレーニングキャンプを実施予定で、5月中旬にはフランスで開催されるSUD Ladies Cupに参加を予定している。

白井氏は山形県出身で、現役時代はモンテディオ山形などでプレー。地元の育成年代クラブや山形県トレセンのコーチで指導者としての経験を積み、ザスパ草津U-15(現:ザスパクサツ群馬U-15)のコーチや監督を経て、2020年から3年間、関東/中国地域の女子GK担当JFAコーチに就任していた。
U-16日本女子は、2024年に開催予定のU-17女子W杯を目指して始動。3月16日からのASEANスポーツ交流大会、4月のモンテギュー国際大会(フランス)への参加を予定している。

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来年開催のU-20&U-17女子W杯に日本の出場が決定…予選中止でAFCが過去大会の成績で決定

アジアサッカー連盟(AFC)は14日、2022年にコスタリカで行われるU-20女子ワールドカップ(W杯)と、インドで行われるU-17女子W杯の出場国を発表した。 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、両大会に向けてのアジア予選に当たる、2022年のU-20女子アジアカップ、U-17女子アジアカップが中止となっていた。 AFCは、代替案として、2019年に行われたAFC U-19女子選手権、U-16女子選手権を予選とみなし、上位チームに出場権を与えることを決定。日本はどちらの大会にも出場することが決定した。 U-20女子W杯は、2018年に日本が優勝。2020年は大会が中止となっていた。なでしこジャパンの新監督に就任した池田太監督が率いて優勝し、今大会も池田監督が率いて連覇に挑むことになる。 また、U-17女子W杯は2014年に優勝しており、2016年は準優勝、2018年はベスト8の成績を残していた。 なお、U-20女子W杯には日本の他に、北朝鮮と韓国が出場。U-17女子W杯には、北朝鮮とホスト国のインドが出場する。 今回の決定を受け、U-19日本女子代表の池田監督とU-16日本女子代表の狩野倫久監督が、日本サッカー協会(JFA)を通じてコメントしている。 ◆池田太監督(U-19日本女子代表) 「ワールドカップの出場が決定し嬉しく思います。2020年大会がコロナウイルスの影響で中止となり4年ぶりの世界大会でのチャレンジとなります」 「チームの立ち上げからワールドカップで戦うことをイメージして成長を続けている選手達とともに来年8月の開催に向かって準備を進めていきたいと思います」 ◆狩野倫久監督(U-16日本女子代表) 「今までの日本の女子サッカーの活躍、U-16・U-17日本女子代表チームの過去大会の成績により今回のFIFA U-17女子ワールドカップの出場が決定したことは、今までの育成年代の日本女子代表の成果の賜物であることに、まずは感謝の気持ちです」 「2021年4月に立ち上げたこのチームは強く・逞しく、そして、アグレッシブに世界の舞台で躍動し、世界チャンピオンになるべく、そこに向け、最も成長するチーム、選手・スタッフとなるよう、日々全力で挑戦していきます」 2021.10.15 12:05 Fri
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連覇目指す日本女子代表がまたも8ゴール圧勝!大会初失点喫するもフィリピンを下し準決勝進出【第19回アジア競技大会】

30日、第19回アジア競技大会(The 19th Asian Games)サッカー女子の準々決勝が行われ、日本女子代表はフィリピン女子代表と対戦。8-1の大勝を収め、ベスト4進出を決めた。 なでしこジャパンとは別編成で大会連覇を目指す日本は、初戦のバングラデシュ女子代表戦、第2節のネパール女子代表戦をいずれも8-0で快勝。28日の第3節ベトナム女子代表戦も7-0で大勝し、グループD首位で準々決勝へ駒を進めた。 中1日とタイトな日程で迎えるフィリピン戦だが、スタメンの変更は3枚にとどめ、[4-4-2]を採用。GKに浅野菜摘、最終ラインは右から天野紗、後藤若葉、古賀塔子、小山史乃観と並び、脇阪麗奈と谷川萌々子でダブルボランチを形成する。ベトナム戦では出番のなかった土方麻耶、山本柚月がそれぞれ右、左のサイドハーフを務め、千葉玲海菜と塩越柚歩が2トップを組んだ。 グループEを韓国女子代表に次ぐ2位で通過したフィリピンも、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)で同国のW杯史上初勝利をつかむなど、成長著しいチーム。ちふれASエルフェン埼玉でもプレーしたサリナ・ボールデンらを中心に、割り切ったカウンター戦術で金星を狙うが、くさびのパスは日本守備陣の読みが上回る。 猛烈な雨が降りしきるタフコンディションでもボールを失わない日本は、13分にスルーパスから千葉に決定機が到来。強烈な右足はGKの好守に阻まれ、3分後にも谷川の浮き球パスからヘッドを見舞うが、クロスバーを直撃した。 連戦を感じさせない運動量を見せる日本は27分、裏へ抜けた千葉がバイタルエリア中央でハリ・ロングに倒されると、これが決定的な得点機会の阻止と判断され、ゲームキャプテンのロングにはレッドカードが提示された。 これで得たFKでは谷川が十八番の中距離砲を放ち、以降も小山もボックス左角付近から巻いた右足のフィニッシュ、36分には山本のクロスから千葉がバックヒールと次々とシュートを重ねる日本。待望の先制点は40分に生まれた。 山本の右足シュートがGKに阻まれて右CKとなると、ショートコーナーを用いた谷川のクロスが相手のハンドを誘発し、日本がPKを獲得する。これを谷川が左へ沈め、ついに試合を動かした。 その後も数的優位の日本が押し込む展開が続いたが、前半の追加タイムでは目安5分の直前で、雷の影響で一時中断に。約20分の中断が明けて試合が再開されると、わずか数十秒後にすぐさまハーフタイムという珍しい展開を迎えた。 日本にとって今大会最少の1点リードで折り返すと、狩野倫久監督は後半頭に2枚替え。塩越と土方を下げ、大澤春花と上野真実を投入すると、その大澤が追加点を挙げる。 後半は左の山本を中心にチャンスを量産する日本は58分、その山本のクロスがフィリピンゴール前での混戦を招き、ボックス内で千葉が相手のクリアをブロック。こぼれ球を大澤が蹴り込んだ。 2点差とした日本は直後に脇阪から佐々木里緒にスイッチし、3バックにシステム変更。65分にはCKのセカンドボールを拾った佐々木が左の深い位置からハイクロスを送ると、GKが落下点を見誤り、背後から千葉がプッシュしてリードを広げる。 ただ、日本はこれで気の緩みが生じたか、その3分後に右CKからボールデンにヘディング弾を許し、今大会初失点を喫した。 とはいえ、数的優位も相まって日本が圧倒的に攻め続ける展開に変化はなく、76分には大澤が倒されて得たPKを上野が沈めて再び3点差に。上野はその2分後にも左ポケットをえぐった山本からのマイナスパスを沈めると、81分にはペナルティアーク左からの強烈左足ミドルを沈めてハットトリックを達成。追加タイム1分には大澤とのワンツーから4度目となるネットを揺らす。 試合終了直前には再び大澤にゴールが生まれた日本は、この日も8ゴールを奪っての大勝。準決勝は10月3日に行われ、タイ女子代表を4-0で下した中国女子代表と対戦する。 なお、そのほかの準々決勝はグループA2位のウズベキスタン女子代表がグループB首位のチャイニーズ・タイペイ女子代表を延長戦の末に2-1で下し、北朝鮮女子代表は4-1で韓国女子代表を退けている。 日本女子代表 8-1 フィリピン女子代表 【日本女子】 谷川萌々子(前40[PK]) 大澤春花(後13、後45+4) 千葉玲海菜(後20) 上野真実(後31[PK]、後33、後36、後45+1) 【フィリピン女子】 サリナ・ボールデン(後23) ◆日本女子代表メンバー GK:浅野菜摘(EL埼玉) DF:天野紗(I神戸)、後藤若葉(早稲田大)[→79分 石田千尋(新潟L)]、古賀塔子(ac福島)[→66分 田畑晴菜(マイ仙台)]、小山史乃観(C大阪) MF:土方麻耶(東京NB)[→HT 上野真実(S広島R)]、谷川萌々子(ac福島)、脇阪麗奈(C大阪)[→59分 佐々木里緒(マイ仙台)]、山本柚月(東京NB) FW:千葉玲海菜(千葉L)、塩越柚歩(浦和)[→HT 大澤春花(千葉L)] <span class="paragraph-title">【動画】またしても8ゴール!圧巻の日本女子代表のゴールラッシュをチェック!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/TBS_TV_S1/status/1708126990623256653?ref_src=twsrc%5Etfw">September 30, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.09.30 23:00 Sat
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大会4連覇目指すヤングなでしこがベトナムに10発圧勝で白星スタート!【U20女子アジアカップ】

4日、AFC U20女子アジアカップのグループB第1節、U-20日本女子代表vsU-20ベトナム女子代表が行われ、10-0で圧勝スタートを切った。 今年9月にコロンビアで行われるU-20女子ワールドカップ(W杯)のアジア予選も兼ねている今大会。上位4チームに出場権が与えられることとなる。 2022年大会は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で中止となっていた同大会。8カ国が2つのグループに分かれて行われる今大会。大会4連覇を目指す日本はグループBに入り、北朝鮮、中国、ベトナムと同居した。 初戦のベトナム戦に狩野倫久監督は[4-4-2]のシステムで臨み、GK大熊茜、最終ラインは右からDF吉岡心、DF米田博美、DF林愛花、DF佐々木里緒、中盤は右からMF大島暖菜、MF天野紗、MF角田楓佳、MF辻澤亜唯、2トップはFW松窪真心、FW土方麻椰が並んだ。 対するベトナムは井尻明監督が2023年2月から指揮。長年ベトナムで女子サッカーを指導している。 序盤からボールを握りゲームをコントロールしていく日本。すると11分、角田のスルーパスに反応した松窪ボックス内に走り込むと、鋭い切り返しでDFをかわして右足でシュート。右ポストを叩いたボールはネットを揺らし、日本が先制する。 先制した日本だったが20分にアクシデント。その前のプレーでボールをコントロールした際に左足首を挫いてしまっていた角田が座り込み担架で運び出されることに。MF大山愛笑が投入される。 29分には左サイドから崩すとボックス内でマイナスのパスを受けた土方がシュートも左サイドネットを揺らすことに。それでも31分に追加点。ボックス手前のやや離れた位置でパスを受けた松窪が左足一閃。ゴール右に決まり、リードを2点に広げる。 さらに32分はカウンターを仕掛けると、ボックス右からの土方のクロスに松窪が飛び込みダイビングヘッド。相手DFにあたりあわやオウンゴールかと思われたが、ポストに嫌われた。 押し込み続ける日本は44分にも松窪。ボックス内で辻澤がシュート。こぼれ球をボックス内で拾い、狭いところを抜けてシュート。前半だけでハットトリックを達成した。 ほとんど攻め込まれなかった日本だったが45分に一瞬の隙を突かれてピンチに。後方からの浮き球のパスに反応したブイ・ティ・トゥオンが抜け出すと、前に出た大熊より先に触るも、ボールは枠を外れていく。 日本はハーフタイムで1名を交代。大島を下げて笹井一愛を起用。後半も攻め込むと、56分には笹井のボックス右からのグラウンダーのパスをニアサイドで天野が繋ぎ、最後は土方が蹴り込み4点目を奪った。 リードを広げた日本は59分に選手交代。松窪、天野を下げ、白沢百合恵、中谷莉奈を起用する。 すると64分にも土方が追加点。ボックス左を仕掛けた笹井が中央へパス。後方から走り込んだ林がミドルシュートを放つもGKがセーブ。しかし、土方が詰めてリードを5点に広げる。さらに66分には左サイドで笹井が仕掛けてボックス左からクロス。これをファーサイドで辻澤が合わせて6点目を奪う。 圧倒していく日本は70分に佐々木が追加点。ボックス内に飛び出しパスを受けると、右足トラップから左足で蹴り込んだ。さらに73分にはボックス内で相手がもたつくと、笹井がプレスをかけるとそのまま決め切りリードを8点とする。 83分にはCKからの流れから米田がファーサイドで合わせて9点目。84分には白沢がボックス内で相手のクリアボールを拾ってそのまま流し込み10点目を奪う。 結局そのまま試合は終了。初戦を10ゴールの大勝で終えた日本。第2節は7日の20時からU-20中国代表と対戦する。なお、グループBのもう1試合については、U-20北朝鮮女子代表vsU-20中国女子代表は1-1の引き分けに終わった。 U-20日本女子代表 10-0 U-20ベトナム女子代表 【得点者】 1-0:11分 松窪真心(日本) 2-0:31分 松窪真心(日本) 3-0:44分 松窪真心(日本) 4-0:56分 土方麻椰(日本) 5-0:64分 土方麻椰(日本) 6-0:66分 辻澤亜唯(日本) 7-0:70分 佐々木里緒(日本) 8-0:73分 笹井一愛(日本) 9-0:83分 米田博美(日本) 10-0:84分 白沢百合恵(日本) ◆スタメン GK:大熊茜[千葉L] DF:吉岡心[マイ仙台]、米田博美[C大阪]、林愛花[サンタクララ大]、佐々木里緒[マイ仙台] MF:大島暖菜[大宮V](→46分 笹井一愛[N相模原])、天野紗[I神戸](→59分 中谷莉奈[C大阪])、角田楓佳[浦和](→23分 大山愛笑[早稲田大])、辻澤亜唯[I神戸] FW:松窪真心[ノースカロライナ・カレッジ](→59分 白沢百合恵[新潟L])、土方麻椰[東京NB] <span class="paragraph-title">【動画】松窪真心が前半だけで圧巻のハットトリック達成!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中 <a href="https://t.co/mz1iNZFTjb">pic.twitter.com/mz1iNZFTjb</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1764628572235354516?ref_src=twsrc%5Etfw">March 4, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.04 21:55 Mon
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ヤングなでしこは2大会連続準優勝…アジア杯に続き北朝鮮に敗れる【U-20女子W杯】

U-20日本女子代表は現地時間22日、FIFA U-20女子ワールドカップ(W杯)の決勝でU-20北朝鮮女子代表と対戦し、0-1で敗戦。2大会連続の準優勝に終わった。 グループステージを全勝突破し、決勝トーナメントではナイジェリア、スペイン、オランダをしぶとく連破してファイナル進出を決めたヤングなでしこ。2大会ぶり2度目の優勝に向けた大一番では、U-20アジアカップ決勝で敗れた因縁の相手にリベンジを狙った。 狩野倫久監督は準決勝のオランダ戦から氏原里穂菜に代えて早間美空を起用した以外同じメンバーを継続した。 やや硬さが見受けられる日本は開始直後にいきなりピンチを招く。5分、右サイドのスペースに抜け出したチェ・イルソンにボックス内に持ち込まれると、カバーを試みたDF米田博美も交わされてしまい、左足の強烈なシュートを打たれるが、ここはGK大熊茜の好守で事なきを得た。 最初のピンチは何とか凌いだが、以降も強度の高い北朝鮮の圧力を前に守勢を強いられる日本。すると、15分には右サイドのチェ・イルソンの馬力ある仕掛けにDF佐々木里緒が振り切られて中央に切り込まれると、カバーに入った大山愛笑も止められず、再び左足シュートを打たれる。ヘディングでのブロックを試みたDF白垣うのにディフレクトしたボールがそのままゴールネットに突き刺さった。 守勢を耐え切れずにいきなりビハインドを背負う形となった日本。すぐさま反撃に出たいところだが、引き続きハイインテンシティのプレーを継続する相手の攻撃を防ぐのが精いっぱいという状況が続く。 前半半ばを過ぎて徐々にボールを動かし始めると、32分には大山の縦パスを前線の土方麻椰が落としたところに前向きでサポートに入った松窪真心がミドルシュートを狙うが、これは枠を捉え切れない。 難しい状況が続く中で狩野監督は37分、早間を下げて笹井一愛を投入。オフ・ザ・ボールの動き出しとボールキープも期待できるストライカーに局面打開を託す。だが、前半の内に攻撃を活性化させることはできず。1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。 ハーフタイムの修正に注目が集まった後半立ち上がりも、勢いを持った北朝鮮の圧力に苦しむ日本。後半もチェ・イルソンの再三の仕掛けや連動したハイプレスからのショートカウンターで幾度となく際どいシーンを作られるが、体を張った守備や相手のシュートミスにも救われて1点差を維持。62分には大山を下げて天野紗を2枚目のカードとして切った。 さらに、76分には佐々木と松永未夢を下げて林愛花、角田楓佳を同時投入した日本。さすがに相手も疲れの色が見え始めるなか、82分には最大の決定機が訪れる。右サイド深くでボールを持った柏村菜那から内側でパスを引き出した松窪が縦への鋭い仕掛けでポケットを取って正確な折り返しを供給。これをゴール前にタイミング良く入ってきた小山史乃観が右足ダイレクトで合わすが、パワー不足のシュートはGKにキャッチされた。 その後はしたたかに時計を進めるプレーを選択する相手に対して、最後の力を振り絞って攻撃を仕掛けていく日本。8分が加えられた後半アディショナルタイムにはGK大熊も攻撃参加させたセットプレーやラストプレーでは松窪がボックス内に抜け出す決定機も作ったが、最後まで北朝鮮ゴールをこじ開けることはできず。 この結果、アジアカップに続き北朝鮮に敗れたヤングなでしこは前回大会に続き2大会連続の準優勝に終わった。 U-20北朝鮮女子代表 1-0 U-20日本女子代表 【北朝鮮】 チェ・イルソン(前15) ◆U-20日本女子代表 出場メンバー GK:大熊茜 DF:柏村菜那、白垣うの、米田博美、佐々木里緒(→76分 林愛花) MF:松永未夢(→76分 角田楓佳)、大山愛笑(→62分 天野紗)、松窪真心、小山史乃観、早間美空(→37分 笹井一愛) FW:土方麻椰 2024.09.23 08:08 Mon
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監督不在のなでしこジャパン、韓国戦は佐々木則夫女子委員長が代行で指揮…内田篤人氏がコーチに就任

日本サッカー協会(JFA)は4日、10月26日に予定されている、なでしこジャパンvs韓国女子代表のチームスタッフについて発表した。 2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)、2024年のパリ・オリンピックと池田太監督が指揮を執ってきたなでしこジャパン。海外でプレーする選手も増え、競争力も高まった中、どちらの大会もベスト8で敗退。世界の壁の高さをまたしても感じることとなった。 パリ五輪終了後、池田監督は契約満了により退任。宮本ひとみコーチらも退任した中、10月26日の韓国戦が迫っている。 後任監督が未定の中で試合開催が決定していた中、暫定的な体制で臨むことが決定。監督代行として佐々木則夫女子委員長が就任することが決定した。 佐々木氏は、2008年から2016年までなでしこジャパンを指揮し、2011年にはドイツ女子W杯で優勝。2012年のロンドン五輪では銀メダル、2014年の女子アジアカップで優勝、2015年のカナダ女子W杯では準優勝と結果を残していた。 現在はJFAの女子委員長として支えてきたが、今回は暫定的に指揮を執ることとなる。 また、コーチには、U-20日本女子代表監督を務め、先日まで行われていたU-20女子W杯で準優勝の結果を残した狩野倫久氏が就任。さらに、元日本代表DFでU-18、U-19、U-20日本代表のロールモデルコーチを務めていた内田篤人氏も入閣した。 GKコーチにはなでしこジャパンのGKコーチである西入俊浩氏、フィジカルコーチには同じくなでしこジャパンのフィジカルコーチだった大塚慶輔氏が務めることとなる。 今回の活動期間のスタッフ編成ではあるが、パリ五輪後初の試合で注目集まる戦いに。試合は10月26日に国立競技場で行われる。 2024.10.04 17:00 Fri

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U-19日本代表メンバー発表!W杯に帯同するメンバーにFW久保建英ら《ロシア遠征》

▽日本サッカー協会(JFA)は11日、ロシア遠征に臨むU-19日本代表メンバー23名を発表した。 ▽ロシア・ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表のトレーニングパートナーとして、チームでの帯同は初の試みとなる今回のロシア遠征。トレーニングや試合観戦のほか、親善試合を行う予定であり、6月22日にU-20FCルビン・カザン戦、同26日にも試合が予定されているが現在は調整中とのことだ。 ▽招集メンバーには、先月末から今月初めにかけて行われたトレーニングキャンプに参加したメンバーとは大きく変更されている。その中でも、DF川井歩(サンフレッチェ広島)やMF滝裕太(清水エスパルス)、FW原大智(FC東京)らは今回も招集。また、注目のFW久保建英(FC東京)もメンバー入りを果たしている。今回招集されたメンバーは以下の通り。 <span style="font-weight:700;">◆U-19日本代表メンバー</span> <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">大迫敬介</span>(サンフレッチェ広島 <span style="font-weight:700;">若原智哉</span>(京都サンガF.C.) <span style="font-weight:700;">谷晃生</span>(ガンバ大阪) <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">橋岡大樹</span>(浦和レッズ) <span style="font-weight:700;">宮本駿晃</span>(柏レイソル) <span style="font-weight:700;">川井歩</span>(サンフレッチェ広島) <span style="font-weight:700;">阿部海大</span>(ファジアーノ岡山) <span style="font-weight:700;">谷口栄斗</span>(国士舘大) <span style="font-weight:700;">荻原拓也</span>(浦和レッズ) <span style="font-weight:700;">菅原由勢</span>(名古屋グランパスU-18) <span style="font-weight:700;">小林友希</span>(ヴィッセル神戸U-18) <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">堀研太</span>(横浜F・マリノス) <span style="font-weight:700;">伊藤洋輝</span>(ジュビロ磐田) <span style="font-weight:700;">滝裕太</span>(清水エスパルス) <span style="font-weight:700;">齊藤未月</span>(湘南ベルマーレ) <span style="font-weight:700;">安部裕葵</span>(鹿島アントラーズ) <span style="font-weight:700;">郷家友太</span>(ヴィッセル神戸) <span style="font-weight:700;">藤本寛也</span>(東京ヴェルディ) <span style="font-weight:700;">山田康太</span>(横浜F・マリノス) <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">原大智</span>(FC東京) <span style="font-weight:700;">安藤瑞季</span>(セレッソ大阪) <span style="font-weight:700;">田川亨介</span>(サガン鳥栖) <span style="font-weight:700;">久保建英</span>(FC東京) 2018.06.11 17:36 Mon
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日本代表スタメン発表! 冨安健洋が初出場、上田綺世&旗手怜央も初先発

28日、東京オリンピックの第3戦でU-24フランス代表と対戦するU-24日本代表のスターティングメンバーが発表された。 グループステージ最終節を迎えた男子サッカー。連勝の日本だが、この試合に敗れれば敗退の可能性がある状況。フランスは勝利を収めれば逆転突破の可能性がある。 日本のスターティングメンバーは、オーバーエイジ枠の3名に加え、MF久保建英(レアル・マドリー)やMF堂安律(PSV)らが継続して先発。1トップにはFW上田綺世(鹿島アントラーズ)が初先発となった。 また、2試合をケガでメンバー外だったDF冨安健洋(ボローニャ)も先発に復帰。DF旗手怜央(川崎フロンターレ)も先発に名を連ね、2列目で起用されると予想する。 ◆スタメン[4-2-3-1] GK:谷晃生 DF:酒井宏樹、吉田麻也、冨安健洋、中山雄太 MF:遠藤航、田中碧 MF:堂安律、久保建英、旗手怜央 FW:上田綺世 監督:森保一 ◆サブ GK:大迫敬介 DF:板倉滉、橋岡大樹 MF:三好康児、三笘薫、相馬勇紀 FW:前田大然 2021.07.28 19:30 Wed

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